[2005年5月21日/核心要員メッセージ/ソウル・イエウォン教会/イ・サンベ牧師]


金の子牛の偶像を作ったヤロブアム
(I列王12:25-33)


@序論:核心集会は、教会歴史上初の集いです。核心集会は、すべての障壁を跳び越える集会です。教会の職分と職責を超越して集まるのです。個教会を超越して集まるのです。世代を超越して集まる所です。今まで教会歴史上、こうしたことはありませんでした。それも、全国と世界のあちこちで、毎週、同じように持続して集まることはありませんでした。それで、ここに神様の大きいみこころがあることを信じます。この核心集会は、柳先生の唯一の現場です。柳先生の他には、誰も代行できない現場です。それで、柳先生のために祈らなければなりません。柳先生が、疲れて苦しくなったら、結局、私たちが損です。それで、私たちの先生のために祈らなければなりません。私たちが集まるだけでも、暗闇は崩れるしかありません。全てのものを超越して、伝道のために集まった人々の祈りが暗闇を倒すのです。教会と聖徒の体質を更新させて、すべての文化が変わるようになります。この契約を捕まえて、恵みを味わうつもりです。

1.どうして、このようなことがおきるのか?
絶対に起きてはいけないことが起きたのです。ヤロブアムが、金の子牛偶像を作って、その偶像に仕えるようになったのです。どうして、このようなことがおきるようになったのでしょうか? 絶対に起きではならないことが起きたのです。理由は、契約の重要性を喪失したためです。契約とは何でしょうか? ある学者がこういう話をしました。神様が決められた不変の協定と言いました。絶対に変えられない神様と人間との協定ということです。人が作ったのではなく、神様が作られたのです。私たちが神様と連結できるひもが契約です。その核心が、福音です。そのような契約の重要性をなくしたのです。
(1)契約の重要性の喪失
①ダビデの失敗-契約伝達:ダビデは何を失敗したのでしょうか? みなよくしたのですが、契約の伝達ができなかったのです。
②ソロモンの失敗-偶像、妻とそばめ:契約を味わうことに失敗したのです。それで、偶像と妻とそばめに縛られて滅びるようになったのです。
③レハブアムの無能-国が分裂:皆さんが契約の重要性を喪失してしまうと、このようになります。自分も知らないうちに、どんどん失敗の奈落に落ちるのです。神様と私と皆さんを連結することができるのが契約です。その契約でなければ、神様に会えません。その契約でなければ、世の中に勝てないのです。その契約でなければ、私たちの家庭を守れません。契約だけが、私を守れること信じます。
(2)福音が薄いキリスト教:教会堂もあって、立派な人もいて、美しいメロディもあるのですが、福音だけが薄いのです。キリスト教が福音が薄くなってしまえば、宗教と全く同じなのです。律法と似ます。結局は、迷信と偶像崇拝と全く同じなのです。
▲大邱(テグ)で仏様が来られた日に神父が僧侶を招きました。仏様来られた日を祝うと招いたのです。新聞の記事を見たら、神父は109拝をしたということでした。カトリックの教理に109拝には、何か意味があると言いました。その聖堂で、僧侶は自分の信徒たちと108拝をしました。宗教間の美しい姿だと新聞に載っていました。神父でも僧侶は、水準が似ているから同じだから大丈夫だと思うのです。しかし、その中に、牧師が手を合わせていたのです。この記事を見ながら、ここに参加した牧師も一緒にお辞儀をしたのか、しなかったのかが気になりました。その翌日、WTNニュースを見たのですが、灯火の前でお辞儀をしていました。このように福音が薄いから、教会指導者が自ら宗教人として行動するのです。人生を滅亡させる根本問題をのがすのです。現場の霊的問題を解決することができなくて、滅んで失敗する根本問題も知らないのです。福音が薄くなってしまえば、宗教、律法、偶像崇拝、違うところがないのです。結局、滅びるのです。
①宗教と類似
②律法と似る
③迷信、偶像と対等

2.ヤロブアムが作った金の子牛偶像
(1)エフライム山地にシェケム、ペヌエルを建築した後、不安(I列王12:25-26):エフライムの山地に大きい町を建築しました。ものすごい町を建築したのですが、心が不安になったのです。福音が薄ければ、大きいみわざが起きるほど不安なのです。人々が、エルサレム神殿に礼拝して、いけにえをささげに行くのです。胸の中で、ずっとあのように行くならば、自分を嫌うだろうという気がしたのでした。彼らの心を、ユダヤに奪われないように、ここで神殿を作らなければならないと言ったのでした。それで、エルサレム神殿の代わりをする神殿を建築したのでした。
(2)エルサレムに代わる宮を建築する構想(27):代わる宮を構築したのでした。
(3)エジプトから出る時に作った金の子牛の像を発想(28):エジプトから出る時、イスラエルの民が神様を知らずに、私たちのための神をくれと言って、金の子牛を作って崇拝したのでした。
(4)あなたをエジプトから導かれた神々だと、ベテルとダンに建設(28-29):金の子牛があなたをエジプトから導かれた神々だと言いながら崇拝しました。それで、これを二ケ所に作って、安らかに崇拝することができるようにしたのでした。
(5)レビ族ではない者を祭司にたてた(31):レビ族だけが祭司になれるのに、普通の民を祭司にたてました。
(6)自分の意向のとおり祭りを定めて崇拝するようにした(32-33):自分の思いのままに祭りを定めました。金の子牛を作って崇拝して、普通の民を祭司にたてて、自分が定めた時間に祭りを作って、いけにえをささげたのでした。

3.歴史にあった反復される問題
歴史に反復される教訓があります。正統性がない政治であるほど、政治に宗教を利用します。人々の心を集めるのに、宗教以上良いことはありません。ある場合は、それを国家宗教化させます。今、レホブアムが、政治基盤を作るために、国家宗教化させたのです。
(1)福音が薄れる:全く神様のみこころとは関係がありません。宗教を利用して、いっそのこと宗教を作ってしまうのです。それで、自分を絶対化させます。ヒットラーがそうで、代表的な人が金日成です。宗教を政治に利用するのではなく、自分が宗教化させるのです。金剛山(クムガンサン)に行ってみました。大きい岩に字が書いてありました。‘金日成、私たち父であり、私たちといつもともにおられる。’マタイ28:20をそのまま利用していました。自分の政権維持のために、宗教をそのように利用するのです。信仰ではなくて、神様と共にする信仰ではありません。アイディア自体が、全部、偶像崇拝です。金の子牛偶像をいつ作ったのでしょうか? 出エジプト32:1-4節に出ています。イスラエル民族が、私たちの神はどこにいるのかと言いました。それで、私たちのために、神を作ろうと言ったのです。それで、金、銀、宝物で金の子牛を作ったのでした。この金の子牛を見て、私たちを導いた神だと言いました。神様の栄光を他の偶像に移してしまったのでした。神様を崇めようと作ったのではありません。私たちのために、私たちを導いた金の子牛と言いました。すでに神様を離れたのです。神様が主ではなくて、自分たちが主になりました。イスラエルの民、救われた私たちは、そのような必要がありません。十戒をくださる時、このようにおっしゃられました。私の他に他の神を崇めるなと言われたのです。そして、あなたたちのために偶像を作ってはならないと言われました。偶像を作る時、誰のために作るのでしょうか? 自分のために作るのです。神様はどなたなのでしょうか? 皆さんと私のために救って下さった神様です。罪と呪いとサタンの手から、完全に救い出された神様です。聖霊で、私たちの中に来られて、私たちとともにいると言われました。そのように救われた者たちが、自分のために何が必要あるのでしょうか? ‘わたしがあなたたちをエジプトの地から導いた神だ。あなたたちがあなたたち自身をどうすることができなかった時、わたしがあなたたちを救わなかったか? だから、あなたたちは、あなたのために偶像を作ってはならない’と言われたのでした。わたしがあなたのために、わたしがあなたの責任を負うと言われました。神様が私たちの責任を負われると信じます。救われた人は、私のために、いろいろする必要がありません。父、子、聖霊の神様は、今でも私たちのために働いてくださいます。父なる神様は、私たちのために、イエス様を惜しみなく与えられました。御子イエス様は、皆さんと私のために、十字架で死んで復活されました。今でも、聖霊は私たちの中で働かれるのです。三位一体の神様は、私のために働いてくださっているのに、私たちは、私たちのために何かをしようとしても良いでしょうか? 皆さんと私は、私のために私の代わりに死なれたキリストのために生きれば良いのです。その福音が薄くなってしまったから、しばしば不安になって、どんどん宗教を作って、自分思いのままにして崩れてしまうのです。
(2)契約喪失
(3)堕落:創世記6章を見ると、神様の霊が離れて、人が肉体になったと言われています。ですから思うのが、常に不道徳なことだけ思うのです。それで、しきりに神様と反対側に行くのです。神様が、捨てることもできない程、堕落したのです。その開始が、福音が薄かった時からです。それで結局は、他のものを代えようと偶像神殿を作るのです。自分のためだと大切にするのですが、それが災いを呼び起こすのです。
(4)偶像神殿建設
(5)災いの時代ごとに神様の計画がある。
時代ごとにある神様の計画が何でしょうか? 神様の計画は、福音が回復して、福音で世界が生かされることです。それで、この世界を生かすことを望まれます。神様の国が成就するように願います。タラッパンは何でしょうか? これのために神様が呼ばれてたてられた団体です。タラッパンは、一時代に薄くなっていく福音の火を明らかにするためにたてられたのです。みことばを捕まえて、いのちをささげる団体として、集められたのです。静かに個人と家系と現場を倒す暗闇の勢力を砕くために呼ばれたのです。人類の災いを防ぐということです。外にいる人々は、タラッパンを知りません。それで、おかしな団体だと思うのです。そして、真理を知らなければ、知らない人が問題で、真理を伝える人は問題ではありません。私たちは、敗北主義的な考えを捨てるべきです。私たちが異端だから、伝道ができない、大変だ、難しいという言葉は、話にもなりません。初代教会は、福音を伝えるならば、すぐに死刑でした。異端だから伝道ができないという考えを捨てるべきです。タラッパンに対する考えを違うようにする人々は、何かとんでもないようにします。しかし、私たちの中にいる人々も、タラッパンをよく知らないのです。外でしないことを私たちがすると思っています。外でしない福音運動を私たちがしていると思うのです。タラッパンは、その程度ではありません。タラッパンは、神様が神様のために選んでたてられた団体です。これは人の運動ではないのです。神様が自らなさる福音運動です。パリサイ教会が、初代教会をその目で見ることができなかったのです。異端という話をしながら、殺そうとしました。改革教会が、中世教会をそのように見ることができませんでした。いったいタラッパンとは何でしょうか? キリストが全てのものです。キリストのために私の全てのものをみな捨てるのです。キリストが全てのものになるように、全てのものをみな捨てるのがタラッパンです。福音は、絶対的で永遠で唯一なのです。福音を福音だけで伝えれば、神様が働かれます。他のことを補って、他のものする必要がありません。私たちは他のものを全くしません。することは、黒板を置いてキリスト話すことです。タラッパンは何か、福音が全てのものだということです。他のものはみな捨てるのです。およそ2%捕まえていることがあれば、出してしまうように願います。他の方法は絶対にしません。イエス・キリストの名前だけ話すのです。タラッパンはそれだけをするのです。おかしなプログラムは絶対にしないのです。聖書のとおりしなければなりません。タラッパンで2部の順序に誘惑を受けてはいけません。福音だけを話して、そこにすべてを賭けるのがタラッパンです。それで、皆さんと私は「ただ」しかありません。ただイエス、ただ聖霊充満、ただ伝道と世界福音化。タラッパンを正しくしましょう。似ていることをせずに、ただタラッパンだけをしましょう。聖書のとおり、訓練のとおり、習ったとおりだけしましょう。なるようになるでしょう。私もその証人の中に一人です。皆さんは、もうこの契約を持って、私たちの子孫を置いて祈らなければなりません。

@結論
(1)レムナント共同体訓練場:子孫が思いきり福音を聞いて、訓練を受けられる共同体訓練場がなければなりません。柳先生が、2005年度に受ける祝福がこれだと言いました。共同体訓練場をたてるために、個人と家庭と教会に重要な開始になるでしょう。
(2)世界宣教:それと共に、全世界を助ける世界宣教のために祈ろうと言われました。今回の世界宣教大会も、そういう答えを受けるようになります。
(3)代表的教会:それで私たちが、代表的答えを受けるでしょう。初代教会は、教会が何かを見せて行きました。これが、教会だというものを見せたのです。今、教会が何かを忘れてしまいました。私たちが、それを回復する時です。クリスチャンが何かを見せたのが、初代教会でした。神様は、クリスチャンが何かを見せようと、私たちをたてられたのです。その中で、伝道弟子が何かを見せるために、私たちを訓練させて下さるのです。皆さんが、その祝福の場に来ていることと信じます。伝道弟子は、伝道がなるようになる人です。伝道しようと目に火をつけて歩き回るのではありません。地域を掌握して、静かにみことば運動をするのに、伝道の門が開くのです。伝道がなるということは、他のものができるということです。他のものだめなのに、伝道ができるでしょうか? 皆さんと私が伝道弟子の祝福を受けなければなりません。それで、私たちの子孫が伝道弟子の祝福を受けるように。全世界の教会が、その答えの中に入ってくるように、そのことに用いられる代表的な教会と聖徒たちになるように、私たちに祝福して下さると信じます。

-要約-
1.どうして、このようなことがおきるのか?
(1)契約の重要性喪失
①ダビデの失敗-契約伝達
②ソロモンの失敗-偶像,妻とそばめ
③レハブアムの無能-国の分裂
(2)福音が薄いキリスト教
①宗教と類似
②律法と似る
③迷信、偶像と対等
2.ヤロブアムが作った金の子牛偶像
(1)エフライムの山地にシェケム、ペヌエルを建築した後に不安(I列王12:25-26)
(2)エルサレムに代わる宮を建築する構想(27)
(3)エジプトから出る時に作った金の子牛像を発想(28)
(4)あなたをエジプトから導かれた神々だと、ベテルとダンに建設(28-29)
(5)レビ族ではない者を祭司にたてた(31)
(6)自分の意向のとおり祭りを定めて崇拝するようにさせた(32-33)
3.歴史にあった反復される問題
(1)福音が薄く
(2)契約喪失
(3)堕落
(4)偶像神殿の建設
(5)災い
@結論
(1)レムナント共同体訓練場
(2)世界宣教
(3)代表的教会