[2004年11月6日 / ソウル産業宣教メッセージ / ソウルメイフィールド ホテル / 柳光洙牧師]


共同体と産業宣教(29) - 「キリストにあって認められた者」
(ローマ16:10)

 
@ 序論 : ‘キリストにあって練達したアペレによろしく。アリストブロの家の人たちによろしく。 (ローマ16:10)’ ここを見ると、キリストにあって認められたアベレによろしくと言われています。今日、特に教授たちが、共に集まっています。いままで見る時、事業する人々が失敗するのを見たのですが、教授たちがそうなるのは、見ませんでした。時代が時代であるだけに、教授たちは、グローバル政策を使わなければなりません。それがまさに文化です。
* 文化 : 例をあげてみます。今、カトリックのような所は伝道をしません。
* カトリックが文化を掌握しました。礼拝堂を芸術的に建てて、病院、学校方向に食い込みます。
* モルモン教は、ユタ州にセンターを建てて、世界的な影響を与えています。
* ニューエイジ 運動 : ほとんど文化を掌握しました。
* 統一教は、これからキリスト教よりもっと大きくなる可能性があります。言わば、統一教は集会1ケ所に建物を買って入っていき、文化を掌握するのです。
* オウム教 : 日本で騒がせたオウム教は、東京、大阪の商店街をほとんど掌握しました。
こういう方式で、統一教も127ケ国を掌握しました。方法もとてもすばらしいのです。私達があなたの国を開発してあげると言うのです。このようにして、土地を占領して入っていくのです。皆様がご存知であるように、沿海州全体を、土地を買って使っています。雰囲気自体を握って入っていって、福音運動に支障を与えているのです。それで、私たちキリスト教だけが、宣教政策が遅れています。いつかはしなければならないのですが、祈りを早く始めなければなりません。
▲ 私はフィリピンに行ってきました。すこしうれしいながらも、心配になる面が見えました。今、フィリピンの宣教師が、フィリピンで認めるほどの学校を三個作ったのです。はじめには、単に始めたのですが、その地域で一番良い学校だということです。うれしいのですが、心配になることは、この宣教師が国家から200万坪を借りるのです。それでなにをするのかとたずねました。改造都市を作るらしいのです。そこに、ゴルフ場、その次に温泉を作るらしいのです。その200万坪を国家から受けるようになりました。事実上、そのようにしなければ、宣教はできません。他の団体は、そのようにして、みな食い込んでいます。心配なのは、牧師がそのようなことをする時間があるのか? ということです。それで 産業宣教が起きなければなりません。私たちは、こういう方向で目を開かれながら、産業宣教で祈り始めなければならなのです。お金がどこにあるのでしょうか? このようにやさしいけれど、そうではないのです。今回、韓国で一番良いゴルフ場ができました。いくらかかったのかと聞いたら、百億円かかったということです。そのお金が、どこから出てきたのでしょうか? 会員募集をしたら、百五十億円が入ってきたそうです。損もせずに、お金を儲けたのです。だから、世の中は、そのように回っているのです。また、統一教が入っていってすれば、アパートもすでに入居するらしいのです。お金はお金でもうけて、宗教は宗教として植えるのです。統一教は南北統一を待っているようです。情報を聞いてみたら、中国まで手を結んだということです。統一さえできれば、韓国、北朝鮮、中国に開発するということです。だから、何年か前は、金日成主席が生きている時、こう話したということです。金日成主席だけが許してくれれば、韓国、北朝鮮、中国、中央アジアまで高速道路をひくと言ったということです。この人達が、こういう方法でみな食い込むのです。主の恵みで生きるキリスト教は、何の力もありません。今は皆様が祈らなければなりません。こういうものを、牧師、宣教師がすることは合わないのです。だから、産業宣教が祈り始めなければならないのです。私が見る時、信頼が問題なのですが、教授が良いのではないでしょうか? ほとんど参加する人々は、信仰は後日で、信頼度が重要です。このように文化という部分をのがすので、世界的な問題が生まれます。そして、さらには海外に出ている人々は、ほとんど教会に助けを受けなければならないのです。出ている宣教師が、初代教会のように完全福音ならば勝利するのに、これでもあれでもないから問題になるのです。私が初代教会を聖書で見ると、産業人が認められたということです。単なる人々ではありません。
 
1. 初代教会の産業人は、いくつかの部分に先んじている人々でした. : ものすごく先んじた人でした。預言者でした。
(1) 契約的な部分 : 契約に先んじていました。パリサイ人とは、比較ができません。旧約、新約の核心を捕まえている人々です。
@ 旧約の核心
A 新約の核心
(2) 時代的部分 : さっと見ればそのまま集まったようですが、時代的に先んじた人々です。パリサイ人達は、‘選民思想’を叫んだのですが、彼らは国際化された人々です。
@ 国際的人物(ユダヤ人の選民思想と反対)
A 世界化された思想 : このようにならないと、宣教を理解できません。それで、宣教がローマ16章の産業人によって起こされたのです。
(3) 専門性の部分 : そして、こういう人は、職業の部分も、ものすごく専門化されていました。
@ 使徒2:9-11 マルコのタラッパンに行くなと言われたのですが、こういう人が集まったのです。私たちは、使徒2章を読みながら、この部分をのがしやすいのです。使徒2章では、聖霊充満、祈りが重要ですが、産業人に関する内容が最も重要です。この人達は、イスラエル人が選民思想を叫んでいた時、既に15ケ国に散在した人々です。福音も福音ですが、思想的にユダヤ人と合わないのです。外国に出ているのに、ユダヤ人は、外国を異邦とみました。
A 使徒18:1-4 その中で代表的な人物がプリスカ夫婦でした。ここに参加した人ではないかと言われています。
B ローマ16:23 : ガイオのような人物は、世界的な人物です。私はこの部分を置いて祈れば良いと見ています。それは、神様の計画であるためです。宣教師、牧師が産業をすることは、神様のみこころと合いません。私の胸の中に、レムナント、産業宣教を置いたことは、ここに多くの焦点を合わせたのです。皆様が、みな参加できないでしょうが、祈れば何名かだけ起きればよいのです。ひとりが目覚めて祈ってもかまわないのです。 完全福音でもないのに、統一教は朴普煕一名の頭が良い人が、文鮮明をひっくりかえす作業をみなしたのでした。一名だけ出てきても良いのです。
▲ 仕事ができようが、できまいが、ウ・スヨン長老がこう話しました。三星と、学校と手を結んで、文化センターを建てようと言いました。私は仕事ができようが、できまいが、だいぶ先んじている方だということを悟りました。全世界の人々が‘シナジー’を狙います。あなたも生かされて、私たちも生かされて、地域も生かされて行くために、失敗出来ないのです。これを置いて、自分たちの宗教を植えるのです。
▲ はした金いくらかを持って、宣教師がやられるしかないのです。人が生きていかなければならないので、後援金にいつも神経を使っているのです。一度は、宣教師が韓国に来て、帽子をかぶって、サングラスをかけてきたということです。もし、自分が韓国にきたのに、後援する教会にあいさつをしなければ、お金も送られないだろうと考えたのでした。教会の気分を悪くさせて、牧師、長老の気分を悪いようにするならば、飛んでくるということです。状態が挨拶する状態でなかったので、めがね、帽子をつけて通ったということです。これが宣教師の状態です。どんなに祈るとしても、このチームと比較ができません。宣教現地に行けば、この宗教勢力は、高級人材を集めたのですが、私たちは乞食だけを集めたのです。乞食といって申し訳ないのですが、ここと比較したらそうだということです。全部、宣教師に得ようとします。お金が多い人々ならば、何としても得ようとするでしょうか? 支援しようとするでしょう。霊的な目を開いて見れば、宣教地域がめちゃくちゃです。宣教師は大変なのです。ここに誰が目を開かれるべきでしょうか? 一般信者と長老、産業人が目を開かれなければなりません。目を開くことができなければ、永遠に開かれないのです。なぜそうであるかというと、高級人材がこなくて、宣教師に助けを受ける人がくるということです。ですから、全部、この人達が宣教師に お金をもらおうとするのです。それでなければ、宣教師も人をひっぱることができないのです。その上、完全福音でもないので、よりむずかしいのです。パウロがすばらしかったのです。パウロと共にした産業人が、全部こういう人です。契約だけ正しくなれば、神様が答えられます。すでにこの人は、時代的に職業もとても専門的でした。私達がこの祈りをしなければなりません。教授達は、がんばりながら、祈らなければなりません。より重要なことは、そのままじっとしていれば大学もだめです。私達が早く目を開かれることができなければ、全世界大学がみな崩れています。運営できないということです。それで、丈夫な宗教背景がある学校だけができて、そうでない学校はだめになります。学校も地方では門を閉めています。ある大学では、訪ねてきて、私たちと共にしようとお願いをしてきました。ある神学校は、私たちに学校を持って行ってくれと言います。私は、その方達がなぜそうなのかと、後を注意深くみたら、認可された正式な学校なのに、学生達が来ないのです。だから、学校に行ってみると、私たちの学生がたくさん集まるので、自分たちがそのような考えもしたのでした。結局、大学もグローバル精神が出来なければ、むずかしいのです。
 
2. 初代教会の産業人は、いくつか認められた者でした
(1) 教会と神様の認定(ローマ16:10)
(2) 不信世界(ユダヤ人) の認定
@ 使徒1:1
A ローマ16:23 ユダヤ人は、はじめには迫害したのに、後ほどはできなかったのです。その中で、とても重要な人物が出てきたのですが、その人々ゆえにそうなったのです。テオピロという人です。歴史を見れば、この人は、普通の人ではありません。簡単に話せば、ユダヤ人がテオピロを無視することができないのです。この人が、完全福音に接したのです。そこに福音を伝達した人がルカです。簡単に話せば、ルカがこの人に送ったメッセージが使徒の働きです。以前に送ったメッセージが、ルカの福音書です。ユダヤ人が触ろうとしていたのですが、テオピロゆえに避けたのでした。その中で、人物が出てきたのです。ガイオです。この人達が出てきて、主のしもべが力になったのです。このように、1,2名だけ出てきても、ことはなるのです。
(3) 異邦人の世界の認定 : 彼らも認めました。
@ ピレモン1:1-25 代表的な人物がピレモンです。影響力 大きくて、他の異邦人も認めた人です。
A ローマ16:23 ガイオもそうです。こういう人物が3,4名出てきたのに、初代教会が変わったのです。私は、ここの人物が、みなそのようになりなさいと考えてはいません。この部分を祈りましょう。教授達は、がんばりなさい。教授達は、世界的な目を開けて、構想してみましょう。確かに私が知っていることは、お金を持とうとすることではありません。実力、信頼ですることです。実力、信頼だけあれば、いくらでも畑が待っています。それを底辺にして、私たちの牧師が平安に宣教できるのです。フィリピンでは、今すぐに国が感動して、市庁舎に宣教師の部屋を作るらしいのです。その話は、何を意味するのでしょうか? 自分もうまくいって開発されることを希望するということです。私達が、全世界の異邦人を生かすために、こういう祈りの答えを受けなければなりません。
 
3. 特に初代教会の産業人は、キリストにあって認められた者でした。
(1) 福音を完全に理解して持った者 : 教会の権力のためでなく‘キリストにあって…’. どのようにしてみようではなく、キリストにあってということです。ですから、なるしかないのです。これから、他の団体は、学校をするのは難しいでしょう。益を残さなければならないのに、益がないので、問題です。福音を持った者は、益がでなくても構いません。私たちの目標は、福音を伝えることで、これのために投資するのです。これが初代教会産業人の特徴です。福音を完全に理解したのです。
(2) 福音のために完全に献身した者 : 福音のために、完全に献身しました。
(3) 福音のために弟子、いのちかけて助けた者 : いのちをかけて助けたのです。
▲ だめなはずがありません。これが産業宣教の目標です。もちろん、みことば運動をします。結局は、この部分に契約を握ることができなければ、前のことに勝てません。ニューエイジ、モルモン教は、笑っています。公営放送で話しました。‘私たちは、米国を完全に掌握した。キリスト教と私たちは、戦いにならない’と言ったのです。公営放送で、そのように言いました。司会者がたずねたということです。‘まだ米国には、クリスチャンが多いのに、商売になるのか?’ ですから、このように答えたということです。 ‘キリスト教が作った商品の中で、私たちに勝つことはなんにもない’と言ったということです。公営放送で、そのように話したということです。なぜこういうようにまでなったのでしょうか? 教会の牧師は、こういう部分に手をつけることができません。私がメッセージを準備しなければならず、小銭をかせがなければならないのでしょうか? 私がメッセージを準備して、みことばと祈りに専念すべきで、事業に専念しても良いのでしょうか? 私は、牧師の中で、アパートを建てて事業して成功するのを見たことがありません。そのあと見ると、勝つことができないのです。どのようにしなければならないのでしょうか? 一般信者が起きなければなりません。誰が起きなければならないのでしょうか? 産業人がおきなければなりません。正確性を持った教授が起きなければならないのです。正確なジャーナリストが起きなければなりません。VIPのような人を起こし、良いレムナントを探しましょう。あちこちの産業宣教は、底辺で祈らなければなりません。事実、私たちはみことばと祈り運動だけ正しくしても、みわざが起きます。私たちは、いつ神様の驚くべきみわざが起きるか分からないのですが、確かにみわざは起きます。
▲ シカゴに行ったら、長老がこうおっしゃられました。 ‘タラッパン、レムナント、ラグビーボールは、どこではねるか分からない’と言いました。良い意味で言われたのです。どこに働かれるか分からないと言いました。これから、驚くべき事が起きるはずです。共同体ということを祈らなければなりません。私は、共同体を持って、あらゆる宣教師を生かす戦略を本部で使っていきます。それで、共同体の戦略をもって、胸の中の戦略であるけれど、前の宗教を押し倒すはずです。彼らが気分悪いでしょうが、押し倒すはずです。そして、伝道しなくて、タラッパンを迫害する宣教師を、話をしないけれど、押し倒すはずです。福音を持ったレムナントを持って押し倒すはずです。それがすぐ来ます。フィリピンに行って驚きました。私が2年前に行ってメッセージした時は、難しかったのです。その時は、子ども達が悟れなかったのです。今回は、子ども達が倍に 集まったのですが、メッセージをとてもよくわかるのでした。それを見ながら、レムナントの学生達は、われ知らず育つということを知るようになりました。それで、あなたがたが、今は理解しながら、祈らなければなりません。私たちの牧師と話を交わしました。私たちタラッパンには、大きい集い3種類があります。産業人、レムナント、世界宣教大会。これから、ますます大きくなるはずです。既に産業人、レムナント、世界宣教大会組織が構成されて、よく動いています。それで、フィリピンに行ってみたら、これ以上良くすることができないほどに、良くしていました。それで、何人かの総会長と何名かで常任委員会を構成していました。その常任委員会は、何をするのか? というと、総会、21世紀、協会が回りながら管理して後押しするのです。そして、仕事とあらゆる予算を、一緒に皆知るのです。より明るい透明性を持って、仕事をするのです。より重要ですが、多くの教会が参加するのに、参加しがいを感じて、参加できるようにしなければなりません。そうでなければ、なんの意味もありません。本格的な世界福音化の速度へ行くことのです。それとともに、これから、こういう方向に、方向をつかんでいくのです。
▲ そしてまず最初に始めることが共同体で、早くすべきことが学校です。だから、教授達が始めることが、学校、大学です。時代が進めば進むほど、大きい大学でなく、専門性がある大学が必要です。10年後を考えましょう。5年後を考えましょう。公営放送にも、新聞にも差がでます。これがずっと発展して、多くのシステムが変わるはずです。このような時に、私達が食い込む戦略が、共同体戦略です。それで、私たち産業人が、この祝福を受けなければならないので、祈りを始めましょう。答えがこなくてもしなければならないので、必ず答えがくるはずです。なぜでしょうか? 神様のみこころです。これを捕まえて、祈りを始めましょう。教授、 産業人に大きい祝福があることをお祈りします。
 
- 要約 -
<共同体と産業宣教(29) - キリストにあって認められた者(ローマ16:10)>
 
1. 初代教会の産業人は、いくつかの部分に先んじている人々だった.
(1) 契約的な部分
@ 旧約の核心
A 新約の核心
(2) 時代的部分
@ 国際的人物(ユダヤ人の選民思想と反対)
A 世界化になった思想
(3) 専門性部分
@ 使徒2:9-11 A 使徒18:1-4 B ローマ16:23
 
2. 初代教会の産業人は、いくつかのことに認められた者だった.
(1) 教会と神様の認定(ローマ16:10)
(2) 不信世界(ユダヤ人)の認定
@ 使徒1:1 A ローマ16:23
(3) 異邦人世界の認定
@ ピレモン1:1-25 A ローマ16:23
 
3. 特に、初代教会の産業人は、キリストにあって認められた者だった.
(1) 福音を完全に理解して持った者
(2) 福音のために完全に献身した者
(3) 福音のために、弟子、いのちをかけて助けた者