[2004年 10月 2日 / ソウル 産業宣教メッセージ / ソウルメイフィールドホテル / 柳光洙牧師]


共同体と産業宣教(24) 伝道者の同労者になろう
(ローマ16:3-5)

   
@ 序論 :‘キリスト・イエスにあって私の同労者であるプリスカとアクラによろしく伝えてください。(ローマ16:3).’パウロが同労者と表現しました。この人たちは、自分のいのちの危険を冒して私のいのちを守ってくれたのです….どのようにしたのか分かりませんが、いのちの危険を冒したとされています。いのちをかけてしたということです。共同体という重要な単語を使っています。教授チームと多くの人々が理解する話です。
* 共同体(組織) : 初代教会が迫害をたくさん受けました。勝つことができる道があったのです。それが、現場共同体がたくさんあったということです。福音を持っている共同体がたくさんありました。ところが、時間が過ぎて、共同体は崩れたのです。パウロが、この部分を良くしました。それで、あなたがたは、頭の中にラインを捕えられるはずです。それ以後に、250年間、ローマが迫害しました。キリスト教を完全になくそうとしたのです。反対の現象がおきました。多くの現場にカタコンベを形成して共同体が起きたのです。おわかりの通り、中世教会に共同体が崩れました。ベネディクト会を中心に共同体が起きたのです。宗教改革以後、教会がまた崩れました。そのような時、ヨハん・ウエスレイを中心に共同体が起きました。すると、私たちは目を開いて見れば、これがすべてだと見ることができます。これを知らなければ、反対にユダヤ人組織、犯罪組織がおきているのです。イタリアのシチリア島で始まったマフィアは、世界を掌握しました。金融、麻薬、お金になる部分をみな掌握したのです。彼らが共同体を私たちより良くしています。ユダヤ人たちは、共同体の専門担当者です。
▲ 私たちは、家庭で子どもを育てるのですが、ユダヤ人は家庭で学校を作ろうとします。会堂です。これがユダヤ人共同体です。フリーメーソン、これがユダヤ人共同体です。これを参考にしなければなりません。ユダヤ人は10人集まれば、会堂を作ります。それがむかしからある十分の一献金の概念です。 1/10は神様のために出すとします。これが律法だったのですが、これを守った人々がユダヤ人です。このようにして、学校、病院、みな食い込みました。
それで、私達が産業宣教は重要な概念として共同体を知らなければこまります。初代教会から宗教改革まで、重要な鍵が共同体でした。これをAUCで講義しました。共同体では、4つのことを必ず知るようにさせなければなりません。福音、祈り、これが何かを知って行かなければならないのです。
▲ 私達が学校をして、レムナントが踊って芝居をしても、子ども達が外に行く時、なにかがなければなりません。それが共同体です。牧師、宣教師等、話す必要はありませんが、子ども達が行く時、伝道を理解して行かなければなりません。伝道の中に起きる神様の働きを理解しなければならないのです。その働きの中に私が だれかを理解して行かなければなりません。すると、レムナントが外に行く時、最後に理解すべきことが宣教です。宣教をおいて見た時、重要なのが文化です。これも、あれもして、各種オペラも作るのですが、これが文化です。今、現在としては文化を一番掌握している者が、ニューエイジチームです。すでにニューエイジでは、スピルバーグ監督を育てています。それで、世界的にヒットする映画を作っているのです。そのようにしながら、キリスト教を押さえようとするのです。ところが、私たちには文化が一つもありません。それで、これから問題がくるでしょう。そのような意味で、タラッパンで共同体を持ち出したのです。
▲ その中での鍵が組織です。これらすべてのものを左右することが組織です。 “弟子”私達の言葉で言うと弟子ですが、世の中の言葉では組織です。産業チームは、こういう部分に目を開かなければなりません。産業宣教で、この部分をしなければならないのです。私たちレムナントの中で‘私が音楽をしたい’、‘私が留学したい’, このような時、重要な組織が出ていなければなりません。この助けをどこで受けるのが良いでしょうか? 産業宣教で作らなければならないのです。作っていなければなりません。それで、5つの組織を強化させようということです。VIP組織になっていなければなりません。VIP達が、必ずここに出てくる必要がありません。ユダヤ人の中で世に影響をあたえる人々は、むしろフリーメーソンに加入しません。表れるために、後から作業します。少なくとも、星3ケ、4ケになると、このような所には出て来ません。そのような人々を管理しようということがVIP 組織です。そのような人に福音を聞かせようとするのが、VIP 組織です。レムナントの指導部を作ろうというのが、レムナントがこの組織を使って上がってくるべきなのです。これが産業宣教のホームページのサイトに入れば、みな出てこなければなりません。私が留学に行きたいと思って、産業宣教をクリックすれば、ずーっとみな出ていなければなりません。それほど組織が重要です。そして、ガイオチームが形成することが、組織、弟子です。その理由が何でしょうか?
* 土台にならなければなりません。土台がなければ、正しく行くことが難しいのです。専門化になるほど良いのです。これが一教会ではできません。一教会がしようとすると、問題になります。また、教会の中に未婚のまま年をとっている若者が多い理由が、一教会の中でみなしようとするからです。弟子と組織、土台があっても表れないためです。結婚は表れる問題であるのですが、目に見えない部分でも、組織がみなそのようになっているということです。それで、タラッパン、世界福音化が入れば、組織がぱっと目に入るべきです。理解することができないことは何もありません。そうしてこそ、世の中に勝つのです。レムナントが上がってきて、道を見るようになるのです。私たちタラッパンの中には、世界的な人物も多くいます。そして、教授たちも多いのです。将軍も多いです。高級公務員も多くいます。ジャーナリストも多いのです。ほとんどみなあるとみるべきです。
▲ 米国ワシントンのキム・スンジン博士が、レムナントに関心が多くあります。電話一本で、責任を負ってくださいます。そこに行って、レムナントが相当な答えを受けました。どのくらい左右するかというと、執事一人がキム・スンジン博士の紹介で行ったのです。留学をしようとしたら、後から作業をして、教授にしたのです。教授として行くことと、学生として行くことは違います。レムナント一名医者が行って、重要な所で勉強しています。ドイツでは、ハン・ドングン長老が子ども達に気を遣っています。土台を作ってこそ、子ども達が正しく行けるのです。それもそれですが、世界福音化を正しくできるのです。それがさっと見れば、なんでもないのですが、生きながら見れば相当な差が出るのです。
初代教会の産業宣教が何の役割をしていたのでしょうか? こういう人をみな引っ張ってあげる役割をしたのです。パウロは、彼らに同労者だと呼びました。プリスカ夫婦を見て、同労者と言ったのです。自分のいのちの危険も冒したと言いました。こういう働き人たちが、初代教会において大きい働きを成し遂げ、ローマを征服したのです。それで、私たちは一つ一つ祈りながら、導きを受けなければなりません。
たぶん、今回、米国に行ってきた人々は、現場を見ながら考えたでしょう。共同体現場がおきて、子ども達が起きるのを見て、たくさん感じたでしょう。レムナントの子ども達が司会をするのを見ましょう。司会をしながらする話を聞いて見ましょう。私のメッセージを覚えています。柳先生が、一番初めにこのように話したと言いました。はじめには‘レムナントは寝てもかまわない。歩き回ってもかまわない。参加したことが奇跡だ’と言ったということです。ところが、いまは‘世界を征服するために専門担当者になりなさい’と言いました。それとともに、レムナントが育つことによってメッセージをくださるらしいと言いました。こういうレムナントが、共同体を通じて全世界で起きています。
 
1. 祝福の隊列に立った人々
どうであっても、列によく立たなければなりません。金日成主席、金正日党書記の下にいる人々は、なんの誤ちもないのに、福音を聞くことができないのです。パリサイ人が列を誤って立って、福音を聞けないのです。中世教会の人材がみな滅びたのですが、列を誤って立って滅びたのです。私達がどんな祝福の隊列に立つべきなのでしょうか? それを知って、下の人を導いて行かなければなりません。
(1) 創世記37:1-11, 39:1-6, 40:1-20, 41:38, 45:1-5 この部分は、ヨセフに関する部分です。アブラハムの家系のヨセフです。
(2) 出エジプト2:1-10, 3:1-20, ヨシュア1:1-9, 14:1-15 モーセとヨシュア、カレブです。確かに祝福が流れる 道があります。
(3) Iサムエル3:1-18, 16:13, 16:23 サムエルとダビデです。
(4) エゼキエル37:1-10, イザヤ6:1-13, エレミヤ33:1-9, エステル4:14, ダニエル3:8-23, 6:10 捕虜になった時、解放するための預言者です。福音を持った人々です。この人たちゆえに回復したのです。
(5) 使徒1:13-15, 2:1-47, 9:1-15, 11:25-26, ローマ16:1-27 初代教会の神様の働きを成し遂げたのです。こういう明らかな祝福の隊列があります。どんなに難しくても、祝福の隊列に立たないと祝福を受けることができません。信仰生活の重要な部分です。牧師、長老、宣教師を助け、誰かを助けます。ところが助けることが人間的です。 ‘人が良い’、‘親しい’、‘同じ故郷’とかこういう方法です。もちろん悪いことはありません。大きい益もありません。一番重要なことは、本物を助けなければなりません。ある人は熱心にしますが、伝道を壊したりします。牧師も多いけれど牧師主体で、宣教師が多くても宣教師主体です。本当に福音を伝えようという人、この人を助けるならば、必ず祝福を受けます。祝福を受けるためではありません。
▲ 私は一般信者ではないけれど、一般信者ならば考えを違うようにします。私たちの父、祖父が牧師でも、本当に福音を伝える牧師になるようにしてくれと祈ります。本当に福音を伝える教会に通います。これがすべです。皆様の子どもが信仰がすぐに育たなくてもかまいません。ないようでも、持つようになるし、よく信じるようでも、落ち込むこともあります。しかし、次の世代がどの隊列に立っているかが重要です。私が知っていることでは、これがすべてです。信仰生活を良くする方法がこれです。ところが、パリサイ人は、ものすごい献金をして間違ったのです。列を誤って立ったからです。
▲ チェ夫婦は、むかしにムン・ブシク氏をかくまったという理由で、刑務所に行ったのです。ところが、チェ氏は‘私は司祭だ。それで私の部屋に入るあらゆる罪人を保護しなければならない。罪人を助けたのではなく、保護した。そして、自首できるようにした。これが誤ちだと言われても、このままするはずだ。私は司祭だ’と言いました。
私は彼が法廷で話す時、正しいと考えました。人がどこに列を並ぶかによって、未来が左右されます。それで、私たち産業宣教と教授が、リーダが、レムナントが上がってくることができる土台を作らなければならないのです。
 
2. 出会った人が、真の伝道者ならば、それより大きい祝福はない
出会った人が伝道者ならば、それより大きい祝福はありません。
(1) 使徒2:10 恵みを受けた人々だということは明らかです。パウロに会う前に福音を受けました。
(2) 使徒18:1-4 : 皆様の子どもが社会に行って、就職して、先輩の中で福音を持った本当に実力ある人々が待っていたら、これより大きい幸いはありません。どれくらい驚くべきことでしょうか? 初代教会に、こういう人があちこちにいたのです。
(3) ローマ16:3-4 : いのちの危険も冒したと言われています。いのちの危険を冒したということは、死を覚悟したということです。これより重要なことはありません。
▲ ‘子犬は、虎が怖いか知らない’ということわざがあります。その話は死を知らないということです。それが怖い奴です。死を知らないからです。より怖いことは、死を知って覚悟するということです。私が死ぬのに…, 警察所に行ってみると、殺人部署が一番怖いのです。死刑囚は、死刑宣告を受けて執行だけすれば良いでしょう。それで刑務所で、この人を一番保護します。何をするから分からないからです。テックォンド 7, 8段よりもっと怖い奴が‘死ぬことを考える者’です。
▲ 新聞を見ると、おもしろいことがありました。ユ・ユンチュル(26人殺した人)が捕えられました。その人は青松監護所へ行きます。よく知っているでしょうが、罪を犯すなかで希望がない人が、青松に行くのです。ユ・ユンチュルがそこへ行きました。そこに行けば、キム・テチョン、シン・チャンウォンのような人がみないます。独房に入れています。ユ・ユンチュルが驚くべきことを話しました。死刑を受けることが確実だから、刑務所で争いがあります。ユ・ユンチュルが‘シン・チャンウォンを必ず殺してから行く’と言いました。‘キム・テチョンも殺して行く’と言ったのです。その話しが彼らの耳に入っていって‘お前が私を殺すのか?私がお前を殺すのか’ そのようになったのです。刑務所で、矯導官が非常事態になったのです。これは対立しても殺します。その中で、そのような話しを聞いたキム・テチョンが笑ったそうです。なぜ笑うかというと、耐えるからです。生きる可能性があるからです。ユ・ユンチュルが怖いのは、死ぬ覚悟したからです。シン・チャンウォンも、キム・テチョンも恐くないのです。ところが、より怖い人々がいます。福音ゆえに死ぬことを覚悟した人が、より怖いのです。これより怖いものはいません。いのちの危険を冒して行くということです。初代教会には、こういう人々があちこちいたから、勝利したのです。
 
3. 伝道者の同労者になろう
(1) 福音を理解したということ
(2) 伝道を理解したということ
(3) 伝道者の個人の方向を理解したという意味
(4) いのち
▲ この話は、伝道を理解して、伝道者の方向を理解したということです。本当に伝道する人を助けるならば、これより大きい祝福はありません。私がスパイを助けるならば、私がスパイになります。真の伝道者を助ければ、真の伝道者になります。真の福音を持った私たちの次の世代が道を行くように助けることは、祝福の中の祝福です。これを産業宣教がしなければならないのです。
 
* ルターを助けた産業人
* カルヴィンを助けた人
* ピューリタンを助けたロックフェラー
▲ ロックフェラーがユダヤ人なのに、ピューリタンを助けたことはすごいことなのです。米国が立つことができるように助けたのです。何人かの牧師とマルティン・ルターがいた教会に行ってみました。マルティン・ルターをどれくらい正しく保護したのかが見えます。山の中に城がありました。一名でも現れれば見えるようにしてありました。その城の中の一番てっぺんにマルティン・ルターがいたのです。記録してありました。城主がマルティン・ルターをどのように保護したかというと、昼には猟師で通うようにしました。夜には、聖書を翻訳するようにしたのです。これが地球をひっくり返す事になりました。その人を助ける城主は、どのようになったのでしょうか? 最もその当時に祝福を受けた人です。その人々が城主で、産業人でした。皆様がこの 祝福を味わっているのです。正しく少しだけしても、みわざが起きます。いのちをかけるほど、使命を持ったのです。これが私たち産業宣教の集いです。
▲ 6年前に‘レムナント’の単語を使ったのですが、神様に感謝するほど、みわざが起きました。共同体の単語を使ったのに、長老、牧師に途方もないみわざが起きました。ワシントンで、レムナント開館式をして帰ってきました。イ・ドンチュル牧師に話しながら説明しました。完全に失敗して、タラッパンに会って、今、その地域で最高の祝福を受けました。牧師も一般信者もメッセージをよく聞くことができなければなりません日本でレムナント共同体のメッセージをして帰って来た時に、イ・ドンチュル牧師の心に神様が悟りを下さったそうです。ところがなんのことか? 米国に帰って2週間もならないうちに事が起こったのです。行ってみた方は知っているでしょうが、その場所がとても高く開発される所です。アメリカ人が売るのに、アメリカ人に 売らずに、ここに売りました。お金をよりたくさん出すという人に売らなくて、ここに売ったのです。神様がなさることは、私達が想像できません。学生達が賛美して信仰告白するのを見て、神様が恐ろしいほど、このことを喜ばれるのです。その共同体を作るのに大きい働きをした人が、産業人です。今日、あなたがたが心をこめて献金したのですが、かん養に共同体が完成されています。まず、先週に子ども達が移りました。今まで 良くない環境で他人の建物を借りてしていたので、子ども達が苦労していたのです。皆様の献金で、ほとんど 建物を完成しました。それで今年から、こう考えています。レムナント共同体をする常任委員を構成して、より充実するようにすべきです。これから、教会と産業人がより充実して使うべきです。そのように構成しています。この祝福の隊列に立った皆様に、永遠な祝福があることをお祈りします。
 
-- 要約 --
<共同体と産業宣教(24) 伝道者の同労者になろう(ローマ16:3-5)>
 
1. 祝福の隊列に立った人々
(1) 創世記37:1-11, 39:1-6, 40:1-20, 41:38, 45:1-5
(2) 出エジプト2:1-10, 3:1-20, ヨシュア1;1-9. 14:1-15
(3) Iサムエル3:1-18, 16:13, 16:23
(4) エゼキエル37:1-10, イザヤ6:1-13, エレミヤ33:1-9, エステル4:14, ダニエル3:8-23, 6:10
(5) 使徒1:13-15, 2:1-47, 9:1-15, 11:25-26, ローマ16:1-27
 
2. 出会う人が真の伝道者ならば、それより大きい祝福はない.
(1) 使徒2:10
(2) 使徒18:1-4
(3) ローマ16:3-5
 
3. 伝道者の同労者になろう
(1) 福音を理解したということ
(2) 伝道を理解したということ
(3) 伝道者個人の方向を理解したという意味
(4) いのち
 
ルターを助けた産業人
カルヴィンを助けたジュネーブ教会
ピューリタンを助け ロックフェラー