[産業宣教メッセージ/ 2005.4.23 /ソウル・メイフィールドホテル/柳光洙牧師]


共同体と産業宣教(50) - ‘産業宣教と第2の祝福’
(ピレモン1:1-25)


@序論:私たちは産業宣教大会を終えて、第2の祝福に向かっていくべきです。牧師たちがメッセージを確かに受け取らなければなりません。なぜなら、本文にあった通り、牧師先生の祈りと関心が、大きい影響を与えるためです。いつも感じるのですが、私の場合には、文章を書く時間と場所がありません。それで、人々が全くいない所が、飛行機の中です。静かに文章を書ける所は、飛行機が最高です。そこで、職員、秘書がお願いすることが一つあります。可能ならば、そばに空席を作ってくださいということです。しかし、本当に不思議なことがあります。飛行機の切符を買って見れば、必ず私の席だけいっぱいになるようになるのです。外国に行く時は書く内容をたくさん持って行きます。わざわざ座席をアップグレードして、ファーストクラスをとって、横が空いていてこそ、文章が書けます。普通、ファーストクラスの席は、二人ずつ16ケ程度なのに、必ず要請をしておいたのに、私の席だけ二人が座るようになります。毎週、聖日になれば、秘書が紙をくれます。紙一枚には、一週間の文章を書く内容です。もう一枚は、一週間通わなければならないスケジュール時間と、場所、電話番号です。先週、大邱(テグ)行く時、その紙を持って行くことができなかったのです。キム・チャンヒョク牧師に、また電話をして、大邱(テグ)教会に内容を送ってくれと言いました。必要なのがくれば良いのに、1月から今までの文章を書いた内容がみなきたのです。しかし、恐ろしくて、おもしろいのは、今週に書かなければならない内容だけこなかったのです。毎週一枚ずつなのに、今週に書く内容だけ来ませんでした。それで、できなかったのです。車においてあるのを見つけなければならないと思って、そのまま来ました。今週には、サンフランシスコからワシントンまで行ってきました。キム牧師がまたお願いしました。隣の席が、空いているようにしてくれと言ったのです。行き来しながら、文章を書かなければならないと思って、食事をしたら、飛行機の事務長が訪ねてきて挨拶をしました。当然、挨拶をすると思ったのですが、またきて挨拶をしました。後に座った人が、個人のTVが故障したので、横の席にきてはいけないかと言ったのです。できないこともないので、私が代わりに後に座ると言いました。事情が何かあったのか、その人が来なければならないと話しました。そのようにしてくださいと言いました。あらかじめ話しました。文章を多く書かなければならないから、明かりをつけても、理解してくださいと言いました。個人TVが故障したというので来たのに、一度も見なかったのです。ずっと睡眠もとったり、起きたりしていました。それまでは良かったのです。その人が風邪にものすごくかかっていました。神様に祈りました。この人が、風邪を引いていますが、私にかからないようにしてください。できれば遠く離れていたのです。ところでどういう事でしょうか。朝起きたところ、風邪になってしまいました。静かに見れば、必ずメッセージする時、何か邪魔することがあります。不思議に、人が行ったり来たりすると気になるのです。
@牧師が祈るべき内容があります。
▲産業宣教を、単にするのではなく、牧師が参加しなければなりません。パウロがピレモンに持った関心ほどに、参加すれば良いのです。パウロは、産業人にメッセージしながら、いつでもこの話をします。‘いつもあなたのために祈っている。’ピレモン1:4に見れば、私が私の神様に常に感謝して、あなたのために祈っていると言いました。あいさつで、このように話すこともできます。いっさい祈らない人も‘祈っている’という話をします。私たちのクリスチャンの習慣でもあります。しかし、パウロはそうではないようです。パウロが、書簡14巻を書いたのですが、見ればいつでも1章と最後の章には、必ず‘祈り’に対する内容が出てきます。終わりには、ローマ16章のように、人々の名が知らされています。ピレモンがいたコロサイも見れば、最後の章に人々の名が知らされています。1章には、だいたい祈る内容と姿を話しています。牧師がこのようにならなければなりません。産業人、役員、長老をおいて、このように祈りが始まらなければならないのです。常に祈らなければならず、常に祈る中になければなりません。祈りの答えということは、すぐにくることもありますが、一生で来るということなので、こういうものを頭に置いておかなければならないのです。誰が何といっても、牧師の祈りの量によって、聖徒に影響が及ぼされます。今日のメッセージを見る時、神様の祝福は、すべての使命者に予備されています。
1.神様の祝福はすべての使命者に予備されています。
(1)人を通して起きます。
(2)出会いを通して起きます。
(3)事件を通して起きます。

2.産業宣教に対する牧師の参加は持続する世界福音化と連結します。
わざとでも牧師が必ず参加しなければなりません。信徒も参加させなければなりません。教会に行って、教会の中に働きが起きるようにしなければならないのです。今は、インターネットが出てくるから、信徒がメッセージを皆、聞いています。そのために共に参加して祈ることがとても重要です。
(1)神様がパウロを用いられた理由-他の使徒と違って、信徒と共に参加して、恵みを受けることをしました。
①ピリピ3:1-20パウロが自分が持っている関心、中心を話しました。牧師は、普通だと見えるかも知れないのですが、この部分がとても重要です。長老と一般信者が、牧師のこういう部分を見るのです。この方の中心がどうか。どこにあるかを見るのです。この部分が困れば、皆が困るようになります。この部分に問題がくれば、全部に問題がくるのです。この部分だけ大丈夫ならば、他の部分に問題がきても大丈夫です。パウロは、ピリピ3章で中心を話しました。キリストを分かる知識が、最高の知識であるが、私がキリストに発見されることを望むと話しました。私たちは、おもに自分の自慢をたくさん話すのですが、パウロはそれがちりあくただと言いました。私がソウルにきて、初めて感じたことがあります。週報を見たら、釜山(プサン)で見ることができないことを感じたのです。とても牧師に対することをクローズアップさせてありました。牧師の写真、学歴のようなものを大きく書いてありました。ソウルにいる牧師は愚かだと考えました。ソウルにきて初めて感じたのです。本当に知識人は嫌います。勉強を中退したおばさんたちは、好きでしょうが、習った人は嫌いです。完全に反対です。パウロはそんなことらをちりあくただと思うと言いました。自分がした事、何も得するのがないと言いました。ものすごいことをしたパウロが、失ったのでもなくて得たのでもない。キリスト手に捕まったことのために行くと言いました。私たちは世のことに関心が多いのです。パウロは上から呼ばれたむくいのために行くと言いました。自分が持ったものを皮肉って話したのです。私たちの市民権が天ある。パウロが持ったローマ市民権がすごいのですが、これが問題でなく、私たちの市民権が天にあると言いました。ローマ市民権は、今の米国市民権と比較になりません。現行犯ではない以上、拘束もできません。裏調査をみなするのですが、むやみには、どのようにもできなかったのです。いくらしても、ローマ市民権が確実だといえば、監獄に入っても身分だけ確実ならば、監獄にいなくても良かったのです。使徒28章に見れば、パウロは家を借りて住んでいました。この程度に強大です。この話を引き出して、パウロは、私たちの市民権が天にあると言いました。特に、パウロは自分の関心、中心が世界を福音化することができるようにと言いました。
②使徒13:1パウロが宣教師に出て行きながら、一般信者と共にチームを構成したのです。ここにパウロと産業人が一緒にチームを組んだのです。全世界で、こういう宣教師を見たことがありません。チーム構成員を詳しく見ましょう。チームがあきれるほどのものです。これで世界福音化が可能だったのです。
③ローマ16:1-27ローマにも行く前におきたことです。どれほどローマに対して細く書いてあったかといえば、ローマにも行く前に書いた手紙なのに人々の名前がずらっと出てきます。
④コロサイ4:1-18 コロサイ教会は、まさにピレモンがたてた教会です。この教会に向かって祈る人が、コロサイ4章に見れば出ています。
⑤Iコリント16:14-24コリント教会はパウロがたてた教会です。コリント教会のために祈っていた人が、Iコリント16章に出てきます。どれほど牧師が重要なのか、答が出てきます。牧師の祈りが、あまりにも重要です。もし、牧師がこのような形で祈れば、すばらしいことが起きるのです。おもに他の考えをよくするのですが、産業人と役員などのために、このように祈れば、すばらしいことが起きます。ここにいらっしゃった牧師から祈りが始まらなければなりません。
(2)牧師の産業宣教組織
①VIP宣教会
②RT宣教会
③ガイオ宣教会
④行政、機能専門チーム構成
⑤経済専門チーム
牧師からこういう組織を作らなければなりません。今回の大会を終えて、始まる新しい祝福です。そうしてこそ、実際的な祈りが出てくるのです。可能ならば、役員会のようなものを教会でする必要があるのでしょうか。長老の家庭を回りながら、役員会をするのはどうでしょうか。さらに、具体的に長老の事業体を回りながら祈ればどうでしょうか。確かに祈りが違うでしょう。見て祈るのと、見なくて祈るのは、とても違います。長老の事業体を見て祈ることがとても重要です。もちろん、そこ行って祈るのが重要なのではありません。パウロは、その内容をあまりにも、よく知っていたのが重要です。なぜパウロに付いて回った人々の中にプリスキラ、アクラが最も祝福を受けたのでしょうか。プリスキラ、アクラ夫婦がしていた事業は、パウロがしたことでよく分かっている内容です。ローマに送った手紙が、単なる手紙ではありません。後日の記録を見れば、ローマ軍隊に軍納をしたという内容です。この頃の話ですれば、パウロが財閥になったということです。ICC注釈を参考にしてみましょう。パウロの名前を書くことから詳しく出ています。この注釈を見れば、サウロが単なるパウロに名前が変わったのではなく、本来、一緒に書いたと言われています。普通、イスラエルの人々は、名前を三個書くということです。本来、サウロは家で呼んだ名前で、パウロは外で呼んだ名前だったということでした。しかし、イエス様が家で呼んだ‘サウロ’と言いました。ダマスコで、イエス様がパウロを呼ばれる時、よりによって、家で呼んだ名前でした。ペテロを訪ねてきた時も‘ヨハネの息子シモン’と昔の名前を使われました。何か感じるでしょう。ペテロが気落ちして、魚を捕っていたのに、昔に呼んだ名前を使われたのです。パウロは、しばらくイエス信じる人をつかまえに通っていた時、家で呼んだ名前を使われました。すばらしい意味があります。パウロが重要なのは、自分自身も対象も弟子、内容をよく知っていたのです。牧師の中で、重要な組織に実際に参加することを望みます。そうしてこそ、実際的な祈りの内容が出てきます。その次に、参加できない牧師の中にも、そのような機能がある人々を集めていかなければなりません。それでこそ、外国にも正しく連結して、何かよく分かる内容の祈りが入れられるのです。ワシントンで初めて、このようなことがおきました。普通、講義を3回するのですが、集会終わって、また他の集会をしました。現地の人だけが集まる集会でした。現地の人たちが、企画して、社会を見て祈る、そのような集会でした。それで今回、感じたのは、私たちの組織が、とても大きくて多くなったということを感じました。心に入れたことは、この現地の人達も、私たちの心と全く同じでした。私たちがする考えと心が全く同じでした。黒人1人が、私にこういう話をしました。私たちは、資料を望むのではなく、私たちが得た答で、ただ福音だけです。そのために、資料を共に聞きたいのでということで、要請一つをしました。ソウルでする核心メッセージを英語通訳にしてくださいと言いました。直ちにすると言いました。英語通訳がなくて苦労するということでした。それで直ちにすると言ったのです。本来、計算をしてみても、全世界組織がものすごいということを感じました。外国の現地の人達が、同じ恵みを受けているのです。牧師が具体的に参加してこそ、具体的な答えが起きます。
(3)産業人のための実際的な祈り

3.ピレモンが受けた祝福は、今でも続いています。
(1)ピレモン1:1-25パウロがピレモン個人に送った手紙です。ピレモン1章を見れば、パウロがどれほどピレモンのために祈るのかが出てきます。個人に送った手紙ですが、核心が何でしょうか。オネシモに関する内容です。ピレモンのしもべだったオネシモに監獄で会ったのです。それで、オネシモを受け入れなさいという内容です。盗みをして監獄にきたが、完全に弟子で腹心だと話したのです。この内容が、ピレモンです。ところで、記録に見れば、オネシモが監督になりました。どれくらい意味が大きいのでしょうか。ピレモンがたてたコロサイ教会の監督になったのです。オネシモは奴隷でした。この人が監督になったのです。ピレモンが、オネシモを監督にむかえたという内容です。このように途方もないことが行われているのです。
(2)コロサイ1:1-4:18これは教会に送った内容です。パウロを一度見ましょう。どれくらい正しく関心を持って祈るのでしょうか。牧師が、2つのことを明確にすることが益です。あらまし祈らずに、信徒、特にオネシモのような役員をおいて、具体的に祈らなければなりません。さらに重要なのは、牧師がメッセージだけ聞いて恵みを受けるのでなく、産業宣教に参加しなければならないのです。これが、産業人大会を終えて、新しく始まる答えでなければなりません。今日、特にVIP宣教会集いがあります。私たちが、何の特権層だというのでなく、VIPのように人にメッセージを伝えなければならないという言葉です。牧師も、こういう集いに入って行かなければなりません。VIPであるほど、福音をはやく受けないのです。話も、軽んじることがほとんどありません。それでこうする方々が、さらに難しくて孤独なこともあります。それで、この方達が、来ることができる雰囲気を作ってあげなければならないのです。牧師も参加して、VIらも安らかに感じなければなりません。長老がたくさんおられるのですが、必ず記憶しなければなりません。教会の中には、役員の構成が世界福音化ととても関係があります。国際化時代がきたのですが、外国人をそのまま席を作っていれば良くないのです。この人達が‘私たちの教会だ’という考えをするようにならなければなりません。その人々の中から役員が出てくるのが最も重要です。普通に思うでしょうが、長老が講壇で祈りは、すばらしいことを左右するのです。米国の人々が一番嫌うこと、一番好むのが何か分かるのでしょうか。同時通訳です。一番気分が悪いのが、後からレシーバーで通訳することです。自分たちを無視すると思うのです。順次通訳をすれば、自分たちを尊重すると思うのです。講壇でだれが立って祈るかということは、とても重要なのです。それで米国へ行って、イ・ドンチョル、ソ・テソク牧師に話したのです。「米国で牧会する人々が愚かだ。1世代は行く。6.25戦争時代の世代は行く。二世が起きれば、韓国教会は崩れる。ヨーロッパを見なさい。それでレムナント運動をしなければならない。現地の人を引き込まなければならない。現地の人と2世らが手、歩調が合わせてこそ、生き返れる。そのうえに教会が福音を強調するのか。福音がないから崩れるほかはない。韓国の人500万人が散らばっている。それでは米国にはどれくらいなるのか。これ持って教会するのに、後ほどには維持もだめだ。それでは1世が死ねばどうなるだろうか。2世が福音が確実なのか。そうでもない。深刻な問題だ。それで今が機会だ。黒人、白人関係なく、役員に引き込んで、副教役者をたてなさい。」この話が理解出来なければ、北朝鮮に行けば良いのです。北朝鮮は韓民族です。米国は150ケ国が来ています。多民族宣教を悟れなければ、米国で牧会ができません。米国は多民族宣教です。それで、牧師が産業宣教に参加するのが、とても重要です。VIP会員が恵みを受けて、牧師も祈ることを望みます。産業宣教の第2の祝福を受けることをイエスの御名でお祈りします。

--メッセージ要約--
<共同体と産業宣教(50) - ‘産業宣教と第2の祝福’(ピレモン1:1-25) >
1.神様の祝福はすべての使命者に予備されています。
(1)人を通して起きます。
(2)出会いを通して起きます。
(3)事件を通して起きます。
2.産業宣教に対する牧師の参加は持続する世界福音化と連結します。
(1)神様がパウロを用いられた理由
①ピリピ3:1-20   ②使徒13:1   ③ローマ16:1-27
④コロサイ4:1-18    ⑤Iコリント16:14-24
(2)牧師の産業宣教組織
①VIP宣教会     ②RT宣教会     ③ガイオ宣教会
④行政,機能専門チーム構成    ⑤経済専門チーム
(3)産業人のための実際的な祈り
3.ピレモンが受けた祝福は今でも続いています。
(1)ピレモン1:1-25
(2)コロサイ1:1-4:18