20150215 インマヌエル教会聖日1部


謙遜で大胆な隠れた真の伝道弟子
(ヨシュア14:6-15)


序論
▶イスラエルはヨルダンを渡ってエリコを崩しカナンの地に入国しました。しかし、より大きな危機にぶつかります。考えてもいなかった難しい問題にぶつかりました。行ってみたら大きな町があったのです。要塞のアナク山地という大きな町でした。そこには巨人が住んでいる地域でした。今そこに入ったのですが、勝つことができなければまた大変なことになってしまうのです。簡単に言えば、その要塞の中に閉じ込められてしまったのです。だから、アナク山地を倒すということは、現実的にはとても不可能なことでした。そこには子どもたちもいれば、女性も老人もいて、これを克服するのは大変な状態でした。イスラエル民族は不安に陥ったのです。悪い噂はすぐに広がります。イスラエルの全体に大きな不信仰が広まってしまいました。私たちは、前に進むことも後ろに退くこともできない。身動きができず、この中で死んでしまう。私たちはエモリ連合軍との戦いで勝利したものの、今ここには、巨人たちがいる町だ。私たちは一体どのようにすればよいのか。このような大きな問題がきたのです。だから、イスラエル民族は恨み不平不満を言い、みな嘆いていました。
▶この時、皆さんがご存知のように、隠れた人物と言われているカレブが登場します。カレブは今日言葉を話しています。「この産地を私に与えてください。私が行って戦いましょう。必ず私は勝利を治めて戻って来るでしょう」と。そして、結局は、勝利を治める場面です。カレブという人物を挙げるときには、隠れた弟子だと言います。
▶韓国にも偉大な人たちが多いです。国会議員から大統領、そして、多くの長官たちもいます。立派な方々なのですが、現場の危機は防げません。大統領が大統領府の中で仕事をしているわけで、どうやって現場に行って危機を防ぐことができますか。国会議員は国会で会議をすべきで、どのように現場に行って危機を防ぐことができますか。まさに現場に隠れている人物が危機を防ぐことができるのです。今日、皆さんが行くすべてのところで、職場、家庭、現場にある危機を止める主役となれる祝福を受けるようになることを祈ります。
▶では、カレブはどのように行ったのでしょうか。すべての人が不安を感じているときに、錯覚の中に陥っているときに、カレブは落ち着いていました。皆さんが困難な問題にぶつかったとき、危機が危機ではないように見る落ち着いた姿勢が必要です。成功した、まことに答えを受けた人物は、危機の中で危機ではないものを見ました。また、逆に危機ではないと皆が思っている中で、危機を見ることができなければなりません。一体それはどういうことでしょうか。本当に信仰のある人は平凡な生活の中でも危機を見極めることができます。そして、肝心の危機が来た時は、危機ではないように見る姿勢が必要です。この目がとても重要です。だから、レムナントが海外に行かれるときはいつもそのような話をしています。初めて行くところはなじみのところに行くようにしなさい。いつもやっていることに対しては初めてするような姿勢でやりなさいと言います。多くの信仰の英雄たちは平凡な中で危機を見ることができるものでした。実際に危機が来たときは、危機ではないような落ち着いた姿勢を取ることができました。
1)人間は、根本的に間違っています。自分中心の教育を受けていたからです。創世記3:4-5。あなたは神のようになれるという思想を持っていました。
2)また、多くの人々は、ネフィリム時代のように間違った自我を持っていました。それを基準にしています。そして、難しいことにぶつかれば不安になるしかありません。
3)多くの人々はバベル塔を築く間違った力を持ってきました。そうするうちにアナク山地にぶつかってしまったので対策がありません。しかし、カレブはそうではなかったということです。
4)今、全世界の人々は、昔から、次世代に災いが来るしかないことを文化だと思っています。東洋で一番有望な国が、私が見るに日本だと思います。次世代の災いを止める偶像に対して悟るならば、偉大な国家になっていくでしょう。しかし、ほとんどの人は、使徒13章、16章、19章の偶像を文化だと勘違いしています。このような人々に災いが近づけば、なぜそれが来たのか分からなくなってしまいます。このような残念なことが起きています。しかし、カレブはこの状態について既に分かっていました。
5)今、多くの人々は戦争をどのように戦略的に勝つのかということだけを教え込んでいます。孫子兵法とは何でしょうか。戦って勝つ、その戦略が記録されています。マキャヴェッリの君主論とは何でしょうか。相手を殺して、私が勝つことを教えるものです。韓非子の理論は何でしょうか。とにかく強い者は最初から殺して自分が勝たなければという理論です。三国志は何でしょうか。戦争の話です。日本の3大英雄がいます。どんなことでしょうか。とにかく戦いを起こし、韓国も世界も自分のものにするということです。歴史上の英雄は何でしょうか。たくさんの人を殺し、他の国を侵略し自分たちの領土にする、そういう人々を英雄だと言っています。ですから、今まで16,000回ほどの戦争が起きました。これからも起きます。
6)さらに、宗教までも、教会も戦っています。教権の戦い、異端の濡れ衣を着せる、このようなことをやっています。
▶しかし、聖書はそのように教えていません。皆さんがこの危機を防ぎ、世の中を変える本当の答えを聖書は語っています。だまされずに皆さんがエペソ5:15のように、現場をよく見て注意して知恵を働かせて見てください。ただ聖霊の満たしを受けなさいと聖書は教えています。皆さんが危機の中でだまされたり揺れたりしてしまうと倒れてしまいます。
▶この隠れた人物カレブは何を持っていたのでしょうか。

1.契約を持っていた(出3:18)
▶契約を持っていました。今日の本文はその内容です。どのような契約でしょうか。
1)モーセが記録した契約を持っていました。
▶皆さんは創世記3章、6章、11章の災いを誰が記録したかご存知でしょうか。モーセが記録しました。ものすごい人でした。人間は、創世記3章の事件以来、すべての悪魔の手に捕えられてしまったということが記録されています。人間は自ら救いを受けることができなくなりました。それで、神様がキリストを遣わし、私たち人間を救われることを計画されました。それが出3:18です。これを知っていました。
2)そして、皆さんご存知のように、人間は、自分の条件ではなく、ただ信仰によって救われることができると言われています。
3)神の力を信じる者は誰も止めることはできません。
▶これをカレブは契約として握っていました。荒野の道を通過する間にも、神はモーセとともにおられました。その契約をカレブは話していました。今から45年前に、神のしもべモーセが私たちを見てカナンの地に入ることができると言われたではないか。そして、私たちは今カナンに入国した。神の約束通りではないか。そうならば、このアナクの山地を神が私たちに与えてくださる。だから、私を遣わしてほしい。そのように言いました。神の契約を握っているということです。私の年齢は今85歳になるが、今も壮健ですと答えました。もちろん、40歳の時と85歳では体力的に本当に同じでしょうか。同じではないかもしれません。しかし、彼は今も壮健だと言った言葉は理解できます。私も26歳の時から走ってきましたが、今も同じです。しかし、たった一つが異なっています。昔はいくら寝なくても走れたのですが、今はただ一つ異なる部分があります。あまりにも睡眠不足になりますと、血圧が上がってしまいます。この部分が少し違うと思います。このカレブの言葉は少し理解できます。主が私たちとともにおられるならば、必ずこの地を征服できると告白しました。
▶皆さんがとまどわずに、危機の前では契約を握ってください。今まで私とともにおられた主は、私の危機の前でキリストを遣わされて、今も働いてともにおられます。契約的に一番重要なのは、出3:18の契約です。これを握ってください。それがなぜ重要なのかご存知ですか。皆さんがキリストという契約を握るときに、誰も教えてくれない暗やみ、サタンの勢力を打ち壊すのはキリストしかないということです。ですから大事です。神様から与えてくださった祝福です。皆さんがキリストという羊の血の契約を握る瞬間、皆さんの子孫に降りかかろうと計画されていたすべての災いが通り過ぎていくということです。これはすごく実際的な聖霊の御働き、聖霊が臨まれる働きです。皆さんの家系と現場ののろいの勢力、地獄の背景が崩れるようになるということです。これを握って行かなければなりません。今日のカレブは言いました。神のしもべモーセに言われたその契約は確実に成就される。だから、今の危機の前で私たちは揺れてはならないと主張しました。絶対に揺れる必要はない。だから、この地を私に与えてくださいと告白しました。若い兵士たちがブルブル震えているときに、この85歳になったカレブは、私を遣わしてほしいと言われました。すごい告白です。

2.危機の時ごとに現れて、信仰の答えを与えた
▶2番目です。カレブは危機のたびに登場しては、いつも信仰の答えを与えていました。人は問題に遭ったり危機にぶつかった時を見ますと、その人の人格が分かります。問題が生じたり、葛藤が生じたりした場合、どのような人であるかを知ることになります。家庭の中に問題が生じたときに本当に賢明で賢い人格の女性が誰なのか分かるようになります。そうでしょう。国が危機にぶつかったときに、誰が愛国者であるかわかります。戦争が起きたときにも、誰が英雄なのか分かります。有能な船長は嵐に会
あったときに分かるという言葉があります。でも、この間、事件がありましたが、無能な船長は暴風の前で逃げてしまったでしょう。
▶ともかく、このような危機のたびにカレブは隠れた人物なのに、信仰の答えを提示しました。皆さんにこの祝福があるようにお祈りしたいと思います。今日も何も心配なさらずに、この信仰を持って世に向かっていただきたいと思います。
▶どんな答えをカレブは与えたのでしょうか。
1)モーセに従っていたときに、カレブはいろいろなことを見てきました。モーセの従者だと言われていました。羊の血を塗るときに災いが崩れる現場を目撃しました。モーセがイスラエルの民を連れて紅海を渡る時、その現場にいました。カナンに入国する際、荒野の道を行く間、本当に危機のたびに神が行った奇跡を、カレブはモーセとともに見ました。ヨルダンを渡るとき、エリコを崩すときも、戦争のときも、そのすべての現場をカレブは見てきました。だから、危機のたびに答えを与えました。
2)昔、どんなことがあったか分かりますか。偵察員12人をカナンに送ったときがあります。そのうちの10人は、もうカナンに入れないと報告しました。私たちは絶対にカナンに入れない。そこには大きな町があり、強い軍人も多い。私たちがそこに入れば餌食になると言いました。12人のうち10人がそう言ってきたらどうでしょうか。しかし、そこで2人は違った報告をします。一人はヨシュアであり、一人はカレブでした。違います。今がチャンスです。カナンの人々はすでに私たちの噂を聞いて、皆、震えていると言いました。霊的な目を開けば事実が見えます。霊的な目がなければ、うまくいかないような事柄や危機だけが見えてしまいます。そうすると、体も病気になります。医者の言葉を聞いて、科学的に薬を服用したりすることも必要なのですが、あまり医者の言葉ばかり信じてしまえば病気になって死んでしまいます。この時にカレブはどんな告白をしたのでしょうか。私たちが偵察してみますと、彼らの指導者は、すべて逃げてしまいました。そこは、乳と蜜の流れる地です。彼らは私たちの餌食です。今行かなければなりません。その当時のイスラエルの民は10人の報告を聞いて号泣をしていました。その時、モーセが決断を下します。カナンの地に入って行こう。その土地はあなたがたのものになるだろう。元々、私たちの土地だから回復できると言いました。そしてカナンに入りました。その当時の話を今、今日の本文でまた話しているのです。危機のたびに。アナクの山地にあって、危機の前で震えているから、その時また信仰の告白をカレブはしているのです。つまり、答えを提示しました。どうしだでしょうか。だから、私が行くと言いました。これぐらいなら確実な答えではありませんか。皆さん、これが答えを受ける重職者の姿勢です。危機の前で私が進むと言いました。若い人たちがみな黙って震えているときに、老人が出てきて、私は行くと言いました。だから、若い人たちは言うことがありません。神は明らかにこの地を私たちに与えてくださる。
3)その程度だけではありません。モーセが死んだ後に、自分の友人ヨシュアが指導者になりました。自分は黙っていました。私が見る時は、普通の人はこの時に性格が出ると思います。つまり、何か。同じ友人同士であったのに、ヨシュアが指導者になる。自分は認められなくなった瞬間、皆すごく変身すると思うのですがどうでしょうか。ポジション争いや名誉争いなど。多くの人がいろいろなポジションのことで大きな祝福を逃してしまいます。同じようにモーセの従者でした。でも、そのうちのヨシュアだけが指導者になった。カレブは何もない。韓国人であれば、このときに思い切り相手を妨害するでしょう。その時に自分の地位を作っては何かをやり出すでしょう。そのとき恨みを吐くでしょう。同じように訓練を受けて同じようにここまでやってきたのに、なぜあなただけが指導者となって、私はいったいどうするのか。同じように私たちは神の恵みとして働いてきたのに、なぜあなただけが神の栄光をすべて受けて私は何なのか。韓国人が使う言葉で、誰かが高麗人参を食べて、誰かは大根を食べるのかと言いますが、そんな感じで相手を恨むでしょう。
▶この時、ヨシュアはどんなことをお話したのでしょうか。ヨシュア1章には、あなたが語るすべてのこと、私たちはその通りに聞き従いますと言いました。ヨシュア1:17のように、モーセに従ったように、私たちはあなたの言葉に聞き従います。何かを本当に悟っていたカレブです。18節には、もしもあなたの言葉に聞き従わない者が出てきたら殺されなければならないとまでお話しています。それでこそ国が生かされるということでしょう。本当に何かを悟っていた者です。そして、勝利に向かっていく最中、今日のアナクの山地の場面に出く会うのです。アナク山地での戦いで誰もできないと言っているときに、また行動するカレブです。世の中ではいろいろなことがあると思いますが、皆さんがこのような祝福の主人公になっていただきたいと思います。皆さんが誰もが拒んでしまう、逃げていくような現場で、神の力、祝福を伝える証人として立っていただきたいと思います。

3.カナンの地に入るというメシヤの確信があった
▶3番です。カレブは、カナンの地に入るという、メシヤの言葉に対する確信がありました。確信があった。契約を知る者、契約を握るだけではいけません。その契約が成就するという確信がなければなりません。最後を知っていたのです。私たちは、最後のときに何をして死ぬかを分かっていかなければなりません。多くの人々は、愚かにも若返ろうとしていろいろなことをやっています。それは愚かな人です。レストランや食堂に行くとき、言葉をよく慎まなければなりません。私は食堂に行くと、おばさんに対して「おばさん」とは言いません。「すみません。(アガッシ。韓国語で若い女性を呼ぶときに使う)」と言います。おばさんに対しておばさんとは呼びません。そうすると嫌がります。おばあちゃんのような人には、絶対におばあちゃんとは言わず、おばさんと呼びます。呼び方は一つ若い感じで呼びますと、相手の気分がよくなります。、でも、最近は整形がありますから、顔が全部変わってしまいます。だから、冗談話があります。死んであの世に行った時に、皆、身分証明書の写真と違うから閻魔大王がこんがらがるのではないかという冗談もあります。聞くところによると、それで閻魔大王が辞表を出したということです。それぐらい整形の時代になってしまったということでしょう。愚かなことだと思います。皆さんが年をとって、私はどのように死んでいくのかを考えなければなりません。それが知恵ある者です。私は年をとったときには何をやっていくのか。そのときの使命は何か。私の人生の最後は何をやって神にささげていくのかということを悟っていかなければなりません。カレブはそれを悟っていました。カナンの地に行かなければならない。そして、入国して入って来ました。間違いなく最後の最後に征服するはずです。それをカレブは今日、語っているのです。
▶結論を知っている人は、謙虚です。結論を知っている人は、大胆になれます。結論を知っている人は、小さな自分の利益のために動きません。結果を知っている人は、真の有益が何であるかを知っています。結論を知っている人は、真の伝道弟子がどれほど大きな祝福か分かる人です。

結論
▶先週まではヨシュアの話を伝えましたが、このカレブの話は本当に重要な話であると私は思います。どんなに公務員が法的にも、国を良くしようと思っても国民が法を守らなければ意味がありません。国民性自体がレベルアップしない限り、いくら法律を作っても、個人的に個人が法を守らなければ、事故が起きます。明らかに偉大な人物も重要だが、このように見えない人物、隠れているカレブのような人物が、より重要な人物です。
▶皆さんが行く所ごとに危機を防ぐことができる出3:18の契約を伝えてください。そして、危機にぶつかった人に信仰の答えを提示してください。そして、私たちは今も重要ですが、後に起きる結論を知っている者でなければなりません。そうですよね。これを知っている人は恐れが一切ありません。結論を知っているからです。皆さんが今日カレブの祝福がどんな祝福であるのかを堅く握っていただきたいと思います。この信仰は伝達されていきます。不信仰も伝わるのですが、信仰も伝わります。誰に伝わるのか。祈りの信仰の女性ハンナに伝わっていきます。そして、そのハンナはサムエルという人物を作り出しました。皆さん、小さな献身のように見えますが、サムエルという人物を作り上げる祈りの結果になっているのです。この信仰があのベツレヘム人エッサイに伝わっていきます。この人が作り出した人物がダビデです。この信仰が目に見えない形で流れ流れ、危機の時代にオバデヤに伝わっていきます。預言者100人をかくまって育てていきます。それで終わらずに7千人の弟子が起きる働きにつながっていいます。それで終わらず、戦わずしてアラムの軍隊を破りました。この祝福がどこに行ったのか?初代教会、ローマ16章の人々に伝えられていきます。
▶皆さん、慌てないで、特に学生の皆さんはパニックにならないようにしてください。皆さんピンチを迎えましたか。注目してよく見てください。いろいろなことを複雑に考えずに、祈りながら知恵を働かせてよく見てください。それは危機ではありません。しかし、私たちはあまりにも慌ててどうしようと揺れてしまいます。
▶私は今回の宣教大会で、先ほど長老たちにも申し上げましたが、悔い改めをしました。私は今まで間違っていたことを考えていた。私がパッと見たときに、ある女性の執事さんが伝道をしに行くと言いながら、いろいろなミスをしているように見えました。あまり働いているように見えないし、お金もなく、背景もない。私の記憶では、伝道をするためにいろいろと助けてあげたときがあるのですが、たくさんミスをしているような気がしました。だから、私はその女性に対して軽く考えていました。ところがある日、その女性が交通事故で死んでしまったという報告を受けました。それも伝道をしに行く途中でした。それはひとつの事件として考えていました。それとは別に、今イスラムは世界的な問題です。ところで、その国から来たある人が、この執事さんが伝道したのでした。その人がサラムという牧師なのですが、この人が今、大きな使命者になったのです。このサラム牧師は元々、非常にエリートの家系の人なのですが、イエスを信じたという理由で家からも追い出され、すべての背景から切られてしまいました。その人が牧師となり、伝道要員として育てた人物がこの女性の執事さんでした。私はそのことを今回知るようになって、本当に私は間違った考えをしていたのだと思いました。皆さんの今の自分の位置や皆さんの持っている実が小さいと思いますか。それは気にしないでください。神がすべてをなさいます。宣教師の一人を海外に送ったときに、私たちは後にどんなことが起きるか分かりません。
▶ある青年がいました。近所の村でも不良のようにふるまう青年でした。みんながその人とは口も聞きませんでした。しかし、ある長老が農業をやる方なのですが、昼間何もやらないでのんきに寝ているその青年を起こして、昼ご飯を一緒に食べようと一緒に食事をして、果物も食べたり会話もしました。そうしながら福音を伝えました。すると、この青年が福音を受けました。後にその青年が変わっていきます。この人が1900年代初期の頃、韓国を大きく変化させたキム•イクドゥ牧師です。不良のように歩き回っていた人が福音を受けて、まるで別人のように変わる伝道者になりました。その長老は小さなことをしたかのように見えますが、韓国を変えた働きをしたのです。
▶ある人が刑務所に20回も入った、そのように前科の多い人が、刑務所から刑務所に移る間に誰かが福音を伝えました。そのちょっとした間に聞いた福音で、この人は変わっていきました。ある青年がいました。その青年はこういうお証しをしました。幼い頃から自分の耳になにか聞こえていた。幼い頃から誰かが自分にささやいる、言葉をかける。そうしたらどうしましょうか。一生そうだったら。それこそ悪霊のささやきです。幻聴が聞こえたわけです。例えば「今日誰かが来る」とささやくと、本当にその人が来たりします。「今日は何かが起きる」とささやくと、本当に起こるのです。だから、どれくらい不安でしょうか。そんな形で幻聴が聞こえていますから勉強になりません。後には精神的にもおかしくなってしまいました。続けて耳元でささやくのだそうです。最後には「おまえのお父さんを殺せ」「あなたの家をだめにするのがお父さんだからお父さんを殺せ」とささやきが聞こえました。だから、本当に父親を殺してしまいました。そして、山に逃げました。しかし、もちろん捕らえられ、刑務所に入りました。刑務所の中でも続けて聞こえてくるのです。「自殺しなさい。あなたが今、父親を殺して生きられるのか。自殺しなさい」と続けて聞こえてきました。でも、殺人犯は、主に一人ずつ独房に入っていて、彼を見張っている看守がいます。この看守が黙って見ていたら、この青年があまり睡眠をまともにとることができていませんでした。この看守がなんと長老でした。長老がいろいろな長老がいると思いますが、この長老は福音を伝えることができる長老でした。この人は、福音の長老だったのです。それで狭い中で福音を伝えました。本当に不思議なことだと思いませんか。この殺人を犯した青年は、福音を聞いて、イエス様を救い主として受け入れ救われたのです。そして、その青年が語りました。イエス・キリストを受け入れた瞬間、20数年以上聞こえていた声がぴったり途絶えたというのです。そして、本当に飛び上がって踊るように喜んで変わったのです。だから、その青年は刑務所の中で犯罪者皆に福音を伝えました。その人がお証ししたテープを手に入れ、私は聞きました。
▶皆さんが持っている祝福は、世の中のどんなものとも比べ物にならないほど大事な祝福です。この祝福を皆さんが回復するようにイエス様の御名で祝福します。皆さんによって危機がなくなって危機を防ぐ働きが所々で起きると信じています。お祈ります。


(祈り)
神様、感謝します。私たちに大きな恵みを与えてくださり感謝します。今日この方たちによって家庭の危機がなくなりますように。まことの福音を持っていらっしゃる方によって、国家の危機がなくなりますように。特に次世代、子孫たちに臨む危機がなくなるまことの幸せを伝えるようにしてください。
イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン。