[2008年3月8日/産業宣教メッセージ/メイフィールドホテル/柳光洙牧師]


共同体と産業宣教(190) - OMCの使命(33)
重職者が見なければならない実像とは何か
(ヘブル11:1)


☆☆☆要約資料☆☆☆
1.信仰を見なければなりません
(1) 救いを授かる信仰
① 創3:15 ② 出3:18 ③ イザヤ7:14 ④ マタイ16:16
(2) みことばの力を信じる信仰
① 創1:1-13 ② イザヤ40:6-8   ③ ローマ15:4、Ⅰコリント10:11、Ⅱペテロ2:6
(3) 神様の力を信じる信仰 (未信者と信仰の人々)
2.望んでいる事 - 願いと祈りの課題が必要です
(1) 神様の計画 - 証拠
(2) 自分の計画 - 答え
(3) 祈りの中の祈り - 正しい祈りの課題
① 必要 ② 計画 ③ 時代的な要請
3.実像を見なければなりません
(1) 福音がなくなる世の中
(2) 失敗した条件
(3) 未来
(The end)

☆☆☆説明資料☆☆☆
序論
▲この頃、アパートでは、またきた。ドアをあけるな! という話をよくするということです。教会がアパートを訪問して、ベルを押すから、こういう話をするということです。熱心もすごいのですが、実像を見られないからなのです。私たちが実像を見られなければ、導きを受けられないようになります。そうなると、結局、結果が良くありません。教会は熱心にしなくても、実像をよく見なければなりません。
▲重職者も同じです。3つの実像を見なければなりません。その最初が信仰の実像です。
1.信仰-信仰は願うものなどの実像と言われています。
(1)救い
▲信仰の中には、救われる信仰があります。創世記3:15、出エジプト3:18、イザヤ7:14、マタイ16:16は、聖書全体です。それに対して知っていることで終わるのではなく、実像を見なければなりません。そうすれば、すべての問題が解決されるだけでなく答えは来るようになります。それで韓国と世界の多くの教会が、礼拝をささげなかったのではなく、重要な部分の実像を見ることができないのです。色々な角度で話そうとするなら複雑になるのですが、結論的に救いに対する実像を見られなかったのです。
①創世記3:15 ②出エジプト3:18 ③イザヤ7:14 ④マタイ16:16
(2)みことば-上のことにしたがってみことばの力が現れます。
①創世記1:1-13 ②イザヤ40:6-8 ③ローマ15:4、Iコリント10:11、Ⅱペテロ2:6
(3)力
▲神様の力を信じる信仰があります。ここで実像を見るようになれば、すばらしいみわざが起きます。
▲重職者の方たちが参考にしなければならない部分です。どうしても、皆さんには時間がたくさんないから、みことばをたくさん聞く時間が足りないということを参考にしなければなりません。おもに聖書のみことばではなく、私たちの団体に関する言葉を聞くようになります。みことばより団体が先んじるのではありません。しかし、みことばが行く道は団体を参考にしなければなりません。神様のみことばより、ルターが先んじるのではないのですが、ルターが集まった団体がみことばを成し遂げていくから重要なのです。ジャン・カルビンの時代にも同じでした。ともすると、こういう部分をのがすようになります。重職者は、この部分をのがさないようにしなければなりません。副教役者も同じです。特別なみことばを解釈しなければならないのですが、みことばが行く方向をよくつかまなければなりません。ひょっとして誤解するかも知れないと思って用心して言う言葉ですが、牧師もこの部分を参考にしなければなりません。例をあげたら難しい部分ですが、蔚山(ウルサン)や衛星を付けている教会があります。衛星だけ付けたのに伝道運動が起きます。米国のパク・イソク牧師の息子は、韓国のテープを伝道用にばら撒いたのですが、今は伝道速度が一番はやいということです。これは、講壇のみことばや個人のことばがなくならなければならないということではなく、私たちの全体がどうやって行くかをはやく探せということです。全体というのは、私たちの団体のことを話すのではなく、私を話すことで、皆さんを話すことなのです。最も重要な実像を見なければなりません。
▲産業宣教を集めたのも、単なる集いではなく、この時代に福音運動をしようと集まったのです。OMCというものも、実像を見なければなりません。例えば、副教役者が訪問に行けば、自分が悟った特殊な恵みを言うのも必要です。しかし、さらに重要なのは、今、私たちの教会がどんなみことばを捕まえて行くかを伝えるのもかなり重要です。それで、ほとんどの部分をのがしているのです。ある牧師は、訓練に送らない牧師もいます。だから、ともすると信徒の中の10人ずつ、20人ずつ教会を移ってしまうのです。そのような問題が起きてはいけません。全体がみことばを一緒に聞いて、一緒に行ってこそ、全教会員が一緒に起きるのです。他の見方をすれば話すのが難しい部分でもあります。ともすると誤解することもあるためです。私たちが救い、みことば、力の3つの部分の実像を見るのがすべてだと言えるでしょう。

2.私-私に対する実像を見るべきです。
(1)神様の計画-証拠
▲私たちはがんばるのも重要ですが、神様の計画が何なのかに対する証拠が私になければなりません。この証拠を捕まえるのです。
(2)私の計画-答え
▲神様の計画と私の計画は何でしょうか。これが答えで来るのです。
(3)祈りの中の祈り-正しい祈りの課題
▲祈りの中の祈りが、上のようになれば、正しい祈りの課題が出てきます。このようにならなければなりません。ほとんどみなが、こういう部分を見られなければ、みことばを聞くのにもよく合わないようになるのです。まちがいなく3つのことが出てきます。
①必要-私がしなければならない必要なことが何なのかが出てくるようになります。
②計画-そちらで必ず神様の計画が見られるようになります。
③時代的要請-時代的要請が何か知るようになります。
▲このように簡単に理解できることなのに、私たちは大きいことをのがしているのです。特に重職者は、このようでなければなりません。このように見れば、私たちが祈りをたくさんしなくても答えが来るようになります。

3.教会(光)
▲そして、最も重要なのが、教会についての実像を見るべきです。
(1)福音がなくなる世の中
▲教会についての実像の中で重職者が牧師と通じなければならない部分があります。現在、福音がなくなる状況です。これが、こんにちの教会の実像です。今回、神学院、宣教師訓練院開講の時に話した内容です。福音がまだあまりなっていない...という言葉をタラッパンで多く使います。ある時は、私たちの牧師は、まだ福音が薄い...というものすごい話までするようになります。その言葉が最も気分が悪い話になることもあるのですが、神様がお聞きになる時は、最も気持ち良い話なのです。
▲パウロはまだ福音をよく知らないと話しました。これがどれくらいすごい福音なのか、広さ、深く、高さをはかり知ることはできないと言いました。ところで、ほとんど福音がないという証拠で、一番やさしいのが伝道なのですが、それを難しいと思うのです。それがこんにちの教会の状況です。
▲それでこの部分が通じなければならないのです。牧師が見る時、ずっと福音がなくなるよ! 長老が見る時、福音がなくなるよ! と気が合わなければなりません。それが通じた人物が初代教会の人物でした。これが教会で見なければならない最高の実像の中の実像です。
(2)失敗した条件
▲世界教会はずっと失敗するしかない条件をそろえていっています。それで、皆さんが福音がない時代ということを実感してこそ、失敗する条件が理解できるのです。
(3)未来
▲そうなると未来は明らかなのです。このような形でずっと困難がくるのです。それで韓国と世界教会が危機を迎えました。いくら違うといっても事実です。これを私たちがみな解決しようという話ではなくて、皆さんだけでも契約を捕まえなければならないのです。

※重職者時代-初代教会(OMC)
かなり以前から祈っていたわけですが、ここで出てきたのが重職者時代です。あちこちに多くの重職者を立てて、光が照らされるようにささなければなりません。ところで、パウロはここにとても心を痛めていました。福音がなくなって行くのに、心を痛めるということは、その人は福音を持ったということです。それで、皆さんがおわかりの通り、私は愛国ができなかったと話す人は、その人が愛国者です。私がまだ福音を知らないんだな! と話す人が福音を少し知っている人です。私は親孝行ができない...と話す人が孝行息子です。それで、物を作り出しても、にせ物と本物を作り出す人々がいます。物に対して本当ににせ物に対して心を痛める人が、本物を作る人です。開講の時の話したのですが、私が持っていたローレックス時計の秒針が落ちました。私がハン・ドンフン長老にドイツで直してくださいと話しました。1ケ月になったのに、便りがなかったのです。2ヶ月になっても便りがありまえんでした。2ヶ月になった時に連絡がきたのです。この時計を直せないということでした。なぜ直せないのか。この時計が本物なのか、にせ物なのかは話さず、正確な過程を経て持ってきた時計でないと話しました。番号を見たら、この時計は前に一度の後の蓋を開けた痕跡があるということでした。それで自分たちは信じることができないから直せないと話したのです。その話を聞いてびっくりしたのです。結局は、ビニール封筒に入れて再び持って帰ってきました。その話を聞きながら、私は気分が悪いことでなく信頼する思いになりました。ドイツがすごい国だと考えるようになりました。韓国の時計屋に持って行ったのですが、10分後に直してくれました。むしろ、私はそれがさらに信頼がおけませんでした。私たちがどれが本物なのか、にせ物なのかはすぐ表に現れます。
▲福音に対してむやみに話して、むやみにすることがにせ物です。私たちが福音を分かれば分かるほど、福音はとても大切ですが、本当に私たちが味わっていないんだな...と話さなければなりません。そのような形で見る時、全世界教会はそのような目で見る時、福音がほとんどない状態になりました。
▲長老様はよく知らないでしょうが、牧師は知っているでしょう。神学自体に福音がなくなりました。今、聖書に出てきている奇跡を信じるなという神学も出てきています。合理主義神学だとして、新神学だと言います。正面からイエス様を信じて救われるのではなくて、それは昔の話であり、今は救済して、押さえられた者を手助けして、抑圧された者を取り出すのが救いだと話します。言わば、解放神学です。そして、ある所は、教会の中で礼拝を行うのでなく、外に出て行って現場に参加して、市民連帯に参加して、政治をよくできない人に話すのが主の働きだと話す人々がいます。政治神学です。こういうものなど、たくさん広まっています。韓国の大きい教団では、必ずイエス様だけを信じて救われるのではないと話したりもします。正統な福音を持っている教会だとしても、全く実状を知らずに強調しているのです。だから、失敗するしかありません。それで重職者が一番苦しみを受けるのです。何人かの重職者が、教会に集まって心配ばかりしています。その中で一番よくするのが予算の心配です。それしか仕方がありません。
▲私たちは、はやく目を開いて重職者を所々に立てて、光を照らさなければなりません。
▲今、教会が光を失っています。これは、普通の問題ではありません。この部分に牧師と重職者が通じなければなりません。この部分に牧師と重職者と本部が通じなければなりません。この部分に全世界の産業宣教に参加した人々が通じなければならないのです。それならOMCの答えは来なければなりません。私たちが力を合わせてこの部分を防がなければならないのです。それなら、答えは来なければなりません。あちこちに光を照らさなければならないのです。
▲私が切なくて話します。私たちの副教役者にも話して、秘書にも話しました。大韓民国で犯罪を起こそうとすれば、一番良いところがどこだと思います。そちらが釜山インマヌエル教会です。上がってくるところに森があって、何か事故を起こしても、分かるのが難しいのです。これを前科者が目を開いたとすれば、通常の問題が起きるのではありません。そのために完全にそんなことがなくさせなさい。方法は簡単です。森のすべての草はみな刈りなさい。五葉松もみな切りなさい。道が見えるようにさせなさい。そして、無条件に灯りを付けなさい。夜にも明るく見えるように灯りを付けなさい。中間に、警戒所も作りなさい。それでこそ、私たちのレムナントが安全に行き来できるのです。霊的にも全く同じです。私は気が焦っているのに、聞く人はそうではないようです。立場を変えて、皆さんの娘や孫が通ってやられたら、どうでしょうか。霊的には、全世界に暗やみが覆っていて、事実、皆さんの子どもを倒しているのです。教会は、それに対する感覚が全くないのです。
▲それで、方法があちこちに光を照らす方法しかありません。ここにすべての教役者を派遣できないので、現場で重職者が起きなければならないのです。光だけ照らしていても良いのです。皆さんが重職者の手紙を渡すだけでも、救われる人が起きます。それでは、皆さんは光だけ発していれば、やみの人々が来るようになっているのです。それに対する重職者時代です。
▲私が見るには、さらに多く起きなければなりません。それで、現場を見なければ何の意味もないのです。現場を見れば、教会の中に座っているメンバーが多いのですが、私が何をしているのかと尋ねます。寝ずに夜にも回れと話しました。そして、教会の外へ回りながら問題がないのか見なさい。警察が何をしているのでしょうか。車で一回きて巡回もしなければなりません。それが市民を安全にさせるのです。
▲そのように外を見れば、私たちがすることが多いのです。霊的に外を見渡せば、とても多くの働き人が必要ですが、重職者の以外に答えはありません。これがまさに初代教会の姿でした。初代教会は、重職者が植えられて、そちらで光を照らしたのです。この人たちが、ローマまで世界福音化をするために作られたのがOMCです。宣教という使命を持って一つになるしかありません。それに対する集いが出てくるしかありません。それがOMCです。
(1)使徒9:10、神様が皆さんの事業をどのように見られるでしょうか。神様はすべて知っておられました。ダマスコにアナニヤという人がいました。神様がこれに合わせてパウロを砕かれたのです。福音を持った重職者がどこで事業をしているのか、すべて知っておられます。
(2)使徒10:6、皮なめしのシモンの家に行きなさい...すべて知っておられます。
(3)使徒8:26-29、ピリポが通り過ぎるのに合わせてエチオピアの宦官を付けられたのです。暗やみの勢力がすべて知っています。どの重職者が福音を持っているのか、すべて知っておられるのです。それで、ある面ではじっとしていても答えが来るのです。皆さんが実像だけ見ていれば、じっとしていても神様が働かれるのです。それで、この部分を本当に見れば、反対にする人々が苦しいのです。それで、産業宣教の集いがどれくらい重要なのかを知るようになるでしょう。全世界を見通して光を照らさなければならないというのがOMCです。
(4)ローマ16章、皆さんがローマ16章の人物のように答えを受ければ、全世界は付いてくるようになっています。それに、最も重要な核心の集いがまさにこの場です。
▲それで私は確信しています。皆さんがこの実像を捕まえたら、神様は証拠で全てのものをみな答えられるでしょう。そこまで入らなければなりません。神様は皆さんの事業を、神様の働きを成し遂げられるでしょう。皆さんは必ずこの場までこなければなりません。皆さんの事業と皆さんの教会がこのようになることをお祈りします。
(The end)