1部. 申6:4〜9 / 旧約の家庭教育

<序論> 祈りの子どもは滅びない。
 良い家庭もないのに、家庭の月というので、それほど安らかでない方達がいる。しかし、クリスチャンがよく知らないこと一つ、福音の中にいるならば、難しいこと、それが最も祝福になるということ。これを知らないでいる。それで、牧会はまさに信徒にとって福音に根をおろすように手助けすることだ。ところが、数多くのプログラムと違った思想を教会で伝えるので、信徒が福音に根をおろすだろうか? この話を分からない所が、パリサイ教、カトリックだ。'福音を捨てた正しい宗教'では、信仰で救われるというこの話が理解できない。

(1)ダビデ - 詩37:25、幼いころから老いるまで見たこと
(2)アウグスティヌスの母親モニカ - どの教団でもできないこと
  ムーディーのお母さん - どの大学でもできないこと
(3)サムエルの父母 - どんな王もできないこと
(4)どんなことがあっても死なない真のイスラエル(聖書 66巻) - 窮極的な救い。彼らはどんな祈り、どんな信仰を持ったのか?

1. 出エジプトの信仰(福音がなければ奴隷となる)-'羊の血'
救いの秘密を持った真のイスラエルが捕まえた契約だ
(1)出エジプト以前の契約
@ 創世記1:27, 28; 創世記3:15; 創世記6:14; 創世記12:1〜9; 創世記32:23〜32; 創世記37:1〜11; 創世記45:1〜5
A 過去の偶像信仰を捨てて新しく出発しろという意味だ。
B 真の人間に対する祝福をアダムの家系にくれたのに、のがしてしまったのである
C それで、奴隷になったのに、そこから出てくる契約が '出エジプト信仰'
(2)'シェマ'の原理が、まさに出エジプト信仰
@ 両親が持った霊的問題に陥るな
A この話は、両親、先祖の考え、文化を無視しろということではない
(3)出エジプト信仰 - 出エジプト3:18

2. アッシリヤで回復した信仰(福音がなければ滅びていく)
(1)アッシリヤから帰ってきて教えたことがまさに'トーラー'
@ 強大国を通した世界宣教の意味を知らなくて、捕虜になった
A サウル王 - ダビデ王 - ヒゼキヤ
(2)結局、全世界に奴隷で売られた
(3)そのようにしてまでも、宣教を回復するということ

3. バビロンで回復した信仰(福音がなければ捕虜)
(1)バビロンから帰ってきて立てたのが'神殿' - タルムードの教訓
@ 荒野を行く中に与えられた申6:4〜9は、他の話ですれば根をおろせということ
A 真のイスラエルは、私たちに福音を伝えるぐらい祝福を受けた
B 彼らは、捕虜から帰ってきて、世界征服の秘密を子どもたちに伝授
(2)ところが、神殿の使命を喪失しながら、偶像時代が来るようになった
(3)これがいつ回復できたのか?
@ イザヤ6:13; 7:14; 43:1〜20; 60:1〜22
(4)本当に正しい道を行くなら、その問題に陥ってはならない
@ 日本を福音化しようとするなら、日本化になってはならない
A 家庭、家系の霊的問題に陥れば、結局、敗れるようになる

4. 結論 - 申6:4〜9
(1)神様を知る信仰(父母) - 霊的問題から解放 ; 出エジプト(シェマ)
(2)神様の能力を信じる信仰 - 世の中での勝利 ; 捕虜帰還(トーラー)
(3)神様の能力を体験(申6:4〜9) - 世界征服の秘密(タルムード)

祈りの課題 : 旧約での教訓を家庭でも成し遂げるようにさせてください