2004年04月10日/ 産業宣教メッセージ


共同体と産業宣教(1)- 専門担当者の集い
(ローマ16:23, 使徒1:1)

 
要約資料
 
1.共同体宣教はあらゆる時代の戦略
(1)旧約時代
1)申6:4-9
2)会堂
(2)新約時代
1)使徒2:1-47
2)使徒11:19-30
3)使徒13:1-12
4)使徒16:6-10
5)ローマ16:1-27
(3)改革時代の隠れた改革者たち
1)ルター、カルヴィン
2)ウエスレイ、ジョナサン・エドワード、サムエル・ミルズ、キップリング、ムーディー、ウィリアムブース
 
2.産業宣教は共同体の基盤
(1)改革時代の城主
(2)18-20世紀の隠れた産業人
(3)聖書の産業人
1)使徒9:1-43
2)使徒10:1-6
3)使徒13:1-12, 16:15, 17:6, 18:3
4)ローマ16:1-27
 
3.専門担当者の集い
(1)使徒1:1
(2)使徒18:1-4, ローマ16:3-5
(3)Vヨハネ1:2, ローマ16:23
(The end)
 
説明資料
→序論
▲ローマ16章にある内容だけ見ないで、その現場の姿を考えてみれば、簡単に理解できるはずです。パウロがこう話しました。
ローマ16:23 “私と全教会との家主であるガイオも、あなたがたによろしくと言っています。市の収入役であるエラストと兄弟クワルトもよろしくと言っています。”現場が連想されるでしょう。
▲私たちが引っ越しした時、入っていく物の位置がよく合えば気分が良いでしょう。それが合わないと大変で、気分が悪いのです。
私達が未信者でも、仕事を一緒にしてみるならば、つじつまが合う時があります。すると、未信者も気分が良いでしょう。しかし、よく合わないことを無理にすれば、成就感は生じるかもしれませんが、後ほど問題がきます。それで、皆様がする全てのことを聖書的にしなければなりません。それでこそ、私たちの未来が神様の 祝福につながるのです。
▲今まで私たちタラッパンで何をしたでしょうか? 伝道システムを作りました。聖書にあるそのまましました。持続できるシステムをずっと作ったのです。そのようにする中で、レムナント運動まできました。レムナント運動をしている途中で、私たち産業人がおきることが聖書的であるゆえに、産業人の集いを始めました。こういうことで共同体まできたのです。
▲産業人宣教大会の講義内容は総主題が- 【共同体専門化時代】です。
(1)産業人共同体
(2)レムナント共同体
(3)専門人共同体
こういう主題で産業人大会のメッセージが出されるはずです。個人的にこういう部分ができなければ、何もなりません。
産業人共同体から立てなければなりません。それが私たちの目標であり、未来にレムナントが真っすぐ起きることができるのです。そのようになれば、専門担当者が集まります。
それで、総主題は“共同体専門化時代”です。三個が講義されます。神様が、産業人大会に大きい恵みをくださるはずです。
▲今日、ローマ16:23節を見ましょう。この中に全てのものがみな入っています。聖書的か?! 違うか! 以前に、幼い子どもが聞いても間違いないことです。
ローマ16:23節にガイオとその兄弟の集いが出てきました。単純な家族紹介ではありません。こういう背景を持っています。
 
1.共同体宣教はあらゆる時代の戦略
▲こういう背景を持っているのを見る時、共同体戦略はあらゆる時代の戦略です。
(1)旧約時代
1)申6:4-9
2)会堂
▲これは新しいことではありません。旧約時代にも、その難しい中に、申6:4-9節にあるみことばを見れば、イスラエルの人々が会堂をずっと作ったということを見ればすぐ理解できます。それで、これは個人が出来ないことです。これは大きい団体や国家ができることです。それとともに、個人と関係があります。私達がこういうことを置いて今、祈りましょう。
▲ユダヤ人は会堂の先生が誰か?にしたがって、父母が引っ越しをします。この地域に有名なラビがきたら、引っ越します。これほど教育を重要視します。そうしたあと見ると、ユダヤ人は世界を征服するしかありません。ノーベル賞 1/3を受けるしかありません。人材を育てるしかないのです。ユダヤ人は、どれくらい次の世代の教育を重要視したのか知ることができます。
ユダヤ人は“種(血筋)”を重要に思うゆえに、ユダヤ人の女性がもし嫁に行って子孫がなく夫が死ねば、その弟に嫁に行きます。子孫がなくその弟が死ねば、また下の弟に嫁に行きます。私たちの文化では、とうてい 理解できません。そうしながらしゅうとに他の“息子”がなければ、その下に嫁いでいくのです。理解できないでしょう。私達が見る時には、とうてい理解できない部分です。タマルがしゅうとを欺いて、子どもを産みました。私達が見る時には、とうてい理解できない部分です。ところが、ユダがタマルにこう話しました。“あなたが私より正しい”と言いました。町中でその女性を称賛しました。私たちならば、殴られて死ぬのに、ユダヤ人には理由があります。“種(血筋)”がなければだめだと見たのです。ここに対する教育をしたということは、すごいことなのです。イスラエルは知恵がある国です。それで、イスラエルが世界を征服できるのです。
 
(2)新約時代
▲新約時代にも、全部、このようになされました。使徒2:1-47, 11:19-30, 13:1-12, 16:6-10, ローマ16:1-27に出てくる内容全部が、ほとんど共同体でなされました。
 
(3)改革時代の隠れた改革者たち
▲皆様がおわかりの通り、改革時代にもそうです。この人たちが簡単に出てきたのではありません。全部、隠れた改革者が共同体を成し遂げていたのです。
1)ルター、カルヴィン
2)ウエスレイ, ジョナサン・エドワード, サムエル・ミルズ, キップリング, ムーディー, ウィリアム・ブース
▲彼らの特徴は、全部、共同体を成し遂げていました。既に知っているでしょうが、マルチン・ルターが宗教改革に成功した時、神様がどんな方法を用いられたでしょうか? 既にカトリック、または旧教は、何を知らなかったのでしょうか? ルター時代に、隅々にこの共同体があったという事実を知らなかったのです。その中の一ケ所でルターを保護したのです。これは止めることができないのです。これが時代を変えました。よりによって、なぜドイツでなさったのでしょうか? 共同体が一番うまくいく所がドイツです。この時代に最も共同体がよく動いていたのですが、そこのリーダが城主でした。今でもドイツに行ってみれば、他の国と違う点が、各城が同じようです。ですから、パワーが同じくらいだったのです。ですから、マルチン・ルターを助けた共同体に勝つことができなかったのです。ところがなぜ強大なカトリックに勝つことができたのでしょうか? 宗教裁判をしただけで、実際にはマーティン・ルター側のほうがもっとたくさんいたのです。これは神様の方法です。それなら、気がつかなければなりません。
 
2.産業宣教は共同体の基盤
▲それで、産業宣教は共同体の基盤です。大きい夢を持って祈らなければなりません。なぜ私達がお金をもうけて産業をせねばならないのでしょうか? 正しい未来のために基盤を置くのです。私達ができなくても、祈りの課題が正しくならなければなりません。私達が行くことができなくても、正しい道、方向が合わなければなりません。力がなくて行くことができなくても、私たちの方向と内容は正しくならなければなりません。皆様の手でなされようが、なされまいが、正しい方向へ行かなければならないのです。それで、私たちは基盤を置くのです。
(1)改革時代の城主- 改革時代に多くの基盤になりました。成功せざるをえません。城主がもし10ケ所にいれば、6ケ所以上が手をあげれば勝つのです。それで、マルティン・ルターが簡単に勝ったのです。あちこちで 風が吹いたのです。このようにしてカトリックの旧教を押し倒したのです。
(2)18-20世紀の隠れた産業人- 18世紀 20世紀にも、ウエスレイに始まって、ウィリアムブースまで、全部、 見れば、隠れている産業人が助けmさいた。ウィリアムブース、ヨハン・ウエスレイ, ムーディーが工場の方向へ行きました。産業人がたくさん助けたということです。この人たちが、学生達に食い込みました。レムナント運動をしたということです。だから、専門担当者が出てこざるをえないのです。私達が今、この方向に乗っています。
▲私は、私が考えても奇跡だと思います。牧師たちが、夜明けに出てきて、産業人とみことばを聞くのです。地球上でこういう集いはありません。そして、一般信者と手をつないで、海外キャンプに行きます。この方たちは他にはいません。この席が奇跡です。ですから、これがどれくらい神様の驚くべき働きなのか分かりません。
▲皆様に話したように、以前、私が福音を知っていたでしょうか? それで、私が知ることができなかったのに、こういう祝福を神様がなさったのです。これがとても良いのです。
私たち産業人が集まってここまできました。全世界に重要なことが行われるようになったのです。
 
(3)聖書の産業人
1)使徒9:1-43 使徒9章を見れば、初代教会の基盤が敷かれるようになります。どんな方法でもだめです。産業人がおきたのです。皆様の教会がいろいろな方法で苦闘なくても良いのです。産業人の役員がおきなければなりません。使徒9章を見ると、ここに産業人がずらっと出てきます。ここにパリサイ人が負けたのです。産業人が初代教会を助けました。大きい産業人はいませんでしたが、これが大きい力になりました。
2)使徒10:1-6 使徒10章を見れば、皮なめしのシモンが登場します。皮なめしのシモンは事業家です。この家を中心にうわさが立って、この人の家を中心に運動がおきました。この家に滞在したのです。この家で祈ったということは、この家の雰囲気を知ることができます。小さな家ではないことを見ることができます。幻の中でコルネリオに対する話を聞くことになります。霊的に考えれば神様がなさったことですが、人間的に見る時、背景がものすごいのです。産業人でなくてはなりません。大きい使命を悟りましょう。
3)使徒13:1-12, 16:15, 17:6, 18:3 一言で宣教が本格化しました。これ以前には、宣教が正しくできたことがありませんでした。宣教が本格化されたのも、産業人がおきなければなりません。それで、私達が産業人メッセージをずっと送るのです。これが単なることではなくて、後ほど一ケ所だけみわざが起きれば、みな起きるのです。それで今、メッセージをずっと送っています。今、21世紀世界宣教連盟で、ホームページを作っています。よく送ってあげなければなりません。そして、これから私達が宣教回報を作ります。そこでも実際的な 神様の働きの産業宣教、レムナントとか、とても重要な運動、こういう運動を浮上をさせなければなりません。これが神様のみこころです。宣教が本格化される時に、誰が起きたのでしょうか? 結局は、産業人がおきました。
4)ローマ16:1-27 世界福音化の主役はだれでしょうか? パウロみたいな人物を密かに伝道者が助けたのです。主役はだれでしょうか? 結局は産業人です。こういう実が出てきました。それなら、バカではない以上、聖書を見ながら、重要な方向を知るようになるでしょう。
 
▲皆様が熱心にすることも重要ですが、私が確信するのに、皆様が座っている席が、神様の計画であることが間違いないならば、残りのことはみな解けます。核心の集いが神様の計画であることが間違いないならば、あらゆる未来はみな解けます。小さなことをするしても、神様の計画と合うならば、何んでもできまう。必ず仕事を多くしなくても、牧師は訪問や伝道をすべきだと言わなくても、重要な席に座って、立っているならば、残りのことは神様がなさるはずです。これが他の部分です。それで、この部分をはっきりと捕まえなければなりません。
 
3.専門担当者の集い
▲結論が何でしょか? 専門担当者の集いです。この前、新聞を見たら20世紀が終わって、21世紀を始めながら、20世紀に影響を及ぼした人物が出てきました。新聞で100人を選んでいました。韓国人はいませんでした。日本で2人が出てきました。ヨーロッパでは何名かが出てきて、70%が米国から出てきました。20世紀米国を誰が動かしたのでしょうか? 専門担当者 70人が動かしたということです。簡単に話せば、全世界を専門担当者70人が動かしたということです。駅前にいる乞食や、事務室にあるホワイトカラーは、国会議員が見る時には、票は同じかもしれないけれど、人は違います。どんな場合であっても、駅前に集まった人々が集まって、改革をしたことはありません。その人が専門担当者でないためです。一、二名が集まって、世界を動かします。その話しはなんの話でしょうか? 結局は、専門担当者が世界を動かすということです。
(1)使徒1:1 これを見ましょう。二人が広げたことがものすごいのです。ルカという平凡な専門担当者が、テオピロにメッセージを送ったのが、ルカの福音書で、使徒の働きです。ところが、使徒の働きがなかったとすればどのようになっていたでしょうか? それであらゆる神学者が、使徒の働きを見て聖霊の働き、宣教の働き、弟子の働きだと説明しています。ある人は私を見て、使徒の働きを中心に講義をするのかとたずねました。使徒の働きは歴史の中心にある書であるからです。
1)旧約聖書- 旧約は全部、預言です。
2)四つの福音書- マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの福音書、すなわち四福音書では証拠です。キリストがいらっしゃったということです。預言された主人公がきたという証拠です。
3)使徒の働き- 証人の動きです。それで使徒の働きが重要です。
4)14巻の書簡と一般書信- 14の書簡は全部、使徒の働きの活動の中から出てきています。
5)ヨハネの黙示録- 最後に起きることがヨハネの黙示録です。
(2)使徒18:1-4, ローマ16:3-5 産業を専門とするプリスカ、アクラ夫婦に会ったのですが、大きなみわざが起きました。
(3)Vヨハネ1:2, ローマ16:23 ガイオのような人物一名がきたのに、地域全体がみな生かされました。皆様が 祈るべきです。プリスカ夫婦は、同労者の役割をして、ガイオは家主の役割をしました。ですから、パウロを助けた伝道人が24人しかいませんでした。24人なのに可能でしょうか? 70人が米国を動かしたように可能です。これくらい専門担当者が重要です。専門担当者の中に福音が正しく入っていけば、限りないみわざが起きるのです。テオピロに福音が入っていったので、影響が後にすごかったのです。どの位すごかったでしょうか パリサイ人がイエスを信じる人々を迫害する速度より、もっと速いのです。プリスカ、アクラ夫婦がお金をもうけて、福音を悟ったので、この影響がパウロにはすごかったのです。このガイオは、あらゆる教会の家主の役割をしました。
▲前に米国で重要な家で礼拝をささげながら、こう話しました。牧師と伝道者に個人に保護者の役割をしなさい。伝道者が重要だから、牧師が重要だから、保護者の役割をしなさい。
▲タラッパンには、ちょっと大きく成功した人物がいないな。このように間接的な気がしていました。ところが、今回、私たちの総会の大人と何名が大きい教団の人に会いながら、どんな考えになったかというと、本当に幸いだ。ここに座った方達がとても良い方達だという事実が、本当に感じられました。あなたがたが、教会の政治をする人に会ってみれば理解できます。それが何で教会でしょうか? これから、教会の未来がどのようになるでしょうか? それで、産業人のあなたがたが、祝福を受けるならば、伝道者の保護者の役割をしましょう。こういう意味です。良くして追従しなさいという話ではありません。子どもの発想ではないのです。一時代に伝道する牧師たちが、簡単に出てくるでしょうか? 一時代に伝道に方向を合せた伝道者が何名出てきたでしょうか? 出て来ませんでした。保護者の役割をしましょう。これが分からなければ、なんでもありません。時代を見なかったためです。時代時代ごとに、伝道する人々がそれほどいませんでした。福音のために集まった人々が、それほどいなかったのです。実際に牧師が動くことが、簡単なことではありません。保護者の役割をしましょう。保護者の役割をするということは、ものすごく重要だということです。
▲同労者という話はもう一つの話です。方向が同じでなければなりません。皆様が役員で、熱心にしても、方向が一致しないと、なにか違います。この部分をものすごく注意しなければなりません。どんなに献身しても、方向が合わないのです。それは神様と合わないことです。必ず銘記しましょう。すこし足りなくて失敗しても、方向が合わなければなりません。教会の役員が献身を少なくして、献金を多くしなくても、福音と伝道の方向に合せれば、その人は成功します。どんなに皆様が献金を多くして、献身を多くしても、方向が合わなければ、それが問題になります。
▲私たちが、皆様が教会に行ったら、方向が重要です。なぜお金をもうけなければならないのでしょうか? 皆様が伝道者の家主の役割をしなければならないのです。そこに対する目標です。他の地域を生かす程、お金を もうけなければなりません。ご飯を食べていて、きわどく生きる、それは神様のみこころではありません。
 
▲神様が一時代に産業宣教を通じてなさることが何か知っているでしょう。この席が、契約が成就する時間に なることを信じます。
(The end)