1部. マルコ7:24〜30 / スロ・フェニキヤの女と私たちの信仰

<序論> 正しい宣教師一名がいれば、一つの国が生かされる。それならば、正しい宣教師一名を助けることが、最も価値ある事になるはずだ。本文で記憶しなければならないこと、私たちは4つのことゆえにいつも悩む。@人ゆえに来る葛藤 A状況の中で私のために起きる試み B隠された理由の中での苦しみ C一生負って行かなければならない十字架。私たちに信仰がなければ、結局、損害をこうむるようになる。

1. 本文をまず解釈してみよう
(1)イエスが多くの御力を行われた中で、ご自身を隠そうとなさった
@ 人々が力だけ見てついてきて、イエス様が誰なのかは知らなかった
A 人々は目に見えることだけに従って動くから
B イエス様は、神様であり、神の息子だから、そのようなことをできないだろうか?
C しかし、それだけについて行くならば、誤った信仰を持つことも
(2)その時、悪霊につかれた娘がいるギリシヤ人、スロ・フェニキヤの女が訪ねて来た
@ その女の娘が悪霊につかれたことだけは、明らかな事実
A しかし、悪霊につかれなかったけれど、その影響を受ける人々はもっと多い
B 悪霊が精神方向に(精神病)、肉体方向に(不治病) どのように働いたかが重要
C 私達が神様の子供という特権を受けたが、こういう多くの攻撃を受けている

2. この女の信仰を通じて、今日私達が受ける答え
(1)苦難がなにか知っていてこそ、人生を知るようになって、霊的問題がなにか知っていてこそ、救いを知るようになる
@ この家に起きた問題は、医学的には今でも解決不可
A 人間が努力をすればできないことはないけれど、ある日限界にぶつかる
B 難しい事は解決しながら、最も小さな自分の問題は解決出来ない
C 途方もない建築物を建てても、まさに本人は麻薬中毒
D 現代科学が発展するほど、人間はそれゆえに死んでいっているので
E この地球に差しせまる霊的問題は、人間の知識で解決できない
(2)解答を知っていれば解決するけれど、果して誰が解決することができるのか?
@ 宗教は悪いことではないが、霊的問題の真の解決策はひとつ!
A すべての宗教は同じ - 実際に、社会維持のためにまず必要なこと
B しかし、救われることではない - それで、神様がすべての人のためにいのちを下さった。その道がまさにキリスト。
(2)信じる時に起きること
@ 神様が信じられないのか? 会ってみたくても、会うことができないだろう?
A 神様がいないという気がするのか?
B 絶対にわからなくて、会うことができないので、神様はキリストを送られた
C このキリストが信じられる時、霊界には途方もない変化が起きる
D 本当に神様のみことばを受ける時、本当に福音を知って献金する時!
E 本当に神様の力が信じられる時! - 霊的科学の変化はものすごい
F しかし、霊的に無知な人には、こういう事が無意味

3. 結論(要約)
(1)人間に来る霊的問題をどのように解決するのか?
@ 人間の限界の状況
A それで、神様はキリストを送られた
B 私たちにキリストが信じられる瞬間、みわざが起きる
(2)私達が恵みを受ける時、信じられる時 - 霊的には途方もない変化
@ 自尊心? - 恵みを受けるのに、最も邪魔になること
A 教会も働きをする時も、自分の仕事がなければならない、そのような水準では
B どのようなことをすべきかよりは、神様の前に出て、自分を探すべき
C 教会で自分の位置がなければどうなのか? 本当に恵みを受けよう!
D 自分の自尊心、自分の仕事、自分の位置に縛られて、ある日失敗する
(3)イエス様の試みを通過したスロ・フェニキヤの女
@ test(創世記12章) / temptation(マタイ4章)
A 私たちは毎日、試験(test)を受けている
B その testで信仰をささげよう

祈りの課題 : 人間の根本の霊的問題とその解決策を知るようにさせてくださって感謝