2010年 9月 4日 伝道学 場所:イエウォン教会 
 講師:柳光洙牧師 (整理:チャ・ドンホ牧師)



新しい始まりの伝道学 (1)
「伝道者の目」
(使徒1:1-8)


〓 教材資料 〓
1.ただ
(1) ただキリスト
(2) ただ御国
(3) ただ聖霊
(4) ただ力
(5) ただ証人
2.完全福音
(1) すべてのことを受容 (福音によって事実)
(2) すべてのことを超越 (福音によって未来)
(3) すべてのことを生かすこと (福音によって今日)
3.完全伝道
(1) 譲り合う力
(2) 味わう力
(3) すべてのことを祝福に
(The end)

〓 録音資料 〓
序論
◆使徒1:8に、しかし(ただ)聖霊があなたがたの上に臨むとき…。この、「しかし(ただ)」という言葉は他のものは全然必要ないという言葉ではありません。これでなければならないということです。
◆食堂に行ってみると、その人が主人なのか従業員なのか見てわかります。お客さんがとても多い食堂に行ってみれば、もっとよくわかります。お客さんがあまりにも多いから、てんてこまいになって、従業員はとても大変なように見えます。主人を見れば、今こそと思っているのか目がきらきらしています。またお客さんがいない店に行くと分かります。お客さんがいない店に行くと、主人はとても機嫌が悪い顔をしています。ところが、申し訳ないから、従業員はわざわざ楽しいふりをして走り回っています。
◆どうしてこの話をするのでしょうか。伝道者の生活チェックしなさいと言ったら、正しく伝道に対して悩んだ人は目がきらきらします。そうではない人は、また何か一つ出た。これは何なのかと言います。私たちは伝道者の目を持っていなければなりません。私が雨が降る日、一人でタクシーに乗って行きました。手に傘を持って、また、かばんを持って乗ったので、とても大変でした。それでちょっといらいらしたのです。その時、感じたことがあります。あぁ、これでは腕が一つしかない人は相当に大変だろう。ところで、ある日、放送を見ていたら、腕二本がない人が足ですべてのことをしていました。それを見ながら感じたのは、本当に腕がなくてもあのようにすべてするのに、私がもっと努力しなければならないという気がしたのです。私たちがこんなに目だけ暗くても、どれほど損でしょうか。そっと見れば、私の秘書はサングラスをかけることができません。なぜかというと、目が悪いから度が合わないからです。私のような場合は、そのまま何でもかけることができるのに、とても不便だという気がしました。特に、うどんを食べるときに見ればそうです。皆さん、めがねをかけた方々は、どれほど不便でしょうか。私がその話をしようと思うのではなくて、伝道者の目を話そうと思っているのです。
◆これから伝道専門時代が開かれて、今日からレムナントを含んだ伝道学講義が始まります。タラッパンのすべての組職、すべての家族は、全部チェックリストを作りなさい。特にレムナントはそうです。すべてするのに、これだけはしないで良いのでしょうか。私たちはいろいろなことをみなするのに、これだけしなくてよいでしょうか。これからこれを持って皆さんの生活全体がすべて起きるようにしなければなりません。牧師たちは心に刻まなければなりません。教会員たちを全部管理することができないのですが、これは見なくても管理することができる方法です。あちこちの現場にいる弟子たちを管理することができないのですが、これは行かないでも管理することができる方法です。これをするとき、いくつかのことを参照しなければなりません。

1.信仰 – ただ
◆私たちの信仰です。私たちの信仰は他のことではなく「ただ」です。
(1)キリスト
◆ただキリストです。違うことが必要ないということではありません。キリストがなければ、他のものはすべて死にます。皆さんがただキリストの他にはすべて投げ捨てるほど、キリストは生きるようになります。
(2)御国
◆それでは他のものはどうしますか。しかし、少しすれば、ただ御国が臨むようになっています。
(3)聖霊
◆それで、ただであればあるほど早いのです。ただ聖霊です。そうするほど早いのです。
(4)力
◆この時、私たちにできる力が生じるのです。ただ力を受けて…。
(5)証人
◆私たちはただ証人で立つのです。
◆もし牧師たちにはこれさえあったら違うことがなくてもみわざが起きます。これを心に刻んでリストを作りなさい。牧師たちは、これをまたとても変に適用させないでください。ひそかに適用をさせて行くのです。これは必ず気を付けなければなりません。多くの人々と一緒に行きながら、このように別にチェックするのです。今すぐ行って全部チェックリスト作りなさいと言えば理解ができないかもしれません。皆さんに私が率直に告白しますが、私はこの方法で伝道に大成功しました。ところで、行く所ごとにそうでした。行く所ごとに人々が私に要求することがあるでしょう。それは何でもないことです。よくしてあげるふりをすれば良いのです。それからは、本気で後ではこれをしたのです。私とともにいる人にこのような働きが起きれば、終わるのです。皆さんのすべての答えはここにすべてあります。この運動が起きてしまえば、どんな現場でも問題が解決されてしまいます。ところで、これがだめになれば、どんな部分も私たちは成功することができません。

2.環境 - 完全福音
◆1番をするのですが、二番目のことを参考にする必要があります。おもに見れば、私たちは環境に勝つのが大変です。それで完全福音でしなさい。
(1)受け入れ(事実)
◆完全福音というのは何でしょうか。すべてのものを受け入れるのです。どのようにして、すべてのことを受け入れるのでしょうか。その事実を受け入れるのです。私たちは事実さえ分かれば、すぐ受け入れることができます。ダビデがサウル王が精神的に苦しんでいることが分かりました。それで、それを受け入れたのです。ある面で、それが必須です。私たちは受け入れるとき、しきりに事実的なことを見ないで他のものを見ようと思います。事実を見れば、すべてのものを受け入れることができます。
(2)超越(未来)
◆しかし、受け入れれば、私たちも同じ水準になります。皆さんが、どこかの地域に行って受け入れてじっといれば、同じ水準になるでしょう。それで超越するのです。超越もそのまま超越することはできません。未来を確かに分かれば超越することができるのです。私が行く道に未来が明らかならば、超越することができます。
(3)生かす(今日)
◆この二つをおいてみれば、すべての人、すべてのものを生かすことができます。これが伝道者の今日です。
◆このスケジュールリストを作りなさいということです。そうすれば、まさしく成功が起きて、行く所ごとに不思議にみわざが起きます。ところで、大部分これがだめなのです。これがだめならば常に問題が付いて来ます。そして、私たちがどのくらい環境に勝つことができないということまでも分からなくなるのです。それで早い話が、本人が分からなくてそうなのですが、大きい教会をする人たちは、これをよくしています。簡単に言うと、大きい教会をする人は、これをよくしているのです。福音ではない教会でも、復興する教会があります。その教会は、福音がなくて後には問題が来るのですが、これをよくしています。福音なのにもかかわらずよくならない人々は、これがだめなのです。それで、これを正しくしようと思えば、完全福音なら可能なのです。もっと正確に言えば福音は完全なことだから、心配するまでもありません。神様がくださったことは「ただ」です。参考にしなさいとは言われませんでした。あなたたち、この聖霊を参考にしなさい。そのようにおっしゃいませんでした。ただ聖霊を受ければと、そのようにおっしゃいました。ところで、その意味の中には 1番がすべて「ただ」に含まれているのです。ただキリストだから。それでは、どこでも変化させることができます。ただ御国、これをしようとしたら私が力が必要なのに、私の力ではだめだからただ聖霊、それでは私に力が生ずるので、ただ力、そして、ただ証人。そのことです。それでは、福音は完全だからこのようになってしまえば良いのです。

3.暗やみ - 完全伝道
◆私たちは多くの不信仰に勝つことができません。それで暗やみの勢力に勝つことができないのです。それで完全伝道という祝福を持ってリストを作りなさい。この言葉は完全伝道を私たちがするということではありません。伝道は完全なのです。伝道は神様がくださった完全な祝福です。福音は完全な内容です。それでは、完全伝道をどのようにすることができるのでしょうか。
(1)譲歩
◆私たちはすべてのものを譲歩するのではなく、すべてのものを譲歩することができる力があるのです。これが完全伝道です。すべてのものをどうして譲歩するのでしょうか。もうすべて持っているからです。
(2)味わう
◆どんな状況が来ても味わうのです。特にこのメッセージを聞くレムナントは味わうように願います。痛いことも味わって、楽しいことも味わって、良いことも味わって、味わうことができなければなりません。
(3)祝福
◆そして、すべてのものを神様の祝福に作ることができる力が必要です。これが完全伝道です。
◆発見。私たちはこの一つ目さえ開かれればすべてのものがすべて開かれます。あとで核心の時に話しますが、この一つが開かれなければならないのです。その一つが何でしょうか。私が今どこにいるかを見つけるのです。それでチェックしなさいというのです。ある人はまた理解ができなくて、何で点数を付けるかと言うのですが、付けないと絶対に発見できません。ここでまた気を付けなければならないことがあります。点数を付ける基準を作って与えるのではありません。できれば一緒に議論してあげるのです。これがすべてです。また、する時に一緒に議論して、水準にしたがってルールを変えるのです。人にしたがってルールを変えるといういことです。これは自らすべて分かって一緒にするチェックだからとても面白いのです。すごいことを見つけるようになります。そうするうちに何が見えるのでしょうか。神様がこのように完璧に私たちを導いて行かれるのだな!ということを見つけるようになります。この一つさえなれば良いのです。それで伝道が単なる伝道ではなくて、伝道運動が起きるのです。この時でこそいやされます。皆さんが苦労するのですが、その以前には絶対にだめです。この時でこそ、聖霊が臨むようになるのです。ある人はこのように言います。聖霊に満たされるだけで伝道できるのではないのか。正しい言葉です。しかし、それはとても人間的な言葉です。聖霊の満たしをだれがくださるのでしょうか。これから分からなければなりません。神様が伝道に目標を置いてくださるのです。それが正しい解釈です。だから聖霊に満たされれば証人になると言われました。この言葉を逆に解かなければなりません。あなたは本当に証人で立つのか。証人で行くのか。あなたは証人なのか。それならば、聖霊で満たしてくださいます。そうでしょう。女が家に立ってじっと TVを見て座っていながら、聖霊に満たしてください。TV を見るのに、何で聖霊の満たしを受けるのですか。そのまま見れば良いでしょう。座って他人の話をして遊んでいるのに、聖霊で満たしてください。聖霊に満たされる理由がありません。聖霊の満たしは神様がくださるのです。賜物でくださると言われました。それで、教会は見え透いています。教会は有益になって復興することに見えれば、すべて好きです。それで、そうすれば良いのです。私は教会で理由を付ける人が理解できません。理由を付けることもなく、そのまますればよいのです。それとともにチェックリストをするのです。私の中の隠れた方法がこれです。これを心に刻まなければなりません。そうしないなら、しきりに問題が来ます。この三つのことを取り外してしまえば問題がきます。そして、それくらいならまた良いのですが、私の霊的問題はどんどんひどくなります。それでは本当にできなくなるのです。だから皆さんが率直に目を開いて、世界福音化する時刻表が来たということを契約で握らなければなりません。今、単なる時刻表ではありません。今、神学院、宣教師訓練院で、すべての信徒がこれで起きるでしょう。私たち先ほどチャン・インソン牧師が、このように言いました。神学院の雰囲気が完全に変わったと言ったのですが、そうでしょう。それで、私が教会でしながらどのようにしたのでしょうか。はじめには、言葉が通じる何人かから始めました。これが普通のみわざが起きるのではありません。この時から皆さんが、経済をくださいと言わなくても、神様がくださいます。それ以前には、経済があってもだめです。この時から健康をくださるのです。これ以前には健康があってもだめです。泥棒が元気ならば良いでしょうか。泥棒は病気であるほど恵みを受けるのです。そうではないでしょうか。殺人犯が元気ならばどうなるでしょうか。殺人犯や強盗は元気ならばだめです。腕も足もなくて、手も書く事ができないのが恵みです。この時から皆さんが元々持っていた霊的問題を神様が解決されます。率直に告白しなさい。私たちは霊的問題は、はじめからだめだったのではないでしょうか。どんな方法を使ってもだめです。これをしてもだめで、あれをしてもだめで、タラッパンしてもだめで、どうしてもだめです。根本的に神様が働かれなければなりません。私たちはしきりに嘘をつくのです。しきりに私をだまして、信徒をだますのですが、そうすれば大変な事になります。私は一番初めに悟ったのが、私はだめだな、私ではできないということが分かったのです。それではすべてが終わります。神様がどれほど大きい準備をされたのかが分かるようになります。
◆チェックリストをどのようにすべきでしょうか。それは来週に申し上げます。祈ります。
(祈り)
神様に感謝します。私たちがとても弱いから、神様が多くの恵みをくださったことを感謝申し上げます。私たちが分からないから、神様が大きい恵みをくださることを感謝いたします。もう第2の開始が起きるようにしてください。教会ごとに現場ごとに神様の働きが起きるようにしてください。イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン
(The end)