[ 2006年9月23日/産業宣教メッセージ/ソウル メイフィールドホテル/柳光洙牧師]


共同体と産業宣教(121) -改革の主役(10):経済に対する神様の計画と祝福
(イザヤ60:20-22)


@序論:皆さんに経済の祝福をしようとされる神様の計画と祝福があります。私たちは単純によく食べて寝て生きようとするのではなくて、神様が経済の祝福をしようと考えられる計画があるのです。ここで一番重要なのが何でしょうか? 常に記憶しなければなりません。私たちは多くの意見も、考えも多くのこともあります。しかし、最も重要なのはこれです。アイデンティティーです。
※アイデンティティー(正体性)-奴隷、捕虜、属国:私が誰なのかをはやく分からなければなりません。牧師、長老もこれを記憶しなければなりません。いくら立派なことをしても、これを知らなければ奴隷となります。イスラエル民族がこのようになったのです。私が誰なのかを知らなければ、結局はいくらイスラエル民族が立派でも捕虜となります。結局、私が誰かわからなければ、奴隷、捕虜、属国になります。私たちはこのようにもなって、あのようにもなると思います。しかし、祈りの答えを受ける最も重要な部分はこの部分です。私たちはしばしば祈りの課題だと考えるのですが、それよりさらに重要なのがこれです。聖書ではいつもこれを強調します。アイデンティティーの部分に対して多く解釈されなければなりません。それでは、産業人に神様は何を希望されるのでしょうか? 私たちは3つのことを忘れてはなりません。皆さんのアイデンティティーを神様はみことばの祝福のモデルと言われました。また、伝道が何か分かるように、伝道の祝福のモデルとして呼ばれたのです。そして、神様が経済の祝福のモデルで立てられたのです。常に記憶しなければなりません。この3つのことを解釈する時、牧師、長老、執事が違うように解釈しなければなりません。アイデンティティーのゆえに、違うように解釈しなければならないのです。皆さんが話をして、言葉を言う時にも、これにしたがってしなければなりません。私の意見のとおりするのではなく、アイデンティティーにしたがってしなければなりません。もちろん、私の経験も重要ですが、私が誰かを知って、アイデンティティーにしたがってしなければなりません。そうすれば、皆さんはまちがいなく答えを受けます。イスラエル民族がのがしたのがこの部分です。イザヤ43章を見れば「ヤコブよ。イスラエルよ。わたしはあなたを救った。あなたはわたしの民である」とおっしゃられました。しかし、イスラエル民族が知らず、また捕虜になった時、神様がなさったみことばの中の一部分です。「あなたが誰なのか分かれば、小さい者が千を成し遂げて、弱い者が強国を成し遂げる」とおっしゃられました。必ず記憶しなければなりません。

1.産業宣教人はみことばの祝福のモデル
(1)創造のみことば(創世記1:1-13):神様のみことばは、創造のみことばです。どんな理論も、どんな力も、これより強いものはありません。皆さんが教会や家庭に帰ってこの祝福を味わわなければなりません。
(2)永遠(イザヤ40:6-31,イザヤ40:8):このみことばは永遠なみことばです。今でも成就しているということです。どの場合もここで結論が出ます。このように、あのようにつくしても、結局は神様はみことばを成就させられます。皆さんがどんなことをしても関係ありません。神様はみことばを成就されるので、ここにモデルです。
(2)神様-肉体(ヨハネ1:1-14):みことばがすなわち神様で、神様が肉体を着てこの世に来られたと言われました。
(3)開始(使徒2:14-21):結局は、初代教会の開始は神様のみことばの成就から始まったのです。常に記憶しなければなりません。
(4)今-成就(ヨハネ15:1-7,Iコリント10:11,ローマ15:4,Ⅱペテロ2:6):ヨハネ15章を見れば「あなたがたがわたしの中に、わたしがあなたがたの中にいれば、何でも答えを受けるようになる」とおっしゃられました。Iコリント10章、ローマ15章、Ⅱペテロ2章の特徴であり、絶対だまされてはいけないことは、今でも神様のみことばはそのまま成就しているということです。皆さんはこれのモデルです。イザヤ書と聖書全体の主題は何でしょうか? 祈りをよくして答えを受けるのではなくて、私が誰なのかを分かる時、答えを受けるのです。皆さんがメッセージを聞いて、これを分かる時、答えを受けるのです。

2.産業宣教人は現場、伝道の祝福のモデル
この程度で終わるのではありません。皆さんは伝道の祝福のモデルです。この話は他の人を生かさなければならないためです。
(1)いのち(使徒1:12-14):産業人がここにいのちをかけて集まりました。事実は、私たちの考えと人々の考えを見る時は、ここがおかしな場であるかもしれません。今考えるからすごいのですが、この時は法的にも問題があって、異端だと言われて、おかしな場所でした。ここに重要な人々が集まったのですが、役員と産業人が集まったのです。
(2)門(使徒2:9-11):15ヶ国の門が開きました。皆さんが理解しなければならないことは、伝道をすれば特別に伝道するように見られるでしょうが、すべての門がみな開かれます。事実、伝道は総合です。私が勉強が良くできるから伝道がなるのではなくて、伝道は全体が同じように門が開くのです。
(3)役員(使徒9:1-43):それで、私たちのタラッパンにいる役員が、必ず分からなければならない祝福が、使徒9章を見れば、すべての現場に役員がみな敷かれたのです。ここの特徴が何でしょうか? 役員であり、ほとんど産業宣教、産業人です。
(4)ペテロ,シモン,コルネリオ(使徒10:1-6):使徒10章を見れば、とても重要な門が開かれます。ここにペテロという人が出てきます。皮なめしシモンの家が出てきます。この時、神様がコルネリオという人を生かされたのです。まさに今でもこうしたことが成就されているモデルです。皆さんが直ちに教会に帰ると、こんなこと、あんなことがあります。その中で答えを受ける人はアイデンティティーを知っている人です。だれが必要な人かというと、アイデンティティーを知っている人です。そのうちで最も重要な答えを受ける人は、アイデンティティーを知っている人です。長老が執事のように考えていれば、アイデンティティーを失ったのです。牧師夫人が女執事の水準ならば、アイデンティティーを失ったのです。残念なことに、この祝福をみなのがすのです。牧師が査察の水準ならば、アイデンティティーを失ったことではないでしょうか? イスラエル民族の誤りはただ一つです。この福音を悟れないで、アイデンティティーを失ったのです。もし、皆さんがユダヤ人と住めば100%心が溶かされます。教会で起きる葛藤が何でしょうか? 「これが正しいのか、あれが正しいのか」このようにするのです。そんなことはユダヤ人が専門家です。しかし、彼らは福音というアイデンティティーを失ったのです。それでは、普通に聞いて通り過ぎるでしょうが、人生自体が奴隷、属国、捕虜になるのです。これを防ごうと、神様は時代ごとに伝道者をたてて、時代ごとに皆さんをたてられたのです。それに対するモデルです。
(5)共同体(ローマ16:1-27):重要な共同体を成し遂げました。伝道のためです。皆さんはこの祝福のモデルです。誰がなんと言ってもこれが結論です。皆さんはみことばの祝福のモデルです。みことばは必ず成就するためです。誰がなんと言っても、神様は伝道運動を中心に働きをされるから、皆さんはこの祝福のモデルです。皆さんがこの2つのアイデンティティーを持っていれば、必ず答えがきます。

3.産業宣教人は経済の祝福のモデル
(1)創世記1:27-28の回復-単純にお金を儲けようというのではなくて、創世記1:27-28のみことばが回復しなければなりません。未信者は無条件にお金を儲けようとするのですが、私たちはこれによってお金を儲けるのです。
(2)イザヤ60:1-22の回復-このアイデンティティーを分かれば、全てを回復することができます。起きて光を放ちなさい。「いくらあなたが小さい者でも千を成し遂げることで、弱い者でも強国を成し遂げる。主であるわたしが」
(3)ハガイ2:4-10の回復-神様が地とすべての国々を揺り動かすと言われました。「主であるわたしの言葉だ」皆さんがどれだけ経済の祝福を受けるのでしょうだろうか?
(4)基準-ある面ではしなさいということではなく、どれだけ神様が経済の祝福をしようとされるのでしょうか? 四つのことです。
①十分の一の祝福:皆さんが出す十分の一献金で教会が豊かになるように神様がされます。それが基準です。
②教会堂建築と文化の祝福:皆さんが教会を作るため、皆さんの一生がその地域の文化を変えるのです。
③世界宣教の祝福:皆さんが宣教に加担するのは世界の文化を変えるのです。
④RUTCと未来の祝福:皆さんがRUTCに参加するのは未来の文化を変えるのです。4つのことが基準です。常に祈りましょう。なぜでしょうか? お金を儲けるということではありません。祝福のモデルとして立ったのです。それは、私が誰なのかを知って、福音を持った祝福のモデルとして立ったことが分かれば、そのまま成就するようになるのです。いくら良いことを持っていても、結局、この3つの祝福をのがしたのです。共産主義、民主主義といくらしても、神様はみことばを重視されます。私がどの職分を持っているのかというアイデンティティーによって答えられるのです。結局、この部分をのがしてはいけません。神様は、今でも確かに救いの働きを成し遂げておられます。確かに経済と皆さんのいのちは神様の御手にあります。私が誰なのか、アイデンティティーを分かる時、答えを受けるでしょう。さらに重要なアイデンティティーは、皆さんをモデルとして呼ばれたということです。皆さんがこの契約を捕まえて、ずっと祈らなければなりません。
@結論:さらに重要な答えを受けるために、みことばを終えながら少し要約をします。終わったらすぐ、皆さんがご飯を食べながら話さなければなりません。皆さんがすぐに教会に帰ると、このようにしなければなりません。この小さいことに大きいことが左右されるのです。何によって話をすべきでしょうか? これを知らなければ死んだ者と同じです。例えば、私がサタンの仕事を継続していれば、死んだ者と同じです。アイデンティティーをのがしてしまったのです。それで本当に祝福を受けることを望みます。
(1)話(言葉):私の話をどのようにすべきでしょうか? 私のアイデンティティーに従ってしなければなりません。それが神様が願われることです。
(2)意見:私がどんな意見を持っているべきでしょうか? 私が誰なのかアイデンティティーを知って、意見を持っていなければなりません。
(3)仕事:私がどんなことをしなければならないのでしょうか? 良い働きさえすれば良いのでしょうか? 正しい働きさえすれば良いのでしょうか? 正しい言葉だけ言えば良いのでしょうか? とんでもない話です。アイデンティティーを分からなければなりません。私が誰なのかを分からなければならないのです。それなら、皆さんが教会に行って、仕事をそれほどしなかったのに、神様はそのまま答えをくださいます。ある人は、教会で全く仕事をしなくても、答えを受ける人がいます。教会で仕事を全くしないようでも、役に立つ人がいます。とても仕事をよくするのに、役に立たない人がいるのです。アイデンティティーをのがすからです。皆さんが戦車にいくら良い装備をしても、道にあれば何の効果もないのです。重装備した戦車が高速道路に立ち続けていれば、何の効果もないのです。アイデンティティーをのがした重装備です。それでは、他の車までも進むことができません。この目を開いてイザヤ書全体を見なければなりません。すぐ答えが出てきます。それでは、ここに座ったこと自体が答えです。こういうモデルの祝福を味わうように願います。まちがいなく、皆さんが祝福のモデルであるためです。
-要約-
<共同体と産業宣教(121)改革の主役(10) -経済に対する神様の計画と祝福(イザヤ60:20-22) >
1. 産業宣教人はみことばの祝福のモデル
(1) 創1:1-13
(2) イザヤ40:6-31 (イザヤ40:8)
(3) ヨハネ1:1-14
(4) 使2:14-21
(5) ヨハネ15:1-7、Ⅰコリント10:11、ローマ15:4、Ⅱペテロ2:6
2. 産業宣教人は現場、伝道祝福のモデル
(1) 使1:12-14
(2) 使2:9-11
(3) 使9:1-43
(4) 使10:1-6
(5) ローマ16:1-27
3. 産業宣教人は経済祝福のモデル
(1) 創1:27-28の回復
(2) イザヤ60:1-22の回復
(3) ハガイ2:4-10の回復
(4) 基準
① 十分の一の祝福
② 教会堂建築と文化の祝福
③ 世界宣教の祝福
④ RUTCと未来の祝福