2004-03-23 東京集会第三講
回復運動
イザヤ62:6〜12
*要約
<序論>
福音理解
伝道理解
祈り理解
捨小取大
(1)失敗 (2)解答 完成
@創1:2(暗闇) ――― 1:3(ヨハネ1:11)−−−− マタイ16:16
A創3:15(原罪) ――― 3:15 岩
B創4:5(礼拝) ――― 4:4(ヘブル11:4)
力
C創6:5(ネフィリム) ――― 6:14(箱舟)
鍵
D創11:1−7(バベル塔)―― 12:1−9
E出3:8(奴隷) ――― 出3:18
Fイザヤ6:1−13(捕虜)―― イザヤ7:14
1.創1:27,28(本来) (1)創1:28
(2)創1:27
(3)福音+文化
@悪霊文化 A暗闇文化 B堕落文化 (私)
2.イザヤ60:1−22(光)
(1)起きよ
@姿勢 Aうつわ B考え方
(2)光−内容
(3)次の世代、 経済、 栄光
3.イザヤ62:6−12(万民) (1)見張り人
@昼も夜も A覚えられよ B休まないように
(限界)
(2)道
@大路 A石
(3)旗 解答、 方法、 内容
1つのこと−証人
祈り
<序論>
なぜ初代教会は失敗しなかったのでしょうか。最初の集会でメッセージを聞きました。パリサイ人は初代教会をなくすることができると思っていました。それは、大事な何かを見ていなかったということです。初代教会は福音の唯一の答えを持っていました。ですから、滅びることはありません。強いカトリック教会が、マルティン・ルター一人に勝つことができませんでした。いまだにカトリック教会は悟っていません。唯一の福音運動をしていました。失敗することはありえません。それが、最初のメッセージの内容です。これをもってみことば運動を行うべきです。他の内容ではなく、その内容を持ってみことば運動を広めるように。福音を知らないまま、みことば運動を始めると、より大きな問題になると言いました。それが、二番目のメッセージの内容です。
今日、最後のメッセージです。これから回復運動をしなければなりません。「回復」です。ここには学生たちもいますが、みなさんがいくつかのことを分かっていさえすれば、すべてを回復するようになります。もちろん、私の話ではなく、神様のみことばを語っています。ここでは日本の地で商売をしている方もいます。いくつかのことを悟っていれば、その中にすべてがあります。牧会も同じです。伝道と宣教も同じです。いくつかのことの中にすべてが入っています。これをみなさんが、最後につかむようにしましょう。
韓国で、異端研究の権威であるチョン・ドンスン教授がいます。アメリカでも、その教授を招きました。タラッパンの柳光洙牧師の間違っているところを話してくれと言われたそうです。その人が、その分野の最高の権威者なので、招かれたわけです。その人は、本当に真実な方でした。それでタラッパンについて研究し続けたのです。一晩中、寝ないで研究したのです。それで、アメリカの人を集めて、このように間違っていると言うべきでしょう。次の日に講義を控えて、その前の夜に研究していたのです。しかし、自分の良心上、問題ないと思えたのです。逆に文句を言っている人の話は、話しにならないと思えたのです。その夜にそのような決断をして、次の日に講義をしたのです。その講義の内容をテープで聞きました。その方が、講義の途中に、しょっちゅう水を飲んでいました。その人の言葉で、問題が左右されるからです。講義を聴いていたら、30分くらい序論の話しをして、そしてその後、「私が見るかぎり、タラッパンには問題はない」と言いました。そう言ったら、アメリカが大騒ぎになったのです。問題があるということで招いたのに、何で問題がないというのかとなって、どれほど人々が興奮したかというと、講義ができないように、引きずり下ろすほどになりました。あまりにも反対していたので、何が問題なのかとなりました。その人が、私に電話をしてきて、直接会って、いくつか問題になることを聞きたいと言ってきました。それで、私は喜んでその人と会ったのです。静かなところで、何時間か話しをしました。そのとき、本当に笑えるような質問もされました。「先生は、信徒の家を訪問することをやめなさいと言ったのですか?」と聞かれたので、「うちの教会には訪問伝道師の数は多いのですよ」と答えました。「先生は、役員会をしないと聞きました」「私の教会には、その議事録がありますよ」本当に話にならないことなので、簡単に答えていったのです。その人が最後に大事な質問をしました。「なぜ先生は、伝道がすべてだと言っているのですか。教会には奉仕も教育もいろいろあるのに、なぜ伝道がすべてなのでしょうか。それはどういう意味ですか」と質問しました。その時に、まじめな顔をして答えました。自分が今まで生きてきた人生について話しました。そして、今までの教会生活について話しました。それから、教授に一つ質問をしたいと言いました。「教授にとって何がすべてですか。私には伝道がすべてですが、教授には何がすべてですか。私達はなぜ生きているのでしょうか。なぜお金をもうけるべきでしょうか。何のために信仰生活を熱心にするのでしょうか。その目的はいったい何でしょうか。他の人を生かすことではないでしょうか」そうしたら、その人が、そのとおりだと言いました。話しを終えて、食事をいっしょにしました。その人が、20〜30分くらい、私の健康のことを気にしていました。「先生、健康でなければなりませんよ。こうしなくては、ああしなくては」という話しをしました。それは、早く死んではだめだということでしょう。そのように思われたということでしょう。そのように話しあいをした覚えがあります。
福音、伝道、祈り
福音、伝道、祈りの中にすべてが入っています。パウロが言ったとおり、福音の中にすべてが入っています。そうすれば、みなさんは福音を理解しているということです。伝道の中にすべてがあります。そうすれば、伝道が理解できたことです。本人が分かるでしょう。イエス様が語られたのですが、自分で理解できていなければなりません。地震が起きても大丈夫、戦争が起きても大丈夫、迫害があっても大丈夫、すべての民族に福音が宣べ伝えられて、世の終わりが来ます。つまり、その中にすべてがあるということでしょう。ですから、自分で伝道する前に、自分でそれを味わっていなければなりません。それを祈りと言います。祈りが理解できたということです。この3つの中にすべてがあります。私達がこのようになると、事業が生かされ、教会も生かされ、すべてが生かされるようになります。このようになるまで勉強しましょう。時間が長くかかるわけではありません。この内容が見えてくるまで、祈ってみましょう。思ったより、時間はあまりかかりません。この中にすべてが入っています。そうなると、理解できたということです。「なるほど、福音の中にすべてがあるのだ。伝道の中にすべてがあるのだ。自分で出て伝える前に味わうことが大切なのだ。」それを祈りと言います。そうすれば、祈りが理解できたということです。そうすれば、私達には次々と答えが与えられます。私が福音を理解して、伝道を理解して、祈りを理解したあと、好きになった一つのことばがあります。「捨小取大」という言葉です。小さなものはゆずって、大きなものを逃さずに選ぶということです。小さなものは捨てて、大きなものを取るということです。私はこの言葉が分かるようになりました。無駄な戦いをせず、大きな祝福を味わうように。本当に大きな祝福です。この中にすべてがあります。ですから、今から無駄な葛藤はしないようにしましょう。家庭の問題のために、無駄な葛藤はやめましょう。それから、信徒同士の葛藤のために神経を使うことはないように。理解してゆずりましょう。なぜなら、この中にすべて入っているからです。3つの中に全部ない場合は、不可能ですが、入っているから可能です。ほとんどゆずってもかまわないのです。教会ですべてゆずってもかまいません。3つだけゆずらなければ良いのです。その中にすべてあるからです。なぜ福音がすべてでしょうか。どのようにして伝道がすべてなのでしょうか。なぜ祈りがすべてなのでしょうか。誤解しないようにしましょう。福音がすべてだというのは、他は要らないということではありません。この中にすべて入っているという意味です。伝道がすべてだというのは、何もしないで伝道に出ていくという意味ではありません。祈りがすべてだというのは、何もしないで、一人で山に登って祈りなさいという意味ではありません。この中にすべてがあるという意味です。なぜでしょうか。なぜ私は信仰生活がうまくできないのか。理解していなければならないでしょう。それを理解することによって、これがすべてだと分かるでしょう。なぜそれほどがんばって信じていたイスラエルが滅びたのでしょうか。分かっていなければなりません。一生、教会生活をしていたのに、なぜ答えがないまま、このような状態でしょうか。分かっていなければなりません。
(1)失敗
なぜ失敗するのでしょうか。
@創世記1:2(暗やみ)
正確な福音を理解しなければなりません。創世記1:2を見ると、やみ、こんとん、むなしさがありました。その中に私達人間を作られたのです。しかし、人間はまた崩れてしまいました。そのやみ、こんとん、むなしさは、今も働いています。これを知らないから、信仰生活になりません。目の前が暗くて、混乱して、何もできません。地球は発展し続けているのに、どんどん難しくなります。今でもこれは続いています。「やみ」です。それで、イエス様はやみの力をうち破られたと言われています。このやみの力は何でしょうか。このためにうまく行かないのです。ここにはいろいろな解釈があります。神学者がいろいろな話しをするでしょう。それで、私は解釈をやめました。複雑な時は、やめれば良いのです。聖書をそのまま信じれば良いのです。やみはいったいなんでしょう。やみは、やみです。よく分からないが正常です。暗やみにおぼれていると、道がよく見えません。それが答えです。牧会がうまく行かないのですが、なぜなのか言えません。それが答えです。なぜ私の家庭はこうなのでしょう。理由はなんでしょう。どうすれば良いのかも分かりません。それを暗やみと言うのです。これを解決しないかぎりは、信仰生活は不可能でしょう。それから、大事なことをよく悟りましょう。
A創世記3:5(原罪)
創世記3:5。人間がサタンの誘惑によって神様から離れてしまいました。これを原罪と言います。このような問題を解決しないかぎり、絶対に成功できません。原罪はなんでしょうか。自分で犯した罪でもありません。本来からあったものなので、なぜ来たのか分かりません。それを原罪と言います。福音を知らないと、このようなものにやられて、律法をするので、何も分かることができないのです。家庭にすごいのろいがやってきた時に、罪を犯したからではありません。なぜなのかも分かりません。それが原罪です。自分で犯した罪ではありません。アダムが犯した罪なのに、なぜ自分が引っかかるのでしょうか。それを原罪と言うのです。両親が偶像崇拝をして、子どもも滅びるでしょう。それを原罪と言います。これは、罪過ではありません。私達が犯した過ちは、悟っていれば良いのです。ここにいる中で泥棒をしている人がいるなら、やめましょう。そうすれば終わりです。昨日までやっていても、今日からやめれば、泥棒ではありません。しかし、原罪はそのようなものではありません。私と関係なく押しかかってくるものです。「あなたの息子イサクをモリヤの山で捧げなさい」イサクが殺されるようになりました。なぜでしょうか。何の罪もないのに。それを原罪と言います。「イサクの代わりに羊を捧げなさい。」原罪の解決の方法は、それしかありません。分かるでしょうか。この話がわからなければ、どんなに信仰生活をしていても無駄です。それを解決していないまま、日本でお金をもうけようとがんばれば、少しもうかるように見えていても、結局だめになるのです。暗やみの背景と原罪の背景を分かっていないまま、日本に来て勉強をしようとすると、より混乱してしまいます。日本で勉強が終わった時には、力がすべて抜けてしまいます。勉強はなくなるのではありませんが、何かがとにかくうまく行かないのです。
B創世記4:5(礼拝)
創世記4:5。どんなに信仰生活をして、礼拝をささげても答えがありません。カインです。とても熱心に礼拝をささげます。しかし、なぜ答えがないのでしょうか。それを知らないから失敗するのです。今日、レムナントのセンターのオープニングをしました。私はメッセージをしたのですが、集まって賛美をするのを見ました。これを知っている者が賛美をささげると、すべての人がいやされるわざが表されます。これを知っていたダビデが賛美したら、サウル王にとりついていた悪霊が追い出されるようになりました。とても大事な話です。その意味で、すべてであると言うのです。このようなことを知らないまま、すべてと言っても意味がありません。
私の孫は今、5才でアメリカに住んでいます。電話してきて、「おじいさん。韓国の経済は、今どうなっているのですか」と聞きました。「経済?」その子が経済を知るはずがありません。大人の言葉を聞いてまねをしているだけです。5才の子どもが韓国の経済がどうなのかと言うのに、私が答えられるでしょうか。答えることができませんでした。これを知らない人が伝道のために回ったら、本当に悲惨です。なのに、福音、福音と言うのですが、福音になるでしょうか。何もうまくいきません。すぐにだめだったら良いのですが、しばらく経ってからだめになるので、完全に滅びるようになります。滅びるのもすぐに滅びたら良いのですが、かなり経ってから滅びるので、完璧に滅びるようになります。聖書をよく見てください。
C創世記6:5(ネフィリム)
創世記6:5です。見逃すことがないように。ネフィリム時代です。こういう時代がやってきました。日本は、全部偶像ではないでしょうか。韓国はすべて悪霊の文化ではないでしょうか。台湾の神学校すべて偶像ではないでしょうか。ネパールには、3億の悪霊がいるそうです。ニューエイジ運動は、悪霊にとりつかれた者の運動です。ネフィリム時代。これを知らないかぎり、日本の中に精神病の人がたくさん起こされて、解決できません。自分の息子が精神的におかしくなるのに、どうすれば良いのでしょうか。そこには薬もありません。みなさんは、いつも日本人と一緒にいるからよく分からないでしょう。私はたまに日本に来て学生を見ると心配になります。おかしい学生が多いのです。今、駅の前にも多くいます。グループになってそこに寝ています。なぜ家を出てそこで寝るのでしょう。学生がほとんど乞食の状態です。ホテルから教会に来る途中に、今はいないのですが、以前はいつもホームレスがいました。全くの乞食です。日本にはそのような乞食やおかしな人間が多くいます。ある日、大阪駅を通りかかった時に、黒っぽい乞食が座っていたのですが、ニューヨークタイムズ誌を見ていました。そのような英字新聞を見ている乞食は韓国にはいません。これは、ただの問題ではありません。
D創世記11:1〜7(バベルの塔)
創世記11:1〜7。バベル塔が崩れてしまいました。これが今日の現実ではないでしょうか。それほど成功のためにあがいたのに、なぜこうなってしまうのでしょうか。本当に一生懸命に努力したのに、なぜ崩れて行くのでしょうか。文化が発展すればより良くなるはずでしょう。なのに、なぜ崩れるのでしょうか。聖書をよく見てください。
E出3:8(奴隷)
出3:8。なぜ奴隷になってしまったのでしょうか。滅びるどころか、奴隷になってしまいました。聖書を見ましょう。それだけではありません。
Fイザヤ6:1〜13(捕虜)
イザヤ6:1〜13。完璧に捕虜になりました。どうやって解決できるでしょうか。これが聖書の中に書かれている重要な問題です。
(2)解答
私達は、この内容に対する大事な解答を持っていなければなりません。私はこの聖書箇所を単に選んだわけではありません。これがあるたびに、答えが教えられています。
@創世記1:3(ヨハネ1:11)
神様が光を照らされました。ヨハネ1:11を見ると、イエス・キリストは光として来られました。
A創世記3:15
創世記3:15女の子孫です。女の子孫が創世記3章の事件を解決しました。
B創世記4:4(ヘブル11:4)
創世記4:4アベルの礼拝を受け入れられました。ヘブル11:4を見ると血の契約、そのささげ物が証拠です。悟りが与えられる時に、すべての問題は解決します。
C創世記6:14(箱舟)
創世記6:14、箱舟の中に入ると助かります。ですから、単にこの聖書を選んだわけではないのです。
D創世記12:1〜9(カナン)
創世記12:1〜9を見ると、ウルから離れなさい。カナンの地に入りなさい。イスラエルの国家主義ではありません。メシヤを遣わされる、そこに行きなさい。
E出3:18
出3:18。モーセ、犠牲のいけにえをささげなさい。その時に、おっしゃったのです。羊の血を塗った時に、解放されました。私達の役員会が、全員、福音を悟った時に、その役員会には神のわざが現れます。私達が福音を悟ったそのときに、家庭と教会に奇跡が表されます。この時におっしゃったことです。
Fイザヤ7:14
イザヤ7:14「見よ。処女が身ごもって男の子を産む。その名をインマヌエルと名付ける」
完成(マタイ16:16,岩、力、鍵)
このすべてのことを完成されました。マタイ16:16。キリストが来られました。「主は生ける神の御子キリストです」これは、すごい言葉です。イエス様は驚きのあまり、「バルヨナ・シモン。あなたは頭が良い」と言われたでしょうか。「バルヨナ・シモン、あなたは本当に勉強をしたね」と言われたでしょうか。「バルヨナ・シモン。あなたは教会はどこなのか」とおっしゃったのではありません。「バルヨナ・シモン。あなたは幸いです。これを教えられたのは、血肉ではない。天におられるわたしの父です。あなたはペテロです。この岩の上にわたしの教会を建てます。」教会は建つしかなく、伝道はなるしかありません。「やみの力はあなたに勝つことはできません。わたしがあなたに天国の鍵を与える。この地上で縛れば、天においても縛られて、解くと、天においても解かれる」これで終わりです。福音はすべてを持っています。その事実を味わって、証しすれば、その中にすべてがあります。それを味わうのが祈りです。
これを知らないまま事業をすると、どうなるでしょうか。これを知らないまま留学したり、動き回っているとどうなってしまうでしょうか。これを知らないまま、牧会をして、牧会になるでしょうか。しかも、海外に行って宣教するとまで言います。本当に苦労します。家で苦労すれば良いのに、知らないのに行くからです。これは、小さな問題ではありません。私達が否定したら否定されるような問題ではありません。知らないでパスして行くことは別にあって、これはそのような問題ではありません。もしこれが完全に理解できたら、聖書66巻がすべて理解できたことです。聖書をたくさん読む必要もありません。これを理解して、メッセージをよく聞いていれば良いのです。たくさん読めば良いでしょうが、そうしなくても良いのです。ある学生が、一日に何百ページも読んでいたので、「やめなさい。その代わりに英語の単語を覚えなさい」と言いました。信仰が良いかのように、何百ページも読んだりします。私の言葉がショックだったようで、「それでも良いのではないですか」と言ったので「良くないよ」と言いました。私は何百ページも読めません。何節かしか読めません。何節か読むうちに感動して、そのあまりにたくさん進むことができないのです。どうやって何百ページも読めるのでしょうか。なのに伝道はまったくできないのです。答えはまったくないのです。
これを全部抜いてしまったのです。サタンの願いは、これを知らなくさせることです。私達は、何をしてもこれさえ分かっていなければサタンは成功です。神様の願いは、これを私が悟って勝利することです。回復することを願っておられます。このような祝福を合わせて、確信が与えられます。「テモテ。学んで確信したところにとどまりなさい」確信というのは、強く信じるのではなく、正しく知って信じることです。信じられないから、力を入れて言うのでしょう。ただ、事実そのとおりに信じれば良いのです。本当にすばらしいことです。これを福音と言います。これを語ることを伝道と言います。これを味わうことを祈りと言います。祈りもよけいな祈りをしないようにしましょう。この約束を味わっていれば祈りです。ですから、みなさんが、すべての祝福を回復しましょう。私はこれを悟った後、祈りの課題もすべてなくなりました。世界の福音化です。親しい友人の一人が、聖書の横に祈りの課題をたくさん書いていました。そのような必要もありません。あなたが求める前に、天の父はすべてご存じです。あなたがたは、まず第一に神の国とその義を求めなさい。そうすれば、すべて加えて与えられるのです。ある光州のほうの先生が、「神様、こういう妻を与えてください」と祈っていました。「身長、体重はこれくらい。学歴は梨花大学」というように書いていました。神様からご覧になった時に、どうでしょうか。それを見ながら祈り続けるのです。このように祈っていて、良い女性とめぐりあいました。しかし、今、良くありません。なぜそのような祈りをするのでしょうか。私はそのような祈りはしません。「神様、女の人と結婚させてください」男性は女性だったら良いでしょう。なぜ、あれこれくださいと言う必要があるでしょう。そうしたら、割ときれいな人と出会わせてくださいました。神様は本当にすばらしい人を与えられました。その梨花大学出身の人は、逃げてしまいました。勉強をたくさんしたので、逃げるのも速かったのです。何が心配でしょうか。契約を握りましょう。今からすべてを回復するようになります。
三つのことを回復しましょう。回復せざるをえないでしょう。
1.創世記1:27,28(本来)
創世記1:27、28を回復しましょう。
(1)創世記1:28
創世記1:28を回復したのですが、福音がないので、すべて滅びるようになりました。
(2)創世記1:27
創世記1:27、福音をあいまいに回復したのですが、世の中のものをすべて逃してしまいました。
(3)福音+文化
ですから、私達は、今から福音の文化を回復しましょう。真の人間の経済も回復しましょう。すべて、奪われていたものを回復しましょう。
@悪霊文化
すべて悪霊の文化になっています。それを回復しましょう。
A暗やみの文化
すべて暗やみの文化におぼれています。それを回復しましょう。
B堕落文化
今もすべて堕落の文化に陥って、すべて奪われています。回復しましょう。
学生がいますが、アダルトビデオを見ても良いでしょうか、悪いでしょうかと聞かれたことがあります。見ても良いと答えました。問題は、それが何かを知って見なさいと言いました。商売人がお金をもうけるために作り出したものですから、見るとしても分かって見なければなりません。この世の文化はすべてやみの方に流れているでしょう。私達は、この祝福を回復しなければなりません。当たり前なことに、回復されるようになるでしょう。
(私を回復)
私はこの約束を見つけた後、何を回復したかというと、「自分は誰なのか」ということです。自分自身を回復しました。昔、私は、どのように食べていけるかということを心配していた人間です。教会でわずかな謝礼をもらっていたので、それで子どもの教育はどうするかというようなことをいつも心配していた人間です。ある日、神様は私自身を回復させてくださいました。私はそのようなことを心配するレベルで良いのかと思いました。神様は福音とともに文化を、福音とともに世のものを回復する祝福を与えられました。
クリスチャンの汚名を返上しましょう。その汚名とは何でしょうか。キリスト教会はすべての宗教と同じだということを打ち破るべきです。また韓国人の汚名を返上しましょう。日本人が何と言っているのか知っているでしょうか。「あの韓国人は・・」と悪い印象を持って言っています。ブラジルに行ったら、ブラジルの人は韓国の人はだめだというニュアンスで言います。日本人には良い印象を持っています。それで韓国の人は、日本人に似ているので少し得するよと言います。韓国の人が日本人と結婚して暮らしている場合が多いでしょう。世界福音化の大事な秘密を持っています。その相手に、みなさんと通して重要な福音を見せるために神様が立てられたのです。アクラとプリスカを見てください。最高に用いられた平信徒は、国際結婚をしていた人々です。ただし一つ気をつけてください。日本の中で、立派な人と暮らすことがあります。あるいは、日本人の大金持ちと暮らす人もいます。いつも「私はみじめな人間ですが、あなたに巡り会ったことによって神様に祝福された。私は本当に苦労していた者だけれど、日本に来て祝福された。」という姿勢を最初から最後まで保ちましょう。何かをしているかのようにしたら、損をしてしまいます。「やっぱり韓国人は!」という悪い印象を持たれてしまい、そうすると他はすべてだめなのです。「やはり韓国の人はすごい。最初は気づいていなかったけれど、暮らせば暮らすほどすごい」そのようになるべきです。「帰ってきたら気が狂いそうだ。なんで韓国の人と結婚したのだろう」となれば、その後は何もできません。韓国の人は全世界に散らされています。いない所がありません。わずかな人口なのに、世界で回っているのはすべて韓国の人です。アメリカでゴルフ場に行ってみたら、すべて韓国の人でした。雨の中でしているのは、すべて韓国の人でした。ですから、もう止めることができません。なんと良い機会でしょうか。ですから、福音を持って人格的に良くやりましょう。回復しましょう。福音と文化を回復しなければなりません。
また、日本の汚名を返上しましょう。今、日本は全世界を堕落させることの先頭に立っていると言われています。世界で一番堕落している国は日本だと言われています。私達は回復しなければなりません。日本はそのような国ではないと、回復しなければなりません。日本は全世界が良いイメージを持っているので、世界福音化のための国なのです。アメリカに入るときに、韓国の人はすべて調べられます。しかし、日本人はビザなしでパスです。日本人は、世界のどこに行ってもパスできます。それほど良い背景を持っているのです。ですから、世界の福音化のための絶好の機会でしょう。しかし、一つのうわさは、日本は堕落しているということです。その汚名を返上しなければなりません。元のものを回復しなければなりません。
2.イザヤ60:1〜22(光)
イザヤ60:1〜22とイザヤ62章を見ました。これを回復しなければなりません。
(1)起きよ
@姿勢
Aうつわ
B考え方
「起きよ。光を放て」起きよとはどういう意味でしょうか。姿勢を意味します。うつわを準備するということで、座って立ち上がるということではありません。私達の考え方を変えなければならないのです。祝福されるためには、その姿勢を持っていなければならないのです。
(2)光−内容
それから、「光を放て」と言われていますが、これは内容のことです。私達が持っている内容です。光を放ちさえすれば、やみはすべて立ち去るようになります。光を放てば、すべてのやみは逃げ去ります。この時についてくる祝福があります。
(3)次の世代、経済、栄光
イザヤ60:4〜5節を見ると、次の世代が生かされます。4節を「目を上げて、あたりを見よ。彼らはみな集まって、あなたのもとに来る。あなたの息子たちは遠くから来、娘たちはわきに抱かれて来る。」それから、6〜18節を見ると、経済を回復するようになります。特に、19〜20節を見ると、神の栄光を回復するようになります。その時に、あなたの悲しみの日が終わると言われています。主なる神の栄光を回復するときに、あなたの悲しみは終わる。これからは、太陽と月があなたの光ではなく、神の栄光があなたの光になる。あなたをあざけっていたすべての人が、あなたをほめたたえるようになる。回復です。
3.イザヤ62:6〜12(万民)
イザヤ62:6〜12節を読みました。大事な話が言われています。一番目は、本来のものを回復しました。2番目は光を放つということです。最後は何でしょうか。万民のために旗を掲げなさい。どのようにできるでしょうか。簡単でしょう。
(1)見張り人
@昼も夜も
A覚えられよ
B休まないように
イスラエルよ。わたしはあなたを見張り人として立てた。見張り人とは、知っているでしょう。私達を見張り人として立てられたのです。それで、昼も夜も祈りなさい。それは、昼も夜も私達に答えられるということです。神様に覚えられるようにしなさい。神様が休むことがないようにしなさい。これは、このように答えられるという意味です。私達が見張り人の使命を回復するときに、すべての答えを与えられるということです。私はこの祝福を本当に味わっています。継続して祈っている時に、神様は多くの答えを与えられました。他人より早く考えて、早く行けるように答えられました。このようになると、限界が来ることがありません。人間には限界があるでしょう。しかし、この祈りをすると限界がありません。すでにこの大事な秘密を持っているからです。
(2)道
@大路
そうしながら、何とおっしゃったでしょうか。「道を備えなさい。大路を整えなさい」今から日本全体を生かすための弟子を探しましょう。これから、世界宣教を準備しましょう。東京にいる先生方は、ここにいる民族の数どおりに長老を立てる覚悟をしましょう。迷わないで、日本人の中からも長老を立てましょう。アメリカの人も長老です。国際結婚することも神様のみこころです。「大路を準備しなさい。」つまり、民族の数に従って、働き人を立てるのです。日本列島を巡回できる賛美チームを作り、レムナントを生かすことができる文化の働きができる共同体訓練所を作りましょう。これが大路を準備することです。道があるから車が来るでしょう。
ある国に行くと、韓国の車は見えず、日本の車ばかりでした。それで、なぜ韓国の車が見あたらず、日本の車ばかりなのかと聞いてみました。それは、仕方がないと言われました。この高速道路は日本が作ったということです。まず道を作ってから車を売る、このやり方は良いでしょう。車があって道がないとどうするでしょう。道を作ることによって車が来るでしょう。どんなに他の民族が来ていても、道がないかぎり来ることはできません。ですから、大路を準備しましょう。
A石
それから石を取り除きましょう。石があると車は進めません。その石を取り除きましょう。邪魔になるすべての不信仰を取り除きましょう。また、邪魔になる人間関係の問題をすべて取り除きましょう。邪魔になる葛藤もすべて取り除きましょう。それを乗り越えましょう。
(3)旗
それから、万民のために旗を掲げましょう。万民が戻ってくるように。このようにすべてを回復しましょう。
解答、方法、内容
私達はこの祝福を受けるしかありません。神様から与えられた解答を持っている者に、神様はすべてを与えられます。神様の方法を持っている者に、すべてを与えられます。神様の内容を持っている者に、神様のすべてを。そうすれば、簡単にできるしかありません。神様はヨセフが行く道にすべてを与えられました。理由は、この3つを持っていたからです。持っている者には、答えが与えられます。神様はダビデが行く道にすべてを与えられました。神様は、パウロが行く道にすべてを与えられました。ぜひ、覚えましょう。
1つのこと−証人(祈り)
ですから、今回祈りの課題を確かに決めて祈りましょう。これからは、1つのことを考えれば良いのです。私はこのことに対して証人なる。証人になると言われました。この結論の中にすべてあります。「私はこのすべてのことに対する証人なのだ」「私は創世記1:27,28を回復する証人なのだ」「やみに溺れている者が光に立ち返るようにする証人だ」「世界宣教ができる証人だ」持っているものだけすれば良いのです。何も難しくありません。神学校の時に友達がたくさんいました。彼らはあらゆることをしていたのですが、私は福音を伝えることだけをしていたのです。この中にすべて入っているのに、なぜあらゆることをするのでしょうか。この中にすべて入っているのですから、いろいろなことをするほうが愚かでしょう。私達の祝福が、この中に全部入っています。この時に、聖霊充満を与えられます。理由は、私達ができないので、only聖霊充満に預かると、力を受けて証人になるのです。エルサレム、ユダヤ、サマリヤ、地の果てまで証人になります。この一つのことを考えれば良いのです。「証人」です。私達は、このすべての祝福を味わう証人なのです。今から祈り始めれば良いのです。そうすれば、間違いなく答えられます。
ただし、いくつかのことを気をつけてください。実際にやってみると、あらゆる人間関係の問題が生じます。一つのことを覚えてください。「だまされないように」いろいろ誤解するようなことが起こります。「だまされないように」外に行ってみるとまったく信仰がないように見えます。「だまされないように」この世の中がすごいように見えます。「だまされないように」自分では何もできないように見えます。「だまされないように」だまされないで待っていれば、わざは現れます。特にレムナントはだまされないように。お金もないし、困ることもあるでしょう。ある時は勉強もできないかもしれません。「だまされないように」世の中に出てみるとすごいように見えます。「だまされないように」しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。・・・地の果てにまで、わたしの証人となります。この契約さえ握っていれば、どこにいても答えを見ることができるようになります。そうすると、とてもおもしろくなります。この間、ダラスに行って来たのですが、行ってみたら答えをたくさん見ることができました。信徒全員が力を合わせて伝道していたのですが、これは神様の祝福なのだと思いました。それから、十何時間飛行機に乗ってブラジルに行って来ました。また神様の祝福がありました。この間は、40時間飛行機に乗りました。教会の信徒は死にそうになっているのではないかと言いましたが、神様の証拠を見たので、より健康になりました。礼拝堂に入ったら、長老たちが「先生、大丈夫ですか」とあいさつしました。「大丈夫ですよ」40時間飛行機に乗っていたので、本当に大変なことでした。本当に不思議なことです。今までより増して、神様が健康を与えられました。それから、またすぐ日本に来ました。明日からはレムナントの集会があります。神様がまたわざを現されるでしょう。レムナントに神様は祝福されます。レムナントは絶対に滅びることはないので、勇気を出して、だまされないで待っていましょう。やることは一つしかありません。伝道でもありません。少しだけ祈れば良いのです。あまりたくさんせず、少しだけです。あまりやっていない人が急にやると大変でしょう。それで証拠が与えられたら伝道するのです。伝道しなくても、証拠を持っていると聞きに来るので、答えれば良いのです。私達がこの祝福をつかんで少しでも祈っていると、伝道の対象者がやってきます。この約束をつかんで、少しでも祈っていると答えは与えられます。その答えに従って行けばよいのです。これから何をすればよいのかという心配も要りません。この約束を祈って少し祈ると答えが与えられます。その道に従って行けば良いのです。神様は完璧なお方なので、心配する必要はありません。ただ主を待ち望む者は新しい力を得る。みなさんに、この祝福が今日から始まりますように、お祈りします。
一つだけ質問して終わります。何をすれば良いのでしょうか。少しだけ祈れば良いのです。それで終わりです。どういうことになるのか待ってみてください。
<祈り>
神様に感謝をささげます。この祝福がありのまま伝わるようにしてください。これからだまされないで、証人になるようにしてください。だまされないで、祈っているうちに答えられますように。失望しないで祈っているうちに祝福が味わえますように。勘違いしないで祈っているうちに、神様のわざが見られますように。それで証人になれますように。イエス・キリストの御名によってお祈りします。
|