2003年 12月 29-30日(一般信者地域教会 訓練 12月)



第1講: 伝道者の目
聖書: 使徒の働き19:21
 
 ・序論
∈使徒19:21 "これらのことが一段落すると、パウロは御霊の示しにより、マケドニヤとアカヤを通ったあとでエルサレムに行くことにした。そして、「私はそこに行ってから、ローマも見なければならない。」と言った。"
∈一生、祈りの答えを受ける伝道者は、どんな目を持っているのでしょうか?
立派な指導者は、目が違います。何をしようが、目が必要です。徳川も目が違いました。誰かがきて、家来がお金をもらったと言われた時 "相手があたえるお金を拒むことができなくて、受け取ったのではないか"と言う程、目が違ったのです。結局、家来がいのちを掛けたのです。そして、過去に朴正煕大統領がしたことの中に高速道路を作ったことがあります。これを野党が反対して、ある人が非難しました。それ全部が国民の借金だといって、田舎の人々は道をつけることができないようにしたのです。そのようなことをみな克服して、高速道路を作りました。皆様がその道を使ってきています。なにか立派な指導者は、目が違います。皆様が世界福音化をしようとするなら、実力もなければなりませんが、目がなければならないのです。
∈1年を終わりながら、必ず参考にすべきことがあります。祈りを多くすることも重要ですが、答えを見る目がより重要です。答えを見ることができなければなりません。これが祈りの重要な部分です。
∈皆様がよく知っている人物を通じて話をしてみましょう。
 
1.答えを見る目
(1)創世記39:1〜6, 40:1〜20 ヨセフ
  ∈奴隷へ行くようになりました。青天の霹靂みたいな事が行われたのです。ある日、より大きい事が行われました。監獄へ行ったのです。ところが、ヨセフは見たのです。これがまさに祈り答えです。
  ∈信仰生活をするのに、答えを見る目がありません。だから、祈ってもだめなのです。ヨセフが奴隷、監獄へ行ったことが答えだとヨセフ自身が見たのです。途方もない答えとして...
(2)出エジプト3:1〜18 モーセ
  ∈イスラエルは、苦しみの中に陥って、モーセは王宮にいるのではなく、荒野で羊飼いをしていました。これがまさに答えです。
 ∈信仰生活をよくするようになれば、ほとんど反対のことを見るようになります。不平、不満を多く言う人は、この目がないからです。他の見方をすれば、ものすごく難しいのです。これがものすごい答えなのです。過ぎてみたら分かるでしょうが、その時は、難しいこともあります。
  ∈伝道者のみならず、信仰生活をするあらゆる人は、答えを見る目が必要です。一年を送りながら、この目を正しく開かれなければなりません。
(3)Iサムエル1:1〜7 ハンナ- サムエル
 ∈ハンナが子どもがなくて、ものすごく苦しんでいたのです。ところがそれは苦しみではありません。それがハンナには答えで、祝福でした。Iサムエル3:1〜18に、サムエルが家を離れて神殿にきていました。これが答えです。
(4)詩23:1〜6 ダビデ
 ∈ダビデが王に追われました。何千名の軍人がダビデを追って来たのです。ダビデがこれを答えだと見ました。なんでもかんでも見て感謝するのではありません。正確な答えを見るべきです。だから主は私の羊飼い。私には乏しいことはありませんと言いました。
 ∈皆様が教会で献身する時、特に長老、教役者が大きい献身をします。なにかをする前に見ることが重要です。答えを正しく見ることができなければなりません。
 ∈私は伝道運動をしながら、難しいことがひとつしかありませんでした。多くの信徒が答えを見ることができないのです。ほとんど終わってから、そうだったのだと言うのです。答えを見ることができないことは、相当な損害をこうむることになります。
 ∈皆様が明け方、徹夜をすることは重要ですが、これはうわべのことです。
(5)I列王19:1〜6 エリヤ
∈エリヤの祈りです。死ぬことを願いました。大きい錯覚をしたのです。エリヤがおじけづいたのです。神様が預言者の中で最高の答えを下さったのです。エリヤは、えにしだの木の下に倒れたのです。この時、最も大きい答えを受けたのです。
 ∈このように、私たちは逆に知っているのです。本当に祝福を受けましょう。未信者の中で職場生活する時も、こういう目がなければなりません。答えを見る目です。
皆様が伝道者の隊列の中にいます。途方もない感激がなければなりません。
(6)イザヤ6:1〜13 イザヤ
∈どうして、イスラエルがこのように荒れはてるようになったのでしょうか? なぜこのように難しくなったのでしょうか? イザヤの考えです。しかし、よく見ましょう。相当に重要な時間です。イスラエルを回復できる相当な時間なのです。
(7)使徒14:14〜28, 使徒16:19〜40, 使徒17:5, 使徒19:21 パウロ
 ∈パウロが石に打たれました。使徒16:19〜40には、福音を伝えて監獄に行きました。使徒17:5には、やくざが動員されて死ぬ目にあいました。エペソで大きい騒動がありました。これが答えです。ローマも見なければならない。
 ∈今日、皆様の方法でない、霊的な大きい目が開かれるように願います。よくならないことがあるのでしょうか? それが答えの中の答えだと見たことがありますか? 迫害は答えの最高の水準です。正しく答えを見る目がなければなりません。
 ∈ある人がずっと不満を言っていました。事業もできないと... それで話しました。それが答えです。今、あなたがこういう状態で答えられれば、その答えゆえに問題です。はじめには、変に見えるでしょう。あなたは恵みを受ける人で、祝福を受ける人です。ところがこれもできなかったのに、事業の祝福を受けても良いのでしょうか?
 ∈本当に答えを見る目が、あれば出てくることが感謝です。
 ピリピ1;12〜21に、監獄にいることがうれしいと言いました。ピリピ4:4〜7に喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。何も思い煩わないで、あらゆる仕事に感謝をもってささげる祈りと願いによって神様に知っていただきなさい...
 ∈これから2003年を送って、2004年を迎えます。それも重要ですが、必ず答えを見る目がなければなりません。すると、感謝するようになります。パウロは、Iテサロニケ5:16〜18にいつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことについて感謝しなさい。これが教会を生かす秘密で、祝福される未来があるのか、ないのかの違いです。だから、答えを見る目がなければならないのです。
 
2.解答を見る目
∈これは何の話でしょうか?
 (1)創世記45:1〜5 ヨセフ
 ∈総理になりました。感謝するくらいではありません。ここで何を勝ち取らなければならないのでしょうか? 解答を探さなければならないのです。
 ∈これが違ったのです。神様が私を先に送られたのです。私が祈りを多くして、答えをたくさん受けたと言ったのではありません。お兄さんたちが、私を売ったのではなく、神様が私を先に送られたと言いました。本当に素晴しい人です。信仰生活の方法も重要ですが、目がもっと重要です。
 ∈私が伝道師だった時です。おかしな青年がいました。この青年が子ども達をよく集めて回るのです。教会に集まっては祈祷会をしました。ところが、集まって牧師の悪口を言って、長老の悪口を言うのに、勢力が大きくなるのです。この子どもを見ていたら、目が違っていました。何かに捕えられていたのです。子ども達を説得させる程です。付いて回る子ども達が勉強もしない程でした。この青年が話をものすごく上手するのでした。私が一度、聖書勉強をする所に行ってみました。話をとても上手にするので、子ども達が溶けるのです。福音が全くなくて、私がこの青年のために祈りました。ところが、付いて回る子ども達を見て、なぜ付いて回っているのかと尋ねました。ところが、子ども達が言う話が、勉強は問題ではなく、正しく信じることが問題だと言うので、対話ができなかったのです。この青年に会えば対話ができません。堂会が決議する程までなったのです。その青年は教会に来ないようにして、子ども達は付いて回るなと... ところが、その青年が上手にやったのが、祈って答えがきたのです。これを見せてやるので、子ども達がついたのです。
 ∈ところが、答えだけ見てはなりません。そこにある重要な解答を見るべきです。神様が重要な計画を置いてこのようになさったのだと見ることができなければなりません。これがまさに、伝道者が持つ目です。
 
 (2)出エジプト14:1〜13, ヨシュア3:1〜13, ヨシュア6:1〜20, ヨシュア10:10〜14, ヨシュア14:6〜15
 ∈相当なことです。どんなことが行われたのでしょうか? 紅海が、ヨルダンが分かれて、エリコが崩れて、太陽と月を止めて、アナク山地が崩れました。こういう答えが重要なのではありません。解答を捜し出さなければならないのです。世界福音化のために神様が証拠をくださったのです。
 ∈こういうことを見ながら恥じなければなりません。どれくらい信仰がないから、神様がそのような力を見せてくださったのでしょうか? むしろ、祈りの答えが遅い人が、水準がより高い人でありえます。紅海の前で感動を受けること自体が幼い信仰です。荒野 40年間、どれくらい信じなかったから、神様がヨルダンを分けられたのでしょうか? 神様のみこころは、イスラエルの人々に信仰を植え、全世界に神様が生きておられることを知らせるためです。
 ∈レムナントは、本当にうつわを広くしなければなりません。大きい祝福のうつわになるために参考にしなければならないのです。
 この頃、深刻な病気が癌か? でなければ精神病か? これよりもっと深刻で、多い病気が王女病です。精神病よりもっと多いのです。ほとんどすべてが患者です。周囲でよくできると言っても、できないと言うべきです。よくなっても、よくなっていると言う必要がありません。お金の答えを受けて話をすれば、財閥が見る時には、笑うのです。奥様一人がアパートの答えを受けて、とてもうれしくて驚いたのです。未信者が見る時、おかしいことがあります。その答えの中にある解答を見るべきです。
 ∈神様の目的は紅海ではなくて、エリコではありません。ここに大きい感動を受けるかも知れませんが、それが神様の目的ではないのです。神様がそのようになぜなさったのでしょうか?
 
(3)Iサムエル17:1〜47
 ∈ゴリヤテを破りました。Uサムエル6:1〜3にダビデが王になりました。ここでダビデは解答を探したのです。神様がなぜ私を王になるようにされたのだろうか? 私のように足りない人間を王にされ... そして、私のように足りない者に、ゴリヤテを付けられたのだろうか? ダビデは答をさがしたのです。
 ∈信仰生活にも水準があります。皆様の目がものすごく重要です。これからクリスチャンの目の高さを上げないと絶対に未信者を生かすことはできません。私は祈りながらたくさん見ました。フィリピン、タイ等、宣教する人々を見れば、貧しい人々に福音を伝えます。もちろん、彼らにも福音を伝えなければならないのですが、神様の福音は水準が高いのです。水準が高い人々も生かすべきです。これを知らないから、神様が事件を作られるのです。
 ∈ダビデは王になったことに浮き足立ちませんでした。ゴリヤテに勝った後にも、興奮したり浮きあがりませんでした。王になった後には、より一層そうでした。神様が与えられた解答をさがしたのです。すると限りない勝利が続きます。
 
(4)I列王2章、U列王6章
 ∈神様がエリシャに火の馬と火の戦車を送られました。多くの弟子を付けられたのです。これが問題ではありません。こういう答えをなぜくださったのでしょうか? これを発見すれば、より大きい答えがきます。
 ∈失敗が、問題がより大きい答えです。これを発見すると、このような問題がこれ以上は来ないのです。
 
(5)イザヤを見れば、相当な事が出てきます。イザヤ43:1〜20を見れば、神様が新しいことをするとおっしゃられました。ところが、バベロンが崩れたのです。これが問題ではありません。神様がバベロンを倒されたのに、ここに満足していてはなりません。神様の他の計画があるのですが、これを知らないから、イスラエルがまた崩れたのです。
 ∈それで、感謝の水準が信仰の水準です。大学に入って感謝するのでしょうか? 教会が復興するので感謝するのでしょうか? なにかが生じて、健康で感謝するのでしょうか? どれくらい感謝しているのでしょうか? 夫が昇進して... ところが、それを感謝しないのではありません。より感謝するのは、私達が福音を知ようになったことです。これがより高い水準です。私達が福音を知るようになって... これより高い水準があります。福音よりもっと高い水準があるのでしょうか? あります。私が福音ゆえに苦しみにあうようになって感謝するのです。心より..
 
(6)使徒19:21
∈今、エペソに大きいみわざが起きました。これが問題ではありません。私達はローマも見なければならない。パウロが正しく見たのです。今、パウロの目を見ましょう。
∈私は天国に行けば、何名か確認してみる人々がいます。まず聖書のレムナントに会いたいのです。ヨセフ、 ダビデ、パウロのような人物に会ってみたいのです。こういう人々は、目が違いました。エペソのみわざは、大きいみわざでした。弟子たちが興奮しました。ところが、パウロの目は違っていました。ローマも見なければならない...
 ∈それで、神様が危機の中にいたパウロにおっしゃられたのです。使徒27:24に、恐れてはなりません。パウロ。あなたはカイザルの前に立たなければなりません。これを知っていれば謙遜になります。解答を明らか に知っていれば...
 ∈物の中にも一回用(使い捨て)があります。ずっと使われるものがあります。神様の前でも、こういう人々があります。本当にずっと用いられるようになることを希望します。
 ∈今、タラッパンは世界福音化のために準備されたことが明らかです。今、世界のあちこちに伝道者がおきています。こういうことを見ながら、感謝しなければならないのですが、早く解答を探さなければなりません。
 すると、本当に謙遜になります。
 ∈1年を送りながら、必ずこういう目がなければなりません。すると絶対に崩れません。これは方法の中の方法です。実際、2003年には多くの答えを受けました。私は感謝しますと言いましたが、本当に神様の驚くべき計画を見ます。なぜ神様がレムナント共同体を起こすようになさったのだろうか? 神様がなぜ核心を全世界に、神学院を全世界に立てられたのか? 私たちは知っています。謙遜になるしかありません。感謝が出てきながら... このようにならないということは、見ることができなかったということです。うわべだけ見ているのです。
 ∈泥棒が盗みをするのに、犬がほえます。すると、泥棒は犬が好きな骨を与えます。すると、犬の立場でどれくらい感謝でしょうか? そのような時、泥棒は通過するのです。私達が本当に受けた答えを決算してみましょう。これを見れば、絶対に気落ちすることも、高慢になることもありません。考えるほど謙遜になります。
 ∈ピリピ3章に、あらゆる自慢なことをちりあくたに思うと... Iコリント15:9〜10に、この秘密を知って、使徒の中で極めて小さな者より、もっと小さな者だと言ったのです。私が私になったことは神様の恵みだと言いました。
 
∈この目だけ開かれれば、答えはずっときます。答えを見る目だけあれば、答えはずっときます。答えに対する解答を見る目があるならば、本当に感謝のみならず、謙遜になります。パウロは本当にすごい人物だったのですが、月足らずで生まれた者だと言ったのです。パウロは本当に優秀な人物なのに、神様のものすごい解答を見るので、そうだと言ったのです。
 
3.未来を見る目
(1)開始がまさに終わりです。創世記37:1〜11に、太陽と月と星が手をついて礼をしたのです。これが開始で 結論です。
 ∈どんなことがあってもかまいません。
(2)出エジプト3:18 モーセがわかりました。カナンの地に行ってしなさい。全世界に知らせなさい。羊の血を塗る日、解放されるはずです。未来を知っていました。
 ∈伝道者は、3つの目があります。現実、問題の中で答えを見る目があるのです。そして、答えの中で解答を見る目があります。伝道者は歴史の中で未来を見る目があるのです。現実、苦難の中で未来を見る目があるということです。それで、この契約だけ握れば、相当なみわざが... 本当に謙遜ということは、他のことではありません。目に力を抜いて通うことは、眼病であって謙遜ではありません。答え、解答、未来を見る目がありながら自分自身を見ることができることが謙遜です。
 ∈人々が私を見て、幼い時から高慢だと言いました。幼い時、歩いていておとなに会ったのに、突然であいさつができないのです。ところが、恥ずかしくて、その人だけ見ればずっとあいさつができないのです。それでうわさが立ちました。高慢だと... 事実は、そうではないのに... そして、小学校3年の時、クリスマス行事で独唱をするのに、目があまり多かったのです。神様だけ見れば良いのに、人が見えたのです。首が震えて歌うことができませんでした。伝道師がだめなので、伴奏者に新しくするようにしたのに、結局、3回も歌うことができなくて降りてきました。私の息子がクリスマスに独唱をするのに、私は祈りました。私が歌を歌うことができなかったことが、決定的に歌を歌っている途中で、お母さんと目が合って歌うことができなかったのです。お母さんが非常に厳しくて... それで、私は息子が歌を歌う時、絶対見つめなくて祈りました。本当に幸いでした。私の孫はもっとです。初めて見る人を見ても走って行って抱かれるのです。私は絶対に高慢な人間ではありません。このような人間だからそうなので...
 
(3)Iサムエル1:9〜11に、いよいよハンナが見たのです。ナジル人を与えてください。だから、答えが来るしかなく... 揺れる理由がありませんでした。
 
(4)I歴代29:10〜14ダビデが解答を見ていました。
 
(5)I列王19:18 どうしてエリヤが揺れない大きい人物になったのでしょうか? 七千人の弟子。私たちは未来を知っています。
 
(6)使徒28:30〜31 監獄でも弟子を育てました。石に打たれて死ぬようになった状況でも、起きて弟子を探して行きました。何を言うのでしょうか? 未来を知っていたのです。それで、私たちは大胆に...
 
 ∈3つのことは、とても重要です。答えを見る目と感謝、神様の解答を見る目と謙遜、どんなことがおきてもかまわないのです。未来を見る目と大胆にすること。
パウロは閉じこめることができても、福音は閉じこめることができないのをパウロが告白しました。
 
4.伝道の結論を出しましょう
∈あれこれしなければ、どうして伝道だけするのかと言いながら誤解もします。
 (1)何も心配せず、伝道に結論をおろせということです。
 (2)聖徒の間で葛藤せず、伝道にだけ結論をおろせということです。
 (3)主のしもべ、聖徒も判断せず...
 
 ∈この話は、他のことはするなということではありません。葛藤が来ても、心配、 問題がきても過ぎます。しかし、神様の計画は永遠です。
 1年を送って、一生の祝福を準備すればよいのです。皆様は伝道者です。教会復興できなくても、正しいと付いて回る人々がいます。本当に使命者であることが明らかです。本当にこの集まりは、伝道者の集いであることが明らかです。
 ∈今、レムナント共同体を準備しています。なぜするのでしょうか? レムナント中心で核心もしなければならなくて、レムナントに合う礼拝もして、レムナント中心で弟子運動をしなければならないためです。それで、私たちはするのです。
 ∈これから、2004年の答えが私たちを待っています。この三つの目が開かれなければなりません。すると、 本当に感謝する人、謙遜な人、大胆な人になります。
(The end)
 
 



第2講: 伝道者の生き方
聖書: Iテサロニケ1:3-5
 
 
・序論
∈Iテサロニケ1:3-5 "絶えず、私たちの父なる神の御前に、あなたがたの信仰の働き、愛の労苦、主イエス・キリストへの望みの忍耐を思い起こしています。神に愛されている兄弟たち。あなたがたが神に選ばれた者であることは私たちが知っています。なぜなら、私たちの福音があなたがたに伝えられたのは、ことばだけによったのではなく、力と聖霊と強い確信とによったからです。また、私たちがあなたがたのところで、あなたがたのために、どのようにふるまったかは、あなたがたが知っています。"
 
∈年末になりました。早く終わります。しかし、一つは必ず銘記しなければなりません。皆様が知らないで福音をずっと聞くことと、律法をずっと聞くことは相当な差が出ます。
ある牧師が、とても神様のみことばを熱心に教えました。福音より律法が強く、たくさん教えただけに結果が変わったのです。失敗した長老を何名もやめさせました。また按手執事も何名もやめさせました。少し歳月が過ぎた後、自分自身も失敗してやめさせられたのです。とにかく愚かなことです。このように、福音と律法の差がものすごく起こるのです。
 問題が起こりながらも、福音の根をおろしていれば、福音ゆえに問題が解決するようになっています。
 伝道者の生き方と言いました。3節に信仰と愛、希望と言われ、5節に力と聖霊と強い確信と言われています。
 
1.赦す生き方
∈福音は、すなわち赦しです。それで、伝道者は赦す生活を送らなければなりません。なぜ赦さなければならないのでしょうか?
(1)なぜ赦すべきなのでしょうか?
 ∈一万タラントを借りた者がいます。どうしても返すことはありえなかったのです。それで、結局、監獄で一生を生きなければなりません。結局、主人がその借金を免除してくれたのです。それで、うれしい心で家に帰っていく時、100デナリを貸した人に出会ったのです。すると、私も借金を免除してもらったから、あなたも私が免除すると言えば良いのに、そのお金を出しなさいと言って監獄に入れたのです。この事実を一万タラントを免除してくれた主人が知って、その人を監獄に入れたという比喩です。
 私達が、億万の罪から赦われたのに、私たちに罪を犯した者を赦さないから、そのようなみことばを主がなさったのです。
 1)大きい罪を赦われ、滅びるしかなかった罪を赦されたのです。一万タラントのような罪を赦されました。一生、悪魔に仕える私達が解放されたのです。理由もなく、東から西が遠いように罪を移して、罪と死の原理から解放されたのです。ところが、なぜ私達が赦せないのでしょうか?
 2)主の祈りの後、イエス様がおっしゃられました。
  ・マタイ6:14〜15もし人の罪を赦すなら、あなたがたの天の父もあなたがたを赦してくださいます。...
  ・マタイ5:24, 7:1〜5
 
(2)赦しと愛す理由(ルカ15章)-
 1)失った羊が一匹あれば、羊飼いがその羊を探しに回ります。そして、見つかったらうれしい心で帰って来ます。主がこういう心で私たちを救われたのです。
 2)銀貨の比喩があります。銀貨が10ケがはめられた首飾りをなくしたのです。婚約式の物です。その中の一つの銀貨が落ちたのです。それで、明かりをつけて銀貨をさがしたのです。見つけたらどれくらいうれしいでしょうか?
 3)放蕩息子の比喩- 放蕩息子が家を出て、お金がある時は良い生活をしていたのですが、乞食になりました。たまたまその時は凶年になったのです。動物が食べるものもない程でした。金持ちの家の息子でした。結論を下したのです。父の家でしもべにしてもらおう... 完全に乞食になって帰ってきましたが、父は分かって走ってきて、息子を抱きかかえたのです。息子が "私をしもべにしてください"と言うので、父が "お前はどうして しもべなのか?"と言いながら、指輪をはめさせて、新しい服を着せて、パーティーをしたのでした。長男がきてみたら、パーティーをしていました。見て喜ぶべきなのに、なぜパーティーをするのかと言いながら、不平を言ったのです。あたかも福音と律法の差です。
∈伝道者の生き方の中に最も重要なのが、赦しです。
 
 (3)注意すべきことがあります。
  1)人間には所属感があります。
∈誰にでもみなあります。親しい人々の間でみなあるのです。嶺南と湖南を区分するなと言いますが、事実はできません。
 私たちの血縁、地縁が絶対に福音を越えてはなりません。
 私が驚いたことがあります。二人いたのに、ひとりは釜山、他の人は湖南でした。よくすごしていたのですが、けんかになりました。まさに大統領選挙の時... はじめには、いたずらのようにしている途中で、後ほどは本物のけんかになりました。
 福音中心にならなければなりません。
  2)責任感も注意しなければなりません。これも下手すると、トラブルメーカーになることがあります。
  3)比較、ねたみ、葛藤も、注意しなければなりません。
 
(4)Iペテロ3:8〜13
∈主の目は義人、主の顔は悪人に向けられていると言われました。誤った人は話しても悟ることはありません。むしろ、悟ることができないのです。神様が働かれなければなりません。
∈Iペテロ3:8-13に "最後に申します。あなたがたはみな、心を一つにし、同情し合い、兄弟愛を示し、あわれみ深く、謙遜でありなさい。悪をもって悪に報いず、侮辱をもって侮辱に報いず、かえって祝福を与えなさい。あなたがたは祝福を受け継ぐために召されたのだからです。「いのちを愛し、幸いな日々を過ごしたいと思う者は、舌を押えて悪を言わず、くちびるを閉ざして偽りを語らず、悪から遠ざかって善を行ない、平和を求めてこれを追い求めよ。主の目は義人の上に注がれ、主の耳は彼らの祈りに傾けられる。しかし主の顔は、悪を行なう者に立ち向かう。」もし、あなたがたが善に熱心であるなら、だれがあなたがたに害を加えるでしょう。"
∈福音を持った証拠は、教会の仕事を熱心にすることではありません。何かを正しく上手にやることだけを 話すことではありません。福音を持った証拠は、赦しが出てくるしかないのです。
1)心配が退くようになっています。世の終わりの日まで、主がともにおられ...
2)簡単に判断しません。福音が無尽蔵で... ものすごくて、深さもものすごいのです。
  ∈ある教会の牧師が、明け方祈りを終えて帰ってくる時に起きたことです。帰ってくる途中で、人の家に入っていって盗みをして、捕えられたのです。だから、教会で大騷ぎが起きました。問題になりました。教会は揺れ始めて、牧師は辞任しました。私が尋ねたのです。その牧師は行政を良くして、説教をよくしていたのでしょう、と言ったところ、そうだと言いましたよ。私は理解できます。私ならば、その方を理解してつかまえます。天才は葛藤があるようになっています。頭が悪い人々は、葛藤もありません。ある人は盗み、ある人は文句を言ってけんかして、ある人は麻薬もします。福音を持つことができなければ、こうなのです。本当に伝道者の生活を送るように望みます。
 3)いのちがあるので秘密があります。
 4)自分自身を赦します。神様が私を億万の罪悪から救われました。それで、私も私を赦します。それなら、相手を赦すことができない理由がありません。
      
∈理解できるでしょうか? わかることができないでしょうか? これは福音の中の福音です。試みにあうこと自体が福音ではありません。 "長老がそうなのか"ということ自体が福音ではありません。人を殺した人も上手にやったことではありませんが、理解できるのです。どれくらい暗闇の中に陥れば、そうなのでしょうか? 億万の罪悪から救われた人は、他の人を赦すことができるのです。赦して理解できて、祈りとなります。
 ∈伝道者の生き方は赦す生き方です。本当にたましいを愛すので、愛して赦す人です。
主のみことばは、怖い話です。赦せないでしょうか? では救われなかったのです。赦して救われということではありません。救われていない人は赦しもできないということです。したがって、福音を持った人は試みにもあいません。したがって、福音がない教会は、いろいろな問題がくるしかありません。福音なく牧会する牧師は半殺しの目にあうのです。福音ない長老、執事は、失敗することを考えるのです。それで、世界教会が騒々しいのです。早く悟るようになることを希望します。
 
2.生かす生き方
(1)まず私を生かさなければなりません。
∈私のためではありません。私を生かさなければならないのです。
 牧師の心配が、まさに教会復興です。副教役者の一番の心配は、これからどのようになるかに対する部分です。事実、心配する必要はないのに...
 私たちの心配が、おもにこういうものです。疎外されること、自分自身を認めないものも心配になります。謙遜に弟子を何名かだけ作ってみましょう。何の話もせず、実を作ってみましょう。人が認める前に、神様が皆様をまず祝福なさるはずです。自分自身をまず生かしましょう。
 1)伝道の祝福を味わえば全てのものがみなあります。
  ∈一般信者ゆえに、教会に多くの人が伝道がなるならば、どのようにするでしょうか? それとともに、謙遜に教会に仕えるならば、どのようにすることでしょうか? 釜山のある聖徒が教会に700人を伝道して、教会に熱心に通うのです。それでも、この人は本当に謙遜に働きをして、たましいを見るのです。その人がまさに 釜山西部教会の聖徒です。
 2)聖徒の祝福 7つ、6つの暗闇の権威から出てきたことを味わっていれば、20個の戦略が理解できます。
 ∈20個の現場を生かす前に、私を先に生かしましょう。
3)祈りの秘密があれば、全てのものが新しく解釈できます。
 ∈自らの聖霊充満の秘密を捜し出しましょう。
 
(2)伝道者は、教会を生かす生活を送りましょう。
1)引き受けた分野で最高にしましょう。最善を尽くしましょう。活動する時は、最適の行動をしましょう。目標は最高、生き方は最善、教会での行動は最適の行動をすれば良いのです。引き受けた分野を生かせばよいのです。
 ∈教会で中等部を引き受ければ、中等部を生かせばよいのです。難しくありません。高等部を生かせばよいのです。あらゆる高等学校に行って子ども達と話しました。だから生かされたのです。多くしなくても生かされました。
2)答えを受ければ感謝、解答を理解するならば謙遜、未来を理解するならば大胆になれます。こういう色合いを持てばよいのです。
3)3つの宣教に参加させればよいのです。一般信者宣教、機能宣教、地域教会に参加させればよいのです。すると、教会が息をふきかえします。伝道者は、現場を生かすのです。職場も生かします。必ず教会も生かされます。
 ∈私を生かせば、簡単に生かされます。
 
 (3)現場を生かしましょう
 1)現場は、99%が畑です。どれくらい畑が多いかわかりません。記憶することを望みます。何の仕事をしても、3つのことをなせば良いのです。早く広さ、深さを理解しましょう。これを情報と言います。そして、必ず必要なことを探してしましょう。専門性です。そして会う人に答を与えましょう。必ず成功します。これが習慣になればよいのです。
 ∈若い人は早く情報を持たなければなりません。情報を知っていれば失敗しないのです。
 2)地域、弟子、キャンプをなせば良いのです。
 ∈人を赦すことができることが、福音を持った証拠、人を生かすことができることが、福音を味わう証拠です。
 これから人を散らす言葉を言わないように。見れば、そのようなものがあります。この部分を必ず注意しなければなりません。その人が良い人なのか、そうでないかは、そこで見ることができます。可能ならば、生かして立てることを話さなければなりません。水準が高い人は水準高く散らし、聖書を知る人は聖書的に散らし、福音を知る人は福音的に散らしていては、未来がありません。
 ある人は、これが体質になってするかもしれません。
∈伝道者は、本当に赦す生活を送らなければならず、教会と現場を生かす生活を送らなければなりません。これは私を生かしており、福音を味わっている証拠です。
 
3.素晴しい生き方
∈なくても素晴しい生活を送ればよいのです。あっても本当に汚らしく生きる人がいます。モデルを提示します。
 (1)モデル
 ∈三人を見ますが、素晴しい生活を送りました。本当に格好良く生きました。
 1)ヨセフ
 2)ダビデ
 3)パウロ 
∈女性がいない理由は、代表的な人物を探したから... 女の人の中にも多くいました。彼らは大きい困難にあったのにも、揺れないことが素晴しかったのです。問題の中で全部答えを探して、答えの中で解答を探して、未来をさがしたのです。自分自身をねたんだ兄たちに会ったのにも、彼らを赦して、神様の計画を言う程に、ゴリヤテに会ったのにも恐れなかったし、自分自身を殺そうというサウル王を殺さなかったし、アブシャロムが攻撃するのに、殺さずに逃げました。王になっても高慢にならないほどでした。サウル王を殺さない理由は、油そそがれたしもべを殺すことができないと言いましたし、追われながらも神様がなさったと言いました。パウロは、皆様が持ったことを持って感謝しませんでした。水準が違ったのです。福音を持ったことを感謝しました。皆様が受ける苦しみは、パウロには喜びでした。福音ゆえに苦しみにあうので... 皆様が寝ることができなくて胸焼けすることを、パウロは喜んだのです。上から呼ばれたむくいに向かって走って行きました。
 
(2)自我に注意しなければなりません。
 ∈われ知らず自我が形成されます。この形成された自我は、本当に無視できません。この部分を考えなければなりません。私も知らない間に... 職業によって、現実によって... これがものすごく重要です。これと伝道と関係があります。この形成された自我は、早く直すことができません。この部分をちょっと考えなければなりません。
 ∈永らく法律を扱った人は、私たちと違います。自分自身の職業によって、自我が形成されます。教会堂を 建てる時、堂会員の話が違います。事業する人は建てようと言って、おもに先生は心配をします。先生は、お金が無いことで... 絶対に口を広げないでいる人は公務員です。職業によって行動するのです。神様の力がどれくらい大きいかを捨てて、私たちの考えを超越なさる方をなくすのです。
 ∈経済を見ても、表に現れます。むやみにぱっぱっと使う人は正しい人ではありません。しかし、どんな時でも 'お金、お金' と言いながら、ぶるぶるふるえる人も正しい人ではありません。もちろん、お金をむやみに使えば誤った自我を持った人です。他人のお金を借りて使って、絶対に返さないことも誤った自我です。しかし、あまりお金ゆえにぶるぶる震えれば、それも大きい問題です。 
 ∈神様が必要とされたら、なくてもしなければなりません。神様に栄光を帰す事ならば、損をしてもしなければならないのです。神様のみこころならば、私たちにはできるのです。
 
(3)素晴しい人になってこそ、素晴しい生き方を送ることができます。
 1)私たちの子どもたちに、家族に素晴しい生き方を見せようとするなら、素晴しい人になればよいのです。
 ・目は高く- これがものすごく重要です。
∈子どものレベル、子どもの状況を理解できなければなりません。子ども達が何でお金が必要なのかと言うならば、違ったことであって、よく知らないのです。むしろ、おとながお小遣が必要ではなくて、子ども達がお小遣がより必要です。目の高さが合わないといけません。このごろは水を飲むのにもお金が必要です。しばしばもらっているならば、子どもが異常になります。お金をたくさん与えろということではありませんが、目の高さを合せてやらなければなりません。
 私は6.25(朝鮮戦争)世代なのですが、私はその目の高さにとどまることがないように努力します。
・あまり干渉せず自立して、自分からすすんでするようにさせましょう。それでこそ発展します。
 ∈有名なカールソーという人は、学校に通っていた時、先生が音楽ができないと落第を与えました。ところが、両親がそうでないと話しながら、最高に歌がうまいと力を与えたのです。結局、最高の音楽家になったのです。
 ∈私が先週に話したことでしょう? スピルバーグが幼い時、あんまり動くので、お母さんが普通の子どもではないと言いながら、カメラを買ってやったのです。結局、11歳の時、作品を作りました。
・とてもつりあったほめ方をしましょう。うそでほめずに... できなかったことを見て、良くできたというようにはせずに... 本当に良くすることをほめてやりましょう。
 ・福音のレベルです。これを誤って思っているのです。福音は途方もないレベルです。恵みで受けたので低いレベルだと思っているのですが、最高のレベルです。
 2)職場に行っても人を生かしましょう。前に話した情報、準備、解答を持っていれば生かすことができます。
 3)それとともに "神様の前で" 立てば、すばらしい人になります。
 ∈これから新しい恵みを受ければよいのです。一年が過ぎて、本当に新しい祝福を受ければよいのです。私たちは本当に素晴しい人へ行けばよいのです。足りなくてもかまいません。神様の前において整備しながら行けば良いのです。
∈神様が、私たちにこのようにされる理由は、福音のためです。本当に伝道者の生き方で、伝道者の祝福を味わうようになることを希望します。 
(The end)