2001年 12月 27-28日(一般信者 地域教会 訓練 12月)



EBS 個人養育メッセージ概論
使徒1:3, 使徒17:1-3, 使徒19:8
 
 
→序論 :
▲使徒1:3に見れば、40日間、神様の国のことをおっしゃったと書かれています。
  使徒17:1-3, 使徒19:8を見ましょう。
  伝道を簡単に定義すれば "神様の国の実現"です。
  必ず記憶しなければなりません。
▲神様の国が理解出来なければ、聖書の箇所4つを理解すればよいのです。
(1)ヨハネ16:11に見れば、世の中の王(世を治める者)だと記録されていて
(2)Uコリント4:4に見れば、世の中の神だとなっていて
(3)ヨハネ8:44に見れば、あなたがたの父だとなっていて
(4)Iペテロ5:7-8に見れば、救われた者に、あなた方の敵だと言われています。これは深刻な話です。
 同じ存在なのに、未信者には父で、私たちには敵だと言われました。救われた私たちが悟らなければならない部分が、世の中の神であって、世の中の王ということです。とても重要な話です。
 それで、皆様が伝道を本当に理解できなければ、祈りの答えを受けるのが難しいのです。皆様が伝道を理解してこそ、祈りの答えを受けるのですが、ここでとても重要な単語が‘国'です。
(1)祈りの答え
 1)マタイ6:33に "だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。"と言われました。早く気がつかなければなりません。いままであった考えをみな変えて、本物の福音を伝えねばならないとするその時から、本物の答えを受けるようになります。私たちの中心をみなご覧になるのです。または、ちょっとそうでない人がいますが、その人はこれからなる人であることが確実であるために、神様がそのようになさることもあるのです。その他には、他の理由はありません。暗闇の勢力の側から見る時、伝道はすごいことなのです。
 2)主の祈り- それで、主の祈りを見れば、先ず一番に教えられたことが "御国が来ますように"です。それとともに、マタイ6:33にまず神の国とその義を求めなさちと言われました。
 3)使徒1:3 イエス様が最後に何とおっしゃったのでしょうか? 40日間、神様の国について説明されました。
 4)パウロが伝道するなかで、最高の働きを成し遂げたマケドニア、アジア地域で最高の働きを成し遂げた地域がエペソです。そこで3ケ月間、集中的に神様の国について説明したのです。
 ▲皆様が本当に祈りの答えを受けるならば、伝道を悟らなければなりません。
 
(2)持続的に祈りの答えを受けようとするなら
 1)神様の国を理解しなければなりません。
 ▲牧師と信徒の間の葛藤が、とても多いらしいのです。私は理解が良くできません。福音は理解しているのかも知れませんが、伝道を理解できないのではないか?と思います。何故、牧師を理解できないのでしょうか? 何ゆえに一般信者を理解できないのでしょうか? 立派な人を理解することは、未信者も理解することができるではないでしょうか? 何ゆえに、教会間で葛藤がそのように多いのでしょうか? 伝道の畑を見た以上、教会の間で葛藤する理由もなく、正しく伝道に目が開いたならば、教会百個を立てて置いてもかまいません。したがって、本物の答えを受けようとするなら、神様の国を理解しなければならないのです。皆様の家に神様の国が臨まなければなりません。常に神様の国でなければならないのです。何故でしょうか?常に攻撃を受けるからです。救われたことが神様の国が臨んだことであり、天国に行くから神様の国に行くことだと思うでしょうが、それは既に保障されているということです。皆様の家に暗闇の勢力が入ります。したがって、神様の国が臨むように祈らなければならないのです。大韓民国に暗闇の勢力が入ります。それで、神様の国が臨むように祈らなければならないのです。それが伝道です。もちろん福音です。
 皆様が本当に滅びないで、引続き答えを受けようとするなら、理解しなければなりません。伝道を本当に理解したとするなら、葛藤も越えることができて、肉体的なことも越えることができます。
 ▲私たちが神様の前に世界の福音化の祝福を受けたということが、どれくらい感謝なことで、それと同時に、どれくらい申し訳ないことでしょうか?
 主の恵みで私のような罪人が、田舎出身の私が、勉強も正しくできない私が、しもべの生活をしながら生きなければならない私が、世界の福音化の隊列に立ったということは、申し訳なくて、感謝なことなのです。話す言葉がないと言うべきでしょう。
 ▲神秘主義が悪いと言うのは、ただキリストだけ! というより、体験側を強調するためで、律法主義を悪いと言うのは、自分自身に対してはそのように良くて、他人に対してはそのように悪質であるためです。私は大丈夫だけど、他の人はなぜあのようなのか?とすることが悪いのです。全部、自分中心です。福音を悟れば悟るほど、自分中心ではなく、福音中心で、感謝して、恵みになって、赦しになって、理解できて、受け入れになって... 何故、それがだめでしょうか?
  2)全地域にみことば運動を開きましょう- 出逢いの祝福があります。備えられた家があります(ミッションホーム)
 
(3)タラッパン訓練- いままで基礎準備
  ▲これからは、頭の中に必ず入れましょう。
 1)これからは、信徒全体が祝福を受けるようにしましょう。私たちの教会では、釜山で教役者の数字で 700ケ所が生まれるように分けなさいと言いました。無条件にチームを構成して、みことば運動をしなさいと言いました。それとともに、教会に帰ってきて専門化をさせなさい。それとともに、全体が連合するようにしなさい。それとともに一斉に開くのです。まず、釜山市内 700ケ所を開きましょう。私が100ケ所を預かりました。それとともに、釜山市内が一斉にみな起きるのです。これから、その時刻表がきました。
 2)聖書に奇跡がおきた時刻表- イスラエル民族全体が、かもいと門柱に羊の血を塗った日、出エジプトの奇跡がおきました。イスラエル全体が、契約の箱を見て従っていく日、ヨルダンも分かれて、エリコも崩れました。イスラエル民族全体が、断食して祈る中に、神様はアハシュエロス王の心を動かされました。たとえ、120人しかいなかった信徒がマルコのタラッパンに集まって全体が祈った時、神様は約束なさった聖霊を下さって、使徒12章にもペテロが殺されそうになった時、全体が集まって祈った時、神様は奇跡の働きをくださったのでした。
 ▲皆様の教会が、皆様の地域全体を置いてみことば運動を開く準備をしましょう。すると、まず奇跡がおきます。すると、皆様の教会に祝福が臨むはずです。今はそのような時刻表がきました。
 ▲これからは、あらゆる地域にみことばを聞くように食い込みましょう。エペソのように、ツラノ運動のように... そこに最も重要なことが‘神様の国'、皆様の家に最も必要なことが‘神様の国'それがインマヌエルです。皆様の職場に最も必要な答が、神様の国が臨むことです。神様がともにおられるから神様の国です。インマヌエルは、イエス様の名前です。"処女がみごもって男の子を生む。その名をインマヌエルと名付ける" 皆様、今日、伝道を本当に理解する祝福があることを望みます。すると、皆様にそれに加えて全てのものを与えて下さるとイエス様が直接おっしゃられました。
 
▲今日の午前には、EBS養育メッセージ全体を説明して、次の月から二課ずつ説明します。
▲本の名前が‘個人養育メッセージ'ですが、個人養育メッセージというのは、これをする時、まちがいなくこういう実がくるということです。個人を立て起こすことほど、確実なことはありません。個人が確立されれば、社会も生かされ、教会も生かされるようになります。個人が崩れれば、教会も崩れて、社会も崩れるのです。
 個人が立たなければ、国も立つことができません。それで、結局は個人を正しく立て直すことです。自分の弟子を作るのではありません。正しく立てるのです。結局、個人に神様の国が臨むのです。
 ▲私は期待しています。2002年度には、驚くべき時刻表がきています。皆様がよく正しい基礎を作ってきました。基礎でキャンプ、地域教会まで... これからは、あなたがたに神様が本当に願っておられる神様の国が臨むようにすべきです。天国をいうのではありません。それは既に受けています。この地に神様の国が臨むようにすることです。この地は、ずっと霊的な問題がくるために、神様の国が臨むようにしなければならないのです。
 
 ▲この本は、3つに区分することができます。
(1)基本- 序論, 1講, 2講
 ▲何でもなにか基本ができなければなりません。事業も、家庭も、個人も基本ができなければなりません。それが、序論と1-2講です。
(2)対象者(訓練1- 7)
 ▲皆様が、この働きをするのは、人を生かすためにすることであるゆえに、対象者が出てくるようになっています。この人達にあたえるメッセージが訓練1から7までです。
(3)使命者(訓練8-12, 基本重要聖句)
 ▲誰が行くか?が重要です。一生、神様の前でこの福音のために生きるということは、そんなに簡単なことではありません。それで、三番目のパートが、使命者自身、皆様のためのものです。
  
基本(1)- 序論
*大部分のクリスチャンは、単純にノンクリスチャンに福音を伝えることだけが伝道だと考える傾向があります。
(▲皆様が車のなかで、列車のなかで、飛行機に乗った時、みわざが起きることがあります。それをそんなに自慢する必要はありません。そのようなこともあります。感謝なことです。しかし、単純にそれだけが伝道ではありません。伝道は、その人に対する神様の計画がなさなければならないのです。そのような戦略を使おうということです) しかし、このような考えはとても狭い意味での伝道の概念であり、実際に聖書で語られている伝道の概念は、これよりはるかにもっと広範囲です。福音を伝えるだけでなく、新しい信者を養育して、働き人として成長させて、また彼らを生活の現場に送って、そこで実を結ぶようにすること、すなわち、伝道には‘働き人の養育’が必須で、彼らを別に訓練させるのです。
*このような意味で E.B.S(Evangelism Bible Study) メンバーの訓練は、真に重要で、この訓練に臨む働き人は、格別に熱心と使命を持って臨まなければなりません。
 (これからは、全体的に早く、全体的に神様がみことばが入っていくように戦略を立てるべきです。そのような時刻表がきたためです。パウロが、マケドニアに招かれた時、働きが起きましたが、マケドニア全体に行ったのです。皆様が地域に神様の国が臨むみことば運動の計画を立てなければなりません。そのためには、EBSという単語を理解しなければなりません。単純に伝道のトラクトを配ってくることではなくて、新しい信者を正しく養育させる準備をしようということです)
 
□ E.B.S(Evangelism Bible Study)
 イエスのいのちを持っている者として、使命感をもって新しい信者を持続的に養育できる人を E.B.S メンバーだとしました。
 
1.E.B.S メンバーの資格
▲福音を持っていることはもちろんで-
(1)肯定的な思考を持った人でなければなりません。
(2)いつも聖霊に自分自身を頼る人- 簡単に話せば、祈りの人です。こういう人ならば、大きい力がなくても良いのです。
(3)救いの感激があふれる人- これは精神的に異常だったり、感情的にあちこち走る人をいうのではありません。救いに対する真の感激がある人のことです。
▲否定的だということは、食い込めば傷がいやされていないということです。その人が新しい信者を養育するのでしょうか? その人に神様が貴重なメンバーを任せるでしょうか? 肯定的だということは、真にいやされたことです。
 
2.E.B.S要員の資格がない者
(1)否定的な人
(2)煽動的な人
▲すると結局、長くできません。人が内容あるように、落着いてできなければならないのです。外国の人々でも、有名な大学で韓国の人々を見て評価するのに‘たいしたものだ。しかし、底力がない'と言いました。外国の人々は、正しくなく見えても、底力があります。底力とは何でしょうか? 根気、底力がないということです。
 
3.E.B.S 要員の基本姿勢
(1)新しい信者が、イエス・キリストを受け入れるようにするのに重点をおかなければなりません。
 ▲この新しい信者が、イエス様をよく知って受け入れるように...
(2)新しい信者の成長のために祈って助けるべきです。
 (新しい信者は、祈りする力も、祈ってくれる人もないためです)
(3)新しい信者の友人になってあげなければなりません。
 (イエスを受け入れた人は、新しい葛藤に陥るようになるので、その難しい状況に対処できるみことばと友人が必要です)
 (4)自分にあまり依存するようにさせなくて、必ず自分に似た人を作る必要もありません。
 ▲キリストの弟子にさせてあげなければならないのです。
 (5)可能な新しい信者とともに同行しましょう。
  (集会、祈祷会、誕生日の集い等、多様な活動をいっしょにすることで、相手の性格を把握して、適切に手助けしなければなりません。)
 ▲根がおろされる時まで、集会に連れて行って、神学院も案内してあげて、同行してあげなければならないのです。
 神様の国という単語を頭の中に入れて、一貫するように、持続してあげましょう。暗闇の勢力が全部崩れるように祈りましょう。
  
基本(2)- 伝道人(メンバー)の実践ハンドブック(基礎)
 
1.伝道人の資格(マタイ 10:1-42)
*"さて、イエスは山に登り、ご自身のお望みになる者たちを呼び寄せられたので、彼らはみもとに来た。そこでイエスは十二弟子を任命された。それは、彼らを身近に置き、また彼らを遣わして福音を宣べさせ、悪霊を追い出す権威を持たせるためであった。(マルコ 3:13-15)"
(1)主と一緒に暮らす原理(14)
(2)主の霊的な力の回復の原理(15)
(3)万人伝道(100%)の原理(14)- 会う人に福音を伝えることです。
 
2.タラッパン伝道戦略の実践
*"そこで、わが子よ。キリスト・イエスにある恵みによって強くなりなさい。多くの証人の前で私から聞いたことを、他の人にも教える力のある忠実な人たちにゆだねなさい。(Uテモテ 2:1-2)"
 (1)個人養育から始めましょう(Uテモテ 2:2)- 最も早い方法です。
  1)祈りの手帳
  2)伝道の生活を分かちあい
 
(2)地域を占領しましょう- 個人を変化させれば、地域占領はやさしいのです。
 ▲EBSという単語の定義は‘神様の国が全体に臨もうとするなら、まず個人に臨むこと'です。
*"彼らはアムピポリスとアポロニヤを通って、テサロニケへ行った。そこには、ユダヤ人の会堂があった。パウロはいつもしているように、会堂にはいって行って、三つの安息日にわたり、聖書に基づいて彼らと論じた。(使徒 17:1-2)"
 
  1)信者をまず変化させましょう
*"イエスは、この十二人を遣わし、そのとき彼らにこう命じられた。「異邦人の道に行ってはいけません。サマリヤ人の町にはいってはいけません。イスラエルの家の滅びた羊のところに行きなさい。」(マタイ 10:5-6)"
 
  2)聖書勉強を始めましょう
*"あなたがたを受け入れる者は、わたしを受け入れるのです。また、わたしを受け入れる者は、わたしを遣わした方を受け入れるのです。(マタイ 10:40)"
*"そして、キリストは苦しみを受け、死者の中からよみがえらなければならないことを説明し、また論証して、「私があなたがたに伝えているこのイエスこそ、キリストなのです。」と言った。(使徒 17:3)"
 
 3)気落ちした者を集めて起こしましょう
 
(3)弟子になる人を別に集めて養育しましょう
*"どんな町や村にはいっても、そこでだれが適当な人かを調べて、そこを立ち去るまで、その人のところにとどまりなさい。その家にはいるときには、平安を祈るあいさつをしなさい。その家がそれにふさわしい家なら、その平安はきっとその家に来るし、もし、ふさわしい家でないなら、その平安はあなたがたのところに返って来ます。(マタイ10:11-13)"
 
(4)地域の使命者を捜し出しましょう
*"彼らのうちの幾人かはよくわかって、パウロとシラスに従った。またほかに、神を敬うギリシヤ人が大ぜいおり、貴婦人たちも少なくなかった。(使徒 17:4)"
*"そして、そこを去って、神を敬うテテオ・ユストという人の家に行った。その家は会堂の隣であった。会堂管理者クリスポは、一家をあげて主を信じた。また、多くのコリント人も聞いて信じ、バプテスマを受けた。(使徒 18:7-8)"
 
3.聖書勉強の原理
(1)イエスのいのちを植えましょう(受け入れ運動)
(2)救いの確信を確認しましょう(みことば運動)
(3)イエス様の戦略 7種類を教えましょう(訓練運動)
  1)受け入れ(ヨハネ 1:12, 使徒 16:31, 使徒 17:2-3)       
  2)確信(使徒 1:4-8, 4:29-31) 
  3)力(使徒 8:4-8, 3:1-10)   
  4)証拠(使徒 1:8)   
  5)証し(使徒 8:4,8 3:12-15)
  6)拡散(使徒 11:22-24)      
  7)伝道(使徒 11:26)
(4)神様の臨在方法を見せましょう(霊権運動)
  1)イエスの名前  
  2)聖霊の働き  
  3)祈りの答え
 
4.働き人を立てることのために祈りましょう
(1)Mission Home(家, 事務室, タラッパン)
(2)専門人の養成
  1)講義  
  2)共同体訓練  
  3)Home training
(3)宣教館(国内、国外、専門の働き)
 
 
第1講- 伝道とは何か? (マタイ16:13-20)
→序論 :
*伝道者は、神様が私とともにいらっしゃるという事実と信仰の前で自分自身を欺いてはなりません。伝道者の最も大きい幸福が、神様が同行してくださっていることを感じる時ですから、この幸福を感じる時、はじめて伝道が始まるのです。かわいそうなたましいには、福音でなければ救済の道が無いことを悟るようになる時、マタイ 28:20のみことばのように、歩みごとに働かれる神様に会うようになります。したがって、伝道ぐらいやさしいことはありません。伝道はすることでなく、なっていくことであるためです。果して神様はどんな人を用いられるのでしょうか?
 ▲伝道は神様がなさる絶対的な働きです。誰も防止できなくて、妨害できません。
 ▲伝道とは何でしょうか?救われた者を用いられて、救いの働きを成し遂げられる神様の絶対的な働きです。ここにもう二度と誤解があってはだめなのです。
 伝道は、神様が人を救われるために救われた人を用いられてされる絶対的な働きです。
 すると、神様はどんな働き人を用いられるのでしょうか?
 
1.神様が用いられる働き人
 (1)神様の最大の関心が何かを知っている者です(使徒 13:48)
*神様が一番重要に、急いで、価値あるとご覧になる働きが伝道です。私たちを通した神様の働きであるためです(Iコリント 1:21)
 ▲神様の最高の関心は、悪魔に制せられている者を救い出すことです。
 (2)イエス様について正確に知っている者です(マタイ 16:13-20).
*イエス様が、キリスト、メシヤという事実を、真実に知っている者を用いられます。旧約時代と数千年前に預言された、その名前を知っている者を主は用いられます。神様が誰で、イエス様が誰で、自分が誰なのかを知っている者を用いられます。
 ▲イエス様について正確に知っている者を用いられます。なぜならば、イエス様を伝えなければならないからです。
 (3)救いの確信、感激、祝福を知っている者です。
*イエス・キリストが十字架にかかられる時、サタンの権勢を縛られて、罪の権勢が縛られました。そのイエス・キリストの恵みを知っている人、神様の子供の祝福を知っている人、救いの証拠が何かを知っている人(Iヨハネ 5:11-13)を用いられます。
 私のような罪人のために、何も要求されることも、担保もなく、十字架に釘づけられてくださって、他の人は悟ることもできなかったのに、救いの場に立つようにさせてくださって、ものすごいことを備えて私を呼んでくださったという事実を確信する者を、主は用いられるのです(ローマ 8:32).
 (4)飢え渇いたたましいを探す者です(使徒 16:14-15).
*福音を伝えようという燃えた心を持ったパウロと福音を受けようという飢え渇いた心を持ったルデヤを神様が会うようにされました。
 (5)聖書的な方法を知っている者です(マタイ 28:18-20).
 ▲EBSという言葉は、なんのことでしょうか?伝道紙をくばって来る働きではありません。それではだめだということです。人を正しく立てようということです。個人を生かすことが、全体を生かすことです。個人の変化なしでは、全体の変化はありません。個人が崩れれば、全体も崩れます。それで、神様の国が臨むようにすることです。基本をしっかりしなければなりません。
 
2.イエスを信じる人が受ける祝福
(1)岩のような祝福(マタイ 16:18)- 福音を伝える祝福
*伝道の祝福をのがせば、みなのがしてしまいます。福音を伝える所がとても多いのに、他の所に関心が多いならば、神様の関心とは別の関心を持っているということに間違いありません。
  1)使徒 1:8  "地の果てまで、わたしの証人になります
  2)マタイ 24:14 "この御国の福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての国民にあかしされ、それから、終わりの日が来ます。"
  3)マタイ28:18 "わたしには天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。それゆえ、あなたがたは行って"
  4)マルコ 16:15 "全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。"
 
(2)ハデスの門に勝つ祝福(マタイ 16:18)- 世の中、地獄、悪魔の権勢に勝つ祝福
  1)エペソ 2:2 "そのころは、それらの罪の中にあってこの世の流れに従い、空中の権威を持つ支配者として今も不従順の子らの中に働いている霊に従って、歩んでいました。"
  2)Iヨハネ 3:8  "神の子が現われたのは、悪魔のしわざを打ちこわすためです。"
  3)使徒 10:38  "悪魔に制せられているすべての者をいやされました。"
(3)天国の鍵を得る祝福(マタイ 16:19)- 祈りの答えの祝福
  1)マタイ 16:19  "わたしは、あなたに天の御国のかぎを上げます。"
  2)ヨハネ 14:6  "わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。"
  3)使徒 4:12  "この方以外には、だれによっても救いはありません。"
 
 
第2講- 伝道の方法 (マタイ28:16-20)
→序論 :
*私達が大胆に福音を伝えることができることは、イエス様が未信者を "すべて疲れて重荷を負っている人"だと定義されたためです(マタイ 11:28)。私たちは、謙遜でありながら、大胆に伝えなければならないのですが、聖書に現れている方法で伝えなければなりません。
 ▲伝道は、数種類の方法を使うべきです。
 (1)見えない戦略- 見えない戦略とは、隠れて牧師が知らないようにしようということではありません。自分自身をあらわさず、未信者の前で暴れることもせず、とても水準が高い戦略です。ある人は、パン種のようにしようと言ったところ、教会も来ずに自分たちの間で集まって、パン種のようにすると言うのですが、本当にせつないことです。病気を直すように願います。
 (2)見える戦略- タラッパン伝道運動(イエスの名前、いのち、力、いやし、祈り)
 (3)弟子戦略(マタイ28:16-20)-
 (4)現場戦略です。
 (5)聖書戦略- 聖書通りにすることです。
 
1.へびのように(方法)、鳩のように(動機)、パン種のように(結果)
*マタイ 10:16 "蛇のようにさとく、鳩のようにすなおでありなさい。
*マタイ 13:33 "天の御国は、パン種のようなものです。女が、パン種を取って、三サトンの粉の中に入れると、全体がふくらんで来ます。"
  (実を結ぶ伝道は、へびのように賢くて表にあらわさないで、パン種のように音なく広まるのです)
 
2.タラッパン伝道運動
*タラッパンとは?:それぞれがいる場所で、神様の目的と計画があることを発見して、その現場でみことば運動を起こして伝道するための方法で、初代教会が模型ということができます。
 (1)イエスの名前 
 (2)イエスのいのち 
 (3)イエスの力  
 (4)イエスのいやし 
 (5)祈り運動
*神様は、現場で変化と力を下さいることを望んでおられるのです。
 したがって、神様の生きているみことばが、生活のあちこちで起きることを望んでおられ、神様が最も喜ばれることなのです。
 
3.聖書が語る伝道戦略(マタイ 28:18-20)
(1)要員化- あなたがたは  
(2)地域化- 行って  
(3)弟子化- 弟子としなさい  
(4)伝道化- バプテスマを授け
(5)養育化- 教えて守るようにしなさい  
(6)再生産- 教会化
*働き人(あなたがたは)- 乳母
*現場(行って)- 家
*いのち- 牛乳
 
4.現場での弟子訓練
*"多くの証人の前で私から聞いたことを、他の人にも教える力のある忠実な人たちにゆだねなさい。(Uテモテ 2:2)"
*現場分析: @新しい信者 A既存信者 B使命者
 
5.聖書の例
*"そこで、彼のことばを受け入れた者は、バプテスマを受けた。その日、三千人ほどが弟子に加えられた。(使徒2:41)"
*"そして毎日、心を一つにして宮に集まり、家でパンを裂き、喜びと真心をもって食事をともにし、(使徒 2:46)"
*"彼に会って、アンテオケに連れて来た。そして、まる一年の間、彼らは教会に集まり、大ぜいの人たちを教えた。弟子たちは、アンテオケで初めて、キリスト者と呼ばれるようになった。(使徒 11:26)"
*"彼らはその町で福音を宣べ、多くの人を弟子としてから、ルステラとイコニオムとアンテオケとに引き返して、弟子たちの心を強め、この信仰にしっかりとどまるように勧め、「私たちが神の国にはいるには、多くの苦しみを経なければならない。」と言った。(使徒 14:21-22)"
*"そして、彼女も、またその家族もバプテスマを受けたとき、彼女は、「私を主に忠実な者とお思いでしたら、どうか、私の家に来てお泊まりください。」と言って頼み、強いてそうさせた。(使徒 16:15)"
*" 彼らはアムピポリスとアポロニヤを通って、テサロニケへ行った。そこには、ユダヤ人の会堂があった。(使徒 17:1)"
*"彼らは、ヤソンとそのほかの者たちから保証金を取ったうえで釈放した。(使徒 17:9)"
*"その後、パウロはアテネを去って、コリントへ行った。ここで、アクラというポント生まれのユダヤ人およびその妻プリスキラに出会った。クラウデオ帝が、すべてのユダヤ人をローマから退去させるように命令したため、近ごろイタリヤから来ていたのである。パウロはふたりのところに行き、自分も同業者であったので、その家に住んでいっしょに仕事をした。彼らの職業は天幕作りであった。パウロは安息日ごとに会堂で論じ、ユダヤ人とギリシヤ人を承服させようとした。(使徒 18:1-4)"
*" それから、パウロは会堂にはいって、三か月の間大胆に語り、神の国について論じて、彼らを説得しようと努めた。しかし、ある者たちが心をかたくなにして聞き入れず、会衆の前で、この道をののしったので、パウロは彼らから身を引き、弟子たちをも退かせて、毎日ツラノの講堂で論じた。これが二年の間続いたので、アジヤに住む者はみな、ユダヤ人もギリシヤ人も主のことばを聞いた。(使徒 19:8-10)"
*"どうか、ラオデキヤの兄弟たちに、またヌンパとその家にある教会に、よろしく言ってください。(コロサイ 4:15)"
 
 
対象者 (訓練1 - 訓練7)
1.訓練 1 - 戦略、メッセージ、受け入れ(ヨハネ1:12)
 (1)キリスト- キリストを無条件に受け入れさせるのではなくて、キリストを知るようにさせることです。
 (2)信仰- すると、この人に信仰が生じます。‘あ! イエスを信じねばならないな'
 (3)受け入れ- このような時に告白することが、受け入れです。必ず口でしないでも良いのです。文章を持ってしてもかまいません。話すことができなければ、目でしてもかまわないのです。
 
2.訓練 2- 養育対象者に対する質問
▲この人達は、ほとんどみな苦しんでいて、苦しみの中できたのです。その苦しみがどこからきたのか?を説明してあげなければなりません。これに福音で答を与えるのです。そして、イエスを信じる者には、苦しみがどのようになるのか? を説明してあげなければなりません。
 
3.訓練 3- 福音と宗教(使徒4:12)
▲その次に、宗教と福音が違うという事実を説明してあげなければなりません。
 皆様はある日、宗教生活していれば、全く同じ災いがきます。教会に通っているのにもかかわらず、福音を知らなければ、寺に通うこととそっくりなのです。災いにあうようになります。宗教と福音は違うのです。
 
4.訓練 4- 敵を知ろう(Iペテロ5:7-8)
 ▲いままであなたを滅ぼしたこと、以前は父のようにしていました。サタン! この説明を必ずしてあげるべきです。救われたなら...
 
5.訓練 5- 新しい葛藤に挑戦しましょう(ピリピ4:6-7)
 ▲イエスを信じたならば、全てのものがみな終わったと思ったのに葛藤が生じます。当然にある葛藤です。家庭にも、人間関係にも葛藤がおきます。新しい葛藤に挑戦しましょう。方法は簡単です。以前はあなたの方法通りに解決したのですが、この葛藤は新しい祝福で、聖霊の導きを受ければ、解決し始めて、聖霊充満する方法で解決して、葛藤は機会になるのです。それとともに、2つのことを教えてあげましょう。祈りを教えてあげ、そして、神様に毎日会う道が祈りであることを教えてあげましょう。
 
 
6.訓練 6- 祈りは霊的な科学です(使徒1:8, 14)
 
7.訓練 7- 神様に会おう
▲神様に毎日会う道が祈りです
 (1)祈る時、どんなことがおきるのか? を説明してあげましょう。
 (2)そして、一番重要なことが礼拝です。
 (3)六日間は、礼拝をささげた時に悟ったみことばを持って祈るのです。
 (4)そして、このみことばを持って、神様の前にくる時は感謝するのです。
 (5)そして、他の人にこの部分を分かちあうのです。それが伝道です。
 
 
使命者 (訓練8 - 訓練12, 基本重要聖句)
 
1.訓練 8- 神様が用いられる働き人(生活の基礎が正しい人, 使徒2:1-42)
(1)聖霊の恵みをまず受けなければなりません。
 1)切実な心で集まって
 2)切実な心でみことばを受けて- みことばを正確に、確かに受け取らなければなりません。みことばをみな守ることよりも、みことばを正しく理解しなければならないのです。
 3)確信を持って祈る時
 4)必ず時があって、場所があります。
 
(2)福音の核心を理解しなければなりません。
  1)使徒2:14-21→ ヨエル2:28-32の成就
  2)使徒2:22-32→ 詩16篇ダビデの預言の成就
  3)使徒2:33-35→ 詩110篇の成就
  4)使徒2:36 復活なさったイエスの現在の働き
 
(3)福音に対する正しい反応を見せなければなりません。
  1)みことばを正しく受けようとするなら(使徒2:37)- 心から受けましょう。
  2)人間の側ですること2つのこと(使徒2:38)- 悔い改めて、バプテスマを受けましょう。
  3)神様の側でしてくださる2つのこと(使徒2:38)- 聖霊を贈り物で
  4)家族の救いに対する関心(使徒2:39)
 5)福音に対して正しい反応を見せれば現れる結果(使徒2:41)- 3千人弟子が起きたのです。
 
(4)福音に当然ふさわしい生活を送らなければなりません
 ▲格好良く生きるように望みます。教会の働きを思い切りしても、何にもしないことだと思うように願って、伝道の実がものすごく起きても、当然にすることをしたことだと思いましょう。素晴しい人になりましょう。お金をものすごくたくさん儲けて、教会に献金を多くしましょう。そうであっても、神様の前にものすごく小さなことをしたと考えましょう。他の人を手助けして生かす素晴しい人になりましょう。
 ▲使徒2:42-47の生き方です。
 
 
2.訓練 9- 神様が用いられる働き人(原色信仰人、Iテサロニケ1:1-10)
▲人には、なにか色合いがあります。
 皆様の色合いは (1)信仰 (2)希望 (3)愛にならなければなりません。
 皆様を見る時、あの人は頭がよく回るよ!とすれば、良い色合いではありません。信仰を見せるべきです。希望が生じなければならないのです。愛が感じられなければなりません。これが用いられる働き人です。
 
 
3.訓練10- 神様が用いられる働き人(聖書を知る人, Uテモテ3:14-17)
▲聖書は神様のみことばで、預言の書です。必ず成就します。誰も加減出来なくて、私たちに道になって、光になります。悪魔に勝つ武器となります。
 ▲人間が悪魔の誘惑を受けて罪人になったという事実、それで地獄に行くという事実を知らせることが、聖書です。聖書にだけあります。罪の中にいる人間に、メシヤを送るとしてくださった約束が聖書です。旧約に 400箇所以上預言されたその方が、この地へいらっしゃったという証拠が新約です。このイエスを信じて受け入れる者は、救われるという約束が聖書で、このイエスを受け入れた者は、その中に聖霊がいらっしゃって、その人を導かれるという約束が聖書です。
 
 
4.訓練11- 神様が用いられる働き人(相手を知る人)
▲人をよく知っていなければなりません。相手方を見ることができなければならないのです。
 相手方の全てのものを見て判断するのではなく、相手方の霊的な部分と相手方の中に隠されている真実の 部分を見て答を与えるのです。すると、ずっと用いられます。
▲ある地域に行ったところ、ある信徒が牧師に対して、長老、自分の夫に対して不満を話しました。聞いてみたら、みな正しかったのです。短いその時間に、少しの間、自分の事務室に入って、どれくらいわだかまりがあったのか、牧師、長老、自分の夫に対して、信仰生活をどのようにしたら良いのかと、やたら話したのです。その時に、誤って慰めてあげれば大きいことです。そうですが、あなたの夫は信仰がなくてそうなので、 牧師は福音がなくてそうなので、長老は律法主義だからそうなのです。それを捨てれば恵みは受けます。それで、その人は死ぬでしょう。その時、私が言ってあげたのは、「四方から攻められても包まれません。 あなたが本当に福音を持っているなら... 倒されても滅びません。ヨセフを見てください。敵も助けになるのです。」よく話してあげるべきです。私がこの話をしてあげたのは、この人に傷が多くて、否定的なのです。だから、夫も、牧師も、長老も悪口を言うのです。それを直すことができなければ、悪魔のしもべになります。だから、相手方をよく見なければなりません。未信者も同じです。正しく見て答を与えなければならないのです。
 
 
5.訓練12- 神様が用いられる働き人(相談できる人)
▲相談を正しくできなければなりません。言いかえれば答を与えるということです。
 
 
6.基本重要聖句
 
 
▲2002年の皆様の教会に間違いない時刻表!
 皆様の教会に伝道運動が本当に起きる時刻表! 必ずなることを... それで、神様の奇跡が皆様個人と教会にあるようになることをお祈りします。皆様ゆえに大韓民国に神様の国が臨むようになるはずです。とても重要なために、1月から一ケ月に4科目ずつ説明します。
 皆様に大きい祝福があることを希望します。
(The end)