[ 2008年2月16日/産業宣教メッセージ/メイフィールドホテル/チェ・ジョンウン牧師]


共同体と産業宣教(187) - OMCの使命(29)
重職者(役員)は地域を生かす霊的司令官である
(使徒1:12-14)


☆☆☆要約資料☆☆☆
1.もしもこのような方々がいなかったら、どうなるだろうか
(1) 地域の警察署 (2) 地域の消防署 (3) 国を守る地域の司令部
2.使9:1-43
(1) 使9:1-15 (2) 使9:36-43 (3) 使10:1-6
3.唯一性を持った人々
(1) 公生涯の中での唯一性
① マタイ13:1-58 ② マタイ16:13-20 ③ マタイ28:1-15、16-20
(2) 唯一性を与えられたキリスト
① 使1:1 ② 使1:3 ③ 使1:8
(3) 唯一性を味わった重職者(役員)たち
① 使1:12-14 ② 使2:1-47 ③ 使11:19-30
④ 使13:1 ⑤ 使16:6-10 ⑥ 使19:21、23:11、27:24
(The end)

☆☆☆説明資料☆☆☆
序論
▲私はニューヨークに行く時ごとに、世界の首都だと言えるニューヨークが非常に汚らしいと思っていました。ところが、ある年からは、それらがみな整頓されて不安だった治安が整頓されていたのです。どうしたことかと尋ねました。ルドルフ・ジュリアンという方がニューヨーク市長になったが、市長になった後で強力に治安を維持するようにしたという話を聞きました。すべての落書きを消して、マンハッタン43番街の乱雑なものなどを皆片付けたということでした。私がシンガポールに行って感じたことは、ひとりが気をつけると、このように変化をさせることができるということをでした。イ・グァンヨという方が、25年間統治していたのですが、韓国の金持ちの家が庭園を設計するように、全国を設計したのでした。ひとりがこのように重要だと考えました。
▲今日は重職者(役員)は、地域を生かす霊的司令官というメッセージを分かちあおうと思います。かなり重要な言葉です。使徒の働き1章を見れば、コルネリオという百人隊長が出てきます。この人は、ローマがユダヤを征服して送った治安官だと言えるでしょう。この人は侵略者のようにしませんでした。被支配国の民を本当に愛して、彼を本当に世話したのです。そのような人が必要なのです。

1.もし、こういう方々がいなければどうなるでしょう
(1)地域警察署
▲警察署長ひとりだけ気をつけても治安が安定するでしょう。
(2)地域消防署
▲今回、南大門(ナムデムン)が焼けるのを見ながら、消防署長ひとりだけ立っても良いのにという気がしました。
(3)国土を守る地域司令部
▲コルネリオのように、国土を守る地域司令官ひとりだけ正しく立ってもかまわないのです。
▲こういう責任を持った人々が福音を持った人ならば、もし皆さんになったら、とても重要なのです。福音を持ったひとり、伝道を理解したひとり、弟子の奥義を正しく知るひとりが立てば、どうなるのかを考えてみましょう。

2.使徒9:1-43
(1)使徒9:1-15、アナニヤ
▲アナニヤという人がダマスコで働きを始めました。どれくらいの期間が過ぎたのかは分かりませんが、都市にどれくらい影響力をおよぼしたのか、エルサレム地域の人々が驚くほどになりました。ユダヤの指導者が驚いて、捕まえてくるしかないという考えを持つほどになったのです。
(2)使徒9:36-43、タビタ
▲タビタという弟子が出てきます。女弟子タビタです。この1人の女性がいるから、その一地域に完全な変化が起きました。
(3)使徒10:1-6、皮なめしシモン
▲シモンという人は、皮なめしをしていたのですが、福音を受けて、その人を中心にヨッパの地域に福音運動が強力に起きたのです。
▲重職者(役員)ひとりが一地域に入って生かしながら、その地域に変化が起きているということです。

3.唯一性を持った人々
(1)公生涯の中の唯一性
①マタイ13:1-58、良い地に種が落ちたところ30倍、60倍、100倍の実が熟しました。からし種を見たことがありますが、からし種はホコリよりさらに小さな種です。ところで、命があるから種が落ちて芽が出れば鳥がきて休むほどの木になるということです。ユダヤに行った時、からしの木をつくづくと見たのですが、毎年、枝を刈らないとレンギョウの木程度で大きくなるのでした。命があれば、ホコリでもそのように大きくなるということです。女が粉野中にパン種を少し入れたら、全体が膨らんだように、大きいみわざが起きるということです。福音を持った人々が入れば、世の中も変化させられます。韓国にこういう歴史が今年からまた起きたら良いでしょう。ひとりの労働者なのに、仕事をするしもべが仕事をして宝を発見しました。考古学者などの話によれば、今でもイスラエルのある地域には、ダビデとソロモンが隠して置いた金塊があると思う人が多いのです。パレスチナは、内乱が1万回程度あったので、金持ちが自らの宝物を一箱に入れて自身の畑に隠しました。しもべを連れて行ってそのようにします。そして、そのしもべを殺すのです。自分以外は知りません。ところで、戦争が起きて、この人も死んだのです。どこに埋められたのか誰も知りません。後ほど、耕していたしもべが畑に行って得るようになったのです。自分が持っているものをみな売って、その畑を買ったと話しています。多分、その奥さんと子どもは、そのような夫は狂ったと話したでしょう。ところが、天国はそのような宝の畑と同じなのです。それだけ価値あること、唯一なことを持ったので、世の中を変化させられるのです。その後の彼の生涯を考えてみるように願います。真珠の比喩も出てきます。天国は比較できない世の中であることをたとえているのです。
②マタイ16:13-20、この世を救うことができる道は、ただマタイの福音書16章のイエスがキリストである他にはありません。神学生たちと卒業の謝恩会をしながら、福音をどの程度理解しているのかについての話をしたのですが、自分は1パーセント未満で福音を分かると話しました。それで私が話したのです。それでは伝道ができるのですか。あなたと私が話す時は、その話しで良いでしょうが、あなたが他の人に福音を伝える時、だれがその話を信じるでしょうか。話をむやみにしてはならない...と話しました。神学校を卒業した学生が、まだ福音を一つも理解できなかったといえば話になるでしょうか。ここに対する確信と謙そんを混同して話してはいけないのです。イエスがキリストとだけ話しました。それはすべてのクリスチャンがみな話す言葉です。問題は福音の片方だけ話すのです。言わば答えだけ話すのです。イエスがキリストになるしかない問題がないのに、何でイエスがキリストなのでしょうか。それで問題を言って、答えを言いなさい。人生が何かに対して話して、それに対する答えがキリストだと話しなさい。そうでなければ、私たちも同じように薄い人になってしまうのです。あなたは生ける神の御子キリストです。
③マタイ28:1-15,16-20、キリストだという証拠で復活されたので、16-20節まではイエスがキリストという話です。その事実を信じる唯一の人々が集まったが、彼らが弟子です。ここで話すあなたがたという言葉は、準備された者たちのことを言うのです。弟子なったあなたがたです。イエスがキリストであることを信じるあなたがたという話です。悟ったあなたがたです。唯一なことを捕まえたあなたがたです。
(2)唯一性をくださったキリスト
①使徒1:1.私が前の書で...と話しました。使徒の働きはルカが書きました。ルカはルカの福音書も書きました。使徒の働きはルカの福音書の続編と言えます。テオピロよ。私が前の書で...という話は、ルカの福音書でイエスがキリストだと説明をしたということです。この部分に対して明らかでなければなりません。
②使徒1:3、神様の国について説明をしました。皆さんが今、少しは混とんとしているでしょう。40日間、神様の国に対して話したと言われているのですが、その内容がありません。使徒19章で、エペソでパウロは3ケ月間、神様の国について話をしたとありますが、内容がありません。ルカの福音書全体、イエス様の生涯についてずっと説明をしたと言えます。神様を会った人々の生涯に対して説明をしたということです。神様がともにおられる時、どんなことが起きたかに対してずっと話したのでしょう。神様の統治がある、そこで起きることに対して話すのが、福音伝道です。私が神様に会う前に、私はどんな存在であったか、私がどのように主に会ったのか、私が主に会った後に私の人生がどのように変わったかに対して話すのが伝道です。神様がおられるところが神様の国です。皆さんの事業と職場と皆さんの家庭に、神様の統治が成されることをお祈りします。
③使徒1:8、ただ聖霊がお前らに臨めば、これが可能です。なりますと言われました。私がシカゴに働きに行きました。契約を説明しながら、新約聖書を100回ぐらいは読んだのですがが...なります...なり...という言葉を52年ぶりに見たと話しました。伝道がなります...なり...がよく見えなかったのです。それで、いつも証人になりなさい、伝道をしなさい...と聖書みことばをわい曲して話をよくしていました。しかし、聖書はキリストだけが唯一の存在であることを話します。その方だけが私たちのいのちで、道で、私たちが探す真理であることをおっしゃっています。
(3)唯一性を味わった重職者(役員)
▲使徒にだけあったことではありません。15節には120人くらいだったと記録されています。その中に70の信徒が共に集まったと見るのです。
①使徒1:12-14、いのちをかけた指導者が集まったのです。捕えられても大丈夫だと集まったのです。祈りに専念して、聖霊充満を受けました。
②使徒2:1-47、5つの事が起きたのをご存知でしょう。祈りに専念して、聖霊充満を受けました。伝道の門、産業の門、人生の門が開かれました。みことばが成就するのを体験したのです。弟子が起きるのを自分が見たのです。41節には3000弟子が起きました。そうしたら、エルサレムが変化して、サマリヤと地の果てまで変化が起きるのを体験したのです。
③使徒11:19-30、この人たちが集まってアンテオケ教会ができたのです。ユダヤ思想のために、エルサレム教会を持っては世界化されるのが簡単ではありませんでした。神様は世界福音化の基地をアンテオケ教会にされたのです。重職者(役員)が動く所に、こういう神様のみわざが起きたのです。
④使徒13:1、5人1組の奥義を見ることができます。バルナバ、シメオン、ルキオ、マナエン、パウロが集まって世界福音化の戦略を立てるようになりました。私はこの部分で、初代教会がすごかったということを発見します。バルナバとパウロは、ここで教会を守って、他の方が行って下さい...と言わなければならないでしょうに、私たちが守るから、パウロとバルナバを送りなさい...と話しながら、彼らに按手したのです。そして、彼らを世界へ派遣しました。その時から、世界福音化のみわざが火のように起きるのを見ました。韓国に宣教師で来られる方々が非常に立派な方々でした。その方たちがいたので、韓国の長老教の発展に多いに役に立ったと思います。時々、私たちが集まって話します。今は韓国は後輩に任せて、常任委員会委員がアフリカで1ケ月程度キャンプをするのがどうかを話したりします。門を開けて弟子をたてて、システムを拡充して北米に移ればどうでしょうか。そして南米へ渡ればどうでしょうか。そして、アジアへ渡ればどうかと考えました。その日が来ることを祈っています。重職者(役員)が動いた時、こういう驚くべき働きが起きました。
⑤使徒16:6-10、アジア側に行きたかったが道がふさがれました。その時も重職者(役員)は、葛藤しないでひざまずいて祈ったのです。神様は彼らに幻を見せられました。マケドニアで行って、私たちを助けてくれ..という内容でした。その手まねが神様の指示だと知って、そちらに行きました。広大なマケドニアの門が開かれたのです。彼らが行く所ごとに門が開かれました。
⑥使徒19:21、23:11、27:24,私はローマに行かなければならない。ローマも見なければならない。ローマでも証言しなければならない、使徒27:24では神様が直接おっしゃっています。パウロ恐れるな。あなたはカイザルの前に立たなければならない...これは神様の約束で、パウロのビジョンでした。

4.結論
(1)福音
(2)祈り
▲福音を持った人が、福音が分かった人、福音は所有して福音を本当に味わった人が本当に祈ったら、神様は必ず答えられます。そして、この人たちが行って、すべての地域で答えを受けながら、タラッパンとミッションホームと地教会をすればどうなるでしょうか。
▲私たちの産業人と牧師が、タラッパンをしたいなら、タラッパンができる人に付いて回るように願います。本当にしたいならば、なる人の生活に3ケ月ついて行ってみることを望みます。このようにすれば良いことを悟れます。精神的に癒しをしている現場、伝道現場、訪問現場、3ケ月間、追いすがっていれば、伝えられて移ってくるのです。それで初代教会は一緒に通ったのです。パウロにそれで、ウイルスのような者だと言ったのです。風邪を引いた人と一緒にいれば風邪になります。タラッパンなる人と一緒にいてこそ、タラッパンになるのです。地教会になる所に行って、地教会を参加してみることを望みます。有名な組織神学者がイエウォン教会で平服を着て参加していました。この方は学者で、牧師なのに、帽子をみな脱いで参加したのです。一般信徒がどのように地教会をするのか見守ったのです。この頃、その方のメッセージが大いに変わったということです。それで神学生たちが多くの恵みを受けると言われています。なる所に行ってみるように願います。もし祈り答えを正しく受けたら、みわざが起きるのではないでしょうか。
(3)伝道
▲まさにそれが伝道です。証拠があるからその証拠をいうのが伝道であるはずだからです。することではなく、なるということを確認するようになります。
(4)弟子
▲一人はできないから同僚を探すのが、弟子を探すことです。この間、メッセンジャーがきて話をするのに、とても同感しました。無駄骨をおる必要がないと言っていました。イエス様を信じろと話して、信じなかったら、それ以上、話さなくても良いということです。そうするうちに、教会に通いたいが、だれか教会に行こうと話す人がないと話す人ができて、それが、まさにするのではなくて、なることです。皆さんが行く所に、こういうみわざが起きることを希望します。
(5)変化
▲私たちのためにこの世が変わって、神様の国が成就されるみわざが起きるでしょう。35万のタラッパン家族が動くすべての所に、こういうみわざが起きることを希望します。
(The end)