[ 2007年10月20日/産業宣教メッセージ/メイフィールドホテル/柳光洙牧師]


共同体と産業宣教(172) -OMCの使命(15)
誤ったOMC
(マタイ28:1-15)


@序論:ユダヤ人がイエス様を十字架に釘づけたことは、多くのことと連結します。その中で最も大きく浮び上がる部分が、ユダヤ人の団体はとても強い団体です。とても誤ったOMCでした。私たちはこういうものを考えながら、働きを一つずつ進行していかなければならないのです。今現在、皆さんがおわかりの通り、皆さんの産業宣教組織は、全国と世界へ作られました。これからずっと出て行くようになれば、どうなるでしょうか。これから答えを受ける人がたくさん出れば、どうなるでしょうか。また、私たちのレムナントが成長してくれば、どうなるのかを考えながら働きをしなければなりません。まだ私たちの集いをよく理解できない方がたくさんいます。今まで歩いてきた方法に対してよく知らないということです。今、伝道のために毎日のように集まる団体は皆さんしかいません。小さい結果ではありません。伝道運動をするために、あちこちに数千人が引続き集まっています。また集いに行ってみて、教会に行ってみれば、前の席に座るために戦ったりもします。こういう事をどのように見るのでしょうか。私は教会改革だと見ています。見間違えば、ある人々は席で戦うかと話すのですが、私はそのように考えません。神様がご覧になる時はどうでしょうか。一度は、釜山である夫婦が教会にきて戦ったという話を聞きました。車両管理をする夫が礼拝を正しくささげられないと、奥さんが行って、車両管理を出来ないようにする過程で行われた単純な言い争いだったそうです。私はその報告を聞いて気分が悪くありませんでした。その程度はならなければならないでしょう。みことばをずっと聞こうと、そんなことで席のために戦ったといって、ある人は試みにあったと言うのですが、私は笑いました。一般教会は後ろの席から座ります。ヘブルを見れば、終わりの時に集まることをやめる時代がくると言われています。しかし、私たちは集いで前の席に座るために戦ったりもするのです。それが小さいメッセージではありません。なぜそのような話をするのでしょうか。それだけみことばを聞こうとする人々が引続き集まっているのです。そのために、OMCは福音にあってゆっくり作っていった方が良いのです。
※パウロ
(1)持続
パウロが伝道運動をする時、いくつかの条件がありまいた。伝道運動をするパウロは、福音の中にあれば揺れないために、絶対に崩れない「持続」にポイントをおいたのです。パウロはここに弟子のポイントをおいたのです。もちろん、立派な人ならば良いでしょうが、立派な人ではなく「持続」にポイントをおいたのです。もちろん、お金をたくさん持っていれば良いでしょうが、それが重要なのではなく「持続」に置きました。いくら賢くてお金をたくさん持っていても、福音運動を持続できなければ福音運動をできないのです。パウロとバルナバが争ったことを記憶していますか。マルコのために争ったのです。バルナバは、マルコを連れて行こうと言ったのですが、パウロは連れて行くことは止めようという内容でした。バルナバが見る時は、何をそんなにひどくするのかと思ったでしょう。しかし、パウロはそれにポイントをおいたのではありません。ひょっとして、この人が少しの間ではあるが福音運動から出て行ったので、「持続」に支障が数回あったためです。それで、私たちは形も良くなければならないのですが、内容がさらに重要です。そうしてこそ、持続になるのです。必ず胸中に置いてこそ、これから大きい働きができます。パウロが弟子をたてて離れるのも、ここに重点を置きました。パウロが石に打たれて死んで、また生き返ってきたルステラを記憶していますか。パウロが非常にからだが強い人ではありません。石に打たれ、死ぬ状況になったのですが、どのようにその翌日にまた入ったのでしょうか。確かにいるのに、パウロが見る時は、まだ持続する弟子を探せなかったということです。持続できる弟子を立てておいて行かなければならないのに、それにならなかったためにまた入ったのです。持続する弟子がなければ放棄するはずなのに、いるからその翌日すぐに入ったのです。弟子を確かに立てて、また他の地域に離れました。ここで出てきた大きい祝福があります。パウロが置いて行った人が思い出された時や、働きがうまくいくのかだめなのか知りたい時、手紙を書いたのです。今は携帯電話もあって簡単ですが、その時はそうではなかったのです。そのように、パウロが送った手紙の中で14巻が聖書の中に入ってきたのです。どれくらい意味があって重要な話なのでしょうか。完全にここに対する答えを理解しなければなりません。私たちは可能ならば、OMCと放送局も持続できる方向で行かなければなりません。この部分を理解できなければ、福音運動に最も大きい問題がきます。時々、私たちのメンバーが私たちの神学校に名のある教授を迎えればどうかと話すのを聞いたのですが、私はそのように考えません。私たちがする運動に決定的な打撃を与える可能性もあります。福音がなくても、素晴らしく講義する人が多いのです。福音を防ぐのに、講義が上手な人がいます。それで、私にそのように質問した人は、その人の講義を聞けばそちらに行ってしまいます。大部分の人々は愚かです。皆さんの教会で牧師の言葉を正しく理解する人は30%もいません。皆さんがそのようにお知らせをして、メッセージをしても70%はわからないでいるのです。それで、私はメッセージもこの人たちが、完全にわかる時までしなければならないと考えました。今は皆さんが神様の主権を信じる人だから、この部分にとてもポイントをおかなければならないのです。
(2)必要(ピリピ4:19)
パウロが二番目に見たのです。神様がこの人とその地域に本当に必要なことが何なのかを見たのです。これを見て答えを与えるのです。ピリピ4:19で、あなたの必要の全てを満たされるとなっています。私はこの聖書箇所を見て、このように感じました。神様は私たちの野望を満たすというより、必要を満たされるということを悟ったのです。野望は必要ですが、それは時代ごとに時々なくなるのです。それで、野望を持った英雄はほとんど足跡がなくなったのですが、必要なことをした人はみな残っているのです。
(3)福音
そしてパウロが手紙の中や対話の中で、常にする話がありました。ところで、これがわざわざそうなのではなく、出てくるしかなかったのです。常に福音に関する話です。祈りも、伝道も、全部福音に関する話がパウロを通して引続き出てきました。この話は全く同じ話を繰り返すと思ってはいけません。一つを持って何 十年をしたということは専門家ということです。福音を持って、全てのものをいうことは、とても専門家です。皆さんに良い万年筆一つを100年間説明したら、その人は万年筆の専門家ではないでしょうか。それで、こういうものを考えながら、OMCとRUTCのために祈れば、聖霊の導きを受けるようになります。私たちは時々、私たち目に見える必ず必要なものではないことで、混乱を感じることがあります。他の見方をすれば、すごくないことに誘惑を感じることがあるのです。それは一般の商う人々や、外部の商売をする人々がすることであって、私たちは内容が明らかでなければなりません。それと共に、一つずつ導きを受けるのに後ほどには完ぺきになるのです。私たちは、もう集会、集いに対するお知らせをしなくても良いのです。分かって自分どうし連結して集まるのです。私が中国に行ってびっくりしました。中国に行ったのですが、ホテルで公安が出てきて、私たちを囲んで保護しました。私たちの部屋の前でも引続き見守っていたのです。理由を知らなかったのです。後日、分かりました。柳牧師が中国で集会をするということを、電話を通して聞いた中国政府で、とても危険な人が来るのだと思って、おじけづいて調査をしたのでした。皆さんが中国に行ってきて、影響を与えたとのことが分かる証拠が、中国当局でいう言葉が、多くの宣教団体の中で一番ものすごいのがタラッパンだと言ったということです。良くやったという証拠です。今まで20個の戦略が持続しています。20個の戦略の核が何でしょうか。必ず必要なものをつかまなければなりません。20個の戦略の最も中心は福音です。そのために崩れないのです。人が倒すからと崩れるのではありません。まだ、私たちが人間的に上手くしようとするのに、完全に神様の導きを受ける福音伝道者という事実を忘れてはいけないのです。

@本論:
1.イスラエルの誤った動機
世界で一番優れた人物が集まったところがイスラエルです。しかし、この人たちが、上のことを全く知らないのです。そうなって見たら、誤った動機を持つようになりました。
(1)民族主義:私たちの民族だけ生きなければならないという民族主義です。これがイスラエルの誤った動機で、思想です。神様が願われることとは正反対に行くようになったのです。しかし、自分たちが見る時は、すごいのです。
(2)選民思想:重要な選民という思想を植えました。聖書にはそうなっていません。国々のすべての民族に行きなさいとなっているのに、ただ選民ではないでしょう。
(3)征服思想:結局は征服思想です。私たちは選民で、異邦人を全部征服しなければならないということです。この思想でぎっしり埋まっていたのです、イスラエルはやられるしかないのです。皆さんがおわかりの通りB.C.70年以後には、イスラエルの国が23ケ国に散って、さまよって虐殺されました。それでとても誤ったOMCが作られたのです。

2.誤ったOMC
(1)律法団体:それで、とても律法団体が作られたのです。
(2)宗教、伝統、儀式団体:宗教、伝統、儀式を重要視する特異な団体になってしまったのです。
(3)誤った組織:それで誤った組織の中で問題がくるのです。
①奴隷:イスラエル民族が奴隷で捕まっていきました。
②世界戦争:世界戦争が起きました。
③宗教戦争:そして、たくさん起きたのが宗教戦争です。これから、宗教戦争の可能性が多いのです。この小さい誤った動機が、今まで問題を起こしています。今現在、中東、イスラム戦争の問題は、ここから出てくるのです。今、イスラム、カトリック、ユダヤ教の根がイスラエルです。

3.誤ったOMCの結果
(1)誤った救い観
誤った救い観が出てくるしかないのが、今までこのように教えたためです。ユダヤ人が一番嫌う言葉は、もちろんイエス・キリストですが、それよりさらにいやな理由があります。「信仰で救われる」という言葉を一番嫌います。行為が正しくないのに、どのように信仰で救われるのかと話します。
(2)誤ったメシヤ思想
メシヤ思想も誤っています。メシヤがいつ来て、この福音を実現するかではなくて、メシヤがいつ来て、我が国を強くさせるのかと思っています。
(3)キリスト排斥:キリストを排斥する結果が出てきたのです。メシヤがキリストなのに、来ても知らないのです。このようにしてできた事件です。私たちはこの時、多くのことを考えなければなりません。本当に福音を伝えるために人々が集まり始めたのですが、それが皆さんです。

4.治療するOMCの必要(マタイ28:16-20)
それで彼らを正しく生かして治療するOMCが必要なのです。征服するOMCが必要なのではなく、彼らを生かすOMCが必要なのです。それで、皆さんが集まってする祈りは単なる祈りではありません。まさにイエス様がおっしゃられたこの部分を成し遂げるOMCです。天と地のすべての権威がわたしに与えられていますと言われました。ですから、あなたがたは行って、すべての国の人々を弟子としなさいとおっしゃいました。一歩進んで、わたしが世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいますとおっしゃられました。
(1)当然性
「見よ」という言葉は、聖書に何度か出てきました。とても重要な時、出てきたのです。見よ。わたしが世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。皆さんがこれを理解したら、皆さんの事業と全てを完全に責任を負われるでしょう。皆さんの歩みごとに神様が証拠をくださるでしょう。災いがきても、皆さんを襲うことができないでしょう。この世の問題は多いのですが、問題が皆さんを倒すことができないでしょう。試みも多いのですが、試みが皆さんに勝つことができないでしょう。神様が願われるOMCならば、答えられるしかない当然性です。初代教会がすごいのではなく、当然のことです。
(2)必然性
これは偶然にできたことでなく必然性です。
(3)絶対性
だれも防いでなくせるのではない、絶対性です。
この3つの単語が皆さんのものです。神様が願われる福音を伝えるOMCは、当然性・必然性・絶対性を持っています。そうでしょう。神様がなさると言われているのに、人が防げることができるでしょうか。皆さんの会社で会長がするというのに、守衛が妨害するでしょうか。過ぎ行く商人が防ぐでしょうか。神様がなさると言われるのに、OMCの答えは出てくるしかありません。ある面では、重さがあって固くてゆっくりOMCが作られなければなりません。どんな風が吹いても揺れないOMCが作られなければならないのです。福音はどんな場合にも揺れません。共産主義が入ってきた時も福音はなくすことができませんでした。日帝時代に、神社参拝を強要した時も、他の宗教はみなしたのですが、キリスト教はしませんでした。クリスチャンの中でほとんどみなしたのですが、福音を持った人何人かがしなかったのです。日本神社を作っておいて、神社参拝をせよと言うのに政治家、王もみんなしました。さらに恐ろしいのは、すべての宗教が率先してしたのです。最後に残ったのが教会なのですが、その教会もしろと強要したのです。何人の拒否した人がひっくり返したのです。チョルラドでソン・ヤンウォン牧師、ピョンヤンでチュ・キチョル牧師、キョンサンドでは、ハン・ソンドン牧師がNOと言ったのです。小さい人々でしたが、その時のNOは非常に影響力が大きいことでした。日本国家の自尊心をかけた問題でした。どの場合も福音を防ぐことはできません。ヒットラーが防ごうとしたが、ヒットラーは自殺しました。暴君ネロがなくそうとしたが防げませんでした。10人のローマ皇帝が250年間、押したのに勝つことができなかったのです。皆さんがここに参加した産業人で、OMCです。皆さん個人と教会、事業に真の答えがあることをイエス様の御名でお祈りします。

-要約-
<共同体と産業宣教(172) - OMCの使命(15) -誤ったOMC (マ28:1-15) >
1.イスラエルの誤った動機
(1) 民族主義
(2) 選民思想
(3) 征服思想
2.誤ったOMC
(1) 律法団体
(2) 宗教、伝統、儀式団体
(3) 誤った組織
① 奴隷
② 世界戦争
③ 宗教戦争
3.誤ったOMCの結果
(1) 誤った救い観
(2) 誤ったメシア思想
(3) キリストを排斥
4.治療するOMCの必要 (マタイ28:16-20)
(1) 当然性
(2) 必然性
(3) 絶対性