[2005年5月28日/ソウル産業宣教メッセージ/ソウル・メイフィールドホテル/柳光洙牧師]


共同体と産業宣教(55)ユダヤ人とメシヤ
(マタイ1:22-23)

@序論:‘このすべての出来事は、主が預言者を通して言われた事が成就するためであった。「見よ、処女がみごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」(訳すと、神は私たちとともにおられる、という意味である。)’(マタイ1:22-23)今この本文はイザヤ書を引用したのです。イザヤ7:14を引用したのです。この本文は、イスラエル民族が捕虜になった時になさったみことばです。ここで記憶すべき部分があります。単純にキリストに関して話したのではありません。イスラエル民族が捕虜になった時に出てきたみことばです。このみことばが、なぜ出てきたのでしょうか? 今、産業人や長老がこの部分に最も気を遣わなければなりません。タラッパンで、多くの方や牧師が50才以上になってからは遅いと言うので、50才以上になる方々が力が抜けるという話を聞きました。しかし、その話はその意味でありません。
* 体質:50才、60才、100才になってもこの部分が問題です。50才を越えた人でも、体質になれば大丈夫です。今日のこの本文は、バビロン捕囚になった時だけの話ではありません。イスラエル民族が奴隷になっている時、このメッセージをされました。
(1)奴隷-出エジプト3:18(エジプト):血の契約を塗った時、解放されたと知っています。反対に、逆にいえば、イスラエル民族がこの話を聞き取れなくなっていたのです。捕虜から解放されて出ました。
(2)捕虜-イザヤ7:14(バビロン):前はエジプトに行ったのですが、今回はバベロンの捕虜になりました。この時、神様がいろいろ話されるべきなのに、しるしを見せると言われました。‘見よ。処女がみごもっている。男の子を産む’とおっしゃられたのです。人の力ではだめなので、バビロンでイザヤ7:14のみことばを与えられたのです。牧師や年をとった方であるほど、理解しなければなりません。捕虜から出たのですが、また問題にあいました。
(3)植民地-マタイ1:22-23(ローマ):今回はまた植民地になりました。この時、マタイ1:22-23をおっしゃられたのです。この時は、ローマの植民地になったのです。これが何をいうのでしょうか? 今、こういう部分を見る時‘そのようだ’と言いながら、歴史として見ることもできますが、重要な体質を言うのです。この話は、その時の人々の話だけでなくて、今の話なのです。年を取るほど考えなければなりません。
(4)個人:すべての人間個人には体質があります。時間が経てばますます出てくるのです。実際、急に悪化する時も出てくるのですが、信仰生活する時、出てくるようになります。それで、私たちが現実的に考えてみる時、体質ができていいない方が牧会するならば、難しいのです。そうだとする時、ぞっとする事にもなります。この体質にならない方が長老になれば、教会の中で、目に見えなく問題になります。また、それでも大丈夫だといっても、個人にも問題になります。人生の終わりを迎える時、体質のために問題になるのです。イスラエル民族もマタイ27:25子孫まで滅びるようになりました。信仰生活する人々が、こういう部分を考えることができないのです。熱心に信仰生活をすれば、何かするようだし、できなければ申し訳なくて、こういう信仰生活をすれば、寺におばさんたちが奉仕しているレベルにはおよびません。教会の中で、これあれとあれば恵みが深くて、何もしなければできないと言って、そのように信仰生活をするのです。また、牧師がこういう信徒をうまく引っ張っていかなければならないのに、ある部分で刺激を与えるのです。度々ここで問題がくるのです。体質が早くきたり、年を取ればまちがいなく来ます。皆さんが必ず産業宣教に参加する人々は、年齢が重要だから、よく聞かなければなりません。これらを何週間、検討してみなければなりません。このようになられれば、最も重要なメシヤに対する観が変わります。これが世界的な問題で出てくるのです。これがユダヤ人の体質から出るのです。信仰生活が簡単ですが、体質のために複雑になるのです。
1.ユダヤ人らが持った思想:このような思想も体質から出ます。
(1)宗教:ユダヤ人の思想は、福音と関係ありません。
(2)律法
(3)善行:何かしなければならないという考えで、最も良いものを悪用するのです。良い行いを強調します。このようになれば、教会に行く必要がありません。これが本当に事実ならば、教会に行く必要がありません。仏教、天理教にも、この善行というものがあるので、何のために教会に行くのでしょうか? これがユダヤ人の思想です。
(4)制度(伝統):彼らが何かなるように見られます。制度をたくさん作るようになるのです。これを教育だと言います。この3つでイスラエルがほろびたのです。
①シェマ:エジプトから出たのを記念したのです。
②タルムード:トーラーのような律法を作っても、どんどん困難がきます。
それで、その中から知恵を求めるしかありません。それがタルムードです。タルムードは最終的には、結論が出てきます。私たちは全部、選民で他の国の人は全部異邦人だ。結局、呪わなければならないと言います。この内容を、イスラエル民族の他に他の民族が見る時、イスラエルを静かに置いておきません。宣教思想と完全に反対になる思想です。体質がここまで行くのです。勉強をさらによくすれば、ここまでくるようになるのです。

2.ユダヤ人が待つメシヤ:メシヤに対するメシヤ観が違います。
(1)創世記12:1-9:カナンの地に行けと言われました。イスラエルがアブラハムの時からこのように悟ったのです。アブラハムは私たちをよく食べて良く暮らすようにするために、そう言われたのだと思ったのです。アブラハムが衣食住に焦点を合わせました。エジプトに行って苦労して、おいのために苦労して、そのようにしたのです。
(2)出エジプト3:7-10:ですから奴隷となりました。
この時もメシヤを送ると言われたのですが、エジプトの圧迫から解放させるのだと思っていたのです。今でもユダヤ人の中で、モーセがメシヤだと話す人々がいます。モーセを主人公にした映画がたくさん出ました。その映画の内容のストーリーを作った作家が問題なのですが、こういう方向に出て行くのです。出エジプト3:18と全く関係がありません。
(3)使徒1:6-7:弟子たちまでも‘イスラエル国の解放されることがこの時ですか’と尋ねました。弟子たちも、イスラエルを植民地から解放されるがメシヤと思っていたのです。ひとまず間違った話ではありません。これが問題です。神様がご覧になるときには違うのですが、逆に見れば違ったことではありません。よく食べて良く暮らしてローマから救い出されて、これは正しいのです。律法を守って、善行をよくして、これが信仰だ。確かに教えなければならないから、制度を作って、子孫に教えなければならない。こういう結果が出てくるのです。イスラエルはどうなるのでしょうか? イスラムは、イスラエルから出ました。エホバの証人、イスラム、カトリックも皆、イスラエルです。初代教会が大きくなって、中世教会になりました。そしてユダヤ人思想がそのまま現れるのです。そして、中世教会につながったのがカトリックです。すべての問題がそこから出てきたのです。そして、イスラエルのために起きた世界戦争があまりにも多いのです。今でも戦争を起こす人々がイスラムの後えいです。イスラムです。イスラムは、戦えば、生命をかけて戦っています。彼らは戦うのが信仰生活です。その戦いを聖戦だと言います。私たちは信仰でします。どこでも飛行機に爆弾を爆発させて、自殺まで試みるのです。こういうものが長い間の教育から出るのです。私が死んで、国が立てられて‘良い!死ぬのだ’と言います。ユダヤ人がメシヤ思想を、このように誤ったのが、このように問題になりました。今日、皆さんが完全に勝利することを希望します。

3.神様がくださる契約と救い
私たちは福音体質にならなければなりません。すべての答えがきます。どれだけ信じて理解するか分からないのですが、この福音体質になれば、何でもない存在のようでも、多くの影響を与えます。
▲私はこの間、飛行機に乗って行きながら、ピ・チョンドク長老に対する文章を見ました。この方は、まだ生きていますが、記者がピ・チョンドク氏に会いに行くというのと、人々が‘まだ生きているのか’尋ねたということです。その方が英文学者で、本もたくさん残して、信仰生活をよくしている長老です。今、年齢が96才です。問題は96才なのに、まだ健康だということです。96才なのに、登山も通って、記者が話すのに、とても楽しく話したそうです。それで驚いたということです。それで記者が‘先生の秘訣が何か’と尋ねたら、‘神様にいつも感謝する’と言いました。何がそのように感謝しているかと尋ねたら、神様と周囲の人に感謝するということでした。記者が見たら、どれくらいこの人が純粋かというと、40年前に誰かが贈り物だくれた人形を持っているということです。40年前の人形なのに、人形が横になれば目をとじて、立ち上がれば目を開いて、そのような人形をまだ持っているということです。この長老が‘どれくらい感謝しているか?私たちの友人がくれた’と言いながら、贈り物でもらったが、この人形が横にすれば寝て、起きれば目を開いて、とても良いと言ったそうです。ところで、その人がもうろくしているからではなく、本来、そんな人だったのです。そばを見たら、熊3匹が横になっていたということです。これもプレゼントされたということです。面白い事実は、熊の目を目隠しでおおっていたということです。それで、この方が言うのには、人形が‘目を閉じないからだ’ということでした。横にしておけば目を開いていて変だから、目隠しをしたということです。そして、可愛い私たちの娘がくるので、一緒においしいものも食べて、話をしようと言ったそうです。記者が可愛い娘だと書いたそばに、括弧には60才と書いてありました。それを読みながら、感じることがありました。私たちが本当に感謝しているのでしょうか? また夫人が痴呆になったということです。私たちならば‘夫人が痴呆なので、心配だ、祈っている’と言うでしょう。しかし、夫人が痴呆になって、自分が手助けするから、それが感謝だということでした。私が健康でなければ、どうするところだったかと話していたのです。格別なことはなくても、健康で、まだそのように若く暮らしているんだなという気がしました。私たちはよく知っています。
(1)創世記3:15:一番最初に現れた原始福音です。‘女の子孫が…’というみことばと‘処女がみごもって’というみことばがつながるでしょう? Iコリント15章には、天に属する者でこそ救い主だ。‘処女の誕生…’,私たちが創世記3章が、どこでも見えるべきです。言葉で言わなくても、創世記3:15は自ずから出てくるのです。これが福音体質にならなければならないのですが、これにならないから、別々にするのです。地球上の問題が創世記3章です。言葉が分かったら、答が出てきます。そして、地球上の起きるすべてのことが創世記3章です。
(2)創世記4:4-5韓国教会、世界教会の問題が、創世記4章です。礼拝はずっと差し上げるのに、恵みは受けられないのです。礼拝はいつもささげるのに、主に届かないのです。それがカインです。カインが腹が立ったのです。言葉が分かっても、教会で恵みを受けられなければ腹が立ちます。表に出ないからそうであって、教会で戦うのが潜在されているのです。それで、信仰生活をよくすると言いながら、災いをよく起こす人々が長老です。福音体質にならなかったのに、あれこれしなければならなくて、難しいことをしなければならなくて、いろんなことをすべきなのにお金が足りない。信徒、牧師に、あれこれが起これば、またすべきだ、食べて生きるべきで、献金すべきで、ことが起こればじっとしていられないのです。これが最悪の状態です。それで紛争が起これば戦ってしまうのです。潜在されたことが出てくるのです。未信者は、争いながらも、酒一杯飲めば終わりですが、信者は祈りながら長引くのです。しらふなので、さらに長引くのです。戦いというのは、理論でなく感情が対立するので、感情は絶対に解けません。どれくらい腹が立てば、カインがアベルを殺したのです。もし教会の中で、捕まえられないならば、殺すでしょうか?その時のように、法と制度がないならば、殺さないでしょうか? 解釈に対しても体質が出てきます。なぜでしょうか? カインの笹下物を神様がなぜ受けられなかったでしょうか? 罪のためにそうだと言います。それではローマ3:10義人は、一人もいないと言われたのですが、なぜそうでしょうか? なぜカインだけ罪のために礼拝が届かず、アベルが差し上げた礼拝は届いたのでしょうか。ここに対する解釈が色々なものが出てくるのです。どうしても皆さんは考えもしなかったでしょう。それは体質がそうなのです。しかし、ヘブル11:4に説明しておられます。供え物が証しすると言われています。羊の血を差し上げてこそ、神様と通じるのです。それでは、穀物は通じないのでしょうか? カインは穀物をささげました。今でも全く同じです。私たちが神様の前にささげる献金も穀物です。私たちが神様に出て行くのはキリストの名前で出て行きます。キリストの前に行くことはキリストの血の契約をとらえて大胆に出て行くのです。残りは感謝して、献金をささげるのです。しかも、律法主義者などが罪のためにそうだと言います。もう少し食い込めば、あなたの罪のためにそうだと言うのです。これが今日の世界教会の姿かも知れません。私たちの姿かも知れないのです。正しく理解しなければなりません。皆さんが本当に霊的な目が開かれなければなりません。
(3)創世記6:14:創世記6章が見られないでしょうか?
私が見ると全く同じです。今、発展する都市がノア時代と同じです。韓国の発展したところを見れば、全部、食べるのと遊ぶことです。他のものより、このようになれば、韓国経済が世界に勝てるでしょうか? ですから、旅館が多ければ寝やすいのですが、それ持って世界経済に勝つでしょうか? 思い切り作って、食べ物が多くて、食事しやすいのですが、食堂だけ作って世界経済に勝てるでしょうか? 製造するのも片づけてしまい、全部、食堂を整えるのです。サービス業する人々も、片づけてしまって、売春婦側に行くのです。皆さんが、金を儲けようとするな、江南(カンナム)にバーやクラブを作れば、金を儲けられます。何で苦労することがあるのでしょうか? 女を集めて酒を飲んですれば良いことで、何で工場をすると苦労するのでしょうか? このような形で経済が行くのです。我が国は速度が激しいのです。ニューヨークタイムズで調べたのですが、その速度が韓国が1位だということです。韓国がインターネットと堕落する速度が全世界1位なのです。このようにして、地価も上がって、こういう韓国を見て、発展した国だと言います。ヨーロッパのフランクフルト新都市に行ってみたでしょうか?私はびっくりしました。80%の世界人材が集まるしかないシステムです。怖いと思いました。フランクフルトの80%建物が、世界の人々が来るしかないシステムです。福音体質になれば創世記6章が見られます。それだけでしょうか? ネフィリム時代、創世記6章を見れば‘ネフィリム’という単語が重要です。ネフィリムと近い団体が米国、ヨーロッパまで掌握したニューエイジ運動です。悪霊につかれた人14人が始めたのです。それがネフィリムです。この頃、特殊な人が出てきてすることがネフィリムです。それが見られないのでしょうか? それが見られれば、箱舟に入ってこそ生きるのです。こういうやさしい答が出てくるのです。どれくらい信仰生活しやすいでしょうか? 悟ることができなくて、
(4)出エジプト3:18:奴隷になりました。私たちは奴隷にならなかったのでしょうか? 私たちはこうすることもああすることもできないのです。私たちが世の中の奴隷になっていないでしょうか? 奴隷にならないならば、生きられないのです。自然的に18節が見られます。それで今日読んだ本文がイザヤ7:14が成就した本文です。
(5)イザヤ7:14,マタイ1:22-23:イザヤ7:14が成就したものを書いておいたのがマタイ1:22-23です。
(6)マタイ16:16:これらすべてのものを要約したみことばです。
‘主は生ける神の御子キリストです’長老だった大統領が、この告白を持っていたとすれば、すばらしいことが起きたでしょう。ダビデ王のようになるのです。私たちが持った秘密がマタイ16:16です。私たちのマスコミ関係者が言葉では言えなくても、中心にマタイ16:16を持っていれば良いのです。
(7)使徒1:11:これが昔の話なのでしょうか? 主が再臨来られる時まで、有効なみことばです。今、この時代にさらに有効なメッセージです。聖書のみことばは、終わりの日が近いほど、さらに有効です。こういう途方もない奥義を知らないから、怖い体質が残っているのです。私はそのように考えます。こういう答を持ったマスコミ関係者が、会社にじっとしていてもみわざが起きます。大きく献金しなくても、こういう答を持った長老が教会にだけ座っていてもみわざが起きるのです。仕事を神様が行っておられるのに、されているとは思わないのです。あちこちに産業人が隠されていて、その人々を弟子と言います。私たちがこの作業をするということです。所々こういう答を持った学生をたてるべきなのですが、それがレムナントです。私は決心をしたのです。私たちが教会堂を作る前に、レムナント共同体をたてます。私たちの学生たちが来て見るようにさせるのです。福音を体験するようにさせます。本当に勉強する理由を体験して、どんなビジョンを持たなければならないのか、見るようにしなければなりません。それで今年から始めます。皆さんが祈りながら、多くの答えを受けるように願います。特に、マスコミ関係者が共に集まりました。ジャーナリズムの力がどれくらい大きいのかみんなが知っています。皆さんがとても重要です。絶対に伝道しなくても大丈夫です。福音を持っていれば影響が及ぼされるようになっています。伝道を分かる人々は、本当はしません。しなくても済むようになっているのです。ヨセフが仕事をしながら祈って叫んで‘主よ!’と叫ばなかったのです。ヨセフの中にその契約があったのです。ヨセフを通じて物事がなるのです。それが伝道です。すみずみに福音を持った人たちがいるということが祝福です。ひょっとして実感がないこともあるでしょう。後ほど見ればわかるようになります。

-要約-
<共同体と産業宣教(55)ユダヤ人とメシヤ(マタイ1:22-23) >
1.ユダヤ人が持った思想
(1)宗教  (2)律法  (3)善行  
(4)制度(伝統)
①シェマ ②タルムード ③トーラー
2.ユダヤ人が待つメシヤ
(1)創世記12:1-9   (2)出エジプト3:7-10   (3)行1:6-7
3.神様がくださる契約と救い
(1)創世記3:15   (2)創世記4:4-5   (3)創世記6:14
(4)出エジプト3:18   (5)イザヤ7:14、マタイ1:22-23
(6)マタイ16:16     (7)使徒1:11