序論
▶朝の早い時間から、賛美の準備をした聖歌隊の皆さんに、神様の大きな恵みがあることを望みます。ダビデが賛美するとき、悪霊が離れていきました。パウロが賛美するときも監獄で奇跡が起こりました。隠れたところで聖書を翻訳していたルター。悪魔はいつもルターを苦しめていました。しかし、ルターが祈り、賛美をする中で、時代を生かす働きが起きたのです。
▶今日は女性一人が時代を生かしたという現場メッセージです。今日、皆さんも神様のみことばを聞いて、同じ答えを受けるように願います。アメリカに行っても、韓国にも、行く先々でホームレスがいます。そのホームレスにご飯やパンをもてなす時があると思います。私はそういうことをあまりよいことだとは思っていません。本当にホームレスは食べ物がないのか。そうではないと思います。本当に彼らに食べ物がなければ、それは国の方で責任を持ってやっていけばよいことです。もしも皆さんのお子様がそこに列を並んで与えられるご飯を食べていると考えてみてください。もしもそんな息子、娘がいるなら、私としてはそれは生死問題なので、無理やりにでも家に早く連れて来ると思います。かわいそうな人たちです。アメリカでは、寝ることもさておきホームレスたちが食事のために空港に並んでいたりしました。日本に行っても、駅前に家を出て自分でテントを張ったりして座っているたくさんのホームレスを見かけたりします。韓国にも多いです。彼らは本当にお金がなくて貧しくて食べられないのでしょうか。私が見るにそうではありません。誰かが彼らのその精神的な病を治して行かなければならないと思います。それ以上に、かわいそうな人たちは誰なのかと思ったとき、例えば、正しいことには非常に鈍感であるのですが、詐欺をして盗み、殺人をするにはとても頭が速く回る人がいます。ところが、そういう人たちは、正しいことは全くできません。彼らは間違ったこと、過ちを犯すことだけには天才的な働きをします。これらがサタンに捕えられた貧しい人たちであると思います。そのような人々を置いて、皆さんは、祈らなければなりません。私はその詐欺師たちよりもっとかわいそうな人々は、ただ教会に通う人達だと思っています。その状態は大変なことになります。詩篇100:4によりますと、神様に礼拝をささげるときには、まるで王宮の前に出て行くかのような姿勢でなければならないと言われました。詩篇103:20に、ダビデはこのように賛美しました。力があり、神のみことばを成し遂げていく主の御使いたちよ、主の御名をほめたたえよと言われました。神の御心を成し遂げる軍勢よ、主の御名をほめたたえよと言われました。神が臨まれるところにいる御使いや軍勢は、神の御名をほめたたえよと言われました。これがまさに礼拝です。皆さんがこの礼拝の祝福、神の契約を逃してしまいますと、まるで今日登場するハマンのような時代を迎えてしまいます。今日の本文に登場しますが、この悪い時代に、ユダヤ人すべてを殺すためにたくらんで政治をめまぐるしくさせたものがハマンという人です。このような時代が来るということです。今日、皆さんは本当に契約を固く握り、皆さんによって災いが崩れる日になることを望みます。大統領、国会議員といえば、世的に成功した方だと言えます。私はパク·クネ大統領を見ますと本当にかわいそうだなと思うときも多いです。セウォル号が沈没して後片付けをしていく上で、本当に大変な時間を今、過ごされていて、今はMERSの事件によって外国人観光客も途切れてしまいました。そして、立派なように見えるかもしれませんが、野党側の指導者たちも言っていること、やっていることがうまくいかない。本当にかわいそうだという気がします。もちろん、それは私たち国民にも責任があると思います。すべての災い、暗やみ、ハマンのような時代が来て、国も社会もどんどん複雑になってしまいました。
▶今日エステル時代にあった情勢は、今と全く同じです。皆さん、とまどわずにゆっくりと見ていただきたいと思います。イスラエル民族は福音を逃してしまい、捕虜となってしまいました。衝撃的なことです。つまり、神の民が捕虜になってしまったということです。これをエステルはよく知っていました。これは、福音なく生きていく教会に起きた当然の結果です。まさに今が時刻表です。エステルは、神様の絶対的な理由があることを知っていたので、ここで大きな危機が来たときにも揺れませんでした。自分の叔父であるモルデカイが大臣になりました。そんな中、このエステルが王妃になったという話です。いくつかの面で衝撃的な話です。このモルデカイもユダヤ人でしたが、当時の政治的な背景を見ますと、ユダヤ人たちがあまり王に従うことができなかったということで、ユダヤ人すべてが殺されそうになりました。ハマンという悪い総理は、政治的にいろいろなことを企み、ユダヤ人を皆殺していくという企みを持って政治を行っていきました。そして、今、ハマンという総理はユダヤ人をすべて殺そうとしていたのですが、この王妃エステルがユダヤ人であることは知りませんでした。実はその時、自分の叔父であるモルデカイを訪ねて話します。「今、私たち、イスラエル民族はみな殺されそうになりました」と。非常に緊急な状況だったのですが、エステルがそのように事件に巻き込まれているということをモルデカイは知りませんでした。ハマンが全てを企み、そして、ハマンがいろいろなワイロを使ってユダヤ人を皆殺そうとする計画を立てていると言いました。しかも、ハマンがそんなことをしたということをアハシュエロス王は知らずに、ハマンが企んだことに対して許可してしまったということでした。しかもユダヤ人を皆殺す日にちまできちんと決められてあったのです。そんな中でエステルはモルデカイを訪ねました。「王の前に行って本当の話をできるのは、あなたしかいない」とモルデカイは言います。実は今、ハマンの企みによって全地域のユダヤ人がみな虐殺されそうになった。悪い総理によって計画されたことであるから、このままではいけない。モルデカイはこう言いました。「もし、あなたが今このチャンスを逃して黙ってじっとしていれば、神は別の方法を通して私たちを救ってくださるだろう。そして、あなたとあなたの家は滅びるだろう」と言いました。実は、当時の国の法律は、王が呼んでいいなのに行くことができませんでした。ですから、死ぬ覚悟をして行かなければなりません。立派な総理であっても、呼ばれていないのに自分で勝手に王の前に行って報告するということは、禁じられていました。王に水を運ぶ人も定められています。なぜなら、あまりにも暗殺事件が多いから、他の人が水を持っていけば死刑になります。アハシュエロス王の前に食事を持って行く人も決まっていました。他の人が持っていけば大変なことになります。だから、王がいる王宮に入らなければならないのに、読んでもいないのに入った、それは大変なことになるのです。しかし、今、現状はイスラエル民族がみな殺されそうになっている。だから、エステルは言いました。「もちろん、私は呼ばれてもいないのに王のところに行けば殺されるかもしれません。しかし、死ぬことは覚悟して行きます。そして、もし死ぬなら死ぬ」と告白しました。エステル4:16に出てきます。皆さんがよく知っている本文です。
▶今日、皆さんがどのような契約を捕まえなければならないでしょうか。本当に今日、契約を握りまして皆さんに答えが現れるようにしていただきたいと思います。
1.エステル2:10、20。私が行くすべての現場に災いが崩れるようにしなさい
▶今日の聖書箇所には重要な一節が出てきます。特に、エステル2:10をご覧いただきますと、あなたが王妃になったら、ユダヤ人であることを明かしてはならないと記録されています。そして、20節には、王妃になって王宮に入った状態なのですが、その中でもあなたがユダヤ人であることは言いませんでした。不思議です。モルデカイはエステルの叔父だったのですが、「あなたがユダヤ人であることを言ってはいけない」と言いました。また、王妃になった後も、王宮の中で自分の身分を隠しました。実はこの一つが、とても重要な事件になった。つまり、重要な答えにつながったということです。モルデカイは宮の中で仕事をしていて、王宮の中で今エステルは生活しています。イスラエル民族は、今、捕虜になっています。そして、クリスチャンは今、世の中の捕虜になっている。捕虜になっているその現場に、エステルとモルデカイが遣わされたと見てください。
▶今日、皆さんがいるその現場に、皆さんを通して皆さんの現場の災いが打ち砕かれると契約を握ってください。
1)エステル2:10を解釈しますと、日頃から祈りの人であったことがわかります。そのため現場に対しての奥義があったということです。祈りの中の祈りは断食祈りではなく、日頃の、普段の祈りです。祈りの中の祈りは山に登っての祈りではなく、普段の祈りです。この現場に対する答えをモルデカイとエステルが持っていました。
2)王宮の中に入ってみますと、その中にすべての暗やみの勢力がありました。私たちの現場もそうではありませんか。暗やみの現場であり、本当に成功のために人々をつぶしても構わないような人たちがいて、詐欺をしたり嘘を言ったりへつらう人たちがたくさんいます。そういうことに対して、皆さんは、だまされる必要はありません。エステル、モルデカイこの2人によって、王宮内のすべての災いのわざわいの勢力は打ち砕かれたということです。でも、皆さん、レムナントは実は今だまされています。世の中に出てみますと、自分がとても小さな者に感じる。そして、自分がそこにいるだけで問題に飲み込まれそうになった。クリスチャンがそうだまされます。社会にこのような問題があるから早く良い計画を立てて、なんとか対策案を立てなければならないと生きています。この状態は、絶対に災いに勝てるような状態ではありません。モルデカイは、重要な言葉を言いました。これからは霊的な戦いをしなければならないから、その前までユダヤ人であることを言ってはいけない。そして、危機が来たとき、エステルは死ぬなら死ぬと告白しました。
3)モルデカイは宮内庁の中で宮内長官になり、エステルは王妃となりました。今日、皆さんが握らなければならない契約です。
▶聖書に出てくるすべての人物、レムナントと信仰の英雄たちを参考にしてみてください。彼らは危機の前で何をしたか。表には出さないが、ひそかに災いを打ち砕く祈りをしていました。これがクリスチャンである皆さんと私が第1に握らなければならない最初の契約です。本当に祈りを通して起きる霊的な世界、その現場の動きを皆さん、信じてください。契約を握ってこの場にいるということが、どれだけ尊いことであるか握っていただきたいと思います。ダビデも告白したように、御使いたち、つまり、神のみことば、御心を成し遂げる、天の軍勢よ、御使いとたちよ言いました。皆さんがこの場所で祈りをささげるときに、皆さんとつながったすべての現場の暗やみの勢力は打ち砕かれるということを信じていただきたいと思います。
2.エステル4:14-16,時代の災いを崩しなさい
▶ハマンは偽りごとをいつも作りだしていました。その現場で、エステルが2回目の告白をしたのは、「私は死ぬなら死ぬ」という告白でした。それとともにお願いしたことがあります。「すべてのユダヤ人は皆、私のために3日間の断食をしながら祈りなさい。私は死ぬ覚悟で王の前に行く」と言いました。エステル4:16をよく読んでいただきたいと思いますが、時代の災いを止めた告白でもあります。そして、彼女は法令を打ち破って王宮に入っていきました。行ってすぐに王宮の入口で問題が生じました。王妃が来たということを、王は見てしまいました。王が持っているしゃくは金で作られています。だから、金のしゃくです。エステルが来たということを見た瞬間、王は興奮してしまい、その金のしゃくを高く差し延ばしました。王は自分の王という立場があるので、どんなに王妃エステルがきれいでも「きれいだ、きれいだ」と表には出しにくかったと思いますが、これはもう本能的に出てしまったわけです。それで王は聞きました。「あなたはどうしてここに来たのか」と。緊急事態でない限り、あなたが私のところに直接来るということはありえないことだと。実は、王室の真正面で他の人に捕まえられたら、きっと問題になったと思うのですが、王に一番最初に目撃されたので幸いだったと思います。この時に王は言います。「私は国の半分でもあなたに与えることができるから、早くあなたが何をしてほしいのか言ってほしい」。エステルはこのように言いました。「王様、今、国は大変な危機を迎えている。ユダヤ人たちがすべて殺されそうになりました」と言えばよかったのですが、エステルはそうは言わなかったのです。「もしも王様がよろしければ、今日私が王様のために宴会を開きたいのでぜひお越しください」と招待しました。国の半分まであげようとするくらいの気持ちがある王は、エステルの言葉を拒む必要はありません。でも、後に、王はいくら考えてもエステルはあんな宴会のことを言うために私のところに来たわけではないと思います。私をもてなすために法を犯してまで私のところに来るなんて、そんな彼女ではない。きっと何か言いたいことがあるはずだと思っていました。それで宴会に王様は行きました。そして、やはり、彼女は何かあるということで、また聞いてみました。「あなたは一体、何が言いたいのか。何があったのか。私の国の半分でもやるからと言っているではないか。本当にあなたが言いたいことを私に言ってみなさい」と言いました。2回もそうやって王様が聞くなら、皆さんはきっと言ったと思います。特におばさんは口がどれくらい速いですか。話さなくてもいいことを言うくらいですから行ったと思います。自分のことでなくても、他人のことも、事実ではない話も作って話すくらいですから。ところで、エステルは祈りの人でした。とんでもない答えをしたのです。「私は王様のためにもう一度宴会を開きたいので、また来ていただけませんか」と言いました。もう一度お越しくださいと言ったわけですから、王は、本当にすごく待ち遠しかったと思います。その時、こういう言葉がありました。エステルは王にお願いをするのですが「ハマンと一緒に来てほしい」と言いました。ハマンも呼ばれた。これはどういう意味か。だから、ハマンは錯覚しました。「やはり、王妃は私のことを認めているのだ。私も宴会に招待されるなんて」。ところが、その夜、どんなことが起きたのでしょうか。なぜエステルはまた宴会を開くのだろうか。その夜、王は眠れませんでした。これくらい深く入ってしまったのです。私たちも何かのことで眠れなくなりますと、ベッドで寝返りを打ったり、新聞を見たり、本を読んだり、いろいろなことをやりだしたりすると思います。王が眠れなくなったので、歴史の記録を読み始めました。年代記を見ると、自分が知らなかったことが記録されていました。どんなことでしょうか。悪いものが王を殺そうと入ってきた時に、それを止めたのがモルデカイであったということをアハシュエロス王は記録を通して見たのです。朝、目覚めて、王はハマンに尋ねます。「私のために自分の命を捨てた者に対して、どのように対処すればよいのか」と聞きました。このハマンの答えが妙でした。ハマンは、自分のことだと思ったのです。自分が王のためにやったことを、王がやっと認めてくれたのだなと錯覚します。本当に勘違いは自由です。それでハマンは「そのような人には、王の服を着せるべきです。そして、そのような人には王冠をかぶせるべきです」と答えました。それで、「そういう人は本当にこんなに偉いことをしたということで、馬車に乗って全国を回りながらそれを伝えるべきです」と言います。王はまたハマンに言いました。「そうなのか。モルデカイをおまえは知っているのか。モルデカイにそうしなさい」と言いました。ハマンはもうびっくりです。ショックでした。あまりにもショックで、フラフラしながら家に帰ってきてそんな話をしていたら、妻がこう言いました。「今の状況はモルデカイは生かされ、あなたは殺されそうになりそうだ」。そんな形で、ハマンがショックでふらついている際に、また王のお誘いがありました。「こういうことでエステルがあなたと私を誘っているから行こう」ということでした。それで宴会について、王はじれったいわけですから、食事もせずにすぐにエステルに聞きます。「何が言いたいのか早く言いなさい」。エステルは口を開きます。「実は、この国にいるすべてのユダヤ人たちは殺されそうになりました。ところで、実は私はユダヤ人です」。王は驚きました。「そうなのか」と。「ところで、このユダヤ人が殺されそうになったが、これはすべて事実でもないことで今迫害されているのです。実はこれらはすべて悪い者一人が作った嘘です」と、状況を説明しました。王はあまりにも怒って「一体誰がそんなことを企んだのか」と尋ねます。その時、エステルは答えます。「それは今総理であるハマンがやっている」と。王様はあまりにも衝撃を受けて呼吸をすることも大変で、一度庭に出たという記録があります。王が息をするために庭に出た瞬間、ハマンは王妃エステルの足を握って「どうか私を助けてください」とお願いをします。王が考えても、どうやって王をだまし、民をだまし、何もしていない人たちを殺そうとするのか。一体、このハマンはなぜこんなことをしたのかと大ショックでした。そして、やっと息を整えて宴会に戻ったところ、ハマンが王妃エステルの足首を握っているわけです。足をつかんで命乞いをしている状態なのに、王の目にはそうは見えず強姦するように見えたのです。だから、ハマンをつるして殺すようになります。このようにして、時代の暗やみを完全に折ってしまう記録があります。
▶今日のストーリーを皆さんにお話ししますが、今、韓国と世界は危険です。中国も日本も北朝鮮も世界は今後どんなことが起こるか分かりません。経済的にもこれからどういうことがあるか分からないのです。韓国も今、政治家たちは、たくさんの戦いだけして危機、災い、霊的なことを知らずにいます。いくら立派な方であっても、日本の指導者は霊的なことを知らずにいます。韓国の国会議員、大統領は素晴らしい方たちですが、霊的な問題、災いをどうしたらよいか分からないのです。ならば、この霊的なことが分かっているエステルとモルデカイ、つまり皆さんがどれだけ重要な人たちであるのかということです。今日、皆さんが礼拝時間にすべての時代の災いが崩れることなることを願います。
3.エステル9:26。事件があった後に、伝道と宣教を休むことなくされる神様の働きを知って、家系、現場、時代、未来の災いを崩しなさい
▶この事件が起こった後に、守ったのがプリム祭です。それが9:26に出てきます。このプリム祭に対しては、2部礼拝でお話をします。今日、皆さんが握らなければならない第3の契約です。
1)神様は伝道と宣教を休まずに今も行われているということです。神様は伝道と宣教を休むことがありません。どれぐらい伝道と宣教を休まないのかというと
2)すべての災いを起こしてまで、神はこの地域を、国を、世界を生かそうとしています。ですから、イスラエルは捕虜になりました。
3)神は戦争を起こしてまで、伝道と宣教を休むことなくされています。
▶どんな人がこの時代に必要なのでしょうか。この契約をあらかじめ知っている人を、神様は伝道者だと言っています。もしもエステルとモルデカイにこの契約がなかったら、どういうことになっていたと思いますか。皆さんは現場でこの契約を堅く握っていただきたいと思います。信じてください。皆さん自身の存在を。皆さんが皆さんの現場で、イエス・キリストの契約を固く握って祈ることが、いかに幸いなことであるかを信じてください。一般的な知識人たちが知りません。社会の中で起こる災いがなぜ起こっているのか分かっていません。今日、皆さんは、契約を固く握ってください。ハマンを見てください。彼は霊的なことがまったく無知でした。成功だけ、それしか考えていませんでした。時代的なこと、霊的なことが分からないので滅びてしまったのです。しかも、アハシュエロス王も、127州を治めていた王であっても霊的問題は何も知りませんでした。神様はエステル一人を通して問題を解決して行きます。これがまさに、皆さんが受けるべき祝福です。
▶私は親に連れられて無理やりに教会に行っていた時は、全く答えられませんでした。皆さんもそのような礼拝になってはいけません。私は、元々、クリスチャンホームで生まれて教会に通っていましたという感覚では、災いは離れていきません。このキリストの奥義、そして、祈りや霊的な世界を知ったときに、この礼拝はとてつもなく大きな祝福の時間であると悟るようになりました。皆さんがこの場でささげる祈り、この礼拝は、現場と時代、未来の災いは崩れるようになっています。皆さんと私はその働きの証人です。昔、私の近所に占い師がいました。私はその占い師のために1ヶ月間祈りました。その占いの家は、門を閉めました。一度、釜山の信徒とともに密陽に行きましたが、そこはたくさんの現場で占い師たちの儀式を行う日でした。私たちは遠足に行ったところ、その占い師たちは聞いてきました。「なぜあなたたちはこの場所にいるのですか」「私たちは遠足に来ました」「では、申し訳ないけれど、他のところに移ってもらえませんか」と言われました。「なぜそんなことをしなければならないのか」と尋ねると、「あなたたちがそこにいるから、私たちの儀式がうまくいかない」と言います。つまり、中々、悪霊が降りてこないということでした。だから、「私たちは関係ありませんよ。やってみてください」とお話をしました。私はわざと信徒たちに「私たちはよし、行かずにここにずっといましょう」ということでしたが、結局、占い師たちが場所を移って他に行きました。契約を握って本当に祈る瞬間、暗やみの勢力は必ず打ち崩枯れていきます。
▶どんなに捕虜にしてもモルデカイは宮内長官になり、エステルは王妃になりました。どんなに悪いものがいろいろなことを企んだとしても、そのすべての計画は崩れてしまいました。この事件の後、守られたのが、プリムの祭りです。このプリムの日について、2部礼拝で詳しく話しますが。とにかくこの事件を記念したということです。
結論
1)私が見るとき、このエステルは本当にきれいな女性だと思います。なぜなら、美しさだけではなく、彼女は信仰と祈りの人であり、霊的な的な力があった女性でした。簡単に言えば、きれいで静かながらも完全に王のことをつかんでいたのです。一度も戦わず、悪いこともまったく計画していないのに、ハマンを完全に倒しました。死ぬしかなかったイスラエルの民族を一気に救った事件です。皆さん一人が契約を握りますと、このようになります。
▶私は4歳の時、町が火事になりました。大きな火災だったので、国の方から援助が届きました。その町には教会が一つあったのですが、その教会に行くようになりました。母親もその当時はまだ信仰もなくて、この災いに対して私は漠然と生きることはできないから、これから教会に行かなければという気が詩とそうです。詳しく言えば、私は母体信仰ではありません。4歳の時から教会に行き始めました。母一人が契約と福音を悟るようになりました。母は、それからは一度も不平不満なく、教会を恨んだりもしませんでした。ただ祈りだけで生きてきた女性です。母の祈りを通して、私たちの家系、私たちの周りのすべての暗やみがみな崩れてしまいました。母一人の祈りによって、私は伝道者となり、地域や家系を生かすことになりました。そして、皆さんとこのようにともに今、世界福音化をしているのです。何も持っていなかった女性一人の福音と祈りによって。私はこのたびワシントンの集会に行ってきましたが、世界に飛んで福音を宣べ伝える者になったのです。今はあまりにも飛行機に乗っていろいろなところに行くので、私には時差がありません。時差ボケがありません。韓国にいようと、どこにいようとスケジュールがびっしりで、あまり睡眠時間もないので、時差ぼけはありません。私の理論なのですが、無秩序が繰り返されると秩序になるということです。気にしません。眠たければ寝るし、眠たくなければ寝ない。私は神様の契約を握っていく。そして、「もし死んだらどうするのですか」と言われれば、その時は死ぬのだと思えばいいと思います。絶対的なことは、神様は私たちの使命がまだ果たせていないときは絶対に天国に行くことはありませんから、ご安心ください。
2)神様は皆さんひとりを通して皆さんの家系、現場、時代、未来ののろいを打ちこわしていくのが、皆さんに与えられた使命です。ですから、それを固く握ってください。
▶私は今の現実を見るとき、本当に大きな声で叫びたいくらい残念な現場が多いです。教会で大事な現場に何の意味もなく行ったり来たりし無駄なことを語っていることを見たりしますと、大声を出してまで気持ちを吐き出したいです。多くの牧師が利益損害のためにもがいて戦うことを見ると、声を出して言いたいです。私がいつそのストレスを発散しているかと言いますと、賛美をするときに思い切り歌っています。賛美だけでも叫ぼうと。他の人にわからないから。すべての家、現場、牧師の中に、教会の中に入り込んだ暗やみの勢力、災いの勢力は、イエスの御名で縛り上がるようにと叫んでいます。この戦いです。毎日。この戦いを今日からしてください。必ず勝利するようになっています。なぜでしょうか。
3)「大胆でありなさい」と言われました。私は世に勝ったと。イエス様の言葉です。御子がこの世に来られたのは、悪魔のしわざを打ち壊すためだと言われました。キリストが十字架で血を流された理由は、私たちのすべてが受けなければならないすべての呪いを打ち壊すためであったのです。人間は神から離れ、神のところに行くことができませんから、私たちは救われることができないので、神様はキリストを遣わして、「私は道であり、真理であり、いのちである。わたしを通してでなければ父のもとに行くことはできない」と言われました。それだけではありません。ヘビとサソリを踏みつける力、暗やみの勢力を打ち壊す権威などを与えられました。世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいると約束されました。だから、心の中ででも祈ってください。暗やみの勢力は目に見えません。だから、イエスの御名によって打ち壊してください。そうすると、皆さんに答えが来ます。イエス様が直接語られました。あなたの家の中にまず暗やみの勢力から縛ってこそ家を守ることができると言われました。私たちが何かをやる前に、まずはあなたの現場の暗やみを完全に打ち壊してこそ、そこを守ることができると言われました。イエス様が直接語られた言葉です。
▶皆さんが今日から現場で答えられる皆さんであるように、イエス様の御名でお祈りしたいと思います。今日の内容を本当に信じて答えられるようにと願いたいと思います。
(祈り)
神様、感謝します。私たちにとても大きな契約を与えられたことを感謝します。無知な状態で捕虜になることがないようにお願いします。霊的無知な状態でハマンのような者にあざけられるような状態にならないようにお願いします。エステルのように王宮のすべての暗やみが打ち砕かれたような御働きが起きるように願います。エステルの信仰と祈りによって時代とすべての現場の暗やみ、災いが打ち砕かれたことを感謝します。プリムの日の祭りを通して未来の災いが打ち砕かれたことを感謝いたします。この契約を握ってまことの答えに預かることができるようにお願いします。すべてを感謝して、イエス·キリストの御名によってお祈りします。アーメン。
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