[ 2006年6月17日/核心要員メッセージ/ソウルイエウォン教会/柳光洙牧師]


族長時代の祝福と落伍者
(創世記13:1-18)


@序論:神様は族長時代に祝福を与えられました。私たちは今日、重要な質問をいくつかしなければなりません。質問が正確でなければ、答えが正確ではありません。質問をよくできなければ、答えもよくできないこともあります。人生の質問も下手すると答えも違うように出てきます。“私がなぜこうするのか?なぜこのようにするのか?”色々な質問ができるでしょう。質問を下手すると、いつも違った答えが出てくるのです。
※質問
(1)イスラエルの滅亡:聖書から、なぜイスラエルは滅亡したのでしょうか? イスラエルはずっと滅亡しました。まだイスラエルはここに質問ができず、答えを得られないでいます。私が知っていることでは、21世紀の大きい問題はそちらからくるでしょう。まだイスラエルは“なぜ全世界が我が国を苦しめるのか?”と質問しています。ですから、違った答えが出てくるのです。“なぜじっとしている国を他の国が触るのだろうか?なぜ我が国はエジプトに行って苦労をするのか?”と質問をそのようにするのでうが、違うようにしているのです。皆さんの人生も同じです。質問を違うようにすれば、ずっと違った答えが出てきます。
(2)世界教会:それで、世界の教会は宗教に押されたのです。いつも質問を間違っているから、答えが違うように出てくるのです。
(3)21C:これから起きる問題は、より大きいのです。これから21世紀以後には、どんなことが起きるのでしょうか? ここに答えを受けて行かなければなりません。

1.族長時代にくださった世界征服の祝福
どこから問題がきたのでしょうか? モーセの時、問題がきたのではありません。パリサイ人でも、アブラハムでもありません。すでに神様は族長時代に完全な答えを与えられました。これをのがして出発したのです。この話は、私たちにかなり重要な話になります。皆さんが信仰生活する時、何からしなければならないのでしょうか? 皆さんが教会で何からしなければならないのでしょうか? まだこれができなければ、世界教会はずっと難しくなるでしょう。何から正しくすべきなのでしょうか? これを知らずに、アブラハムが出発したのです。これを知らずにいたので、イスラエル民族は奴隷になったのです。
(1)創世記1:3(光) -神様は、福音は光なのですが、すばらしい光を照らして、暗闇、混とん、空虚を癒されました。
(2)創世記3:15(原罪) -女の子孫が蛇の頭を踏み砕くという原罪問題の解決です。イスラエルがよく知らずに出発して、問題が来たのです。信仰生活はとても簡単です。
(3)創世記6:14,18,20 - “あなたのために、箱舟を作りなさい。あなたの子孫のために箱舟を作りなさい。いのちを保存するために箱舟を作りなさい。箱舟の中に入りさえすれば生かされるのです。”契約の中に入ってきさえすれば生きるということです。これを完全に与えられたのですが、持たずに出て行ったのです。運転をしようとするなら、運転を学んで出て行かなければなりません。私がある本でボクシングの歴史について書いた本を見ました。今までボクシングを一番良くした選手はジョー・ルイス(Joe Louis)という選手です。この選手は71戦71勝71KO勝利でした。ジョー・ルイス選手は、戦うと3日間飢えたライオンがウサギを捕まえるように飛びかかりました。相手をする人がなく、挑戦者がいませんでした。それで、引退する時、チャンピオンベルトを返却して引退しました。地球上に71全勝した人は、ただひとりです。そのうちに笑わせる選手もありました。マルシアノという選手でした。この選手は、ボクシングは一度もしたことがありませんでした。ある人が見る時、この選手が壁を作っていたのですが、ひびが入るのを見て金を儲けるために、リングに上がったのです。しかし、ボクシングをすることを知らなかったのですが、相手に死ぬほど打たれて倒れながら、偶然に一発殴ったのですが、相手が一発打たれて、起きられなかったのです。結局は、この人はボクシングをして死にました。水泳もできない人が、水に入ってはいけないのと同じ論理です。この祝福を完全に持って行くべきなのに、そうでないのが失敗です。牧師は、どんな場合も、こういう失敗をしてはなりません。いくら良い信徒がきても、これから正しく知るようにしなければなりません。このようにして、出発をしなければならないのです。それで、すべての答えはここからみな出てきます。
創世記12:1-9(契約) -アブラハムがやっと悟ったのです。その時から、神様が開始されました。“あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、わたしが示す地へ行きなさい。”とおっしゃられました。ところが、悟れなかったのです。従順にしたのですが、知らなかったのでした。ですから、アブラハムがずっと困難にあいました。それで、アブラハムがエジプトに行って、より大きい問題がきたのです。
(4)悟るその時から、答えは開始
①創世記13:14-18アブラハムが悟り始めたのです。“東西南北を見渡しなさい。縦と横に歩き回りなさい。”だまされてはなりません。福音の中に全部入っています。
②創世記14:14-20ロトは滅ぼされたのですが、アブラハムはしもべだけで318人でした。
③創世記22:1-20,創世記26:10-24アブラハム家庭に奇跡が起こりました。息子ができたのです。多分、アブラハムは大好きだったようです。しかし、神様はアブラハムにより大きい祝福をくださろうと、あなたの息子を捧げなさいと言われました。息子が死ぬところだったのですが、雄羊のゆえに生きました。
④創世記32:23-32,創世記35:1正しく福音を悟らなければなりません。これを悟ることができなくて、創世記32章から、ヤコブはずっと苦労しました。
⑤創世記37:1-11この契約を少し悟った人がヨセフです。私が思うのに、アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフがこれに対して、ほとんど悟ることができなかったと思います。福音を少し悟ったら、奇跡が起こったのです。私たちはここで何をしなければならないのか、答えがみな出てこられなければなりません。
(5)持ったこと:持たない者は与えられません。持たないのは味わうことができません。私が救われなかったのに、どのように味わうことができるでしょうか? 受けなかったのに、どのように与えることができるでしょうか?
(6)価値:しかし、救われたのに、価値を知らなければ味わうことができません。
(7)真似:真似事だけしていては、自分が疲れてだめです。アブラハムは、初めは真似をすべてしたのです。出て行けと言われるから、出て行ったのです。しかし、実際の内容は悟ることができませんでした。

2.この祝福の落伍者(正統,異端)
(1)創世記4:1-20,創世記13:1-13族長時代に、完全な祝福をくださったのですが、落伍者が生じました。落伍者を見れば、いつでも正統になって、福音を持った人が異端になります。いつでも落伍者が正統だとなって、滅ぼされました。これが今日、二番目に悟らなければならない内容です。信仰生活する人や、レムナントや、牧師でも、福音の正しい味を知らずに出発したのです。問題が来るしかありません。それで問題がくるのです。私たちが教会に行って、何をするかと考えるのも重要ですが、福音の祝福を正しく味わわなければなりません。これから本当に答えを受けるべきなのに、これを準備をしないで行くのです。二番目の問題が、落伍者が正統になるのです。力が強いカインが、アベルを殺してしまいました。世的に見る時は、カインが勝ったのです。聖書を詳しく見ましょう。ロトのゆえに起きた問題が普通のことではありません。
(2)創世記25:1-28:24エサウです。全部、落伍者です。福音を悟ることもできない落伍者です。
(3)創世記37:1-10ヨセフの兄たちです。この人たちが、全部、落伍者です。
(4)結果
①ユダ1:1-11 “忌まわしいことです”と言われました。
②モアブ、アモン、エドムの部族が、ここからみな出てきました。
③エジプトの奴隷:結局は、エジプトの奴隷になったのです。何の働きを、どのようにしなければならないのか、重要な契約を捕まえなければなりません。子どもたちが見る童話の本なのですが、学ぶべきことが多くあります。目が一つしかない猿が歩き回って、奇蹟のように目が一つの猿に会いました。子が生まれたのですが、目が一つしかないのです。これは童話の本の話ですが、こんにちの世相を言うのです。このように目が一つの村ができたのですが、ある日、目が二つある猿がきました。目が二つある猿がそこにいた間、バカ者扱いをされました。こんにちの世相を言うのです。私たちは精神をよく整えなければなりません。こういうことでは、みなほろびるのです。このように、福音の落伍者が正統になります。もちろん、当分のことです。歴史は、いつもそのように流れてきました。
(5)理由:これをもう二度と犯さないために、注意をしなければなりません。
①救いの祝福の隊列に立つことができないこと(救い):正しく救いの祝福を聞くことができないのです。
②霊的祝福の流れをのがすこと-サタンの戦略(流れ)
③傷、比較、ねたみ、葛藤、肉的欲(関心) -関心は違ったところにあったのです。ですから、肉的なものだけして行くのです。
④霊的問題に捕えられること(不可避) -やむをえず、霊的問題に捕えられました。
⑤子孫に影響(結果)

3.落伍者を生かす神様(私たちの準備)
“なぜ福音を受けられなかった人がほろびるのか?人間になぜ苦しみが来るのか?”と話します。福音が必要ない人には、苦難がこなければなりません。ある人は尋ねます。“神様が地獄をなぜ作ったんですか?”金持ちが地獄に行って何と言ったでしょうか?水一杯だけくれと言ったでしょうか? 水一カップだけくれと言ったでしょうか? 水を一滴だけくれと言いました。ラザロをよこして、指に水をひたして私の舌を冷やしてくださいと言いました。どれくらい苦しかったから、そう言ったのでしょうか? 地獄には水一滴もないのでしょうか? 金持ちは生きている間、神様の恵みが全く必要ない人でした。そうなるのです。私たちが神様の恵みが全く必要ないといえば、そうならなければならないのです。苦しみを受けなければならないのです。地獄はなぜ作ったのでしょうか? マタイ25章を見れば、地獄は本来、神様がサタンを永遠に閉じ込めるための監獄です。サタンに仕えたので、サタンの子どもだから、当然、行くようになるのです。彼らを生かさなければなりません。契約をつかみましょう。
(1)創世記6:14-20(箱舟-洪水)箱舟を作ったのですが、神様はノアに全部を与えられました。
(2)創世記14:14-20(しもべ318人-戦争)アブラハムを通して多くの戦争の危機を防がれました。私たちはこの契約を捕まえさえすればよいのです。
(3)ソドムとゴモラの災い(義人10人)ソドムとゴモラがなぜ滅ぼされたのでしょうか? 罪人のためでしょうか? 聖書はそのように言っていません。義人10人がいないから滅びると言われています。この中に伝道者10人だけいれば、ソウルはほろびないということです。皆さんの教会の中に、本当に伝道者10人だけいれば、絶対、滅びません。義人10人がいずに、滅びると言われました。韓国は滅びることはありません。タラッパンの中にだけでも伝道者が10人は越えています。ところで本当に伝道者は隠されているのです。タラッパンで見ても、ある牧師は全くあらわれないのに、本当に伝道される方がいます。牧師夫人の中にも、名前も光もなく、福音を伝る方たちがいます。驚きました。義人10人だけいれば、絶対に滅びません。
(4)10の災いと出エジプト(奴隷根性の治癒):神様はこの契約を正しく悟った人が出てきた時、出エジプトの大きなみわざを起こされました。皆さんにこの祝福があふれ出ることを祝福します。

@結論:さらに至急なことがあります。
(1)Rt:落伍したレムナント生かさなければなりません。
(2)教会:落伍した教会を生かさなければなりません。
(3)世界:落伍した世界を生かさなければなりません。
教会が福音を知らないので、落伍しました。だから、全世界は死ななければならないのです。このことをしようということです。この時、起きる答えです。
①契約的祝福:皆さんがこの契約を捕まえる時、起きる契約的祝福です。必ず回復するように願います。
②3つの奇跡:この契約を捕まえた時、必ず3つの奇跡が起こりました。出エジプト、出バビロン、ローマ福音化です。
③RUTCの奇跡:アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフは悟れませんでした。
(4)モーセ:モーセが悟ったのです。どんなことが行われたのでしょうか? 銃なしでエジプトを負かしました。こういう祝福が、皆さんの教会ごとに、個人ごとにあることを希望します。
(5)サムエル:ダビデは悟れなかったのですが、サムエルは悟りました。一言も地に落ちませんでした。サムエルが生きている間、戦争がなかったのです。悟った人は多くいません。
(6)エリヤとエリシャ:RUTCを悟りました。最高の祝福である天の火の馬、火の戦車を動員させられました。
(7)イザヤ:“恐れてはならない。わたしが新しい事を行う。”と言われました。
(8)パウロ:神様が世界を任せられました。

※牧師:特に牧師は絶対に気をおとさずに、力が抜けることもなく、牧師だけ堅く立っていれば、教会が生かされます。信徒の中で大部分が、長老のために教会に行こうと話す場合は殆どありません。もちろん、長老が教会の行政が上手ならば、教会が生き返ります。しかし、信徒の中で大部分が、副教役者のために教会に通うという人も殆どありません。もちろん、副教役者が影響を与えるから、教会がたくさん生き返ることもあります。牧師夫人が美女なので教会に行かなければならないと思う人は、まちがいなく悪い人です。おもに信徒は、牧師のメッセージ、説教が聖書的で福音的であることを見て、教会に行きます。その教会に人が集まるのです。牧師だけ生きていれば良いのです。
(1)味-福音(キリスト):福音の味
(2)粋-すてきでなければなりません。‘見るほど素晴らしい’と感じられなければならないのです。見るほど気味が悪くてはいけません。ここで素晴らしいということは、容貌を言うのではありません。本当に、福音の大きい奥義を分からなければなりません。牧師が福音の大きい奥義を持っていれば、福音はとても大きいことだから、すべての人を生かせます。
(3)力-力を与える牧師にならなければなりません。世の中は難しいのです。力を与えなければなりません。世の中との霊的戦いに勝てるように、力を与えなければならないのです。この3つのことをすれば、皆さんの教会は確かに生き返ります。この3つに反対になるなら、確かに生き返れません。外でやっと力を得て教会に行けば、力が抜けるのです。復興になるでしょうか? 成ることができません。聖徒が牧師を見れば、とても変だったり、動機がぎっしり埋まって、神秘主義が混ざって、律法まで合わせてやり過ぎれば、粋がないのです。それで、牧師は気をおとさずに、力を得て祝福を受けなければなりません。いくら皆さんが頭をよく使って努力しても、この味を知らなければ与えられないのです。神様の大きい奥義は素晴らしいのです。信徒が牧師のみことばを聞きたくならなければなりません。一週間を待つのが、時間がとても長いように思えるほどでなければなりません。慰めではありません。神様が与えられる力を与えなければならないのです。確かに聖書には、主を待ち望む者は新しい力を与えられると言われました。聖霊充満を受ければ、力を受けると言われました。それで、教会を生かすのです。それで、今、完全に滅亡している世の中を生かす祝福が皆さんにあることをお祈りします。
-要約-
<族長時代の祝福と落伍者(創世記13:1-18) >
1.族長時代にくださった世界征服の祝福
(1)創世記1:3 (2)創世記3:15 (3)創世記6:14,18,20,創世記12:1-9
(4)悟るその時間から答えは開始
①創世記13:14-18  ②創世記14:14-20  ③創世記22:1-20,創世記26:10-24
④創世記32:23-32,創世記35:1  ⑤創世記37:1-11
2.この祝福の落伍者
(1)創世記4:1-20,創世記13:1-13  (2)創世記25:1-28:24  (3)創世記37:1-10  
(4)結果
①ユダ1:1-11  ②モアブ、アモン、エドム  ③エジプトの奴隷
(5)理由
①救いの祝福の隊列に立つことができないこと
②霊的祝福の流れをのがすこと-サタンの戦略(明らかな事実)
③傷、比較、ねたみ、葛藤、肉的欲(状態)
④霊的問題に捕えられること(不可避)
⑤子孫に影響(結果)
3.落伍者を生かす神様(私たちの準備)
(1)創世記6:14-20(箱舟-洪水)
(2)創世記14:14-20(しもべ318人-戦争)
(3)ソドムとゴモラの災い(義人10人)
(4)10災いと出エジプト(奴隷根性の治癒)
結論:
(1)落伍したレムナントを生かすべき
(2)落伍した教会を生かすべき
(3)落伍した世界を生かすべき