2003-05-01 東京集会第二講


聖なる挑戦
使徒27:24
 
 
<序論:すてきな人に変わろう>
 使徒27:24、25「こう言いました。『恐れてはいけません。パウロ。あなたは必ずカイザルの前に立ちます。そして、神はあなたと同船している人々をみな、あなたにお与えになったのです。』ですから、皆さん。元気を出しなさい。すべて私に告げられたとおりになると、私は神によって信じています。」神さまが、パウロにおっしゃいました。神さまの子どもである私たちは、神さまの祝福を受けることができます。ですから、今から一つずつ変えていきましょう。間違いなく、祝福される人であるので、その方向に合わせて変える必要があります。たとえば、私たちの外見でさえ、一番すてきなものに変える必要があります。ですから、研究して、自分自身に一番似合うものに変えましょう。他の人が見た時に、なるほどクリスチャンは本当にすてきだなと思えるように変えましょう。学生達も、鏡を見ながら、自分は世界の福音化のためのレムナントだと思いつつ、変えましょう。また、日本人といっしょに暮らしている韓国の方もおられるでしょうが、日本の人がみなさんを見て、なるほど韓国の人はすてきだなと感じるようにならなければなりません。ヨーロッパに行って、韓国の女性を見ました。ヨーロッパの男性と暮らしている方々ですが、ヨーロッパの男性はとても苦労するだろうと感じました。そうなってしまうと、福音化も不可能です。ですから、すべての面で変化が求められます。今日から、家に帰った時にも、家の中で一番うまくしましょう。仕事場に行った時にも、一番上手にこなしましょう。
 
 アメリカの大金持ちの家で韓国の青年が仕事をしていたそうです。草刈りやそうじなど、大変な仕事でした。しかし、アメリカの人が見た時に、あまりににも仕事ぶりが立派だったので、びっくりしたのでした。それで、アメリカの人が、韓国の人なのにそれほどうまくするのかと改めて見て、一ヶ月仕事をした後で、給料を払う時に、主人が感動して2倍を払ったそうです。しかし、その青年は、受け取りませんと言いました。学生だから、お金が必要だろうと主人が言ったのですが、その学生は、あなたとの契約がこの金額なので、それで十分ですと言って受け取らなかったのです。アメリカの人は、びっくりしました。それで、韓国の人はみんなそうなのかと思って、次も韓国の人をやとったのです。しかし、次の人は暇があると目を盗んで寝たりしていました。仕事もまったく気に入らないようにしたのでした。ですから、一ヶ月後に仕事を終えた後、主人が追い出したのでした。前の青年は、韓国の有名な指導者になったトサン、アンチャンオーという先生です。同じ草刈りをしていても、人によって違います。同じそうじをしていても、人によって違うのです。同じ家政婦の仕事をしていても、人によって違います。何をするかも大事でしょうが、だれがするかが大切な内容です。私たちも霊的に、肉体的に、考え方の面でも、すてきなものにすべて変えていく必要があります。教会の信徒が見た時にも、うちの先生は時間が経てば経つほどすてきな方なのだなと感じるようにすべきです。時間が経てば経つほど、つまらないなとなれば大変でしょう。そうなれば、私が知っているかぎり、教会の成長は期待できません。他の人が私たちを見た時に、あの人は本当にすてきだなと感じなければならないのです。時間が流れた後は、より立派なのだなとなるようにしましょう。仕事を一緒にすればするほど、あの人はすてきだなと思うように。その時に、彼らはいったい誰だとなります。彼らはクリスチャンなのだとなって、その時に、人々は心を開いて、信じようと思うようになります。私たちを見て、おかしいなと思っているのに、どんなに福音を語って受け入れさせようとしてもうまく行かないでしょう。
 
 私たちが福音充満になると、霊的な問題を解決するようになります。そして、祈り充満になるとすごい力が与えられるようになります。本当に聖霊充満になると私たちはすてきな人になります。証人になると言われました。神さまが私たちに与えられた祝福は大きなものです。救われた人の祝福はどれほど大きいものか、私たちはこれを味わわなければなりません。この約束をつかんで、一つずつ変えましょう。
 
*祝福
 今日の午前中は、福音が何か、救われたということがどういう意味なのかを理解しました。事実、それにある祝福は、ものすごいものです。いろいろな話をしなくても、簡単にでも、いくつかのことを理解してください。
(1)聖霊
 今から、私たちが行く所において、必ず聖霊のわざが行われるようになっています。ですから、聖霊に導かれなさい、聖霊充満にあずかりなさいと言うのです。
(2)暗やみ
 聖霊のわざが行われると、自然にその反対のやみの力は縛り上げられるようになります。
(3)天使
 それから、私たちは神の民なので、行く所々に天の御使いが送られ、すべての門が開かれるようになります。私たちは知らないでいるのですが、神さまは主の使いを送って、答えの門をすべて開かれます。間違いないことです。それで、Iペテロ2:9には、私たちに向かって「王である祭司」と言われているのです。このすばらしい光を宣べ伝えるために召されたと言われています。そうであれば、それに合わせて、自分自身を変える必要があります。どんなに困難があっても構いません。
 @ヨセフ
 ヨセフのことを考えてみましょう。今、苦労している人の中でも、ヨセフのように苦労している人はいないでしょう。奴隷になったり、刑務所に入ったり、大変な苦労をしました。しかし、ヨセフはそれにおぼれることはありませんでした。その中で、神さまの子どもとしての立派な祝福を味わっていました。
 Aパウロ
 ご存じのように、初代教会のパウロのような人がそのような人です。行く所々において、人を生かすわざが行われました。
 
 ですから、今晩からすべての問題は、すてきなもの、立派なものに変えましょう。「先生は立場が分かっていないからそうでしょう」と言うかもしれませんが、そうではありません。神さまはそうすることができる力を与えられます。ここには男性もおられます。私はどうすれば、すてきな夫になれるかをいつも考えましょう。なぜなら、世界の福音化をしなければならないからです。女性も同じです。やみの力に引っ掛からずに、そこから抜け出しましょう。ですから、今日からすべてを変えましょう。私たちの考え方も、格好もすべて変えましょう。なぜなら、神さまの子どもだからです。学生は、間違いなくレムナントだからです。今から考え方も変えて備えて行くと、神さまが答えを与えられるのを必ず見るようになります。
 
<本文:3つのことに挑戦しよう>
 私は福音を理解するまでは、本当に大変でした。すべてが大変でした。経済的にも大変で、それで他のすべても大変になっていました。家庭の背景も丈夫なものではなく、実際には何の力もありませんでした。特別に何かうまくできることもありませんでした。自慢できるようなものは、持っていません。しかし、福音を知ってから、自分でどれほど大きな祝福をいただいたのかが分かりました。この祝福を一つ一つ味わって行ったのですが、神さまは大いに答えてくださいました。それで、3つのことに挑戦しました。ですから、今日から、聖なる挑戦をしましょう。一人ももれずに、この約束をつかんで進んでいくと、神さまのご計画なので、必ず答えられます。私は神さまの願いが何か分かるようになりました。それに合わせて行くと、難しくありません。どんなに状況が難しくても構わないのです。神さまには、おできになるからです。ここに社長や、職員がいるでしょうか。みなさんが、本当に願っていることをする職員ならば、社長はどうするでしょうか。助けてあげたいと思うでしょう。しかし、他のことばかりをして、会社の仕事を邪魔するような人にはどうするでしょう。心の中で「いつかは追い出したい」と思うでしょう。私たちが神さまの重大な願いに向かって挑戦すると、他は神さまがすべてなさいます。今日の午前中は、生涯忘れてはいけない約束について申し上げました。私たちが福音に根をおろすことは、霊的な問題をすべて解決することができるという意味です。祈りの充満になるのは、見張り人としての祝福を受けるということです。私たちが聖霊充満になると、力が与えられます。もしそうであれば、私たちにはできないのですが、神さまがなさるので、挑戦しましょう。日本でこのような人が一人も起こされていないので、みなさんがぜひやってみてください。
 
 聖書にある伝道者のようになることを挑戦しましょう。今まで一人も起こされていません。日本全地域に弟子を植え付けるのだと本当に挑戦しましょう。まだ、このような人は起こされていないので、この約束をつかむことがあれば、ただちにわざが始まります。能力がないのに、どうやってできるのかと思うかもしれませんが、そうではありません。ここには信徒も、教役者もいます。私たちの地域と日本に代表的な教会を建てる!私は日本において、この地域において代表的な信徒になる!とこれに向かって挑戦しましょう。みなさんに難しい話しになるかもしれません。しかし、今朝のメッセージを悟ったとすれば、やりやすいことです。全世界が霊的な問題に流されているのに、教会がそれを分かっていないのです。しかし、私たちはそれが分かるようになりました。霊的な目を開いて見てみると、世界の教会、宗教団体が、人々を霊的な問題の中に閉じこめている状態です。私たちが福音に根をおろすと、私たちの霊的なすべての問題を解決するようになります。私は、これから自分の町で、最高に祈る見張り人になるのだ!私たちはできないのですが、聖霊充満になるとできるのだとおっしゃっています。そうであれば、この3つに挑戦しましょう。これは、単に成功するかということではなく、聖なる挑戦です。レムナントも挑戦しましょう。日本の地に一人も起こされていないので、私たちが神さまの約束をつかむと、神さまが答えを注いでくださるでしょう。
 
1.聖書の中の伝道者
 私は、この約束をつかみました。それで、みなさんに聖書にある内容をお証しします。私は聖書にある伝道者のように伝道する!と考えました。世界は、大統領、科学者がどんなに起こされてもだめなのです。それで、謙虚に伝道者を植え付けると。それで、地域に証拠を見せるべきなので、代表的な教会を立てる。これに挑戦し始めたのです。分かってみると、過去のすべてのことが答えに変えられていました。私が失敗したことでも、すべてが答えに変えられていました。それから、自分の無能でさえ、答えとして神さまは答えとして与えられました。自分の思いかなと思ったのですが、後で分かったら、聖書にある内容でした。
 
(1)使徒1:8 証人(力)
 どのようにすれば、聖書にある伝道者のように答えられるでしょうか。「Only聖霊が臨まれると力を受け、地の果てにまで証人になる」とおっしゃいました。私は単なる信徒ではなく、証人になる!と思いました。キリストの証人です。やみの力に打ち勝つ、神の子どもの証人です。これを始めたら、行く所々において、神さまのわざを見ることができました。使徒1:13〜15を見ると、この約束をつかんで祈り始めました。そうしたら、この答えがありのまま与えられました(使徒2:1〜47)。今もその通りに現れます。私たちも、この約束をしっかりと握りましょう。初代教会がスタートした内容です。何も難しいことはありません。私たちも、この通りに信じれば良いのです。今晩から、少しでも聖霊充満を求めて祈ると、私たちの回りは変わるようになります。「先生。今、とても厳しい状況で仕事をしているのに、そこに何が?」と言うかもしれませんが、そこで変化が現れるようになります。「聖霊があなたがたの上に臨まれると、力を受けます」そうなると「地の果てまで証人となる」と言われました。他の言葉にだまされないで、聖書にある約束をありのままつかむと、聖書にある伝道者になります。どれほどすれば良いのでしょうか。いのちをかけました。当時、マルコのタラッパンに行くと殺されました。赤羽教会に来ても、誰も殺されないでしょうが、当時は、そこに行くと死んでしまいます。それなのに、行ったのです。これは、死ぬために行ったのではありません。本当に約束が分かったので行ったのです。ですから、今日から私たちは、どんな言い訳もせず、つぶやきもしないようにしましょう。神さまはなさることができます。みなさんにどのような困難があるでしょうか。神さまにはおできになります。これが、第一のスタートです。
 
(2)使徒6:1〜7
 どのような働き人でしょうか。使徒6:1〜7。聖霊充満にあずかった働き人が大事な3つのことを始めました。
@専念
 主のしもべたちが、みことばと祈りに専念するように助けました。
A問題−献身
 教会の中にトラブルが起きたら、そのトラブルのために献身しました。
B伝道
 それから、外に出て祭司が悔い改めるほど、伝道していました。
 今も神さまは、私たちにこの祝福を与えようと待っておられます。しかし、クリスチャンは、ほとんど違う祝福を求めています。神さまはこの祝福を与えようと待っておられるのです。間違いありません。私たちが、この約束さえつかんでいれば、答えは聖書にある通りに与えられます。
 
(3)使徒9:1〜43
 使徒9:1〜43を見ると、このような弟子たちが全地域に植え付けられるようになりました。ここに大事な特徴があります。
@仕事
 使徒9章、タビタという女性は、自分の仕事をもってキリストをお証ししていました。
A人
 また、伝道する前に人を変える祝福を神さまは、みなさんに与えられます。結局、それを通して伝道の門が開かれます。
 今日、ぜひ約束をしっかりと握りましょう。偽りに耳をかさずに、神さまが聖書におっしゃった伝道者の祝福を私に与えられるのだとつかみましょう。レムナントは、だまされずに待っていれば、神さまはわざを行われます。レムナントは、約束さえつかんでいれば、神さまが必ずわざを行われます。なぜならば、この地の霊的な問題が深刻なのに、人々は分かっていず、レムナントのみなさんが分かっているからです。ですから、今朝のメッセージとつなげてみましょう。そうすれば、自分がすごいものを持っていると分かるでしょう。ですから、これからは、迷うことなく挑戦しましょう。聖書にある人々が答えられたほど、私たちも答えられるのだと。ここの先生方が証人ですし、私も証人です。今でも聖書にあるその通りに答えられます。福音充満、祈り充満、聖霊充満の3つのことだけやっていれば、みなさんの家も現場も生かすことができます。日本列島すべてを変えることができるのです。もっと大切なことは、みなさん自分自身を変えることができます。ですから、聖書にある伝道者が受けていた祝福に向かって挑戦しましょう。
 
(4)使徒11:19
 使徒11:19。かん難にあった時に、神さまはアンテオケ教会の信徒達を立ち上がらせました。聖書の約束をしっかりと握っているとその通りに答えられます。
 
(5)使徒19:21
 使徒19:21。ローマにまで行ってお証しすると、それで今日の箇所を見ると「恐れてはいけません。パウロ。あなたはカイザルの前に立ちます」
 
(6)ローマ16:1〜27
 ローマ16:1〜27にある人々の祝福に、私たちが入れるように挑戦しましょう。挑戦しなさいということは、難しいことではありません。私たちに与えられている現実におぼれずに祈りましょうという意味です。たぶん私たちに最高の祝福が始まると思います。
 
 私は本当に困難な時に悟りました。それで、友人の伝道師に言いました。「神さまのご計画は世界の福音化だ。伝道運動ができないのは、聖書的ではない。私は世界の福音化をする」と言ったら、友達は私を見て、笑いました。たぶん、変だと思ったのでしょう。しかし、最近、彼らに会うと「先生は昔、伝道のことを話したけれど、今に至るまで伝道運動をしているね」と言います。ですから、悟って約束をつかむと、必ずそのようになります。今、私たちが考えている現場、現実は聖書にあることではありません。ややこしい思い煩い、心配などはすべて捨てましょう。どういう環境でも大丈夫です。放っておいて、聖書にある伝道者になることにチャレンジしましょう。すべてを受け入れて、そちらに向かってチャレンジをしましょう。私は、聖書にある伝道者が受けていた神さまのすばらしい祝福を受けるべきだとチャレンジしましょう。そうすれば、神さまと通じるようになります。
 
 私に一番引っ掛かることがありました。伝道もできて、祈りもでき、すべてができるのに、一つだけができませんでした。それが何かと言うと、家に帰ると家内にいつもつぶやきました。誰が間違いなのかよく分からないのですが、とにかくつぶやくようになるのです。葛藤が生じます。私が文句を言うので、家内は完全に不満でいっぱいになります。夫が自分を無視すると思うので、それがいっぱいになって、平安ではなかったのです。それが大きな葛藤になっていました。しかし、ある日理解するようになりました。これは、神さまから与えられている祝福だと思ったのです。なぜ祝福かというと、神さまは私に一番良いものを与えられたはずだからです。世界の福音化のために一番良いものを与えられたのだろうと考えて、祈りを改めて、反対のことを考えるようになりました。本当にすてきで美しい奥さんに出会った牧師のことを考えてみました。全員失敗していました。なるほど、神さまのすばらしい計画があるのだと分かりました。私の知り合いの先生は、役員会ですべて決めていたのに、ある日、それを変えてしまったのです。なぜなら、奥さんがやめなさいと言ったからだったのです。知り合いの牧師の一人は、奥さんが梨花大学出身ですが、本当に賢い牧師夫人です。それで、目立たないように奥さんに引っ張られて行っていました。その時に、私は自分の妻が梨花大学を出ていないのが幸いだと知りました。遅れてそのように悟ったのです。私は実は本当に細かい者です。お花を置くとしても、なぜこの花でなければならないか、なぜこの花をこの場所に置かなければならないのかを考える人間です。本当は、とてもややこしい人間なのです。ですから、家に帰ると、なぜこれをここに置いたのかということがたくさんありました。家内は恵まれたとおりに散らかすような人です。写真も持っているまま貼る人で、絵ももらったまま壁につけているので、私は土曜に家に帰ると、それを見て「主よ」と言いながらそれらをはがしていたのです。私の中では、家に帰ると美術的に配置されているのを望んでいるのに、家内は芸術的ではなく、とても恵みを受けるままにしているのです。合わないのです。絵を置くとしても、日によって、季節によって、お客によって変えていく頭を持っているべきです。なのに、玄関に行ってみると、めちゃくちゃ積み重ねて置いてある感じでした。これが、一日二日でもなく、大変なことだと思いました。それで、頭を使って家内と約束をしました。ソウルには、私が滞在するミッションホームがあるのですが、そこをきれいに片づけて、まったくこの通りにするようにと家内に言いました。まったくこの通りにしてあれば、帰るたびに賞金1万円、そうなっていなければ罰金5千円としたのです。それで、次に帰ってみたら、本当にきれいでした。もっと早めに頭を使うべきだったなと思いました。帰るたびに、1万円ずつあげるのですが、このような楽しみもあるのだと気づきました。頭を使えばできないことはありません。神さまは、世界の福音化に必要な妻を与えて下さったのです。しかし、以前は知らずにいつもつぶやいていたのです。自分一人で、大勢の女性の中でなんであの女性なのか。世界の女性は30億人もいて、私と同い年の女性は30万人もいるのにと思い、頭にきたら、口には出さずにいろいろな文句を言いました。それで、どうなるでしょうか。内側には不満がいっぱいです。それがあまりにいっぱいになったら、見るだけでも気持ち悪くなります。それでは、うまく行きません。これは、簡単な話ではありません。夫婦の問題ほど難しいことはありません。殺すことも、捨てることもできないでしょう。神さまは私にすばらしい恵みを与えて下さいました。これは、私のことだから、いくらでもできるではないかと思ったのです。「私は、最高の夫になろう。私が助けてあげるべきだ。もし私が助けてあげなければ、誰がするだろうか」と思ったのです。そうなると、神さまが大いに恵みを与えて下さいました。これから伝道しなければならないという理由があるからです。私には、妻とにらみ合ってけんかをする暇はないのです。神さまが与えられた妻と一緒に葛藤する余裕はありません。それよりもっとひどい人が与えられたとしても、そうするわけにはいかないのです。分かってみると、本当に良い人です。いつも私がしかめつらをしていたから、だめだっただけで、少しでも良くしてあげたら、すべてOKという人です。聖書にある伝道をするという理由があるからです。
 
 教会の副教役者の時に、他の教役者が人間中心主義でした。伝道運動をしようとしたら、本当にねたまれました。その時に悟ったのです。「私の過ちがあるのだ。私は前後左右を見ないで突き進んでいて、あまりにも他人の立場を考えていなかった。私は自分の目標ばかりを見て走る愚かな者だ」と悟ったのです。理由は、聖書にある伝道をしなければならなかったからです。私がこの伝道をしようとして見ると、先生方やみなさんが、本当に尊く見えます。私が本当に困難にあった時に、伝道運動ができるようにしてくださった方々を見ると、感動します。私は彼らのために何でもできるという覚悟ができるほどです。私は聖書にある伝道をしなければならないという理由があるからです。一言で言うと、だまされないようにということです。私たちがどのような環境の中に置かれていても、神さまはおできになります。ですから、今日から私たちの回りにある心配、問題は、何も気にせず、聖書にある伝道をするほうに方向を合わせて挑戦しましょう。聖書にある伝道者の祝福を受けましょう。
 
 今晩、決断をしましょう。私は聖書にある伝道者の祝福を受けると。そちらに向かって挑戦すると。そうすると、神さまはみなさんの事業をどのようになさるでしょうか。そうすれば、神さまはみなさんの家庭をどうなさるでしょうか。もしそうであれば、神さまはみなさんの健康をどうなさるでしょうか。神さまは、みなさんの子どもをどうなさるでしょうか。祝福されるだけでなく、証人として立てて下さいます。何も思い煩わないで、すべてのことに祈りと感謝をもって主に求めなさいと言われました。私は、娘や息子をかえりみる時間がありません。とても申し訳なかったので、すまないと言って、神さまに祈りました。しかし、神さまは、私の子ども達に祝福を与え続けてくださるのを見ています。以前にも申し上げましたが、アメリカで私の娘が初心者なのに車の運転をしていたら、大雨になりました。初心者だったので、中央分離帯にぶつかって飛んで行ってしまいました。後ろから車が来なかったら良かったのに、トラックが走ってきて、それに覆われるようなかたちになってしまいました。娘は、病院に運ばれました。どれほどの事故だったかというと、娘の車がその場で廃車になるほどでした。病院で、娘が目を覚ましました。しかし、どこにもけがはなかったのです。本当にすごいことでしょう。その何週間後、学校に行きました。その車は、廃車になったのですが、娘はまったく大丈夫だったのです。それはあり得ることでしょうか。神さまが主の天使を送って娘を守ってくださったと思いました。もし問題があれば、私が世界の福音化をするために困難になるでしょう。すべての面で神さまが祝福を与えられます。私がこれをしようと決断したら、どれほど神さまが祝福されたかと言うと、健康の面で、すべての面で祝福されました。不思議だと思うほどです。つまり、神さまがこのことをどれほど大事に見ておられるかということです。それで、終わったわけではありません。
 
2.日本全域に弟子
 私は全世界において福音を悟る弟子を探すべきなのです。決断しましょう。日本の宣教師の方が、信徒の方が決心すれば、すごい門が開かれます。
(1)使徒13:1〜12、16:16〜18、19:8〜20
 使徒13:1〜12を見ると、すべてが易者、霊媒師、偶像におぼれています。使徒16:16〜18を見ると、すべてが占いに引っ掛かって、悪霊につかれて死んで行きます。使徒19:8〜20を見ると、すべてが精神病にかかって、偶像をおがみ、死んでいく状態です。日本の地がこのような状態ではないでしょうか。日本の地に弟子を植え付ける神さまの祝福を味わうべきだと決断しましょう。私たちにはできないと主がご存じで、祝福を与えられるはずです。レムナントはできないとご存じで、神さまは祝福を与えられます。私はこの約束をつかんで12坪の開拓教会に行きましたが、神さまは水のように祝福を注いでくださいました。何も難しいことはありません。
 
(2)マタイ4:19,11:28、13:1〜68,28:16〜20
 マタイ4:19「わたしについてきなさい。わたしがあなたがたを人間を捕る漁師にしてあげよう」何も難しいことはありません。マタイ11:28「疲れて重荷を負っている者は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます」この時から、私たちの家庭にある霊的な問題、やみの力は砕かれるようになります。このときから、マタイ13章にある祝福が私たちのものになります。この時から、マタイ28:16〜20の復活のメッセージが、私たちに答えとして与えられます。間違いありません。
 
(3)一般信徒−地域、牧師−日本全土、宣教師−世界宣教
 ここでぜひ覚えましょう。ここには一般信徒の方々がいます。みなさんに向かって、すてきに変えましょうと言う理由があります。この祝福を味わいつつ、みなさんの地域の中で弟子を探しましょう。ここには牧師もいます。今から始めましょう。日本全地域において、弟子を実際的にどのように探すことができるか。牧師がこの祈りを始めると、使徒13章の働き人を神さまが送ってくださいます。宣教師の方々もおられます。これで終わらず、日本から世界宣教に派遣すべきなのだ。他にはすることはありません。他のものをつかむ必要はないのです。日本全地域に弟子を植え付ける。日本から世界に向かって、宣教師を派遣する。平信徒の方々は、みなさんの地域において祝福されましょう。神さまの願いが、こういうことなのです。ですから、聖なる挑戦をしましょう。偽物をつかんでいず、本物に向かって挑戦しましょう。食事のために言うわけではありません。人間は、生きるために食べるのであって、食べるために生きるのではありません。私たちは、未信者のようにつまらない成功のために生きる存在ではありません。世界の福音化のためなのです。私たちに能力がないのにどうやってできるのかと思うかもしれませんが、それを神さまはご存じの上で弟子たちを召されました。ですから、みなさんは、これを約束としてつかみましょう。そして、挑戦しましょう。それから、この祝福を絶対に逃すことがないようにしましょう。
 
3.代表的な教会、代表的な一般信徒
(1)牧師
 代表的な教会を立てるべきです。牧師先生方は、ぜひ覚えましょう。代表的な教会を立てる理由があります。
 @最高
 福音と神さまの教会と神さまの子どもは、最高の祝福を受けいるからです。
 A教会
 もう一つの理由があります。福音を持っていない教会が悔い改めることができるくらい、代表的な教会を立てましょう。
 B未信者
 もう一つの理由があります。未信者が立ち返ってくることができるくらい、代表的な教会を立てましょう。それが、牧師先生方が覚えるべき内容です。ぜひ覚えましょう。イエスさまを信じることは、今見ているくらいの内容ではありません。最高の祝福です。小泉首相が施しを求めてはいけないでしょう。最高の指導者が、乞食のようなことをしていてはいけません。私たちは、最高の祝福をいただきました。それが本当であれば、私たちはすばらしい、代表的な祝福を受けるようになります。今、教会が早く悟らなければなりません。それから、未信者が見て悟るように。
 
(2)一般信徒
 ここにいる一般信徒の方々は覚えて下さい。みなさんは、すべての祝福にあずかり、特にローマ16章の祝福を覚えましょう。
@家主、保護者、同労者
 事業をしている人々は「私は教会と主のしもべの家主の役割をする」ということを祈りの課題にしましょう。「私は主のしもべの保護者になる」「私は主のしもべの同労者の役割をする」ぜひ覚えましょう。
A労苦、親戚
 お金がなくても良いのです。「私は一番厳しいことに、主のしもべたちのために献身する」それから、ただではなく「親戚のような思いでする」これが、ローマ16章に現れている「あだ名」です。
B愛、認められる
 「私は本当に福音を愛し、教会を愛し、主のしもべを愛することに献身する」「未信者が知り、主のしもべが知るほど認められる祝福を受ける」代表的な祝福を受けましょう。
 
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 この3つに向かって挑戦しましょう。どのようにしたら、できるでしょうか。第一講のメッセージを思い出してください。
@福音充満
 私たちが福音に充満して、根をおろせば、すべての霊的な問題は崩れるようになっています。
A祈り充満
 これから私たちが最高の見張り人で、祈り充満の者になるとすごいわざが行われるようになります。
B聖霊充満
 そして、私たちが聖霊充満になると力が与えられます。
 本当に大事な話です。教会に行っていてなぜ問題が解決しないのでしょうか。福音に根をおろしていないからです。私たちが福音を正しく理解していれば、行く所々においてわざが行われるようになります。ですから、今から文句を言わずに挑戦しましょう。聖書にある伝道者の祝福を受ける。日本全列島、世界において弟子を探す。それをするために代表的な祝福を受ける。ぜひ覚えましょう。
 
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@考え方 
 これをするためには、考え方を変えるべきです。「私は神の子どもだ」と考えましょう。困難がやってきた時に、考え方を変えなければなりません。みなさんが、ヨセフのように、また、初代教会のようになったら、どうしますか。逃げようとするのではないでしょうか。そこから神さまのすごい計画を見出しました。
A姿勢
 それから、姿勢も変えましょう。考え方も、姿勢もぜひ変えましょう。そうすれば、すべての門は開かれるようになります。なぜならば、神さまはこの祝福を与えようと備えておられるからです。
 
 しかし、クリスチャンは愚かなことにこの祝福が分かっていません。どんな問題がやってきても、この内容は変わりません。すべては序論にすぎないもので、神さまはこれを与えようと本論を準備しておられます。そうすると、神さまはみなさんの学業、事業に証拠を与えられます。私にはできないと言う人もいるでしょう。それと高慢は同じ罪なのです。モーセは、できないと言いました。年もとっていて、背景もなく、言葉もへただと言いました。しかし、神さまはできるとおっしゃいました。それでも、できないと言いました。神さまが「わたしがやれるようにするから」とおっしゃったのに、それでもできないと言いました。「パロ王のことをご存じではないでしょうか。私はパロ王の所に行くと殺されてしまいます」と言ったら、神さまは「わたしがあなたとともにいる」とおっしゃいました。「それでも、できません」と言いました。出エジプト記4,5章を見て下さい。神さまはモーセを召そうとなさいました。いのちは誰が支配されているでしょうか。神さまが「わたしがあなたとともにいる」とおっしゃっています。すべてを備えてくださっているのです。それなのに、クリスチャンがまったく分かっていないのです。この祝福が、レムナントのみなさんの頭にぶつかるようになるとき、すべてを解決するようになります。これから、レムナントから時間が経てば経つほど、証しする内容が生まれるようになるでしょう。どんなに弱い者でもかまいません。初代教会は、弱いものでしたが、聖霊充満にあずかって、すごいことが起きました。みなさんの地域全体に、みことば運動が行われるタラッパンの祝福を見ていないかぎりは、タラッパンをするとは言わないようにしてください。タラッパンを知っていると言わないようにしましょう。それは、タラッパンをまだ分かっていないのです。私たちが日本全地域に少しでも福音を伝えてみると、分かるようになるでしょう。難しいことはありません。
 
 例を申し上げます。私が中高生を担当しました。釜山市内の中学、高校のすべてを、時間が許されるかぎり訪ねました。神さまは、すごいメッセージを与えて下さいました。開拓を始めました。私と一緒に始めた方はご存じでしょうが、一つの通りも、一つの家ももれなく訪ねました。三年間、そのように、みことばを持って訪ねたのです。教会に一千人の人が集まるようになりました。それが問題ではありません。世界的な門が開かれるようになりました。それも問題ではありません。昔は、弱い者でした。神さまは、時間が経てば経つほど、健康を与えて下さいました。視力も少し衰えていたのですが、今は戻ってきました。神さまはどれほど祝福されるか、歯も虫歯が一つもありません。歯医者に行って、一本抜きましたが、それは、虫歯ではなく、親しらずを取ったのです。そのような内容が聖書的だという自慢ではなく、それほど神さまが祝福されたということです。何一つ難しくありません。工業団地の伝道を始めました。釜山市内の工業団地を全部回りました。他ではなく、工業団地だけです。それを終わった後、工業団地が変わるようになりました。それから、全大学に入るようになり、そして、お寺、ムダン(占い師)のいる全地域に入るようになりました。行っていないお寺はないほどです。この人々が死んで行くから、福音を伝えなければと思いました。どれほど祝福されたか、それは言葉に言い表すことができません。本当にやりやすいことです。牧師先生は、牧師だからそうだと言うかもしれませんが、信徒の方々は、みなさんの地域においてしましょう。いまだに、そのような働き人は起こされていませんから、みなさんの中で、一人でも起こされれば、大いなるわざが見られるようになります。本当に重要な内容です。
 
B福音
 考え方、姿勢を変えて行くうちにも、福音を常にしっかり理解しましょう。つまり、福音はスタートであり、また、結論です。私の話を良く聞いてください。私は小さい時から信仰生活をしています。しかし、教会に通うべき理由が発見できませんでした。神学校に行くようになったのですが、信仰を失うようになりました。どうすれば良いでしょうか。私は教会生活をしました。伝道師をはじめ、副教役者の生活もしました。本当に力を失って大変でした。どうすれば良いのでしょうか。うっかりするとだまされてしまいます。
1)伝道者
 そうして行くうちに、伝道する一般信徒一人に出会うようになりました。本当にすばらしいことです。そのうちに、伝道する宣教師一人に出会いました。私の生涯で出会ったのは、たった2人です。その人たちを見ながら、これが伝道なんだと分かったのです。このように、本当の伝道者を見るようになったのです。その人に現れている神さまのわざを見るようになったのです。その人が事業をしながら、伝道運動をしていたのですが、神さまが事業にわざを行われるのを見るようになりました。その人が軍隊に行った時に、軍の福音化が100%できました。この人が事業をした時に、事業に神さまのすばらしいわざが行われるようになりました。それから、宣教師一人を見ました。彼らに神さまが働かれるのを確かに見たのです。なるほど、神さまは伝道者にこのように祝福されるのだと分かったのです。
2)霊的問題
 そのうちのある日のことです。その伝道して、わざを見ていた人から連絡がありました。寝ている時に、死んでしまったのです。なぜ寝ていて死ぬのかと思いました。後で分かったら、家庭に問題があったのです。その時に発見したのです。単純な福音ではなくて、霊的な問題を解決しなければならないと分かったのです。彼らを見て、大きく2つのことが分かりました。彼らは霊的な問題を解決していないということを知り、これを見ながら、伝道の大きな目が開かれました。それで、伝道して来ましたが、神さまが大いに答えられたのですが、それは言うまでもないことで、これからの祝福はより大きなものなのです。
 
 今日、みなさんが、この約束をつかんでいると、何の力がなくてもできるようになります。マルティン・ルターが、約束をつかんでいたのですが、一人が大きな中世の教会と戦いました。ジョン・ノックス、カルヴァンのような人々が、この約束をつかんでいましたが、ヨーロッパ全体と戦って勝ちました。どんなに年を取っていてもかまいません。神さまは80才の老人モーセを用いられました。複雑な説明は要らないでしょう。間違いなく、神さまの子どもでしょうか。この3つのことに挑戦しましょう。余計な話しは要りません。間違いなく、神さまの子どもでしょうか。この内容に挑戦しましょう。
 
C問題、葛藤、危機
 最後に覚えましょう。私たちの回りに次々と問題がやってくるかもしれません。また、回りからのいろいろな葛藤に引っ掛かるかもしれません。ある時には危機にも会うでしょう。すべて、機会に変えましょう。その中から、機会をちゃんと見出しましょう。問題がやってくるたびに、機会を見出しましょう。葛藤が生じるたびに、機会を見出しましょう。危機がやってくるたびに、機会を見出しましょう。キム秘書は、10年間、私と一緒に仕事をしています。みなさんは、私を見るのを適当に見ているでしょうが、キム秘書は、綿密に一つ一つのことを見ています。食べ物は何が好きで、服はどういう服を着るかすべて知っています。私と一緒に食事をしているうちに、好きなものもすべて変わりました。それで、一つのことを感じたと思います。問題が来るたびに、人を変えることはしません。制度を変えます。そうしながら、一つ一つを答えにして行きます。タラッパンをしているうちに、問題がやってきたので、チームの働きを始めました。チームの働きのうちに問題がきたので、ミッションホームを始めました。ミッションホームのうちに問題がやってきたので、専門の働きを始めました。そのうち、また問題がやってきました。その時には、合宿訓練会を始めました。問題が来るたびにそのようにして来ました。隣でそれをすべて見ていたと思います。ですから、問題を問題として持つ必要はありません。答えがすべてあります。たとえば、こちらに問題があれば、あちらで答えを見出します。こちらで事故が起きたら、あちらで正解を見出します。すごい答えが待っています。私を異端とする濡れ衣を着せられました。そうなった時に、専門的な訓練に入って行きました。もしそのように言われなかったら、まったく訓練ができなかったと思いますが、神さまが訓練するようにされました。回復することは、問題になりません。韓国で一番大きな教団になれば、自然に解けてしまいます。問題、葛藤、危機すべてを機会にしましょう。間違いなく神さまの子どもであれば。この内容をもってまとめます。
 
<まとめ:3つの内容に合わせ、挑戦しよう>
 飛行機は自分勝手に飛んで行くわけではありません。自分勝手に飛ぶと、大変なことになります。船も勝っていにどこでも行くのではありません。特に飛行機は、危ないし、重要なので、管制塔ですべて管理します。そのコントロールから離れていくと、大変な結果になります。しかし、そのコントロール通りに行くと、うまく行きます。私たちは、どこにぴったり合わせるべきかというと、この3つの内容に合うようにしましょう。神さまは、いったいどれほど大きな力を持っておられるでしょうか。神さまが信じられないでしょうか。その人のいのちを神さまは支配なさっています。そうであれば、私たちにはどうしてもできないことでも、神さまはおできになります。今日、主の民が、このような祝福を知らないまま、肉体的な祝福ばかりを求めています。今日、クリスチャンがこの祝福をすべて逃してしまって、個人的なことばかりにこだわって、そのようなことばかりを見ています。ですから、神の民であるみなさんは、今日からこの内容に挑戦しましょう。明日の終わりの時には、どのようにすればこの祝福をしっかりと成し遂げて行くことができるかということをお話したいと思います。まず考え方を変えなければなりません。私たちが受けている祝福が何か分かっていなければ、すべての面でだまされてしまうようになります。知らないでいると、だまされます。
 
 私が京畿道という所に伝道のために、一つのミッションホームを作りました。電気を見ようとしたら、配電室がありますが、鍵がありませんでした。遠くから執事がそこを見るために来られたのですが、持っている鍵をすべて合わせてみたのですが、どれも合いませんでした。仕方なく、できないまま戻っていきました。執事さんが帰った後、自分でもう一度、鍵を全部入れてみたのですが、合うものがありませんでした。何時間か流れて、キム秘書が来たので「配電室の鍵を持っていないのか。それに合う鍵がない」と尋ねたら、キム秘書が簡単に答えました。「配電室は、閉まっていません」それで、開けてみたら、すぐに開きました。自分の思いこみで、閉まっているだろうと思ってやってみたからでした。開けてみれば良いのに、閉まっているだろうと思いこんでいたのです。神さまはすべて開いておられるのに、私たちが分かっていないだけです。神さまは、この祝福を備えておられます。「私には力もないし、能力もない」と言うかもしれませんが、そうではありません。
 
 韓国の昔の王でチョルチョンという王がいました。歴史の人物です。王の家系がすべて死んでしまったので、一番近い親戚を捜したら、田舎にいたチョルチョンを見つけたのです。その人が、王の家系の一番近い人だったので、突然王になったので、大変な失敗をしました。王になったら、はんこをもらい、冠ももらい、服ももらい、天下を自由にできるようになり、いつでも命じることができる者になります。しかし、このチョルチョンは、愚かな者としていつも貧乏くさく暮らしていた習慣が身についていたので、宮殿に入って来たのに、ぼうっとしていました。王らしく堂々と歩くべきなのに、王になって王の服を着ていたのにかかわらず、肩を丸めて申し訳なくあちこちきょろきょろと見ながら歩いていました。クリスチャンが同じです。何と心痛めることでしょう。チョルチョン王が、夜にお腹が空いたのですが、食べ物を持って来いと言えば、すぐに持ってくるのに、台所に行ってこっそり探して食べたりしているうちに、台所の何かが倒れて物音がして、大騒ぎになりました。食卓についたら、食べ物がたくさんありました。王らしくゆっくりと食べるべきなのに、昔の習慣通りに、ガツガツと必死になって食べました。それで、お腹をこわして、一晩中、トイレに出入りしたのでした。実際にそのような人物が存在していました。私が見ていると、今日のクリスチャンがすごい祝福を逃して、何でもないものをつかんで苦労しているのと同じだと思います。
 
 福音充満になると、霊的な問題をすべて解決するようになります。最高の祈りの秘密を持っていると、最高の見張り人になります。聖霊充満になると、力が与えられます。これをどのようにしっかりと維持できるようになるかは、明日申し上げます。神さまの大きな祝福があふれ出るようになることをイエスの御名によってお祈りします。
 
(祈り)
神さまに感謝をささげます。霊の目を開いてください。みことばを見る目を開いてください。私たちの現実を見る目を開いてください。神さまの祝福を見る目を開いてください。すべての問題、葛藤、危機を機会に変えていく目を開いてください。今日から挑戦するように導いてください。聖書にある伝道者の祝福を受けるようにしてください。日本列島全地域に弟子を植え付ける使命をまっとうする祝福を与えて下さい。祝福の代表的な信徒になるようにさせてください。主イエス・キリストの御名によってお祈りします。