[2007年11月24日/産業宣教メッセージ/メイフィールドホテル/カン・ホイン牧師] 共同体と産業宣教(177) - OMCの使命(20) 役員とOMC (使徒6:1-7) @序論:役員とOMCです。もう私たちはタラッパンに働かれる神様の時刻表をよく見なければなりません。いくら立派な人でも、飛行機の時刻表をのがせば飛行機に乗れないようになります。神様は私たちのタラッパンを通して三つの時代を開くことを望んでおられます。 (1)RUTC:最初がRUTC時代です。旧約聖書を詳しく見ると、モーセの120年間の情念がRUTCです。モーセは乳離れさせるまでお母さんの下で祈りとその契約を聞きました。エジプトの最高の教育を受けたのですが、正しく幼い時期に契約をずっと聞けなかったのです。モーセの120年間の情念は何でしょうか。カナンの地に入るイスラエルの民に最後の遺言のような説教をしました。それが申命記です。申6:4-9節に、モーセが切実に祈りました。カナンの地に入ったら、あなたの子ども達に神様のみことばを絶えず、どこでも教えろと言いました。どの程度、教えれば良いのでしょうか。横になった時も、起きた時、座った時も道を行く時、いつでも常に言いなさいと言いました。それがRUTCです。カナンに入ったイスラエルがなぜ失敗したのでしょうか。RUTCをなくしたのです。ヨシュアとその部隊の長官が死んだ後に、全部、RUTCをなくしたのです。だから、士師時代にどれくらい苦労をしたでしょうか。ここに情念を持った人物がサムエルです。彼のお母さんが息子がいないので、恨みが極に達した祈りをしました。そうするうちに悟ったことがありました。息子一人産むのが問題ではない。一時代を救い出すレムナント、ナジル人がいない。ハンナがこのように悟ったのです。ここに対する誓願をしました。それで、サムエルを乳離れさせるやいなや、契約の箱の前にささげたのです。幼い時から契約の教育を徹底的にしました。そのサムエルを通して見つけた人物がダビデです。一時代メッセージと祈りの課題を伝達したのです。これがRUTC時代です。また忘れてしまいました。イスラエルがなぜ捕虜になって滅びてしまったのでしょうか。このRUTCを忘れてしまったのです。哀歌4:1-5節にこのように表現しました。イスラエルに絶対に起きないことが起きたのです。金が光を失いました。神殿がみな崩れて、その石がエルサレム通りに散らされました。人々があざ笑うかのように、足でけって散らすのです。なぜそんなことが起きたのでしょうか。哀歌で、エレミヤはこのように歌いました。ジャッカルでさえ乳を出して自分の子に飲ませるが、わたしの民は冷たくなって、レムナントをみな失ったのです。どの程度でしょうか。乳飲み子がとてもお腹がすいていて泣いて舌がかわいて口についてしまったのです。そのように死んでいくのです。幼い子がとてもお腹がすいて、腹の皮が背中にこびりついてしまったのです。そのように死んでいっています。さらに不幸なのは、彼らに乳を飲ませ、パンを裂いてくれるお母さんがいません。何の話なのでしょうか。イスラエルがRUTCをなくしたのです。それで完全にほろびてしまったのです。ここに情念を持った人がパウロです。このパウロは自分を紹介したのですが、ピリピ3章を見れば、自らの過去はとても派手でした。ユダヤ人の中のユダヤ人です。徹底した律法を持っていました。その当時、全世界にディアスポラ(散らされた者)となっていたユダヤ人が、ギリシヤ語の律法教育を受けました。しかし、パウロはその会堂でヘブライ語で教育を受けた人です。とても大いなる誇りを持った人です。パウロは自分を紹介しながら、私はきっすいのヘブル人だと言いました。そのようなパウロが、幼い時期にのがしたことがあります。真の福音を聞けなかったのです。本当に神様の計画を悟れなかったのです。そのような彼がダマスコの途上で、イエスを信じる人をつかまえに行って復活された主に会ったのです。そこでパウロの一生が変わったのです。自分の幼い時期に対して切なる思いを持つようになったのです。それで、パウロは宣教現場に行く所々ごとに、どこを入って行ったのでしょうか。会堂に入りました。そちらにレムナントがいたためです。その場所をRUTCとして活用したのです。パウロはここに命をかけたのです。石を打たれても、死んでいくのに、また忍びこんで行ったのです。ここに情念があったためです。今はタラッパンに、神様はこの時代を開くことを希望されています。ここに私たちの使命者が主役になることを希望されています。 (2)役員:今は、神様が二番目にタラッパンに役員時代を開くことを願っておられます。いつ正しく福音が宣べ伝えられて、世の中を変化させたのでしょうか。役員が正しく起きる時です。彼らが本当に力を得なければなりません。それでこそ、現場生かして、教会を生かして、未信者までみな生かすのです。神様がこの時代を開くことを願っておられます。ここに皆さんを主役として呼ばれました。 (3)OMC:今は、神様がOMC時代を開くことを希望されます。福音の中に答えを受けた人々の集いです。パウロが世界福音化できた重要な理由が何でしょうか。正しく福音の中に成功する方々が主の中に入ってきたのです。彼らが伝道者の家主、保護者の役割を正しく果たしたのです。そして、レムナントの真の土台になったのです。これが世界福音化です。来週、金曜日にOMC発足式があります。私はこの事件を神様がタラッパンに新しい働きを始める時刻表として見ています。多分、これのために祈る方、参加する方、一時代の証拠を見るようになるでしょう。私たちの役員が、いつも祈りと祝福で味わうようになるでしょう。この祝福が皆さんのことになることを希望します。 1.福音、現場役員とOMCです。 最初に初代教会の役員の体質と開始です。初代教会の役員は、徹底的に福音が明らかで現場が明らかでした。この人々は、教会にそのまま座っている人とは絶対に違います。初代教会の役員は、正しく福音を体験して明らかな現場を持っている人でした。 (1)マタイ28:1-20:この人々は、イエス・キリストの十字架の復活事件を正しく体験した人です。何の話なのでしょうか。正しく福音を体験した人です。 (2)使徒1:1-4:この人々は、イエスはキリストだと結論を出した人々です。この福音が宣べ伝えられる所ごとに、神様の国が臨むという結論を出した人です。 (3)使徒2:1-47:この人々は、正しく福音を捕まえて祈って5つの現場に実際的な証人になりました。 (4)使徒2:41-42:この人々が、正しく現場に入って行ったのです。そして3千名の弟子を立てました。その弟子と一緒に、使徒の教えを受けて、みことばを正しく受けたのです。みことばフォーラムが正しくなされたのです。どこでこういうフォーラムになったのでしょうか。現場です。互いに交わりをしました。みことばで互いにフォーラムしたのです。そしてパンを裂きました。聖餐と愛餐を意味します。福音を、もう一度確認しました。そして、契約を捕まえて互いに祈りに専念しました。これが、初代教会の役員の体質と開始です。 2.初代教会の役員 初代教会の役員です。この人々は、どんな人なのでしょうか。 (1)聖霊、信仰、知恵充満(使徒6:1-6):彼らは聖霊充満した人だとなっています。彼らは信仰充満した人々でした。知恵充満した人でした。それは、徹底的に聖霊の導きを受けたということです。教会を私たちの実力でするのではありません。教会に仕えるのは、信仰でするのです。多分、初代教会は、あらゆる人がみな集まったでしょう。明らかな知恵が必要です。この話は、世の中に勝つ力が必要だということです。それで、教会を生かして、現場を生かして、未信者までみな生かしたのです。これが初代教会の役員の姿です。 (2)みことばと祈り(使徒6:2-4):初代教会の役員が、主のしもべをどのように助けたのでしょうか。主のしもべが、みことばと祈りに専念できるように助けました。正しく主のしもべを助けたのです。 (3)みことばの力(使徒6:7):彼らの現場の働きを見ましょう。すべての現場に入りました。そこで何をしたのでしょうか。正しくみことば運動に根をおろしました。そして、現場にある多くの弟子を探したのです。このようになるので、教権が崩れ始めたのです。教会と現場を生かすようになったのです。誤った教権主義まで、みな生かしたのです。初代教会の役員の祝福です。 3.初代教会のOneness 初代教会は役員中心にOnenessになりました。大きい祝福です。 (1)使徒1:12-14:70人の働き人を中心に12使徒を含めて、120の信徒が集まりました。エルサレム教会の開始です。こういう70人の働き人がどれくらい重要でしょうか。ルカ10:1-21節を見ると、イエス様が直接、立てられた働き人です。役員が、なぜ重要なのでしょうか。イエス様の復活昇天以後に、実際に現場に入って、現場を掌握して、経済を掌握して文化征服した働き人が誰でしょうか。使徒ではなく、70人の働き人です。禁足令がくだされたマルコのタラッパンに命をかけて集まった人々は誰でしょうか。使徒を含めた70人中心に集まったのです。初代教会であるエルサレム教会は、こういう役員中心で一つになったのです。彼らが契約を捕まえて何をしたのでしょうか。本当にOnenessが祈り始めたのです。タラッパンに、この働きが起きることを希望します。皆さんもこの祝福が起きることを希望します。 (2)使徒2:1-3:五旬節の日になって、彼らがみな1ケ所に集まったと言われています。神様は役員中心に、一つになった時間と教会を重視されます。ここに聖霊で働かれるのです。 (3)使徒9:1-43:初代教会の役員は、すべての現場に入っていって、現場の伝道弟子と一緒にOnenessになりました。これが地教会運動です。神様は私たちのタラッパンに、役員中心にすべての現場に入っていくことを希望されます。正しくなされたそこでOnenessになって、伝道運動が起きることを希望されています。こういう地教会がずっと広がるのです。それでは教会も生かして、現場もみな生かすのです。こういう組織が未信者をみな生かすのです。これは一時代を生かすのです。 (4)使徒11:19:ステパノの殉教以後に、エルサレムで迫害が深刻になりました。どの程度だったのでしょうか。使徒8:1節に見ると、使徒の他にはエルサレムをみな離れなければならない程、迫害が迫ってきたのです。この時、財産をみな没収されました。社会的なすべての地位を没収されたのです。空の元手をはたいて何人かの役員がアンテオケに行ったのです。そちらで正しく恵みを受けた役員を中心に、異邦人の地でOnenessになったのです。それで、伝道と宣教のために開拓された教会がアンテオケです。このように初めから本当に一つになったこの教会が世界を生かしたのです。神様は、この教会に大きく働かれました。こういう役員が教会を生かすのです。すべての現場を生かすのです。神様は、この教会を通して世界を生かす働きを始められたのです。 (5)使徒12:1-25:初代教会はどの程度、迫害が深刻だったのでしょうか。ヤコブが殉教の血を流しました。ヘロデ時代には、ペテロまでつかまえて牢獄に閉じこめました。明日になれば、殉教の血を流さなければなりません。その日の夜にどうなったのでしょうか。エルサレムに残っている役員中心に一つになりました。この人々が、マルコのタラッパンに集まりました。すべての教会が、役員中心に一つになって祈り始めたのです。福音にあって本当に祈りでOnenessになったのです。どんなことが起きたのでしょうか。主が天使を動員してペテロの牢獄の門を開いてしまわれたのです。ペテロを引き出されました。そのように、福音を邪魔するヘロデに虫一匹で殺したのです。これが初代教会の役員の姿です。こういう役員の祝福がOMCを中心に本当に回復することを希望します。 -要約- <共同体と産業宣教(177) - OMCの使命(20) –役員とOMC(使徒6:1-7) > 1.初代教会の役員の体質と始まり (1) マタイ28:1-20 (2) 使1:1-4 (3) 使2:1-47 (4) 使2:41-42 2.初代教会の役員 (1) 御霊ㆍ信仰ㆍ知恵に満たされた (使6:1-6) (2) みことばと祈り (使6:2-4) (3) みことばの力 (使6:7) 3.初代教会のOneness (1) 使1:12-14 (2) 使2:1-3 (3) 使9:1-43 (4) 使1:19 (5) 使12:1-25 |