[2007年1月6日/産業宣教メッセージ/ソウル メイフィールドホテル/柳光洙牧師]


共同体と産業宣教(134) -改革の主役(23) -産業人の選択
(Ⅲヨハネ1:2)


@序論:最高の産業人ガイオにⅢヨハネ1:2節に「愛する者よ。あなたが、たましいに幸いを得ているようにすべての点でも幸いを得、また健康であるように祈ります。」としました。今まで私たちのタラッパンでは、行事がほとんど倍に成功するようになったと思います。ところで、唯一、一箇所だけだめな所があるのです。みなうまくいくのに、一ヶ所だけだめです。それが米国にあるA.U.C.(American University of California)です。開始から私たちのタラッパンは、そのまま牧師が行ったり来たりしているようですが、ずっと祈っているところです。A.U.C.は、元々、私たちが作ったのではなく、米国にいる人々が、私たちのタラッパンと関係なく作ったのです。私たちが行く前にすでにしていました。ところが、この方たちが運営が良くできないから本部で引き受けてくれと言ったのでした。そのような方式は私たちのタラッパン式でないので、「No」と言いました。ところで、1年間、本部に話してきたのです。ところで、2年目になったら、その人たちが出した分だけ出してくれたら譲り渡すと言いました。それでも「No」と言ったのです。3年目、何も出さなくても良いから席だけ引き受けてくれと言われたので、神様のみこころではないかと思ってしました。私たちのタラッパンでは、牧師が仕事を始めれば会議中心でなく献身中心にします。ここに座っておられる方々は皆さんが見るには、どんな方なのか分からないでしょうが、利益と損害を問いません。福音ならば、個人、教会と問ません。ところで、米国はそうではないのです。ほとんど会議と利益中心です。だから、ほとんど仕事が進行できないのです。年初になぜこの話をするかというと、私が祈る中で、みなうまくいくのに、そちらだけだめなので韓国で関心がある人々がみな参加してくださいということです。そちらで世界的な論文が集まるので、重要なのです。牧師が席に座っていても、実際、仕事をする人は別に立てて仕事を進行しなければなりません。やさしい話で、私も会費を出すといったのですが、私にくれという人がいません。直ちに、出してくださいという話をする人がなければならないのに、誰もそのような話をしないのです。こういう実務者を立てなければなりません。キム・ドンゴン牧師やチョン・ウンジュ牧師がお金を持っているでしょうか。こうしたことを担当する担当者がいてこそ、物事がなるのです。このように選択ということが重要です。私たちは仕事も上手によくしなければならないのですが、それより重要なのが、どれだけ神様が願われることを選択したのかということが重要です。時刻表も神様が願われる時刻表をどれくらいよく選択したのかということによって違います。このために祈ってみことばを聞くのであって、このほかは救われたので、祈ってみことば聞く必要はないのです。

1.神様の子ども
今は情報時代、デジタル時代という言葉を使います。そして、知識経済時代という言葉を使います。みな必要なのですが、それ以前に重要なのは、皆さんが産業人である以前に神様の子どもだということです。それで確かに違うのです。皆さんは産業人である以前に神様の子どもです。それで、世の中に出て行って仕事をする前に、神様の子どもです。それでガイオに「あなたが、たましいに幸いを得ているようにすべての点でも幸いを得、また健康であるように祈ります。」と言ったのです。
(1)Iコリント3:16:確かにIコリント3:16節を見れば、聖霊が皆さんの中にいらっしゃるとなっています。
(2)ヨハネ14:16-17:聖霊が導かれることに合えば良いとなっています。
(3)使徒1:8:聖霊充満を受ければ地の果てまで証人になると言われました。聖霊はどなたなのでしょうか。聖霊はどれだけ力があるでしょうか。聖霊はどれだけ完ぺきでしょうか。答えを知っています。皆さんはこういう存在です。確かに救われた人はそうです。それなら、世の中の知識を無視しろということでなく、それ以前に、これ(神様の子ども)がさらに重要だということです。色々な仕事が悪いという言葉ではなく、神様の子どもということがさらに重要だということです。

2.計画-選択
明らかに神様は皆さんに向かった計画を持っておられます。それで、この計画を選択することがすべてです。2007年度に、こういう祝福があることを希望します。初めに話をしたのですが、これくらい計画と選択が重要なのです。私たちがよく選択できていないとしても、はやく神様の計画を探さなければなりません。私たちは人なので、選択をよくできないこともあります。しかも、ある時は選択を良くしたのですが、時刻表とよく合わない時があるのです。それで、はやく神様の計画を捕まえるのが信仰生活で最も重要なのです。年初を始めながら神様の計画をよくつかめば、皆さんに多くの有益があるでしょう。このようにした産業人7ヶ所を選びました。
(1)ノア:皆さんがよく知っているノアです。この方がここに選択されました。神様の明らかな計画を選択したのです。その時代、他の人はできなかったのですが、ノアはしたのです。知ってみたら、神様のためでなく「あなたのために」と言われました。神様はどんな計画を持っておられるかというと、皆さんと私に全部、有益をくださるための計画を持っておられるのです。18節に、あなたの家族のために、20節に他の生命を救い出すためにと言われています。
(2)アブラハム:当分苦労をしたのですが、アブラハムはいつから答えがきたのでしょうか。今、皆さんに答えがなくても大丈夫なのが、私たちが神様の計画だけつかめば良いのです。私たちにお金がなければ、お金を求めてもがきます。そのようにすれば、失敗も出てきます。私たちが落ちつかなくなれば、そうなるのです。アブラハムに問題がきた時、神様の計画を捕まえたのです。根本的な神様の計画が何か知るようになったのです。その時から神様の答えがき始めたのです。創世記13:14-18にロトと別れた以後です。創世記14:14-20節に、その時、家にしもべがいるだけでなく、ソドム王と戦って勝つほど家にしもべがいたのです。だから、ずっと比較を少しずつしなければなりません。
(3)ヨセフ:いくら困難がきても、初めから成功を継続した人がいます。ヨセフです。この人は初めからずっと成功しました。その話は、初めから神様の計画を発見したのです。遅く発見した人もいて、早く発見した人もいます。
(4)奴隷時代-イテロ:イスラエル民族がいよいよ奴隷になりました。奴隷時代に重要な産業人の中で、イテロという人がいます。ほとんど皆さんと同じ職分にある人です。この人が、逃亡者モーセ、殺人者モーセ、簡単に話せば人を殺して逃亡した指名手配された犯人です。この人を婿としたということは、この人が普通の選択をした人ではないということです。これが歴史を左右した程度でなく、永遠を左右したのです。この人は、かなり祈る人です。そして、モーセがイスラエル民族を導いて出て行く時、荒野できて言った言葉です。出エジプト18章を見れば出てきます。その時、出てきたのが五十人隊長、百人隊長、千人隊長をたくさんたてて、彼らに仕事を任せなさいと言ったのです。どれくらい重要な時刻表に用いられたでしょう。私たちは隠された人物のように見ていますが、イテロのような長老がとても重要な人だったのです。
(5)成功時代:イスラエル時代に成功時代がただ一度だけありました。皆さんも分かるように、最も成功した時代がエリシャの時、ダビデの時です。国が堕落しても、問題がきても、その時は捕えられないで成功した時代です。ここに隠された人がひとりがいます。この人がオバデヤです。オバデヤという人は、王宮に勤めていながらエリヤを助けたのです。だいたい分かるでしょう。そして、多くの100人の預言者を隠したのです。この人が普通の選択をしたのではありません。神様の計画を本当に見た人です。これが信仰生活のすべてです。またⅡ列王2:1-11とⅡ列王6:8-23の事件だけ見るのではなく、その現場を見て下さい。これがまさにRUTCの現場です。それでは、その家と建物を提供した人は誰だったのでしょうか。何の名前もない人で、名前も出てこないのですが、私が見る時は、まちがいなく産業人です。皆さんと同じ産業人であり、役員です。このように時代的選択をしたのです。これが信仰生活のすべてだと見られます。
(6)捕虜時代:捕虜時代を見ましょう。捕虜時代も重要な産業人を通して神様は重要なことをされました。偶像の前にお辞儀を一回だけすれば、全てを許すと言われたシャデラク、メシャク、アベデ・ネゴを見てください。もし王の威信もあるので、彼らが一回だけお辞儀をしても大丈夫でした。むしろすばらしい地位に上がったかも知れません。ところが、しなかったのです。それで火の中に入ったのです。もし火の中に入って死んだとしても成功したのです。もちろん、死にませんでした。しかし、死んだとしても失敗したのではありません。なぜなら、一時代の中で神様の重要な計画を選択したためです。ダニエルのような人は、死ぬものと思いながらもずっと祈りました。まさに神様の計画という部分です。確かに神様は重要な計画を持っておられて、私たちがこれを選択すれば必ず成功するのです。細かい大小のこと、時刻表まで問い詰めれば、私たちは確かに大きく成功します。神様が私たちを愛されるという証拠を見ましょう。動機を持って作るのはだめです。長く祈って、祈ったことだけ進行されていくのですが、他のものはだめです。それで、無理にする人を見れば力がすごいと思います。しかし、結局はだめです。神様の計画に勝つ人は誰もいません。
(7)初代教会:初代教会を見ましょう。まさに皆さんのような人です。この時は、初代教会に連結すれば何もできません。今のように、こういう民主主義時代でなく、封建主義より前の時代です。法律で、団体で一度話せば終わりです。こういう時代に、初代教会に行くということ自体が通常の問題ではないのです。ところで、ルデヤ、プリスカ夫婦、ガイオのような人が命をかけて助けたとのことは、ものすごい事件です。皆さんはこの時代の伝道運動にものすごい選択をしたのです。

3.重要:さらに重要な選択があります。
(1)Ⅲヨハネ1:2:Ⅲヨハネ1:2節に確かに話しています。「あなたが、たましいに幸いを得ているように」救われたためだという言葉にもなりますが、霊的なこともみな含まれます。世の中の多くのことが重要ですが、神様の計画中の計画である「あなたが、たましいに幸いを得ているように」です。皆さんは神様の民なので、Ⅲヨハネ1:2節になっただけ、すべての点でも幸いを得、また健康であるように祈るのです。
(2)ローマ16:23:ところで、ほろびなければならないのに、神様がどれくらい祝福されたかというと、すべての伝道者の家主になったのです。人間の計画ならば、このようにしてはいけないのですが、ローマ16章の祝福を受けたのです。それなら、皆さんがどれくらい重要な人であり、2007年もどのように始めるのか答えが出てきたでしょう。
ある時、地方にあるホテルに行きました。ホテルの隈で私たちが入ったら、職員が集まっているのです。ところで、私たちが入るのですばやく案内をしに来たのです。単純に集まって座っていて来たのではなく、自分たちどうし何かをして来たのです。それでお手伝いをさせて、何かをしていたなら、して来なさいと言いました。そうしたら、仕上げをしていました。何か違うと見えたので、尋ねました。私は伝道する人であるから、関心がなければならないのです。何をするのかと尋ねたら、何かをするということです。専門用語でした。私たちの言葉ですれば何か「式」をしていたのです。何をするのかと尋ねたら、この人が祝うことがあったので、祝ったということでした。何を祝うのかと尋ねました。誕生日かと言ったら、それでなく、厨房のなかでうつわ洗ってうつわ移すことで昇進したということでした。自分たちの専門用語があります。厨房のなかでうつわを洗って、一階級昇進をしたので、うつわを持ち出すようになったということです。その祝い式をするということでした。そうなのかと思いました。私たちの信徒はどうなのでしょうか。ある人は、自分が教会の執事なったのも知らずに、ある人は自分が1ケ月後に部長にされたことが分かったのです。中にいても、外にいても私たちは同じですが、その人々はそうではないのです。どれくらい重要なことなのに、私たちはそれを知らずに過ぎ去るのです。私たちは受けた祝福が大きいのに、知らずにいるのです。私ととても親しい人が、昔に西部教会の執事でした。この方が小さい官公庁に仕事していた公務員でした。この方が聖日学校1年のあるパートの部長に任命されたのです。信仰が良い人です。聖日学校部長に任命されて、家に帰って夫婦が夜通し泣いたということです。それで、夫婦が感謝して、その時から祈り始めたということです。神様が私に聖日学校部長を任せられたことは、聖日学校を生かせということではないか。これを置いて祈ったのです。退職をした方が良いことではないのですが、この人が考えた時、私がこの月給を受けては宣教もできなくて、聖日学校部長もできないと思って事業を始めたのです。私が止めさせました。公務員のその場が宣教の場だと言ったのですが、食堂をするということでした。ところで、この方が無条件選択したのではありません。その当時でも、公務員は裏があったのです。公務員をしていたら、不正をしなければご飯を食べて生きるのが難しいということでした。自分はそのようにできないから、いつも負担に感じていたということです。そして、家が3代目の食堂で成功した家だというから、それならしなさいと言いました。この人が食堂をするのに、神様が一度に注がれるのです。この話は、皆さんが公務員を止めて食堂をしなさいということではありません。その方の中心と神様の計画について選択するのが重要だということです。

@結論:皆さんの人生は一度だけなので、いくつかは必ず重要な選択をしなければなりません。
(1)計画:すぐだめでも、皆さんが今年受けなければならない答えが、自分に向かった神様の計画を明らかに発見すべきです。
(2)献身:大きくなくても、私が小さいことをしても、神様がこの時代に望まれる私の献身は何なのか。
(3)未来:また神様と子孫のこれからの未来に対して、どんなことをすべきか。ここに対する明らかな選択はなければなりません。それで、みことばをよく見て祈りなさいということは、選択を良くするということです。それなら、私たちはこういう選択はどのようにしなければならないかに対することは時間がたくさんかかるので、次に引続き話します。ひとまず明らかなのは、神様は皆さんに向かった計画を確かに持っておられるので、この選択だけ上手にするならば勝利するのです。この選択が2007年に向かった皆さんの祝福になることを希望します。

-要約-
<共同体と産業宣教(134) -改革の主役(23) -産業人の選択(Ⅲヨハネ1:2) >
1.産業人以前に神様の子供
(1) Ⅰコリント3:16
(2) ヨハネ14:16-17
(3) 使1:8
2.神様の計画を選択した産業人
(1) 創6:14、18、20
(2) 創13:14-18、創14:14-20
(3) 創45:1-5
(4) 奴隷時代の産業人イテロ
① 出3:1-20 (モーセを保護)
② 出18:13-21 (アドバイス)
(5) 成功時代の産業人
① Ⅰ列19:1-20 (オバデヤ、7000弟子)
② Ⅱ列2:1-11、Ⅱ列6:8-23 (RemnantにRUTCを提供した隠れた人々)
(6) 捕虜時代の産業人
① ダニエル3:8-24 ② ダニエル6:10-22 ③ ダニエル10:10-20
(7) 初代教会の産業人
① 使16:15 ② 使18:1-4 ③ ローマ16:23
3.産業人のより重要な選択
(1) Ⅲヨハネ1:2
(2) ローマ16:23