[2004年12月18日 / ソウル産業宣教メッセージ / ソウルメイフィールドホテル / 柳光洙牧師]


共同体と産業宣教(35) - 暗闇の経済の流れ
(創世記6:1-14)

 
@ 序論 : 創世記6:5節に‘主は、地上に人の悪が増大し、その心に計ることがみな、いつも悪いことだけに傾くのをご覧になった。’そのようになったのには、理由があります。4節に‘神の子らが、人の娘たちのところにはいり、彼らに子どもができたころ、またその後にも、ネフィリムが地上にいた。これらは、昔の勇士であり、名のある者たちであった。’それで、14節を見れば‘あなたは自分のために、ゴフェルの木の箱舟を造りなさい。’ また、18節を見れば‘しかし、わたしは、あなたと契約を結ぼう。あなたは、あなたの息子たち、あなたの妻、それにあなたの息子たちの妻といっしょに箱舟にはいりなさい。’と言われています。また、20節を見れば、生き残るためと言われています。
今日が、2004年の終わりの集まりです。私達が暗闇の経済を置いて、実際に祈らなければなりません。暗闇の経済の流れは、むかしも今もまったく同じです。創世記6章に、暗闇の経済が流れるのです。私たち産業宣教は、事実上、多くの答えを受けました。あなたがたには力がないようですが、米国、日本、中央アジア、ハンヤンに共同体訓練場を作りました。私達が1年を送りながら、色々なコンサルティングをしなければなりません。
 
(1) 信仰生活 - 礼拝 : 先ず一番にすることが信仰生活です。信仰生活には多くのものがありますが、産業人として最も重要なのが礼拝です。礼拝に対する準備です。大部分がほとんど、準備が出来ずにいます。
@ 感謝 - 献金 : 信仰生活の準備の中の準備が感謝です。詩100:4にも‘感謝しつつ、大庭に入って’と記録されていて、パウロも‘すべてのことについて感謝しなさい’と言いました。手紙を出す時ごとに、そのようなメッセージを入れたのです。ほめたたえられますように。信仰生活を上手にした人々を見れば、詩篇にもほとんど、その話です。これから滅びることがない保障を受けたことだけでも感謝です。人々は、ほとんどこれを知らなくて教会に通うのに、皆様は福音の隊列に立ったことだけでも感謝です。伝道者で呼ばれたことが感謝です。それで、礼拝をささげにいく時、この部分が重要です。神様が、それでこそ献金も真に受けられるのです。私達がこれゆえに献金するのです。信仰生活の成功と失敗は、これによって左右されます。未来は、ここに現れます。また、感謝のレベルを見れば、その人の未来、レベルがわかります。パウロは、祈りの答えを受けて感謝したのですが、そのレベルではありませんでした。神様が私に福音を下さったことを感謝しました。ところが、パウロはそのような程度の感謝で終わりませんでした。福音ゆえに苦しめられことを感謝すると言ったのです。答えを受けるしかありません。
A みことば : そして、神様が一番関心を持たれるのが、礼拝をささげる時のみことばです。この時間に神様が最も祝福なさって、神様が最も重要にご覧になるのです。聖書66巻が編集にされた時、神様が最も働かれました。講壇からみことばが宣布される時、最も重要になさいます。働きも重要ですが、この部分をのがしてはなりません。ともすると、逃すようになります。一番のがす人が、みことばを伝える人です。牧師は、説教を良くすべきだとして、のがすのです。みことばの中で、自分の貴重な計画と祝福を伝達します。この二つで、事実はみな解決します。
B 個人 - 定刻の祈り : 個人がこのみことばを持って、どれくらい味わうかが重要です。個人ということは、定刻の祈りです。
C 現場 - 常時の祈り : 現場で、これをどれくらい味わうのでしょうか? これは常時の祈りです。
D 計画 : 前のことをどのように超越して、どのように神様の計画を発見するのでしょうか? 祈りの答えを、どのように受けるかは、ここで左右されます。それで、レムナント 7人が、この部分で超越して、ここで答えを受けたのです。
この5つのことができなければ、信仰生活に失敗します。牧師もこの5つのことに失敗すれば、説教を準備しながら失敗します。私は、高神側、合同側を背景にして、たくさん見ました。その人々が説教準備をものすごくします。ところが、人が生かされません。なぜそうであるかというと、正しく準備だけをするからです。前の5つの部分が連結したことが礼拝です。それで明日、教会に戻れば、この祝福を必ず受けなければなりません。
(2) 経済 - 献金 : 経済もコンサルティングをしなければなりません。所有している30%、考えの30%は、必ず未来を準備しなければなりません。なぜそうかというと、ユダヤ人達がそうでした。ユダヤ人たちは、30%を貯蓄しました。それで、こういう部分を準備することができなければ、どんどん難しくなります。ところが、私が世界経済がむずかしいと見るのですが、そうではありません。なぜなら、変動するからです。変動することなので、むずかしいと感じるのです。ますます、変動の間隔、周期が速くなります。準備できなければ、難しい中でついて行くのですが、死んでしまうのです。しかし、こちらは準備すれば、お金をものすごく儲けることができます。未来を準備するには、祈らなければなりません。そして、献金を考えなければならないのです。献金の部分に対してコンサルティングをしなければなりません。神様の前に‘どのように物質で仕えるのか’ コンサルティングをしなければなりません。先週にこういう話をしました。役員がほとんど献金をしないようです。特別の献金をしないらしいのです。何も知らない新しい信者、一般信者がして、役員はしないらしいのです。そのようなことです。それで、いつも貧しいのです。その話は、献金をしなかったためではなく、経済に対するコンサルティングをしないからです。貧しい、これはお金をむやみに使って、貧しいのです。お金がある人は、お金を使っていないようで、使う所に使います。コンサルティングを正しくしなければなりません。
(3) 伝道、宣教 : この部分に、どのように献身しているかを見なければなりません。自分の人生が伝道、宣教にどのように用いられているのか? 単に通り過ごしてはなりません。私の場合は、全国と世界を巡回しながら、伝道、宣教を刺激しています。一般信者は、どのようにしなければならないのか、ふさわしいようにコンサルティングをしなければなりません。
(4) 共同体 : 私は共同体に対してたくさん考えてみました。私は、こういう考えをしてみたのです。インマヌエル教会をものすごいうように建てて、人々をくるようにすることが正しいのか? 建てること以前に、それが神様のみこころか? すると、多くの人材をインマヌエル教会に送られるだろうか? これは、神様のみこころではありません。伝道運動を初めてする時から、そのような考えをしました。初期には、私たち信徒、教会中心でしていて、これではないと考えたのです。それで、はじめの頃には、私たちの教会で訓練を受けて収入が余れば、教会に入れました。それで、カン・ホイン牧師にそのような話をしました。これは神様のみこころではない。他の所からきて訓練を受けたから、余れば出さなければならない。それで本部という用語を使ったのです。それで、役員に本部に出して、私達が使ってはならないと言いました。このようにして、タラッパン現場が回るようになったのです。例を上げれば、韓国の教会のC 牧師は、あらゆる収入を個人と個人の教会に持っていきます。汝矣島教会は、牧師の謝礼が1千万円です。教会で考えたことです。通帳に無条件に一千万円ずつ送るのです。それが10年前です。その方は、本、テープの収入を個人の教会に持っていきます。そのようにすれば、個教会は生かされます。すると、その方が亡くなってやめれば、それで終わるのです。それは、伝道運動ではありません。そのようにしては、未来を生かすことができません。それで私達が全部、本部に出したのです。それで、私たちの教会の役員に感謝するのは、それを感謝します。収入はみな出して、教役者は外に行ってもついてくるのです。タラッパンの予算を1年策定すれば、何十億円になります。それで、果して私達がどのようにしてこそ、他の教団をつかまえることができるのでしょうか? すこしおかしな表現ですが、他の宗教をつかまえることができるのでしょうか?
▲ 2005年に共同体に対して違うように祈らなければなりません。世界で一番大きくて良いタウンを作らなければならないのです。ですから、インマヌエル共同体を教会の中に建てず、このタウンの中に作らなければなりません。この中にインマヌエル記念館を建てましょう。普段に管理していて、共同体として出して、また、ここにイエウォン教会の記念館をこの中に建てましょう。そして、普段にはイエウォンが使って管理して、子孫の前に、歴史に残すために、イエウォン記念館と書いてもかまいません。インマヌエル記念館と書いても良いのです。個人がすることができます。例えば、長老がお金をたくさん儲けるでしょう? ‘コ・チノ記念館’を立てても良いでしょう。外国の考えがある人も参加します。このようにタウン形成をするのです。国内であらゆる文化、あらゆる宗教を押さえるものを作らなければなりません。すると、ここで調節だけすれば、外国から来る人々が、いくらでも休むことができます。これは誰がしても関係ありません。このようにして、正しく共同体タウンを作らなければなりません。それで各自個教会にきて礼拝をささげることは知っていて対策を立てるのです。先週にイ・チョングン長老とコ・チノ長老とチョン・ミョンジュ長老とゴルフをしました。祈りながら一緒に考えました。
なにか2005年から試みをします。このようにして、歴史の前にレムナントが来て入っていくのです。そのようにしないと、どんな問題がくるのでしょうか? ある団体や、私自身が建てた建物を子孫が使うことができないのです。なぜなら、各自運営する人がいなくて、忠州リゾートは不渡りを出しました。そちらは内容もないけれど、管理する能力がないのです。そうしている間に、他の宗教でどんどん出てきています。今、ノンインソン院で100万の仏像を安置する大型のお寺を建てようとしています。既に曹渓寺でも始まりました。世界最大の仏教博物館を作るらしいのです。そしてすべての仏教は参加しなさいと言っています。ですから、全国の文化次元で相当なお金を与えるということです。このように私たちは、愚か者のようにまごまご生きているので、キリスト教は崩れるのです。タラッパンだけでも、愚かになってはなりません。すべての教会が文化に対して愚かです。福音の内容もなくて、あるのかないのかと言う前に、他の宗教に負けています。私達が1年をしめくくりながら、2005年に祈りを新しくしなければなりません。理由は何でしょうか?
 
1. 暗闇の経済の流れ : 暗闇の経済が主流となって流れています。
(1) 創世記3:16-20 : 土地まで呪われました
(2) 創世記6:1-13 : 本格的に暗闇の経済が根をおろしました。
(3) 創世記11: 1-8 : 暗闇だと分からない程度に根をおろしました。それで開いたのがバベルの塔文化です。
(4) エジプト時代(出エジプト3:1-8) : この時ごとにイスラエルが苦難にあいました。
(5) 地中海時代(Iサムエル17:1-47) : この暗闇の経済 地中海へ行って、ペリシテに移ったのです。
(6) アッシリヤ 時代, バビロン時代(エレミヤ33:1-9) : こちらに移りました。不思議にイスラエルがこのような時ごとに苦難にあいました。
(7) 中世時代 : ローマを越えて中世時代へ行きました。
(8) グローバル時代 : いまは暗闇がグローバル時代を形成しています。このようになって、通信情報を利用して、グローバル時代を成し遂げたのです。
 
2. 結果(創世記6:1-20)
(1) 繁栄
(2) 堕落
(3) 災難
▲ うまくいけばどれくらい良いでしょうか? しかし、暗闇の経済は繁栄している途中で堕落して、結局は災難がきます。歴史の教訓です。いつでも繁栄して、堕落して、災難にあいました。
 
3. 暗闇の経済に勝つ道 : ここに重要な道を開けられたのです。
(1) 創世記6:1-5 箱舟を作りなさい。ノアを見てその当時に恵みを受けた者、完全な者だと言われました。創世記6:7-13
(2) 創世記6:14
(3) 創世記6:18-20 : 18節に子孫のためだと言われました。また、生き残るためにしなさいと言われました。ここに重要な言葉があります。
@ あなたの為に : 神様のためにではありません。あなたの為に建てなさいと言われました。
A 子孫のために : 18節に '子孫のために'と言われました。
B 生き残るために : 20節に'生き残るために'と言われています。動物等が生き残るためです。
 
4. 箱舟時代を開く使命 : ノアがこのことを始めました。これを産業宣教と言います。
(1) 救いの箱舟
(2) いのちの箱舟
(3) 正しい経済の箱舟
▲ 私が知っていることでは、あらゆる世界の教団教が、全く未来の準備を出来ずにいます。することも出来ないのです。なぜなら、現実に及々としているからです。内容もありません。訓練内容もなくて、講壇で信徒を集めて教会を建てようとすることがすべてです。だから外に起きる共同体に勝つことができません。教会が崩れて、他の団体がおきます。カトリックであざ笑っています。あれが教会か? たくさん広がっているようだけれど、おもしろいということです。それで、カトリックでは全体がひとつになれば、格好良くなります。プロテスタントで伝道紙を100年配ってみても、カトリックの教会堂ひとつと比較出来ません。プンダンに建てたのを見て下さい。 200-300年過ぎても大丈夫なものを作りました。時間が経てば経つほど、美しい光がでるように、レンガでなく大理石で作ったのです。時間が経つほど光が出ます。私たちはいい加減に建てて10年過ぎれば光を失うのです。余裕がありません。タラッパンで精神を整えなければなりません。共同体という単語は、普通の単語ではありません。未信者が使っていますが、これは教会から出てきた単語です。教会という単語を簡単に表現すれば、共同体という単語です。教会という言葉を韓国から日本に初めて使用したのですが、正確な言葉ではありません。教会は‘エクレシア’という単語です。滅びの中にいるものを呼び出したという意味です。‘エク’はエクシトという意味で、そとに呼び出したということです。‘レシア’は呼んだということです。呼んで集めたのです。それが共同体です。この単語を捕まえて産業人が祈れば、答えられます。 産業宣教が何かを知っていれば、当然に答えを受けます。
 
@ 祈りの課題を整理しなければなりません。
* 現在、教授チームが集まっています。牧師たちが賛同しなければなりません。子ども達が留学に行ってほとんど失敗するのです。それで、子ども達を連れて行けば、紹介してくれて、飛行機に乗せることは難しいことではありません。子ども達が、そこに行って信仰生活ができる、その戦略が必要です。子ども達が外国にたくさん入るはずなので、この中ですることが必要です。ミッションホームの背景に追い込まなければならず、留学セミナーをしなければなりません。
* ジャーナリズムのチームが集まっています。結論は私達が放送と新聞をどのように利用するか? あらゆる 人が聞くようにさせなければなりません。こういう意味で、ジャーナリズムのチームが重要な集いをしています。
* VIPが静かに集まっています。密かに集まる空間を作らなければなりません。ここには、イ・チョングン長老と何名かが集まっています。牧師の中では、ホ・イル牧師にVIPパートに神経を使いなさいと言いました。長老、牧師たちが、福音運動を始めなければなりません。ジャーナリズムが、この中でものすごく重要な部分です。誰かがこういう話をしました。この方は、タラッパンメンバーではありません。ところが、韓国で誰でも知っている影響力があるジャーナリストです。こういう話をしたということです。この頃、柳牧師のテープを送ってくれないと言いながら、想像するのが難しい話をしました。いつもテープを聞いて力を得るのに、テープが来ないと言ったのです。それで、私達が重要な方達が福音を聞いて、みことばを聞くことができる場を作らなければならないのです。この席には、高級公務員がくることができません。まず高級な将軍は、離脱できません。その方たちが福音を聞くことができないのです。それでVIPが福音を聞くことが出来るように、進行しています。それとともに2004年を終えているのです。
2005年を準備しながら主題を握りました。‘共同体宣教のための教会連合’です。共同体宣教のために、教会が連合しましょう。これを出すのではなく、自分のものをタウンに作りましょう。自分のものをこの中に作りましょう。そのようにして、全世界が知るように作らなければなりません。後ほど全世界のレムナントが旅行にくるように作りましょう。それでこそ、暗闇を破ることができます。そのように確信します。
 
- 要約 -
< 共同体と産業宣教(35) - 暗闇の経済の流れ(創世記6:1-14) >
1. 暗闇の経済の流れ
(1) 創世記3:16-20
(2) 創世記6:1-13
(3) 創世記11: 1-8
(4) エジプト時代(出エジプト3:1-8)
(5) 地中海時代(Iサムエル17:1-47)
(6) アッシリヤ時代, バビロン時代(エレミヤ33:1-9)
(7) 中世時代
(8) グローバル時代
 
2. 結果(創世記6:1-20)
(1) 繁栄
(2) 堕落
(3) 災難
 
3. 暗闇の経済に勝つ道
(1) 創世記6:1-5, 創世記6:7-13
(2) 創世記6:14
(3) 創世記6:18-20
 
4. 箱舟時代を開く使命
(1) 救いの箱舟
(2) いのちの箱舟
(3) 正しい経済の箱舟