" [使徒行伝の16章] 産業宣教 / 共同体と産業宣教(19) - 女性産業人 (使徒16:15) "
[2004年 8月 14日 / 産業宣教メッセージ / ソウル メイフィールドホテル / 柳光洙牧師]
共同体と産業宣教(19) - 女性産業人 (使徒16:15) @ 序論: 使徒16:15節を見れば “そして、彼女も、またその家族もバプテスマを受けたとき、彼女は、「私を主に忠実な者とお思いでしたら、どうか、私の家に来てお泊まりください。」と言って頼み、強いてそうさせた。” 女性産業人だと見ることができます。
外国の人々が韓国人を見て、このように評価しました。私もそのように考えます。韓国の人々は早急だということです。それは正しいようです。私自身も速くしようとします。‘速く、速く’という単語は、外国人が先ず一番に学ぶ単語です。2番目に評価することは、感情的です。私達が感情によってすること、しないことがあります。そして、三番目の評価は底力がないということです。学校に通っていた時は、勉強を良くするのに、時間が過ぎれば、底力がなくてできないのです。
私が見るのには、既成世代を見て、いくつかがないと思います。
(1) 専門性: 仕事も多くして、仕事をたくさん広げるのに、専門性がありません。専門性がないから、専門化、世界化、福音化は難しいのです。専門性というキャラクター(character)があってこそ、専門化となります。もし専門化になったとしても、専門性がなければ長くできません。これは “Specialization”でなく "Specialty"がないということです。キャラクターがないのです。普通、私が仕事をさせてみれば、あのように出来ないのか?と思います。こういうことをたくさん感じるのです。ですから、専門性ができていないと、専門化、世界化、福音化がむずかしいのです。少しだけ仕事を良くしても成功できます。学校に通う時、食堂で韓国風そばをさせました。主人が私たちが食べるのを見て、おいしく食べるから、おなかが空いているようだと考えて、頼まなかったのに、ご飯とキムチを持ってきました。商売が良くできるしかありません。
(2) 事実性: 私が見る時に、せつないことには、事実性がありません。多くの方達が仕事を持ってきます。持ってくれば、それを私がいつも考えています。そのままいるようでも、仕事等、色々なことを私に紹介してきたら、考えをいつもしています。ところが、この人たちが仕事をするのを見れば、ヴィジョンも崩れ、私が見る時にもだめだという考えになる時がたくさんあります。ところが、その結果、ほとんどだめでした。あまりに事実性が弱くないでしょうか? 一度は、ロシアからきた方が話をするのに、私が聞いてみたら、違いました。紹介するメンバーが、正しいと言うのですが、私が聞いたら、そうではありませんでした。そのようなことを ひとりで違うと言うことができなくて、そのように行ってみようと考えました。結局は、だめになって、試みにだけあいました。ほとんど見ると、皆様を見て言う話ではないのですが、事実性、この部分が弱いのです。一度は、ある人が、ゲルマニウムを持ってきました。私ははじめから、それは違うという気がしたのです。はじめての言葉が、韓国で自分だけが持っていると言いました。それから違ったのです。ゲルマニウムの製品がたくさんあります。そして、残りは偽物だと言います。事実性が弱いのです。客観性、主観性もなくなって、合理性もなくなるのです。
(3) 未来性: これを見通せないのです。私たちは、祈りを続けてこそ分かるのです。韓国経済が難しいと言います。米国に行けば、米国の経済も難しいと言います。日本に行けば、聞くニュースが至上最悪の経済難と言われています。今でも日本経済は最悪だということです。私はそのように見ません。韓国、世界を含めて、速く変わるために、未来性を見られないのです。ですから、前のことがなくなって、新しいものが来る過程で来る問題です。私達がこういうことを、早く見なければならないのです。むかし、学習塾の先生がデモを行うことと同じです。学習塾の先生は学習塾をなくしてはだめだと言いました。その学習塾の先生の話しが正しいのですが、間違った言葉です。学校が早くできなければならないのです。
(4) 福音性: 福音が弱いのです。だから噛み合わなくなるのです。
(5) 企画性: どんなに企画してもだめです。
私はいつも感じました。合わせれば簡単なことです。祈りながら、こういう部分に少しだけ良くすれば、成功できます。今、産業宣教は、福音を持って全世界を生かそうとしています。事実、初代教会を静かに見ましょう。初代教会を詳細に見れば、皆あります。見る目が変わらなければなりません。初代教会を見ると、世界を 征服するしかありません。ヨーロッパ、米国も作って、相当な働きをしました。初代教会が持っている福音は、唯一の専門性を持っています。今でも、その時もそうで、人々の霊的問題を直すことができません。それを直すことができる答を持っているのです。とても事実的でした。初代教会になるしかなかったのです。本当に聖書は、とても正確です。初代教会は、この5つの組織力をみな持っていました。私達が見る時、マルコのタラッパンのような所で、何をするのか? 誤って見たのです。むしろ大きいかたちを持っていたパリサイ人が、より危険でした。目を開けて見れば、ローマが崩れる可能性がありますが、これは崩れません。少なくとも、事業をするなら、そのような目を持っていなければなりません。
一時、韓国で論議されました。全斗換前大統領は、檀君神殿を作ろうとして、キリスト教が反対したのですが、その人はまだ理解できないのでしょう。檀君が韓国の始祖であるから、その人が作ろうと言いました。その人は、国家精神を持ってしたことであったのに、教会では偶像崇拝だと話すから、けんかになったのです。しかし、二つとも発見できないことがあったのです。多くの偶像を作れば、来る霊的問題を知らないでいます。しよう、するのをやめようではありません。それで、プロテスタントでは作って置いているものがありません。文化が遅れて見えるけれど、重要な部分(霊的な事実)を知っているためです。ほとんどすべてが、日本、台湾に行けば偶像が多いのです。それだけを見る目があってはなりません。その後の霊的問題が何かを知っていなければならないのです。初代教会は、これを知っていました。それとともに、2000年前から地の果てまで証人になると言われました。あらゆる民族に行きなさい。その当時には理解できない話です。すべての国の人々に行きなさい。聖書は未来の話をしました。聖書のみことばの中で重要な核を見なければならないのですが、これが福音です。こういうものを合わせて働きが出てくるのです。ここで神様の計画が出てこなければなりません。初代教会は、少なくともこのようにしました。
ここで答を得る人が産業人です。答えを受けなければなりません。人物の中のひとりが女のルデヤでした。これもあなたがたが、そうなのかと考えるでしょうが、その当時を見ましょう。
1. 当時の社会制度
(1) 階級社会
(2) 奴隷制度: 奴隷制度がある時代です。
(3) 農耕時代, 1次産業時代: 農耕時代です。大部分が1次産業だけしていました。魚を釣って、農作業をしていたのです。
(4) 氏族社会
@ 最も中心: ひとりが中心で回るのです。
A 一夫多妻: 夫ひとりに女の人が十人いても異常がなかったのです。
(5) 王政時代: 国家も王がある王政時代でした。
(6) マルコ6:44-男子の数が5千: それで、マルコ6:44節に男の数が5千と言われています。その話はなんの話でしょうか? 社会制度が、女は数字の中に入っていかなかったのです。使徒4:4-男の数が4千: 男の数が4千です。その時代の状況が見えるでしょうか?
(7) 鎖国政治時代: 政治も鎖国政治を使いました。隣国がくれば、無条件に矢を射たのです。今は外国人を歓迎するのですが、越えてくれば無条件に殺しました。興宣大院君という人がその代表的な例です。外国から船が来たから、驚いて大砲を撃ちました。宣教師が入るから、なぜきたのかと尋ねないで、スパイだと殺したのです。 120年前にそのようにしました。その当時には、話す必要がありません。こういう状況で、聖書を見ましょう。すべての民に、あらゆる国の人々に行きなさい。宣教しなさい。想像もできないことです。こういう答を初代教会が持っていたのです。
2. 福音が入っていきながら、音なく変化させた大きい事件
(1) 階級社会, 奴隷社会での個人の救いと価値(ピレモン1:1-25, Iコリント3:16): 個人の救いに対する答を与えたので、階級制度、奴隷制度が崩れました。言わば私が主人だ、この人は奴隷だ、だから明らかではないでしょうか? 自分の思い通り、売ることも殺すことができるのです。そのような中に福音が入っていったのです。奴隷が私よりまず信じました。私が教会に行ってみると、奴隷がすごいのです。奴隷だと思っていたのに、勧士です。自分は新しい信徒として勉強するのに、奴隷は勧士です。福音を知って入っていくので、新しく見えたのです。礼拝を終えて家に帰ってきたら、奴隷です。何かが変わるのです。表に出ないように社会制度をひっくり返したのです。こと以前に、思想が重要です。
(2) 鎖国政治時代に世界宣教(使徒11:19-30): 鎖国政策をしているのに、アンテオケ教会は世界宣教の門をあけました。
(3) 女の使命者の登用(ローマ16:1-2, ローマ16:3-5, 使徒16:15, 使徒17:2-4): こういう状況に、女の使命者が登用されました。この話はものすごいのです。その当時の社会状況でみる時、そうなのです。福音が入っていきながら、女性が登用されたのです。その以前には、女の人は、人の扱いを受けることができなかったのです。女の皆様はよく信じなければなりません。女の方達は、天国行けば、倍にうれしいのです。
3. 女性産業人ルデヤ
ローマ16章を見れば、フィベ、ルデヤ、貴婦人の女の人達が出てきます。そのように登用された女の人がルデヤです。
(1) 使徒16:6-10 マケドニアの初めての実: ルデヤに重要な福音が入って行きました。聖書をよく見れば、一般の世の中で見ることができないものがあります。当時、最高の人物がパウロです。パウロが宣教師で行く所ごとに起きた事件があります。
△使徒13:1-12(ムダン(霊媒師)): それがまさに使徒13:1-20節です。ここにどのようなことが起こったのでしょうか? 一般社会で見ることができない事件が行われました。男のムダン(霊媒師)が出てきたのです。最初に宣教地域で起きたことです。
△使徒16:16-18(占い師): そして、パウロが時代的にマケドニアに足を移すようになりました。今、アテネでオリンピックをしています。その当時のマケドニアです。一時、ギリシャが世界を掌握しました。そのような 時には、米国は土地も発見されていませんでした。原住民何名かが住んでいたのです。そのような時代に、ギリシャではオリンピックが開かれていました。神様がそこでパウロを呼ばれたのです。最初に会った人が女のルデヤでした。その家にいながら伝道運動がおきました。これが2番目に起きた事件です。占いをする人が福音を受けたのです。これゆえにパウロを呼んだと見ればよいでしょう。
△使徒19:8-20(偶像): ローマに入っていく前に、最高の働きを起こした所がエペソです。偶像文化に死んでいく者に、福音を伝えました。この人達の共通点が、おかしな病気に苦しめられていたことです。おかしな精神病に苦しめられていました。病院に行ってなおら不治の病に苦しめられていたのです。これが共通点です。この答を初代教会は持っていました。初代教会が、科学的、聖書的、福音的に持っていたのです。成功するしかありません。この答をルデヤが持っていました。使徒16:15節です。
貴重なお客さんがたくさんきました。特に、キム・ジンテ長老が参席しました。今、共同体運動が開かれて、相当なみわざが起きています。今回、ミュージカルをしたのですが、専門担当者が驚いたのです。それほど子ども達が起きているということです。ハーバードで韓国学を研究した教授が来ました。アメリカ人として韓国を研究した教授です。一度、教授がこういう部分(ムダン(霊媒師)、占い、偶像)を研究してみるように願います。今までは、こういう部分を文化方向でだけ見たでしょう。教授がこのような部分を文化で見ていたのです。残った生涯に、隠された問題を研究をしてみてください。これは必ずする必要があります。一般の人と福音を知る人の差異点です。この部分が聖書が強調する部分と、一般団体が強調する部分の違いです。あらゆる 人々が文化で見ます。正しいのです。しかし、それで終えてしまうのです。その後についてくる問題を見る必要があります。この主張ゆえに、初代教会が迫害を受けました。この側は多数で、こちらは少数であるためです。これは一般的な人が知っている部分で、こちらは特殊な人だけが知っているために、初代教会が迫害を受けました。初代教会、聖書、福音の本当に違う点は何でしょうか? この部分(序論)を見たのです。序論が答です。もう一つ提示できます。今、米国、ヨーロッパ文化を握っている団体は、ニューエイジ団体です。文化、音楽等、全部を掌握しました。その部分のリーダがブラヴァッキーという人です。その人は、元々ロシアの人でした。その人が米国で運動を起こしたのです。その人がまさに占い師でした。それで、易、シャーマニズム人がニューエイジ運動を作ったのです。最初にすることは、神様に会うようにしてくれるということです。それで、悪霊につかれるようにしたのです。無知に見えるのですが、それが最初です。14人が始めました。時間が過ぎて付けた単語がニューエイジです。いまは、米国で経済圏に入っています。子ども達が着て通う服が、ほとんどすべてがニューエイジマークです。人々が知らない程です。有名な映画監督のスピルバーグが、ニューエイジのチームです。なにか分からないで、目に見えないように入っていくのです。私たちは、単に普通に見ています。ところがこの人は、ずっと入っていくのです。ところが、不思議に霊的問題はずっときます。今回、事件を起こした人(ユ・ヨンチョル)が精神病患者です。これから、警察の調査も方向を別にしなければなりません。こういう病気にかかった人が、問題を起こすのです。来るしかありません。これが宗教と福音の 差です。これをルデヤが知っていたのです。
(2) テアテラ市で商売をよくしていた(使徒16:12-13):福音をわかる弟子になりました。
(3) 福音事件の大きい弟子として準備(使徒16:14)
(4) ミッションホームの出発(使徒16:15)
(5) ピリピ教会の誕生(使徒16:16-40): そこで生まれた教会がピリピ教会です。
昨日のニュースに、米国の信徒が減っていると出てきました。減るしかありまあせん。一般的に一緒に見たためです。
4. 世界福音化の隠された主役
これを見る多くの主役が、隠されていました。この団体がマケドニアを変化させたのです。この精神を持った 人が米国に渡って行きました。それがピューリタンです。100年後に米国は世界を掌握しました。米国が世界 最高の宣教師を派遣しました。現在までは1位です。宣教師を一番たくさん派遣したのです。どれだけ、この部分を知っているかが重要です。こういう部分は、科学的、医学的に証明するのが難しいのです。この部分は、事実として持って証明しなければなりません。ものすごく多いのです。ヨーロッパ、米国、日本、先進国に霊的な問題がきます。これを解決することが、福音の重要な役割です。
どうなのでしょうか? 事実ならば、神様が祝福されるしかありません。ルデヤが女の人で、こういう状況にあるけれど、神様の答えを受けるしかないのです。この運動ゆえにここに集まったのです。この部分に弱ければ、なにかにならないでしょう。今日、考えて発見しなければなりません。すると、簡単に門が開かれます。多くのことを、その後に見るようになります。他の国に行っても見えます。こういう方法で困難にあっているんだな。それをすることが宣教です。人に会えば、おかしな霊的問題に苦しめられています。そこに答を与えることが伝道です。これのために事業、勉強をします。今日、産業人がこの祝福を回復して、重要な日になることを希望します。
--要約--
<共同体と産業宣教(19) - 女性産業人(使徒16:15)>
1. 当時の社会制度
(1) 階級社会
(2) 奴隷制度
(3) 農耕時代, 1次産業時代
(4) 氏族社会
@最も中心
A一夫多妻
(5) 王政時代
(6) マルコ6:44-男の数が五千
使徒4:4-男の数が四千
(7) 鎖国政治時代
2. 福音が入っていきながら、音なく変化させた大きい事件
(1) 階級社会, 奴隷社会での個人救いと価値(ピレモン1:1-25, Iコリント3:16)
(2) 鎖国政治時代に世界宣教(使徒11:19-30)
(3) 女の使命者の登用(ローマ16:1-2, ローマ16:3-5, 使徒16:15, 使徒17:2-4)
3. 女性産業人ルデヤ
(1) 使徒16:6-10 マケドニアの初めての実
(2) テアテラ市で商売を良くしていた(使徒16:12-13)
(3) 福音事件の大きい弟子として準備(使徒16:14)
(4) ミッションホームの出発(使徒16:15)
(5) ピリピ教会の誕生(使徒16:16-40)
4. 世界福音化の隠れた主役
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