[2008年11月29日 産業宣教 場所:ソウル産業宣教センター (イ・ビョンム牧師)]


共同体と産業宣教(227)-産業人の全体理解 (11)
霊的問題を理解する前まで宣教は不可能
(使徒13:1-12)



☆☆☆要約資料☆☆☆
1.パウロが知っていた正確な福音
(1) 使9:1-15、11:25-26、13:1-4
(2) ローマ8:2-17、31-39、16:25-27
(3) Ⅰコリント1:18-31、2:12、3:16、4:1、10:13
(4) エペソ1:3-19、2:1-3、3:1-15、4:11-12、6:10-20
(5) ピリピ1:12-14、2:6-11、3:1-20、4:10-13
(6) コロサイ1:23、2:2-3、3:1-3
(7) ピレモン1:1-25
2.パウロが見ていた宣教現場の正確性
(1) 使13:1-12
(2) 使16:16-18
(3) 使19:8-20
3.パウロが味わっていた最高の答え
(1) パウロの書簡14冊
(2) 宣教の始まり
(3) 文化征服の始まり
(4) パウロと一緒にした者たちの永遠の祝福(The end)

☆☆☆説明資料☆☆☆
序論
▲今日のタイトルは、霊的問題を理解する前は宣教は不可能です。霊的問題を理解する前には、産業宣教が不可能です。霊的問題を理解する前には、産業が成功できません。なぜなら、霊的問題というものは柳牧師が解釈するのに、サタンに捕えられた部分だということです。救われておいても、サタンに捕えられているから伝道も宣教もだめなのです。私たちの産業がサタンに捕えられているから、どのように産業が宣教にまで連結するでしょうか。それで、信じる人の企業が崩れていると柳牧師はおっしゃいます。
▲私たちの産業人が、本当に霊的戦いに勝利しなければならないことと信じます。人ごとに霊的問題がない人はいません。地域ごとにサタンが活動しない地域はありません。産業人がサタンに勝たなければならなくて、産業現場でサタンに勝たなければなりません。
(1)霊的問題3つ-あらわれた問題、私だけ分かる問題、私も知らない問題
▲人ごとに霊的問題が3つあると柳牧師がおっしゃいます。
1)あらわれた問題があります。
2)私だけ分かる問題です。他人に話せないおかしな問題です。
3)私も知らない問題があります。私も知らない問題のために、人々が失敗するのです。サタンに捕えられていながら、捕えられていることを知らないのです。言い訳をしばしば違うところでします。夫のせい、妻のせい、環境のせいと、いろいろな言い訳を違うところで探すのです。言い訳することはありません。サタンに勝たなければなりません。それで、霊的戦いに勝利してこそ、私の信仰と経済に成功できます。
(2)Ⅱコリント12:7-9、サタンの使い、肉体のトゲ、弱さ
▲使徒パウロも霊的問題に苦しめられます。Ⅱコリント12:7-9を見れば、パウロにサタンの使いがありました。肉体のトゲがあったということです。このために弱くなりました。パウロがこの問題をなくすために3度、週に求めたと話しています。パウロも根性がある人です。祈れば髪を剃ってしまって祈ります。四十日断食して祈って。船に乗って行って、暴風に会えば、船底に入ってしまいます。私を捕まえてしまってくださいと言うのです。そのように祈るのに、これが離れません。
▲恵み、力、強さ、答えがきました。わたしの恵みはあなたに十分である。わたしの力があなたに留まるためだ。あなたが弱い、その時がすなわち強い時だ。パウロのような偉大な伝道者も、この2つのことが一緒にあります。二つのうちに一つだけなければならないのではないでしょうか。ところでサタンの使いと聖霊の力が一緒にあるのです。パウロのような偉大な伝道者が力が足りなくて、これを追い出せないのでしょうか。ところで、神様がなくさないでおられます。わたしの力があなたに留まるためだとおっしゃいます。結局、すべての人には霊的問題は死ぬ時までなくなりません。2つのことが共に活動するのです。私たちがどちら側に方向を合わせて生きるのかが重要です。それで、今日のタイトルが霊的問題をなくしなさいではありません。霊的問題を注意しなさいでもありません。霊的問題を理解しなさいです。私の中にサタンが活動するのに、聖霊はさらに強く働かれるこれを理解するだけでも、霊的問題に勝利するのです。私や皆さんに霊的問題は一生なくなりません。それのために気をおとしたり、失望する必要はありません。事実、私たちの産業現場に、経済に、霊的なサタンの活動はなくなりません。それで理解して勝利しなければならないのです。
▲どのようにすべきでしょうか。
あらわれた問題-決断、私だけ分かる問題-福音の根、私も知らない問題-祈り
あらわれた問題のためには決断を下せと柳牧師がおっしゃいます。私だけ分かる問題は、本当に福音の根を深くおろしなさいとおっしゃいます。なくならないから福音にさらに強くなるしかありません。パウロもこのように、サタンの使い、肉体のトゲのために弱くなる霊的問題があるのを分かりました。ところで、事実、パウロにある肉体のトゲとはなんでしょうか。パウロが話しません。なぜ話さないのでしょうか。言うと困るからしなかったのでしょうか。それで、柳牧師は私だけ分かる問題と言いました。福音の根をおろすしかありません。サタンの影響に引きずられて行かずに、福音の影響力で、聖霊の力で生きなければなりません。私も知らない問題は、祈りの深いところに入って捜し出さなければなりません。捜し出して決断を下さなければならないと信じます。
▲ヨハネ6:63、霊-みことば、いのち-福音
イエス様がヨハネ6:63でおっしゃいます。生かすのは霊で肉は無益です。わたしの言葉は霊でありいのちです。福音が私たちの霊でありいのちです。キリストが私たちの霊でありいのちです。
▲それで、この霊的問題を理解して、私たちは福音の根をおろさなければならないのです。それで、この霊的問題に勝利すること、どれくらい福音を正確に知って味わうかに掛かっています。どれくらい福音を味わうかにしたがって、経済も暗やみの経済が福音経済に変わります。

1.パウロが知っていた正確な福音
▲それで1番、パウロが知っていた正確な福音と言われています。パウロのように、私たちが福音を知って味わっていれば、産業と経済の宣教師になることができるでしょう。使徒9章で、パウロはキリストを体験して、選ばれたうつわという使命を受けました。確かに私たちに産業宣教の使命感がなければならないのです。
▲使徒11:25-26。パウロに会って1年間の訓練を受けました。訓練を受けただけ用いられ、用いられるだけ祝福を受けます。訓練を受けたパウロは13章で、共同体の中に入ってきます。5人1組のチームを組みました。この5人1組のチームを見れば不思議なチームです。まったく一つのチームになれない人々です。バルナバとニゲルというシモンがいました。ニゲルというのは英語でニグロでしょう。その当時、ニグロとパウロとチームになったとは、本当に不思議な連結です。クレネジンの人ルキオはアフリカ人です。分封王ヘロットの乳兄弟マナエンと一つのチームになりました。福音のために、すべての限界を克服して共同体を成し遂げたのです。自尊心も体面もみな捨てなければならないのです。こういうチームを組んで聖霊の導きを受けます。
▲ローマ8章。罪から解放された感激を持っています。皆さん、信じる人が罪を犯せば罰を受けますか、受けませんか。まだ多くの人が罰を受けると思っています。罪と死の原理から私たちを解放したと聖書は話します。罪と死の原理は罪を犯せば罰を受けて死ぬということです。私たちはいのちの御霊の原理で解放されました。神様はいくらでも許して罰を与えられません。ところで、なぜ信じる人が罰を受けたようにほろびてしまい、呪いの災いの中に陥ってしまうのでしょうか。それは神様が罰を与えられたのではなく、サタンが私たちを攻撃するのです。霊的問題を克服することができないからです。私たちは罪の許しの確信と共に、霊的戦いの勝利者にならなければなりません。皆さんの産業現場で徹底してこのサタンの勢力を追い出して下さい。そしてキリストのために苦難も受ける覚悟をしながら献身してください。そのようにする時、31節のみことばのように、誰が私たちをキリスト中にある神様の愛で切り離せるでしょうか。患難ですか、苦しみですか、迫害ですか、飢えですか、裸ですか、危険ですか、剣ですか。誰も私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。たましいが幸いを得たように、すべての点において幸いを得て、産業もうまくいって経済もうまくいくよう願います。このようにしようとローマ16:25世々にわたって長い間、私たちを選択されたのです。
▲Iコリント1:18十字架のことばは、私たちには神様の力です。神様の知恵です。この十字架のことばで、私たちは人々を伝道して生かさなければなりません。2:12私たちは神様からの霊を受けました。3:16私たちのからだが神殿です。4:1私たちはキリスト働き手で、神様の奥義を引き受けた者になりました。10:13の色々な試練が多いのですが、私たちには耐えられない試みは与えられません。今、経済が難しくても福音に進めば必ず勝利するでしょう。
▲福音は世界征服です。世界福音化するために必ず産業人が必要です。起きなさい。光を放ちなさい。国々の王が財物を持って訪ねてくるだろう。そのためにエペソ1:3世界の基が置かれる前に私たちを選択されました。栄光に富んだ受け継ぐものを与えてくださいます。神様は今でも働いておられます。2章、死んだ私たちを生かして伝道するようにされます。3章、異邦人を生かす宣教するようにされます。すべての産業人は世界へ出て行かなければなりません。4:11-12、信徒をまったきものにして、社会問題を解決されます。そのためにサタンに勝たなければなりません。
▲ピリピ1章、使徒パウロは死んでも生きても良いと話します。2章、苦難を受けても良い。3章、全てのものはちりあくたで、キリストを分かるのが最もすばらしい。4章、どこにいても良くて、全てのことができる。コロサイ1章、揺れてはならない。2章、キリスト中に知恵と知識の宝がある。3章、上のことを思いなさい。ピレモンで使徒パウロがオネシモひとりの後見人になったように、私たちの産業人もひとりレムナント弟子を生かす後見人の祝福を受けましょう。
▲霊的問題はなくなりません。サタンは私の人生と皆さんの産業から離れません。それを勝てないので、信仰と産業に失敗します。いつなくなるのでしょうか。なくなりません。理解しなければなりません。決断を下して、福音に根をおろして、祈らなければなりません。霊的戦いに勝利して下さい。

2.パウロが見た宣教現場の正確性
▲2番。パウロが見た宣教現場の正確性です。パウロはどの地域に行こうが、そちらの霊的問題を解決しました。その地域に活動するサタンの親分を打ち砕いてしまったのです。私たちの産業人も、事実、その地域のサタンとの戦いで勝ってこそ、産業人も勝利します。福音のために言い訳して、お金だけもうけようとしてはいけません。
▲使徒13章、パウロがパポス島に入りました。ひとりの人をとらえて、総督を伝道します。パウロは入るやいなや総督を訪ねて行きました。メッセージを受けたのです。王たちに福音を伝える人です。選ばれたうつわです。メッセージを握って、総督を訪ねて行ったのです。総督を伝道しようとすると、そのそばに完全サタンの親分が待ち構えていたのです。バル・イエスを信じろ。イエスの息子という意味です。ユダヤ人の偽り預言者です。預言者の役をします。魔術師です。総督を政治的に動かしていました。キリスト教、ユダヤ教、政治、魔術でつかんでいた人です。事実、このひとりがパトモス島全域を霊的に掌握したサタンの親分だったのです。これが総督を握っていました。これを打ち砕かなければ、絶対に総督を伝道できなくなっていました。それでイエスの御名で目が見えないようにしてしまったのです。産業もまったく同じです。
▲その地域に活動するサタンの通路が何でしょうか。分析しなさい。縛りなさい。これが柳光洙牧師の宣教戦略ではないでしょうか。
▲パウロがピリピに行きました。占いをする女性に会いました。この女が単に占う女ではありません。パウロが過ぎ去ったので、この人はいと高き神のしもべで、救いの道をあなたがたに伝える者だと叫びます。この女性を通してサタンが地域を掌握しているのです。パウロが悪霊を追い出したので、今回は、その主人が代わりに出てきました。ローマ軍人が動員されてパウロを迫害しました。サタンの活動が事実、みな連結しているのです。そのサタンを打ち砕かずに、どのようにピリピ伝道をするのでしょうか。私たちの産業人は、必ず皆さんの産業現場を徹底して分析しなければなりません。この地域のサタンの通路が何かを捜し出して、霊的戦いに成功しなければなりません。それをしなくては産業宣教は不可能です。事実、教会も同じです。教会がその地域の暗やみを打ち砕かなければ、絶対に教会復興はだめです。私たちの地域には、暗やみが強いか、福音が強いか、一度調べてください。今日から真の伝道、宣教が霊的戦いで始まりますように。
▲使徒19章に、パウロがエペソに行きました。エペソにはアルテミス神殿がありました。ここで神像を作って、アジア全体に影響を及ぼしていました。サタンがお金をもうけながら地域を掌握しています。今、サタン文化が経済を掌握しているのは同じです。パウロはそちらで偶像文化を縛ると信じます。
▲それで、宣教現場の正確性、霊的戦いに勝利しただけ、産業と宣教に成功するでしょう。

3.パウロが味わった最高の答え
▲この霊的戦いに勝利したから、パウロは最高の答えを味わいました。福音の奥義、宣教の奥義を悟ったので14巻の書簡を記録できました。アジア宣教を始めて、マケドニヤ、ローマ宣教を成功的に始めて征服します。行く所ごとにサタン文化を福音文化に変える最初になりました。このように、霊的戦いをするパウロと一緒にする人々まで、永遠な祝福を受けました。今、世界の暗やみ文化を変える柳光洙牧師と会ったのが時代的な祝福であると信じます。柳牧師が世界最高の伝道者のように、皆さんは世界最高の産業宣教師になることを祈ります。お祈りします。
(祈り)
神様、霊的戦いを理解して勝利するようにさせてください。サタン文化を征服するため、福音文化産業宣教に成功するようにさせてください。柳牧師をこの時代の最高の伝道者として立ててくださったことを感謝します。私たちが柳牧師の弟子されることを感謝します。最高の産業宣教師になりますように。霊的戦いに勝利する者になりますように。イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン。今は、主イエス・キリストの恵みと神様の愛と聖霊の感動と満たし、働きが、霊的問題を理解して霊的戦いに勝利して、真の福音を味わい、宣教を味わい、産業で世界を征服する産業宣教師、経済宣教師になることを望むすべての産業人、すべての主のしもべ、すべての教会の上に永遠に共におられますように。アーメン
(The end)