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聖書の変更にともなって:固有名詞の変更
漢字使用の変更点の資料です
参考資料:聖書翻訳を語る「新改訳2017」何をどう変えたのか(新日本聖書刊行会篇、いのちのことば社出版)

皇帝や王を現す言葉、個人名は広く使われるものに変更
 第3版  2017年度版
 カイザル  カエサル
 パロ ファラオ 
 アウグスト アウグストゥス 
 テベリオ ティベリウス 
 地名も一般的な表記に合わせる
 ギリシヤ ギリシア 
 クレテ クレタ 
 アジヤ アジア 
 アレキサンドリヤ アレキサンドリア 
 語尾が〜iaは「ヤ」
例:マリヤ、サマリヤ、マケドニヤ、アカヤ、カイサリヤ
 語尾が〜iaは「ア」
例:マリア、サマリア、マケドニア、アカイア、カイサリア
 
例:テマイの子バルテマイ
 アンテオケ
 「子音+iないしy」は「子音+i」
例:ティマイの子バルティマイ
 アンティオキア
ただし、ペテロ、エリサベツ、パリサイ、エペソ、ピリピなどは、長年なじんでいるので、これまでどおりに継承されています。 
 ↑代表的なものです
 他にも変更があるので、聖書で点検してください。
 下に代表的な注意すべき単語を出しておきます。
 メッセージでよく出ると思われる単語(特に注意は赤)
 人名(第3版)  人名(2017年度版)
 アクラ  アキラ
 アブシャロム アブサロム 
クロス キュロス 
 アハシュエロス クセルクセス 
 ケパ ケファ 
コルネリオ  コルネリウス 
 ダリヨス ダイレイオス 
 テキコ ティキコ 
 ツラノ ティラノ 
 テオピロ テオフィロ 
 ネブカデネザル、
ネブカドネザル
 ネブカドネツァル
 パロ ファラオ 
 ポンテオ・ピラト ポンティオ・ピラト 
 マリヤ マリア 
 ミデヤン ミディアン 
 ルデヤ リディア 
 部族名、地名(第3版)  部族名、地名(2017年度版)
 エモリ人 アモリ人 
 アジヤ アジア 
 アッシリヤ アッシリア 
 アンテオケ アンティオキア 
 サマリヤ サマリア 
 ピリポ・カイザリヤ ピリポ・カイサリア 
 ヤフォ、ヨッパ(新約、ヨナ書) ヤッファ 
 ルステラ リステラ 
 ↑これらについては
 祈りの手帳、全文翻訳などでは、しばらく慣れるまでは、変更後分かりにくいもの(アハシュエロス→クセルクセス、ルデヤ→リディア、パロ→ファラオなど)に関しては、(  )に第3版の訳を入れて表記する予定です。

なお、ゴリヤテは、「ゴリアテ」ではなく第3版も「ゴリヤテ」2017年度版も「ゴリヤテ」となっています。注意ください。