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聖書の変更にともなって:漢字使用の変更
漢字使用の変更点の資料です
参考資料:聖書翻訳を語る「新改訳2017」何をどう変えたのか(新日本聖書刊行会篇、いのちのことば社出版)

新常用漢字表(2010年) にある漢字の例一覧は以下のとおりです
 泡、嵐、闇、稲妻、紐、縄、罠、瓶、杭、鍵、砦、桶、棺、扉、檻、天秤、松明、膝、肌、脇、茨、唐胡麻、椰子、蛙、豹、鷹、鳶、鷲、鱗、嘘、謎、事柄、臆病、我慢、機嫌、鬱憤、証し、過ち、幸せ、香り、覆い;分かる、試す、増える、治す、癒やす、崩れる、狙う、注ぐ、乾く、開(あ)ける、逃れる、這う、座る、覚める、触る、支える、抱(いだ)く、頼る、憩う、誤る、虐げる、辱める、履く、背く、怠ける、崩れる、腫れる、萎える、貪る、嘲る、呪う、羨む、諭す、噛む、失せる、涸れる、濡れる、昇る、就く、汚(よご)れる、企む、焦る、苛立つ:固い、易しい、厳しい、滑らかな、浅はかな、欲しい:今日、明日、大勢、一切、一緒、立派、大変、大切、丁寧、懸命、面倒、無駄
 ↑これらの漢字は翻訳に採用する予定です
 特に、いままでひらがなにしていた「わな」「あかし」「いやす(いやし)」「のろう(のろい)」は、「罠」「証し」「癒やす(癒やし)」「呪う(呪い)」にします。
 ただし、祈りの手帳などは、中学生から読むので、非常に読み方が難しいと思われる場合は、聖書の引用以外は、ひらがなのままにする場合があります。
 常用漢字以外で漢字になっているのは以下のとおりです
 鉤、掟、疥癬、飢饉、冒涜、宥め、献げる
 ↑これらについては
聖書はふりがな付きなので読めますが、メッセージや祈りの手帳では、ふりがながないので、読みが難しい場合は、聖書の引用以外は、ひらがなにします。
 注意事項(聖書に基づいて)
 聖書の中で普通の日本語とは異なる意味合いで使われている単語、または、ひらがな使用が新改訳の雰囲気を作り出しているようなキーワードは、ひらがなです。

意図的にひらがなになっているもの
 「ことば、いのち、よみがえり、とこしえ、さばき、よみ、みこころ、たましい、からだ、わざ、あわれみ、しるし、ゆずり、ほめたたえる」
 
漢字とひらがなで区別されているもの
 「おしえ」は、神様のおしえは、ひらがな。人の教えは漢字で区別されています。
 「空しい」ヘブル語で「空」にあたるもの。「むなしい」ほかのことばの場合。
 「のろい」と「呪い」は、原語に基づき区別があります。
  創世記12:3 ・・・あなたを呪う者をのろう。
 ↑これらについては
 聖書どおりにします。
特に「御言葉、裁き、魂は、いままでどおり、「みことば」「さばき」「たましい」で統一します。)

他にもありますが、後ほど、まとめて、別にリストにします