士師記(01) - 06 (核心訓練)



女士師デボラ
士師記 4:1-10

要約
 
1.災い(戦争)が連続したイスラエル
(1)奴隷生活が400年(出エジプト3:1-8)
(2)捕虜生活 70年(エレミヤ33:1-9)
(3)植民地と破滅 1800年(マタイ27:25)
(4)10回以上、戦争と圧制に苦しめられたヘブライ民族
 
2.理由が何か?
(1)近い理由- 主の目の前に罪を犯した(士師4:1)
(2)根本的な大きな理由
  1)福音を聞いて受け入れない律法主義国家
  2)世界を生かすみことばを制限する選民思想
  3)福音を防止することになった成功した子孫
(3)悪に陥った根本の根
  1)エジプト思想
  2)奴隷体質
  3)荒野根性
  4)悪霊(偶像)文化
(4)神様の方法- 戦争、圧制、捕虜
 
3.少しの間だけ解決を見るようにさせた士師デボラ
(1)圧迫されたイスラエルの叫び(4:2-3)
(2)女預言者デボラを士師として立てられる(4:4)
(3)信仰の人バラクを将軍に立てられる(4:6-24)
 
4.永遠に苦しみにあわないようにするためには
(1)福音の深い秘密を知るべき
  1)原罪、罪過
  2)偶像と霊的問題
(2)霊的存在と伝道、宣教を理解
  1)カナンの一族の滅亡
(3)契約と時刻表の理解
(The end)
説明資料
→序論
▲士師記を見る中に、私たちは私たちの問題、だめな部分、霊的な部分を癒されなければなりません。
▲今日は、女士師デボラです。
 重要ではないのですが、考えてみなければならない部分が、少し以前に、ある総会長が、女の牧師に対する非難をして、インターネットで攻撃されて、デモまで起きたのでした。女の牧師を立てるべきか? 立ててはならないか? それほど重要でもなさそうですが、重要に話には違いありません。こういう部分を一度、取り上げて見るのも良いでしょう。
▲すると、女の牧師を反対する方向の話を聞いてみれば、特に理由はありません。最初の理由が 'どこの女が...' これが最初の理由です。すると、女の人は、そのように無条件に無視されねばならないか?というと、話す言葉はないのですが、とにかく、それが最初の理由です。もちろん、一理はあります。私が車に乗って行くのに、とんでもない運転をする車があります。そのような人の十人中九人が女の人です。すると、キム執事が言うのに "女の人はね.." そのようなことがあります。
 女子がどうだということでしょうか? 単に女の人はね..
 私達が、なにか女の人に対して、何かがあります。一番多い理由です。
 そして、あっちこっち反対する理由が多いのですが、ある人は、旧約聖書を見れば、生理の女の人は主の講壇に上がらないでと引用もしますが、それに反対する人は、ある時上がってはならないと言うべきなのですが、それが1年 365日いつもなのか?と言います。それがある時は上がるなということ自体が、それがない時は、上がってもかまわないという話にならないか?と言うのです。
▲また、おもに反対する人を見れば、韓国でも、米国でも、良い方向でみれば保守的な教団の人々です。
 ところが、ひとつ取り上げなければならない部分は、正しい話なのですが、明らかなことは、律法的ということです。律法的に持っている考えで話していることは明らかです。
 一度は、私が集会をして出てくるのに、いきなりある女の人が現れました。幸いに、私に危害を与える人ではなく、私に手紙をくれました。飛行機に行くときに読んでみたら、書いてあるのに、「先生、弟子を育ててください。」正しい話です。そして、2番目に男の人を育てず、女の人を育ててください。三番目は、これからは女の時代がきます。今までは、牧師先生の時代ですが、これからは女の時代です。ですから、女を育てて、男の人はお手伝いだけさせてくださいと書いてありました。
 そのように出てくるから、反対することもあるはずなのです。
▲私は根本的に、可能ならば、男、女を正さず、可能ならば誰でも牧師をしないように。わざわざしようとする必要がありません。
 じっとしていて、執事が牧師になってしまえば、そばの執事はどのようにするでしょうか? みな牧師をしてしまえば、一般信者は誰がするのでしょうか? これも正しい話です。
 誰でも牧師をしようと走り込むから、大騷ぎが起こったのです。韓国で女の人で牧師按手を受けて、牧師をしないでいる人も多くいます。
 女の人の中でも、女の牧師を反対する人がいます。女は家で静かにいなさい...と言いながら。
▲とにかく明らかなことは、保守側に流れる人々が反対をしているのですが、その人々の弱点が律法的だということです。
▲そして、女の牧師を立てるべきだと主張する人々は、どちら側から起きたでしょうか? この人たちが、おもに見ると福音でない方向の人々から立ち上がったのです。簡単に話せば、黒人解放、労働解放、奴隷解放、人権回復を主張しながら、そのうちのひとつが女性の権利を主張しながら持ち上げたのです。事実を見ると、このようになったのです。それで見ると、彼らが持ち出した神学は、福音がない自由主義の神学です。そのような人々が持ち出すから、保守的な神学の人々は、より一層、反対するのです。
 しかし、この人たちが良い点は、なぜ敢えて、男子、女子を区分するのか? あの先進国に行ってみなさい。英国のような所では、女性が王ではないか? そして、あの中央アジアに行けば、高い座に座っている人々がみな女の人なのに... 世界宣教しないのか?と言いながら、こういう話を聞いてみれば、正しいのです。
 はなはだしきは、ある国の場合は、女の人がより優先です。
 歴史的に掘り下げれば、むかしは母系中心であったのに、どうして男中心になって、女を無視する理由が何か?と言います。
 すると、そこに対する理由を聞いてみれば一理があるのです。
 しかし、明らかなことは、その人々が福音ではないとのことです。福音ではなくて、単純に女と男に対して差別するなという式で出てくるという事実です。
 ▲すると、柳牧師はどうなのですか?と尋ねるのですが、私が考えるのは、女の人で牧師になってはならない人は誰か? というと、最初、牧師の奥さんです。教会は牧師夫人が必要です。ところが、夫も牧師、妻も牧師、娘も牧師ならば、どのようになるでしょうか? 女の人が牧師をすれば、男の人が牧師夫をして...
 勉強することも良いでしょうが、敢えて牧師がいるのに夫人が牧師になる必要はありません。
 
 牧師夫人が牧師になったケースを見ると、おもに2種類のことがあります。普段の時、その人の気質があります。しばしば前に出ようとして、指導者になろうとして... こういう気質があります。しかも、一種類は普段に夫が牧会するのを見て、あまりに思わしくないから、自分が良いからしてみるという種類です。
▲牧師は、そのようにしてなってはだめです。牧師は、冗談でするのでしょうか?
 福音の立場で見る時、私はそのように結論を出しています。男の人でも福音に有益でないならば、伝道と牧会するのに、有益にならなければしないで、地域によって、時代によって、女の人が福音を伝えるのに必要ならばするので...
▲それで、それが大きな無理がないのは、士師という以前に預言者だったのです。
 すると、旧約時代も女の預言者があったということです。
 神様のみことばが、そのようになっています。
 士師4:4節を見れば、士師として選ばれる前に預言者でした。大きな指導者でした。イスラエルを率いるほどの王のような役割をしました。そのように見る時、敢えて聖書にはないと話すことはできません。
 この時は、新約時代ではなくて、旧約時代です。そして、私達がそれを持ってあまり価値がないと、その重要なことを価値がないと時間を浪費する必要はありません。  
▲ほとんど旧約の律法で、福音時代にきて、ほとんどが変わりました。
 どのようになったのか?というと、ほとんどすべてが完成されたのです。すると、聖書通りにするならば、犬の肉は食べてはだめです。それが律法です。ところが、皆様は食べるでしょう? すると、食べれば地獄に行くのでしょうか? 完成されたのです。その当時、律法で害になることは食べるな、凶悪なものは食べるな、 犬の首をくくって殴って殺して、そのようなことを食べるな。どれくらい残忍でしょうか? ですから食べるな。その当時に豚肉も食べるなと言われました。
 ところが、旧約から新約になって、完成されたことが多くあります。ところが、私たちはあるものは活用して、あるものは無視して、自分に対して有利なことは利用して、自分に不利なことは無視しますが、それはだめです。
 今、私達が礼拝をささげる時、羊をとらえて入っていくでしょうか? そのようにはしないでしょう?
 完成してしまったのです。血の契約! イエス様が肉を裂き、血を流してくださいました。終わってしまったのです。
 すると、新約ではほとんど完成されてしまったのです。
 私は、幕屋を作ることは聖書的ではないと考えます。なぜでしょうか?完成されてしまったからです。イエス様が神殿です。
 それ以上より作る必要もなくて、礼拝堂の建物は売ってもかまわなくて、買ってもかまわないのです。教会は売ることが出来なくても、教会堂は売ることはできます。これを売ったら、未信者が住むこともあります。教会を売るのではなく、教会堂を売るのです。
 教会堂中心から、教会中心に変わってしまったのです。全部、完成されてしまいました。
 私達がそのように戦うべき重要な部分ではありません。
▲すると、私たちはどのようにするのでしょうか? タラッパンでは、私たちの教団は保守教団です。それで、教団では私達が女性はしないように、そのような時は私は賛成します。しかし、私たちは超教会派で協会があります。協会でいくらでもいる人が手助けして、福音を伝えるように推しましょう。問題にする必要がありません。私たち協会はPara churchです。ところが、教団というのは、路線の選択をしなければならないために、路線選択をする時は、保守的にするということです。私たちは変に自由主義神学、聖書のみことばを信じない神学、それはしません。私たちは保守神学です。それが私たちの立場です。問題にする必要はありません。
 
▲それが問題ではなくて、イスラエルは今、災いが続くのです。男、女が今、それが問題ではありません。急なのに...
 
1.災いが連続するイスラエル
(1)奴隷生活が400年(出エジプト3:1-8)- 400年間奴隷生活をしました。36年間、私達が日本にされてもそうなのに、ところが 400年間奴隷生活をしたら、どうなるでしょうか?
(2)捕虜生活70年(エレミヤ33:1-9)
(3)植民地と破滅1800年(マタイ27:25)- 1800年間、植民地になって崩れてさまよいました。ものすごいのです。
(4)10回以上戦争と圧制に苦しめられたヘブライ民族- 10回以上、国家自体をなくして破滅しました。イスラエルの国の土地に攻撃しに入ったことだけで10回を越えます。
▲なぜ、こうなのでしょうか? 理由が何でしょうか? なぜ、しばしば士師記の問題が反復するのでしょうか?
 今日、私たちは惑わず正答をもらわなければなりません。
 
2.理由が何でしょうか?
(1)近い理由- 主の目の前に罪を犯し(士師4:1)ました。しかし、これではなく、根本的な理由があります。
(2)根本的な大きい理由- 罪を犯すしかありません。
  1)福音を聞いて受け入れない律法主義国家になったのです。
  2)世界を生かすみことばを制限する選民思想- 世界宣教を制限する選民思想を持っています。
  3)福音を防止することができる成功した子孫がたくさん現れました。
 ▲やさしく話せば3つです。イスラエルは律法に陥った国で、無条件に神様の力をくれという神秘に陥った国で、あまりに長く苦労したので、人間中心主義に陥った国です。
  タラッパンへ来る方達、霊的問題がある方達を解決しようとするなら、最も正常な方法で、最も聖書通りにしましょう。それでこそ、本当の治癒となります。絶対にどこかへ行ったり来たりして、癒されるのではなくて、最も正常な方法で、最も福音を持って...
 ▲この三つを理解しなければなりません。
 律法を度々すれば、あらゆる面に押さえることになります。度々押さえられます。これが律法です。良い、悪いではありません。結果がそのように出てくるのです。
 神秘主義は、人をやたら浮き立つようにさせます。錯覚するようにさせるのです。そうではないのに神様の働き、祈りの答え、力、間違っているのに、このように出てきます。浮き立つようにすることが神秘主義です。
 人間中心主義は、不信仰なのに、しきりに頭を使うことです。しきりにこうだ、ああだと不信仰になります。簡単に話せば、これは中心が違ってしまったことを話します。
 簡単に話せば、神秘主義はしばしば錯覚をすることです。それで、神秘主義はするなということです。
 律法は、どんどん自分が律法を守るとしながら、高慢になるのです。こういう式にどんどん陥るから、死ぬのです。
▲その上にイスラエル民族は、多くの傷を抱いています。
 
 (3)悪に陥った根本の根
  1)エジプト思想
  2)奴隷体質
  3)荒野根性
  4)悪霊(偶像)文化
▲こういう傷をいっぱい持っています。ですから、入っていってしきりに失敗を繰り返すのです。そうしたあと見ると、何が出てくるのでしょうか? 失敗が出てくるしかありません。他の見方をすれば、失敗ということが出来なくて、神様の方法です。それで、神様が苦痛を与えたり圧制をもあたえられるのです。
 (4)神様の方法- 戦争、圧制、捕虜
▲この4つのことが理由です。
 
3.少しの間だけ解決を見るようにさせた士師デボラ
▲神様が少しの間、デボラを用いられました。
 (1)圧制をさせられるイスラエルの叫び(4:2-3)- 祈ることが問題ではありません。少しの間です。祈りだけすれば、神様が答えてくださるのですが、祈りが問題ではありません。祈るのに答えがきました。すると、根本問題が解決したのでしょうか? だめでした。
 ▲神様がどれくらい急がれたでしょうか。戦いはおもに男がするのに、神様が女のデボラを起こして立てられ、それも預言者を立て起こしてバラク将軍を全面に出して立てられるようになりました。
 (2)女預言者デボラを士師として立てる(4:4)
 (3)信仰の人バラクを将軍に立てる(4:6-24)- この時、バラク将軍が力を得て、デボラとともに出場します。今日は、その本文です。
▲デボラが起きて少しの間、国が良くなったということです。
▲すると、皆様が今日、必ず捕まえて行くべきことは、永遠に苦しまないで答えを受ける道があるのでしょうか? あります。皆様がこの祝福を受けるように願います。
 
4.永遠に苦しみに会わないようにするために
 (1)福音の深い秘密を知ってこそ- 福音には、ものすごい秘密があります。これを捕まえなければなりません。これから色々な霊的問題がある人がたくさん出てくるから、いろいろな話を聞かず、正常な方法で福音の根を深くおろさなければなりません。
  1)原罪、罪過
  2)偶像と霊的問題
(2)霊的存在と伝道、宣教を理解しなければならない.
  1)カナン一族の滅亡
  ▲皆様が確かに霊的存在を知っていなければなりません。サタンは確かに存在しています。確かに霊的問題があります。それで、伝道と宣教を正しく理解しなければならないのです。しないならばだめです。
(3)契約と時刻表を理解- そして、その時その時に、失敗しないように神様の時刻表を捕まえなければなりません。
 ▲永遠な答を得た私達が、福音は永遠なのです。
 こういう私達が、この三つだけ悟ってしまえば、絶対に失敗しないはずであったのに、ずっと困難を反復するようになったのです。
 あなたがたは祝福の人々です。あなたがたが、この契約の中に入ったということは、驚くべきことです。それで早く悟らなければならないのです。
 皆様が早く悟ってくださって、皆様の過去の傷はすっかりみな出してしまうように、今日、祈ることを望みます。これがサタンの通路です。私達がイエスを信じて 仰生活したかの様に見えるけれど、知らず知らず、律法、神秘、人間中心主義に押さえられているのです。どれくらい押さえられているか分かりません。律法、これは神様のみことばに基づいたものですが、人が作ったのです。これでしばしば押さえられるのです。神様がみことばをくださったことは救われなさいとくださったので、押さえられるためにくださったのではありません。
 私は今でも会えば話します。修道女、神父は、本当にだめなのです。自分たちが作って...妻をめとって嫁に行けば良いはずなのに... 行かないで、耐えて、そうしながら試みにあって... どれくらい押さえられているでしょうか? 嫁に行くことができなくて押さえられるのに、また服を来て押さえられて...福音もないながら... 苦労するのです。僧侶を見ましょう。妻をめとれば良いはずなのに...
 
5.結論
▲今日、あなたがたがどれくらい大きい祝福を受けたのか、士師記を勉強する中に皆様の霊的問題が反復せず、解決することを主の御名で祝福します。
 (1)皆様が持っている障壁を完全に押し倒しましょう。目に見えないのです。皆様が持っている傷、律法、神秘、人間中心主義の根は、目に見えません。この障壁を完全に押し倒しましょう。信仰がなくて、ということではありません。今は勇気を出しましょう。
 (2)勇気を出すように願います。
  ▲できるのです。 "私を強くしてくださる方にあって、どんなこともできるのです"
 (3)時刻表- 神様の時刻表だけ合うならば、全てのことをすることができます。パウロ。恐れてはなりません。ヨシュアに強くありなさい! 恐れてはならない。おののいてはなりません。私がモーセと共にいたように、あなたと共にいます。皆様に勇気が必要です。私達が無条件に出す勇気ではありません。時刻表と信仰のなかで...
 ▲今日、皆様の障壁が全部、崩れる祝福があることをお祈りします。皆様が祈ってください。KT 研修院を思ってと祈っています。一旦、申込書を出しました。神様のみこころならばなるから祈っています。
 私たちには、勇気がなければどんどん臆病になります。私達があまりなければ、臆病になります。私達があまりお金に心配して苦労したら、臆病になるのです。
 また、牧師があまりにも小さい教会で困難にあうならば、臆病になります。心配しないで。神様の時刻表ならばできます。そして挑戦しましょう。
  "私を強くしてくださる方にあって、どんなことでもできるのです"
  皆様、個人の障壁から押し倒してしまいましょう。今日、ものすごく祝福を受ける日になることをイエスの御名でお祈りします。アーメン