[2005年11月26日/産業宣教メッセージ/ソウル メイフィールドホテル/イ・サンベ牧師]
共同体と産業宣教(80) -産業人の人材検索運動 (ローマ16:21-22) @序論:私たちの世界産業宣教会が木曜日に28番目の支会を創立しました。ソウル連合会北部支会が創立されたのです。今回の支会創立の特徴を見ると、二つの老会が特別に牧師を中心に後援会が構成されて創立されるようになりました。牧師後援会が構成されて、牧師が教会連合で全面的に産業宣教会を助けるのを見ました。共同体連合時代に本当に美しい姿だと思いました。私たちの世界産業宣教会が28番目の支会を創立するまで、美しい支会創立がたくさんありました。その中でも、海外支会創立の時ごとに記憶に残ることが多かったのです。特別にマレーシア支会は、現地の人が全部でした。日本、名古屋には韓国人と日本産業人が一つになって支会が創立されました。香港支会は女性産業人が主軸でした。宣教師を助けて香港福音化、中国福音化すると、産業と人生をささげる女性が多くいました。あちこちに産業宣教会支会が創立されながら勝利されたキリストの旗がずっと立てられていくのを見ながら、神様に栄光を帰します。柳牧師は、いつも世界宣教は、産業宣教会という話をされます。産業宣教会は、お金をたくさん儲けて宣教しようということではありません。宣教は、私たちのお金ですることではないためです。神様が備えられた一般信徒専門担当者産業人が起きてこそ、世界福音化が可能になります。それで、産業宣教会が今から一般信徒機能宣教師を自主的に派遣する程、力がなければならないと祈りの課題を受けました。結局は、産業宣教会を通して最も核心的にしなければならないことが、産業人の人材検索運動です。人材とは、優れた人を人材と言うのです。またエリートを人材とも言います。ところで今日、私たちがさらに人材というものを具体的に考えてみなければなりません。一時代に、神様の働きのために備えておかれた人が人材です。それで、表面で成功した人を探そうということではありません。また成功する人を探そうということでもないのです。もちろん、その中にもあり得ます。しかし、中心は神様が神様のために残しておいて準備しておかれた者が、いくらでもあるということです。その人を探そうというのです。 1.投資:それで最も効果ある投資が何かというと、人材を探すことです。 (1)先進国:事実、先進国はすべてのシステムで人材を探して人材を作る事に集中します。米国や日本は、国費を使って、全世界の人材を集めて留学をさせます。私がかなり以前に、札幌大学に行った時、そこに黒人とインド人が来ているのを見ました。全額無料です。その人々が帰れば、日本を友好的に考えるしかありません。米国は人材を勉強をさせて、自分の国の国民にして、奉仕させるようにします。それで、米国が世界を動かす戦略は、大学教育を通してシステム化させることです。 (2)韓国:韓国の優秀企業、その中で三星は、人材経営だと呼ばれています。李健煕会長は、天才を育てて、天才を迎えろと言うのですが、それが企業の経営方針です。 (3)CEO:有能なCEOも、やはり最高の焦点が人材にあります。ビル・ゲイツは、優れた人物一人をスカウトするために、会社一つを買うということです。 (4)時代:時代を動かした運動があります。群衆が動いて歴史を変化させているようなのですが、何人かの人物が集まって歴史を変化させるのです。 (5)未来戦略:タラッパンの未来戦略も明らかです。神様が神様の働きのために残された者がレムナントです。レムナントを捜し出して立てるのが、私たちの未来戦略です。それで、産業宣教会はレムナントの土台になろうというのが祈りの課題です。それで彼らをエリートとして育てようというのです。福音を持って、聖霊の導きを受けるエリートとして育てようということです。伝道と宣教に生涯をかけるエリートを育てようということです。そして、レムナント共同体訓練場をたてて、このように育てたレムナントが政界に入れば福音を分かる唯一の人になるということです。今、共同体訓練場献金に人々が参加する理由は、まさにこれ一つのためです。自分の家を作るのでもなくて、自分の教会を作るのでもないのですが、献身しています。それは、私たちの未来がレムナントとエリートにかかっているためです。 2.人材検索:神様が最も喜ばれることが何かというと、産業人の人材検索運動というものです。 ▲使徒の働き:使徒の働きに出てくるすべての聖書全体が、事実は福音を持った伝道者が人材を探してたてるということです。使徒の働きを記録したルカは医師です。使徒の働きを記録したのは、歴史書物を記録したのです。科学的な歴史観を持った歴史家でした。文章を書く腕前がよかったのです。この人が、テオピロ総督に手紙を書いて送ったのです。他の見方をすれば、自分に与えられたタラントで、自分に与えられた祝福を優れた人物に伝達したのです。とても貴重なことであったし、今でも私たちがその影響を受けています。先週、大邱(テグ)に行ったところ、高校2年の学生一人が、柳牧師に手紙を渡すために待っていました。その人に手紙の内容が何かと尋ねたのです。この人が言う話が、メッセージを受けて祈って、答えを受けたので、感謝して伝えたいということでした。それで、何の答えをどのように受けたのかと尋ねました。すると、この人が言う話が、牧師がインターンシップというメッセージを産業宣教会でされたので、胸に抱いたということです。男子学生ですが、コックが夢だということでした。インターンシップということを捕まえて祈って、大邱(テグ)の有名なホテル社長に祈りながら手紙を書いたということです。そうしたら、ホテルの社長が直接返事を書いてくれたのです。勉強をがんばれといって、大学に入れば会おうということで、直ちに実際に導きを受けられるように、相談者をつなげてくれたのでした。私はこう考えてみました。みことばを捕まえて祈るという意味が、大人たちの考えとは違っているのです。今日のメッセージと関連させてみれば、ホテルの社長がこの子を探したのではなく、この子がホテルの社長を探したのです。まちがいなく、関係が発展して福音を伝える機会になると確信します。人材を探すのは持った者が探すのではありません。高い者が低い者を探すことでもありません。いくらでも低い位置でも準備された者を探せるのです。 * 15ヶ国:そのような人材が15ケ国から駆せ参じたのです。数多くの人々が駆せ参じたのですが、その中でタラッパンに集まった人を神様が準備して付けられたのです。 * 7人の執事:使徒の働き6章を見ると、7人の執事がそのような人でした。知恵が充満して、聖霊が充満して、信仰が充満した人だと言われています。何よりも認められて、賞賛を受ける者だったということです。だから、使徒が解決できないことを7人の執事が解決したのです。初めて受けた殉教の栄光も、七人の執事の中から出てきたのです。それなら、彼らは神様が備えられた人材の中の人材です。使徒がしたもっとも偉大なこと中の一つが、七人の執事をたてたことです。 * ピリポ:その執事の中でピリポ執事が一つの働きをしました。一つの国の財務長官である宦官を受け入れさせたのです。受け入れる前に、完全な答を与えたのです。この宦官が礼拝で熱心にして、知恵があってもだめだった人生の問題に答えを与えたのです。聖書にあるのに、分からなかった問題を福音で答えを与えたのです。それをピリポ執事がしたのですが、事実は聖霊ご自身が働かれたのです。今でも神様の聖霊は、各国、各分野に、神様の備えられた人物を探しておられるのです。それにピリポ執事が従って、答えを受けたのです。 * パウロ:神様が直接探してたてられたのです。その時代の伝道者パウロです。 * コルネリオ:それだけではありません。これから未来と関係あることのために、百人隊長コルネリオを探してたてたのです。 * バルナバ-パウロ:アンテオケ教会とバルナバは、誰もその時代に探せなかったパウロを連れてきて、伝道者となるように道を開いてくれたのでした。エルサレム教会もできないことを、開拓教会であるアンテオケ教会がその目を持ったのです。それで、バルナバを送って、パウロを連れてくる全てのことを許したのです。誰も近づけていなかったのですが、パウロを抱いて指導者としてたてて、後援することをしたのです。私たちの韓国の一番の弊害が、人物を大きくできないことです。それは、社会も同じで、教会も同じです。ところで、私たちの教会の集い中の一つがアンテオケ教会ならば、アンテオケ教会は自分たちよりさらに低く疎外された人を探して人物として育てる底力がありました。私たちのタラッパンで今できる最高の働きは、レムナントを育てながら、そのことをすることです。正しく福音を持って、伝道の奥義を知って、祈りの奥義を持って世界を生かすレムナントを探して育てることに、私たちの生涯をささげるのです。それが神様が最も喜ばれることです。私たちのタラッパンは可能だと思います。その証拠の中の一つが、私がメッセージをしても皆聞いて座っていることです。大人たちも静かに聞いて座っておられて、後ほどには恵みを受けたと挨拶もしてくださるので、私たちのタラッパンはまちがいなくできると思います。外に行けば、私のような人がメッセージをすれば聞きません。本当にタラッパンで訓練を受けて恵みを受ける人々は、レムナントがメッセージをしても聞くでしょう。私たちの土壌が、人材を育てることに心が開いていれば、神様がそこにいくらでも人を送られるでしょう。 * 使徒13:1-5:その中で使徒13:1-5節を見れば、5人1組が立ち上がったのです。5人の姿を見れば多様です。バルナバがいるかと思えば、彼と反対の迫害者パウロもいます。迫害者の家の人もいます。そうかと思えば、疎外された地域の黒人地域出身の人もいます。アンテオケ教会が、そのような人物を育てて、初めて宣教師で派遣するほどでした。それで、アンテオケ教会の関心がどこにあるのか知ることができます。主がこういう話をされました。助け主聖霊が来られれば、弟子を見てわたしがしたことより、もっと大きい働きができると言われたのです。どのように主がなさった働きより大きなことができるというのでしょうか? 私たちならば、そのような話はできません。下の人に私より大きなことができるとは言えません。しかし、キリストであり、神様であるイエス様が、弟子にその話をされたのです。私たちがただ福音に間違いないならば、主のように私たちの下に起きるレムナントを人材として世界を生かせるように思いきり助けるべきでしょう。私たちを踏んで立ち上がれという程、私たちが土台になってやらなければなりません。 * 地域-弟子:マケドニアに入ったところ、地域ごとにそのような人材がいました。はた目には弱くて、何でもないようですが、神様がその地域と時代を生かすために植えておかれた人々です。それがルデヤで、ヤソンで、プリスカ夫婦です。ツラノで2年間、訓練を受けた弟子たちです。パウロの唯一の働きがあるならば、その人物を探してたてることです。神様がそれに働かれたのです。それで、一時代にパウロに全てのものを任されたのです。 * ローマ16章:私たちがよく分かるとおり、ローマ16章の共同体が、みなそのような人々の集いです。神様がローマ16章の共同体を通して、その時代の共同体を変化させる土台とされたのです。最も効果的な投資は、人材を探すことに投資することです。私たちの人生をそれに投資することを神様が最も喜ばれるのです。私たちの祈りと物質が、そちらに投資されなければなりません。 3.成就-専門チーム(祈りの課題) -答えの開始:それで、私たちの産業宣教会もメッセージの成就のための専門チームが起きなければなりません。メッセージ成就のための専門チームが答えの開始だということです。これを祈りの課題で抱かなければならないのです。私が柳牧師に言いました。このみことばを伝えるのは、私は簡単ではありません。これが何の意味なのか例をあげてくださいました。例をあげれば、キャンプで牧師がメッセージで言います。それで、キャンプを担当するキャンプ局でこれを訓練プログラムにして、メッセージにして、現場に適用させる実際的なことをするのです。それで、メッセージが宣言されて終わるのではなく、これが実際に現場化されてずっと訓練につながるのです。レムナントもそうです。行政に関係することもそうです。しかし、産業宣教だけうまくできていないということです。それで、メッセージが宣言されれば、そのメッセージを調節して成就させて入れるチームが必要だということです。聖書の例を見れば (1)使徒1:1 -ルカとテオピロ:使徒1:1節にルカとテオピロの関係がそのようなことです。そのまま起きたことを報告したのですが、時代的な答えになって永遠な働きが続くのです。 (2)ローマ16:21 -テモテ:特別にパウロがテモテを指定します。重要なことは、テモテにみな任せたのです。その理由は、テモテが福音が正確で、重要なのは事実通り報告する性格があったということです。 (3)ローマ16:22 -テルテオ:それだけでなく、今日のみことばを見ればローマ書を代書したテルテオのような人物がいます。パウロのメッセージをそのまま記録して伝達したチームがあるということです。それに聖霊が働いて、ローマ書が記録されて、私たちにまで永遠な神様の働きが続くのです。それで、私たちが祈りの課題で、メッセージ成就の専門チームを置いて祈らなければならないのです。 ▲中心:私たちの中心が今は一つに集められるしかありません。 (1)働き:私たちは勢力を拡張しようというのではなく、世界福音化する神様の働きに参加しようということです。神様の働きです。世の中を見れば、神様は急速に世界福音運動を今、なさっていると確信します。 (2)産業宣教:その中で、神様は産業宣教会をたてられたのです。 (3)レムナント:ただすべきことは、一つに集めても関係ありません。レムナントです。そのなかで人材を探すのです。どんな時代でも神様は備えておかれました。エリヤがそれを見ることができなかった時、虚しかったのです。しかし、神様が7千名を残しておいて、エリシャを備えなさいという話を聞いて、新しい人生が始まったのです。私一人がうまくいくのではなく、私を通して神様の隠された人材を探すのに、私の人生が入ったら、そこに神様が働かれるのです。私たちの産業宣教会を通した新しい答えが始まるでしょう。 -要約- <共同体と産業宣教(80) -産業人の人材検索運動(ローマ16:21-22) > 1.人物を探して育てることが最も効果ある投資です。 (1)先進国の戦略 (2)韓国の優秀企業 (3)有能なCEO (4)歴史を動かした学生運動 (5)タラッパンの未来戦略 2.産業人と人材検索運動は神様が最も喜ばれることです。 (1)使徒1:1 (2)使徒2:9-11 (3)使徒6:1-7 (4)使徒8:26-40 (5)使徒9:1-15 (6)使徒10:1-45 (7)使徒11:25-26 (8)使徒13:1-12 (9)使徒16:15,使徒17:6,使徒18:1-4,使徒19:8-10 (10)ローマ16:1-27 3.メッセージ成就のための専門チームをおくのが答えの開始です。 (1)使徒1:1 -ルカとテオピロ (2)ローマ16:21 -テモテ (3)ローマ16:22 -テルテオ |